てっぱんアプリ!
避難場所はどこ? 必要な備えは? 災害時に家族を守る「わが家の防災ナビ」
2016年9月16日 06:00
スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!
アプリ名: わが家の防災ナビ
開発者: 日本気象協会
価格: 無料
対応OS: iOS 8.0 以降、Android 4.0.3 以上
カテゴリ: ライフ
ダウンロード: iOS Android
地震や台風、大雨など、たび重なる災害に翻弄されている日本列島。これまでにも語られてきたことだが、いつ起こるともしれないこうした災害に対しては備えが重要だ。でも、何をどう備えておけばいいのか理解できていない人もいるかもしれない。「わが家の防災ナビ」なら、備えだけでなく、災害後も含めてサポートしてくれるだろう。
家族位置の確認など、4つの機能で災害に万全の備え
「わが家の防災ナビ」は、地震や気象災害に対して必要な備えや、災害発生後の行動を支援してくれるアプリ。避難に関連する情報を地図上でチェックできる機能のほか、備え方を具体的にアドバイスしてくれる「避難・備蓄」、災害関連情報を表示する「防災情報」、地域別の「避難所リスト」という大まかに4つの機能が用意されている。
1つ目の地図上で各種情報をチェックできる機能では、家族の位置を把握できるようにしたり、災害時に危険な場所が分かる「ハザードマップ」を表示したり、現在地近くの避難所・AED設置場所を表示したりできる。家族の位置の把握には、あらかじめ家族全員のスマートフォンに本アプリをインストールし“家族グループ”を作成しておく必要があるが、一度設定しておけば、万が一はぐれてしまった場合でも地図上で互いの位置を簡単に知ることができ、待ち合わせもスムーズにできるだろう。
自宅の危険度と、必要な備蓄量をチェック
「避難・備蓄」では、2つの機能を利用できる。1つは「我が家の避難計画」機能で、自宅の場所、立地、住居の構造、同居している子供や高齢者の人数といった簡単な質問に答えるだけで、土砂災害や水害の危険度を判定し、簡単な対策や心構えをアドバイスしてくれる。もう1つは「我が家の備蓄計画」機能で、家族構成などを数字で入力すると、備蓄しておくべき食料・日用品とその量などを具体的にリストアップしてくれる。
さらに「防災情報」では、行政からの避難勧告や、災害が原因となったインフラの障害などを文字情報として受け取ることができ、「避難所リスト」では指定した地域の避難所を地図上で確認することが可能。事前の準備と災害後の対応に必要な情報をカバーしており、何が必要で実際にどう行動すれば良いのか理解できるはずだ。