LEDライトセイバーはフリフリして撮影

2009年11月16日 06:00

 武蔵野電波のプロトタイパーズでご紹介した「プロ並み写真をすぐ撮れるLEDライトセイバー」。直後に質問をいただき「あ、そうか」と思った点があるのでココにて追記します~。

 まず、撮影方法について詳しい説明をしてなかったのでソレを。LEDライトセイバー(LEDライトセーバー/LEDライトサーベル)は、被写体に光を当てる照明具なんですけど、固定するモンではない。カメラのシャッター速度を、たとえば10秒とか15秒とかにして、その時間の間に各方向から被写体に光を当てるんですな。

 具体的には10秒とか15秒とかの間、LEDライトセイバーを手に持って振り振りして、被写体に対して“光を塗り重ねる”という感じ。明るくしたい箇所は長めに光を当て、暗くしたい部分は短時間だけ光を当てる。

 なお、撮影時の光源はLEDライトセイバーのみとするのが好ましい(というかイロイロと融通が利く)ので、部屋は真っ暗にするのがいいっス。写り込みや色かぶりを気にするなら、被写体の周囲は黒や白やグレーなどの無彩色で。

 それから、自作するのはタイヘンor無理って件だが、これは記事中にも書いてますけど、発光装置部分は自作のハイパワーLED発光回路とかじゃなくても、たとえば明めに光る懐中電灯の類でも大丈夫ですな。ハンディな蛍光灯を改造(黒いカバーを付けるなど)してもOKだと思われ。

 てな感じで。いろいろな方が興味を持たれるLEDライトセイバー、ホントに凄いモノなのでゼヒ体験してみてチョ!! 発案者の伊藤裕一氏LEDライトセーバーコーナーも超参考にして、みたいな。


プロトタイパーズ版のLEDライトセイバー。撮影時はこれを手に持ち、光を被写体の四方八方から当てるように動かす。フリフリしつつ使う長時間露光撮影用照明なんですな。ニャイトセイバーってニャにかしら? フリフリするらしいよ。尻尾かしら。そうらしい。みたいな。