スタパ齋藤の「スタパブログ」

 最近こんなことを思う。「身近にある細々した多くの問題は紐で解決できるのでは」と。そして最近は紐のことをアレコレ考えている。

 きっかけはイロイロあるんですけど、たとえば旅行時に洗濯用の紐を持っていると何かと便利じゃないスか。個人的にはMSR「DRY LINE KIT (ドライライン キット)」を使っている。濡れた衣服を乾かすための紐で、長さ3.6mの化繊紐ですな。

 コレ、旅先で洗濯物を乾かすのに使えるのはもちろん、必要とあらばカットしてアレコレ使える。小物を縛ってまとめたり、モノの紛失防止に使ったり、バッグに何かを取り付けたり。

 あ。カットして使う場合は、カットする刃物ですな。あと、できれば、切断部を焼いて解れ止めをするライターも必要。でもカッターやライターは必要とあらばコンビニなどで買えますな。

 ちなみに、こういう紐、むしろ洗濯物を乾かすこと以外に役立ちがち。ホテルとかってバスルームにフツーに洗濯物を掛けるための「引き出すタイプのライン」が付いていたりする。また、「DRY LINE KIT」のような紐やフックを引っ掛ける取っ掛かりがナゼが無かったりもする。

 さておき、もう一例。詳細は省くが、本来はスタンド×2台が必要だったコトが、ストッパー付きの紐×2本で済んでしまった。具体的には、写真撮影時の背景紙(バックペーパー)。本来は2台のスタンドでバックペーパーの両端を支えて使っていた。が、天井に紐を吊せる取っ掛かりがあれば、バックペーパーの両端を吊せるので、スタンドが不要になっちゃうのである。

 その後もイロイロと「紐の威力」を実感中。「あーコレって単純に紐で良かったんだ~」と「紐の汎用性と実用性」を再確認している。そして紐マニアな感じに。とくに直径3mm前後のポリプロピレンやポリエステルで作られた芯入りの紐がイイと考えている。

MSRの「DRY LINE KIT (ドライライン キット)」。旅行時やキャンプのときなどに使う「濡れた衣類を掛けて乾かすための化繊紐」だ。イロイロ便利。
天井の取っ掛かりから写真撮影用の背景紙(をセットするパイプ)を吊した状態。紐のストッパーを利用すれば、背景紙の高さも手軽に調節できるのだ。
あのねうかちゃんは紐で遊ぶのが好きよ。ぼぼぼ、ぼくも紐で遊ぶのが好き。うかちゃんのほうが好き。ぼくのほうが好き。ニャ。ニャニャ。みたいな。

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。