スタパ齋藤の「スタパトロニクスMobile」

Rakuten Miniをモンベルの財布に入れるゼ!!!

おサイフケータイをお財布に入れて携帯ッ!!!

 楽天モバイルの「Rakuten Mini」をおサイフケータイとして利用中の俺。Rakuten MiniはクレジットカードのようなサイズのAndroid端末だが、俺の場合はコレを「ほぼおサイフケータイ専用機」として使っている。電子決済専用端末ってわけですな。

Rakuten MiniとGoogle Pixel 3 XLを並べるとこんな感じ。Rakuten Miniのサイズは約高さ106.2×幅53.4×厚さ8.6mmで、質量は約79g。おサイフケータイ(FeliCa)搭載のスマートフォンとしては世界最小・最軽量クラスとなる

 しかし、Rakuten Miniだけ持って出かけてお買い物♪ というわけには行かない。郊外〜田舎住まいなので、外出時はクルマに乗ることが多い。また、どの店も電子決済対応ってわけでもない。ので、クルマの免許やETCカード、保険会社連絡先カード、それから現金など、いろいろ財布に入れて携帯している。

 それから、春先くらいまで「複数枚のプラスチックカードの電子マネー」を使い切れずにいた。ので、それらカード類も財布に入れていた。

 てなわけで、Rakuten Mini+お財布持ってお買いもの♪ に出かけていたのであった。

 だがその後、プラスチックカードの残金を順次使い切った。カード型電子マネーを財布に入れて携帯する必要がなくなった。じゃあツイデにと、徹底して財布の中身を少なくしてみた。

 結果、かな〜り財布内部に余裕ができた。ので、だったらもっとコンパクトなお財布使いましょう〜♪ と手持ちの2つ折り財布を使うようになった。

左はそれまで使っていたSEATOSUMMIT「トラベルウォレット RFID」で、右が新たに使い始めたモンベル「ジップワレット」(旧型)。トラベルウォレット RFIDは、紙幣を折らずに入れられて、カードを7枚程度入られてて、小銭も入ってペンも入ってRakuten Miniまで入って外部ポケットにはiPhone 12 Pro Maxまで入る。のだが、長財布のようなサイズ感。ジップワレットは2つ折り財布として普通な感じのサイズ感だ
モンベルの旧型ジップワレットは、紙幣を折らずに入れられて、小銭も入れられて、カードポケットが6個ある。そして何と、縦型のカードポケットにRakuten Miniが入ってしまった!!!

 マジかよモンベル旧型ジップワレット!!! 縦型カードポケットにRakuten Miniがピッタリ入ったゼ!!! ということで先月あたりから、Rakuten Mini入りのお財布持ってお買いもの〜♪ に出かけられるようになった。

 すなわち外出時に携行すべき細かな物と決済用端末Rakuten Miniが合体!!! かな〜り身軽な感じに!!!

財布を決済端末にタッチして支払いが可能

 すげぇぜモンベル旧型ジップワレット!!! おサイフケータイでの支払いなら財布ごとセンサーにタッチすれば支払えるし、免許とかカードとか紙幣とか小銭とかもひとまとまりだし、とっても便利〜♪

モンベル旧型ジップワレットのカードポケット(縦型)にはRakuten Miniがピッタリと収まり、もちろんファスナー(ジップ)を閉じることもできる。Rakuten Miniの背面(Felicaチップ側)がワレットの外側を向くように入れれば、ワレットを決済端末にタッチして支払える

 わー便利っ♪ と喜んでいたが、このモンベル旧型ジップワレット、汚れがち。ブラックというカラーと滑りにくい生地(ナイロン)で、汚れが付着しやすく目立ちやすいのであった。半月も使ったら何となく煤けた感じに。ということで、現行品「ジップワレット」へと買い替えた。

モンベルの「ジップワレット」(現行品)に買い替えた。表面の素材がリップストップナイロン(330デニール/ウレタンコーティング)となり、汚れにくくなった。収納力などは同じだが、より滑らかなナイロン素材となったので、カードや紙幣などを出し入れしやすくなった。もちろんRakuten Miniがピッタリ入る。価格は1650円
カラーは6色展開。シトロンイエローを購入した。が、テラカッタも欲しいから予備として買っちゃうかも〜♪

 というわけで、おサイフケータイ入り財布を非常に気に入りつつ使っているのであった。ご参考までに、このジップワレットに入れているのは以下のようなモノ。

ジップワレットには、クレジットカードや免許などのカード類×5枚程度、紙幣×10枚程度、硬貨×10枚程度、それからRakuten Miniを収納。厚みは3cmくらいになって「ややパンパンな感じ」ではあるが、俺的には許せるサイズ感である。ちなみにこの財布はボックス構造で、内部にややセミハードの補強材が入っているため、もとから少し厚みが感じられる

 このジップワレット、これまで使った「Rakuten Mini+αが入るケース」としては最も使いやすい。ケースっていうか財布ですけどネ。ご参考までに、これまで使った「Rakuten Mini+αが入るケース」の使用感およびイマイチ点を、写真とともに振り返ってみたい。

これは手帳型のRakuten Mini用ケース。Rakuten Miniに加えて、数枚のカードや少々の紙幣が入る。コンパクトにまとまって実用的ではあるが、カードが3枚以上になるとやや容量不足感がある。硬貨が入らないのも残念
モルフォ「CYPRIS」ブランドのカードケース(たぶん廃盤品)で、大容量カードケースといった感じ。カードが20枚くらいまで入る容量で、複数枚のカード+紙幣+Rakuten Miniを入れられる。パッと開けるので便利。ポケットに硬貨を入れることも可能だが、硬貨を入れてパッと開くと硬貨が飛び出しがち
HANATORAブランドのポーチ型ケースで、Rakuten Miniがピッタリ入ることをウリのひとつとしている。楽天にて「Rakuten Mini 財布」をキーワードに検索すると同様のものがヒットする。Rakuten Miniを入れる財布として使いやすいが、皮革が薄くて断裁なども若干雑なのが残念。安っぽいのであった
PILOTの「カード&パスケース STCP-02」。表面にパスケースを備えた汎用カードケースで、カードや紙幣が収まり、硬貨を入れることも可能。Rakuten Miniがギリギリ入るという感じ。容量はあまり大きくないが、使い勝手はなかなかよかった
サンワサプライの「スマートキーケース 200-CAR054」シリーズ。カード類とスマートキー(2個まで)が入り、カードポケットにはRakuten Miniがちょうど入る。スマートキーケースに免許類と電子決済端末が収まるので、クルマで移動する人にはなかなか便利だと思う。硬貨を入れるスペースがないのが残念

 モンベルのジップワレットの場合、硬貨専用の大開口ポケットがあったり、紙幣を折らずに入れられたり、ファスナーで閉じられるので安心感があったりと、さまざまな実用性を備えている。作りもいいし、現行品はカラーバリエーションが豊富なのもナイス。内側に紛失防止ストラップを通せるループがあるあたりもイイ。Rakuten Mini+αが入るケースとしては、これまで使ってみたもののうち最も「ツカエる」と感じている。

ほかにもあるョ!!! Rakuten Miniが入るモンベル製の財布

 モンベルの「ジップワレット」の使い勝手が非常によろしいので、「もしやほかのモンベル製財布もRakuten Miniと相性がいいのでは?」と思って実際に購入&使用してみた。結果、Rakuten Miniがイイ感じで入る財布が2製品見つかった。「ワレット」「スリムワレット」だ。

左が「ワレット」で右が「スリムワレット」。どちらにも、Rakuten Mini+αが入る

 まず「ワレット」だが、7つのカードポケットがある2つ折り財布で、紙幣を折らずに収納できるほか、外側にはコインケースがある。各収納部には余裕があるので、たとえばたっぷりの硬貨を入れつつRakuten Miniを収納しても「パンパンになった」という感じは希薄だ。

モンベルの「ワレット」。6色展開で価格は1430円
Rakuten Miniは左右にある縦型カードポケットにちょうど入る。ただし閉じた状態でも上部が開口しているため、携帯のしかたによってはRakuten Miniがスルッと飛び出してしまうことも
外側のコインケースにRakuten Miniを入れることも可能。これならRakuten Miniを落とさずに済むが、今度は硬貨をどこに入れれば……ということにもなる。本体やコインケースの開閉は面ファスナー式

 このワレット、縦型カードポケットにRakuten Miniを入れると、場合によってはRakuten Miniがスルッと出てきてしまうのがちょっと問題。でも一工夫すれば対処できると思う。対処できれば、カードも紙幣も硬貨もわりとたっぷり入りつつRakuten Miniも入るケースとして魅力的だ。

 ただ、本体やコインケースの開閉が面ファスナー式なので、紙幣や硬貨を出し入れするときに「バリッ!!!」と小さくない音がする。ここは好みで分かれるところですな。

 続いて「スリムワレット」。薄さ重視の2つ折り財布で、3つのカードポケットとメッシュタイプ(面ファスナー開閉)のコインポケットがあり、紙幣を折らずに入れることができる。Rakuten Miniは紙幣ポケットの端に縦に入れるという感じで、「Rakuten Miniを挟み入れておくこともできる」というイメージ。本体を2つ折りの状態に閉じておく面ファスナーなどもないので、やや気をつけていないとパッと開いてしまったりする。

モンベルの「スリムワレット」。6色展開で価格は990円
Rakuten Miniは紙幣ポケットに「ちょっと挿しておく」という入れ方になる。ので、不意にスルリと端末が滑り出してしまうことも。2つ折りにしている時も同様だ

 Rakuten Miniをちゃんと入れられるかどうか? という視点で優劣を付けると、ジップワレット>ワレット>スリムワレットという順になりそう。

 なお、どの財布にRakuten Miniを入れた場合でも、財布を閉じた状態で決済端末にタッチして支払うことができる。もちろん、Rakuten Miniの背面(Felicaチップ)の向きが正しく外を向いていて、その面に干渉するカード類が入っていなければ、という条件付きだが。

 といった感じで、Rakuten Miniが入るモンベル製ワレットを見てきた。俺的オススメは中身を落とす心配がないジップワレットだが、硬貨をけっこうたっぷり持ち歩きたいならワレットも使いやすいと思う。ともあれ、財布にRakuten Miniを入れて携帯したいなら、ぜひこれらのワレット類をチェックしてみてほしい。

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。