Arduino本で始めたら、Make:06で追求する

2009年3月30日 11:00

 オライリー・ジャパンから献本ゲット!! てゅーか献本は「ゲット」という感じじゃナイですな。さておき、いただいたのは『Arduinoをはじめよう』『Make:06日本語版』

 まず『Arduinoをはじめよう』なんですけど、Arduino(アルドゥイーノ/アーデュイノ)開発者が書いたArduino入門書、の日本語訳書。翻訳は、ニャんと!! フニャ田さんだヨ!! すげー200ページ近く訳しまくり!! で、内容も非常に良く、Arduino入門の決定版てな感じ。てかほかにArduinoの日本語書籍ナイし。

 これからArduinoイジってみようという人は、この本からスタートするとスムーズかも。あ。Arduinoについてはこちらを。Arduinoを買う前に、この本から読み始めて「Arduinoにしようかほかのにしようか」を吟味するのにも大いに役立つと思う。

 それと『Make:06日本語版』。相変わらず何でもアリで時々掟破りな感じの電気系DIYが多々紹介されているが、なんか、今号から密度がギュギュッと高まった感じ。凄いコンテンツ量かも。

 上記のフニャ田さんによるArduino記事もあるんですけど、Arduinoを少し使い始めた後、ステップアップするには楽しい&実践的なプロジェクトが紹介されている。『Arduinoをはじめよう』で3~4日Arduinoをイジって、それから『Make:06日本語版』のArduino特集記事のプロジェクトにトライすると、短時間でかな~りのArduino野郎になれそう。

 あと『Make:06日本語版』、今後は年に4回刊行するらしいけど、この密度で年に4回は嬉しいですな。と思う一方で、だだだ大丈夫なのか編集部サイド!! 密度的に続くのかーッ!? とか思ったり思わなかったり。





オライリー・ジャパンの『Arduinoをはじめよう』。イチからArduinoを始めたい、理解したい、という人にうってつけの入門書。Arduinoは手軽に電子工作とか独自の装置を作るのに向きつつ容易に扱えるオープンソースハードウェアなので、この機会にゼヒArduinoで独自のハードウェアを作っちまっておくんニャさい!!
圧巻はArduino公式リファレンス(日本語版)が含まれている点。Arduinoでプログラミングする際、Arduino言語で使えるコマンドを理解する必要があるんですけど、この公式リファレンスならラクにコマンドを調べていける。





オライリー・ジャパンの『Make:06日本語版』。読み物としても「あっコレ作ってみよう」のきっかけとしても楽しめる。従来の号からコンテンツ密度&量が急激に増しております~。
Arduino特集も。Ubuntu LinuxにArduino IDEをインストールしたり、TI(テキサス・インスツルメンツの)のTLC5940NT(LED用ドライバIC)の使い方を説明したり、Arduino野郎には非常に興味深い内容だ。



ニャんだって~!! Arduino関連本が出たって~!! ていうかそういうものには興味ニャいですからササミをおくんニャさい、みたいな。