気になるデジカメ2台
2005年10月24日 09:00
最近気になるデジカメは、いろいろあるんですけど、ややマニアックな機種としては2台。ひとつはリコーのGR DIGITAL。もうひとつはソニーのサイバーショットDSC-R1。
どちらも広角レンズ搭載のデジカメだが、リコーのは35mm判換算で28mmの単焦点レンズを搭載したコンパクト機で、ソニーのは35mm判換算で24~120mmの広角ズームレンズを搭載したハイエンド機。両機に共通する仕様は“今時的デジカメとしてかな~りお高い”というコト──リコーのは実勢価格で7万円くらいで、ソニーのは10万円くらい。
この2台、「う~欲しいー!!」という人と、「何ソレ、バカじゃねーの?」という人で、かなり分かれちゃうような気がする。
コンパクト機で単焦点で“あのGRシリーズコンパクト(フィルム式)カメラの後継機”であるGR DIGITAL、超広角ズームレンズでありかつ大型CMOSセンサ&レンズ一体型のメリットや機構的魅力があるDSC-R1。拙者的には両方とも非常に強い魅力を感じる。
が、「7万円もするのにズームないのか」「松下のデジカメとか3台くらい買えるじゃん」、とか、「10万出したらレンズ交換できるの買えるよ」「松下のデジカメなら400mmとかまでズームできるの2台買えるじゃん」などと思ったらもー全然欲しくも何ともない2台となるかもしれない。
でもなんつーか、最近出てくるデジカメって、非常に個性的でイイ感じではある。似たようなの作ってても体力あるメーカーに負けちゃうってコトが判明したのかも? ともあれ、メーカー独自の指向性を持った製品が(この二台以外にも)多々出てきて楽しい最近っス。
デジカメがホントにオモシロイのは、これからかも知れない。