いよいよ3型液晶デジカメの時代
おー、ついに出た。3型液晶を実装したコンパクトデジカメが。
デジカメWatchの記事により、Xacti DSC-E6の登場を知り、ホントに「おー」って声を出しつつWebブラウザを眺めた拙者。
買・お・う・か・ナ!? と思っていたら、オリンパスからCAMEDIA SP-700が、ソニーからCyber-Shot DSC-N1が発売されるようだ。どちらも3型液晶を搭載したコンパクトデジカメである。
既にデジカメの2型液晶モニターに対して「狭め!?」と感じるようになっちゃった俺なので、2.5型液晶モニターを搭載したデジカメがフツーな気分であり、いや本音を言えば「もーちょっと液晶デカくてもいい」てなフィーリングである。そこへ3型液晶モニターを載せたデジカメが。
正直、インパクトが強いって感じではないが、電池のもちにさえ納得できれば──つまり液晶モニタに電池食われんだったら撮影枚数増やして欲しいって考え方でないなら、手放しで喜べる3型液晶モニターだと思う。また、これら3機種、3型液晶であると同時にその液晶画素数は23万画素。モノは見たことないけど、たぶん十分~美麗レベルの精細感で表示を見られると思う。
そして来年は3.5型液晶搭載デジカメが登場し、来年年末には4型液晶搭載なのであって再来年早々に4.5型いや5型まだまだ6型!! と思ったら世界初の17インチ液晶搭載ポータブルデジカメを発売した会社は他の企業に吸収合併されたと思ったら悪夢から目が覚めた俺であって、またもや後半は妄想となったが、いいですねぇ大型・高精細液晶搭載デジカメ。デジタル一眼なんかボディがデカいんだから一気に4型とかまでイッちゃって欲しいものだ。
あと小型軽量もイイんですけど、また日本人としてそーゆー緻密さは好きなんですけど、その方向ばっかりやらないで欲しい。小型軽量さを競って画質落としたりして超実践派な人やエンスーシアストな人に敬遠され逆啓蒙されるより、インターフェイスやデバイスの実用性を良くした結果のサイズのモノを出したりして欲しい気が。つーか電池デカくしてくださいよもっと。
超小さいデジカメは携帯性は抜群なのだが、ぶっちゃけ、突出した携帯性の良さを求めない人にとっては、比較的に扱いにくかったりカメラとして我慢を強いられる要素が多いという印象がある。快適に持ち運んでいる気分を味わうために持ち歩くハードウェアじゃないっていうか、そういうのは本末転倒なのだから……って話が逸れた。
でもアレなんでしょうね、デジカメ市場みたいに競争が激しいと、商品として強い訴求が可能なものが要るんでしょうねぇ。俺的には「この薄さで名刺サイズでこんなに高画素」とか言われても、確かに惹かれるものの、ちょっと考えてみると「でもそーゆーのはそんなに高画素でもアレだしこの小さく軽く多機能なケータイにはデジカメ付いてますし」とか言い出しそうだが、小ささ軽さってやっぱり強い魅力があったりはする。
逆に「このサイズなのにこーんなに大きな液晶が!!」って言われたら俺とか「わー!!」てな勢いだが、「いや別に液晶小さくてもかまわないからもっと安いのないの」といった感じになるのかもしれない。
ふと思ったが、メーカーや小売店って、もー非常に疲れるんじゃないだろうか、と。もっと軽いの出せ。電池がもたない。液晶小さい。液晶デカけりゃいいってもんじゃない。画質云々タイムラグなんたら花嫁衣装が黄色っぽいだのブレるだの金返せだの交換しろだの直接教えに来いだの。
……って俺もその糞ウザってぇ客のうちのひとりですか? んむむ~。