1,500円のスピーカー

2008年5月2日 11:00

これが計1,500円のスピーカーだッ!! 小さいキューブでカワイイのだッ!! でもワニ口クリップ接続だし、ドライバ部のネジも借り止め状態。しかし、これでもラジオとか電子工作キットの音を聞くなら十分な音質。

 小さいスピーカーが欲しいニャ~と頭の隅で思いつつ、秋葉原を散策。

 すると!! ニャんと1,500円で買える的なスピーカーを発見!! 即買い!! しかも、恐れ多くも秋葉原のキムラ無線で!!

 てゅーか、エンクロージャー(箱部分)とドライバ(音が出るトコ)を別々に買っただけでした。特売品を。箱が700円でドライバが800円、だったか、ナ? 両方合わせて1,500円で、自分で組み立てて使うってコトっす。

 箱部分は1辺が10cmの小さなもので、音が出るトコは直径65mmのフルレンジ。配線は別途必要なので、1,500円で完成品ってわけじゃないんスけど、ま、だいたい1,500円くらい。

 なんでこういうスピーカーなのかというと、音の出る電子工作キットの音を試しに聴くため。秋月電子通商のキットとかにオマケで付いてる極小スピーカーは「小ロット生産者をナメとんのか!!」的な壮絶な音質ゆえ、もうちょっとフツーのスピーカーで聞きたいなぁ、と。

 で、まずドライバ単体で音を出してみた。ら、さすがに壮絶品質のアレとは別世界の音であった。既に満足。十分使える。さらに、ドライバ部をエンクロージャーに入れてみたら、おっ、非常にマトモ度が高いっていうか1,500円とは思えない音が出た。

 ……スピーカー自作って奥が深いんだろうけど、おもしろいんでしょうな。こんな原始的な作業した時点で楽しいし。

 まあ、本格派の方に800円のドライバが云々とか言ったら怒られちゃうかもしれないが、電気方面工作として考えると、非常に身近だし、自作過程毎の結果が即座にわかるのは、ハマる世界なんだろうなぁと思った。

 ともあれ、計1,500円なりのスピーカーは、電子工作時以外でも、短波ラジオにつなげたりして、意外に活用しているのであった。でも配線はワニ口クリップだったりして……すみませんすみませんテキトーですみません>キムラ無線様&スピーカー自作派の方々。


スピーカーとわたくし、の図。うか様におかれましては、スピーカーなどという箱は単なる踏み台に過ぎないのである。それが1,500円でも、1,500万円でも、単なる台でしかない。さすが、うか様であらせられまくり奉りング。