てっぱんアプリ!
LINE Pay、有料ニュース記事など、プラットフォーム化が進む「LINE」を改めて振り返る
2017年1月27日 06:00
スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!
アプリ名: LINE
開発者: LINE Corporation
価格: 無料
対応OS: iOS 8.0 以降、Android OS
カテゴリ: ツール
ダウンロード: iOS Android
キリンの自販機でドリンクを購入するとポイントがもらえる新サービス「Tappiness(タピネス)」を、2017年春からスタートすると発表した「LINE」(※関連記事)。2011年6月のアプリ登場以来、単なるメッセージングアプリに止まることなく、さまざまな機能を追加してプラットフォーム化を進めてきた。これまでのプラットフォーム化に関わる機能を、改めて振り返ってみよう。
割り勘がスマートフォン内で完結する「LINE Pay」
“プラットフォーム化”という意味で最も大きな動きは、2014年から実装された「LINE Pay」だろう。LINEアプリ上でチャージ・支払いが可能な電子マネーで、スタンプなどが購入できるLINE公式のLINE STOREや、フリマアプリ、ファッションECサイトなど、いくつかのオンラインショップでの支払いに使うことができる。
クレジットカードや銀行などとのオンライン連携で実現するチャージ機能に加え、LINEの友だち同士の送金に利用できるのも特徴だ。チャージしている金額から1円単位で友だちのLINE Payに送金でき、特に食事などの割り勘では、内蔵ツールを使って1人当たりの金額をすぐに計算し、その流れで友だちに送金依頼してアプリ上で支払いを完結できる。
実店舗での買い物がお得になる「LINE Payカード」
2016年3月には、このLINE Payをプリペイドカード化した「LINE Payカード」がスタートした。LINEアプリ上から申し込むことで入手でき、LINE Payにひもづけて、全国に3100万店舗以上あるというJCB加盟店での買い物に使える。カードでの支払い100円(税込)ごとに2ポイントたまる「LINEポイント」というサービスも用意され、お得に買い物できるのもメリットだろう。
また、2016年11月には全国のコンビニエンスストアやドラッグストアでもLINE Payカード自体の取り扱いが始まり、その場でカードを購入してレジでチャージし、その後にLINE Payにひもづけることもできるようになった。
“文春砲”もチェック! 世の中の新しい動き、流行はLINEで
現在はLINEアプリに統合され、メッセージをやりとりするのと同じインターフェースでニューストピックをチェックできるようになった「LINE NEWS」については、2017年1月10日より、“文春砲”で話題を集める「週刊文春」のスクープ記事を有料記事として提供し始めた、という新しい動きもあった。
その他にも、友だちにプレゼントを贈れる「LINEギフト」、アルバイト求人を探せる「LINEバイト」がLINEアプリに統合されている。LINEを友だちとのコミュニケーションに使っている人は多いと思うが、今回紹介したそれ以外の多彩な機能も使いこなして、LINEの新たな魅力を発見してみてほしい。