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「情報が多すぎる」8割超が実感 ドコモ調査

 NTTドコモのモバイル社会研究所は、「情報過多」に関する調査結果を発表した。「今の社会は情報が多すぎる」と感じている人は83.1%に達した。調査は2026年2月に全国の15~79歳の男女7359人を対象にWebで実施された。

83.1%が「情報が多すぎる」、女性で高い傾向

 「今の社会は情報が多すぎる」との問いに対し、「そう思う」は27.5%、「まあそう思う」は55.6%で、合計83.1%となった。「あまりそう思わない」は14.5%、「そう思わない」は2.4%だった。

 性年代別では、いずれの年代でも男性より女性の割合が高かった。15~24歳では男性77.2%、女性85.0%、25~44歳では男性79.8%、女性85.0%、45~64歳では男性78.1%、女性88.8%、65~79歳では男性81.4%、女性87.1%だった。

スマホやテレビの利用時間とは比例せず

 調査では、「情報が多すぎる」と感じている人ほど、スマートフォンの利用時間やテレビの視聴時間が長いという傾向は確認されなかった。

 スマートフォンの1日あたりの利用時間は、「そう思う」と回答した人が217.3分、「まあそう思う」が186.7分、「あまりそう思わない」が183.1分、「そう思わない」が221.8分だった。

 モバイル社会研究所では、情報過多の認識は単純な接触時間の長さよりも、情報との接し方や受け止め方と関係している可能性があるとしている。

約7割が「疲労やストレス」「判断に迷い」

 「情報が多すぎる」と少しでも感じている人に、情報の多さによって直近1週間に感じたことを尋ねたところ、「疲労やストレスを感じる」と「判断をする時に迷いを生じる」がともに69.1%だった。

 「集中力を欠くことがある」は64.4%、「どの選択肢が良いか決められない」は59.3%、「素早く決断してしまう」は48.6%、「よく考えずに決断した」は43.8%となった。

 一方で、プラスの影響も挙げられた。「新しい知識を得ることができた」は79.2%、「物事の理解を深めることができた」は78.4%、「情報を比較することができた」は75.1%、「一面的な、極端な判断を避けられた」は69.3%だった。

マイナス影響は若年層、プラス影響はシニア層で高い傾向

 年代別では、「素早く決断してしまう」を除き、情報の多さによるマイナスの影響は若い年代ほど割合が高い傾向がみられた。

 「疲労やストレスを感じる」は15~24歳が77%、25~44歳が79%、45~64歳が72%、65~79歳が50%。「どの選択肢が良いか決められない」はそれぞれ75%、69%、57%、45%だった。

 一方、プラスの影響はシニア層ほど高い傾向がみられた。「新しい知識を得ることができた」は15~24歳が81%、25~44歳が75%、45~64歳が77%、65~79歳が86%。「物事の理解を深めることができた」はそれぞれ81%、75%、76%、84%だった。

 今回の調査は「2026年情報への向き合い方調査」として、2026年2月にWebで実施された。対象は全国の15~79歳の男女で、有効回答数は7359人。性別、年齢、都道府県の区分で日本の人口分布に比例するよう割り付けられた。