スタパ齋藤の「スタパブログ」

 本多電子魚群探知機……じゃなくて、「超音波小型カッター USW-334」を買った。「凄くよく切れる」と前々からウサワを聞いていたからだが、それ以前に「超音波カッター」ですよ!! 昭和生まれには未来な感じの工具♪

 そして早速「凄くよく切れる」とウワサでありかつ未来派工具であるこの超音波カッターを使ってみた!! ら!! 確かによく切れるが、俺脳内で「凄く良く切れる」という情報が膨張し過ぎていたためか、「なるほどネ」くらいの印象となった。

 とは言っても、超音波でカッターの刃を微細に振動させて対象を切断するので、フツーのカッターとは比べものにならない切れ味である。たとえばDVDのトールケースに四角い穴をキレイに開けるようなことは容易。ゆっくり切り進めれば切断面もキレイだ。

 使っていて「コレはイイね」と思ったのは、樹脂の端などを削るとき。柔らかくない樹脂でもサクサクと削っていけるのだ。その感覚は、たとえばスチレンボードのような密度が低くて柔らかめの樹脂を、よく切れるカッターで削っていくのにちょいと似ている。超音波カッターだと、細かな整形やバリ取りを効率よくラクに行えると思った。

本多電子の「超音波小型カッター USW-334」。カッターナイフの刃先を超音波で振動させ、軽い力で対象をカット可能。断面もキレイなのだ。
刃先は毎秒4万回振動する。強い力を加えつつ切ると、刃先と対象の摩擦熱により対象が溶ける。軽くゆっくり切るとキレイな切り口になる。
ニャッターニャイフってニャにかしら? 切れるらしい。うかちゃんは切れるのはいやです。ぼぼぼぼ、ぼくもいやです。ニャ。ニャ。的な。

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。