防水、フルHD、無線LAN……まさに「全部入り」なF-06B
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| スライドしてから液晶が横に回転する「スライドヨコモーション」 |
スマートフォンを除けば富士通初のスライドケータイとなった「F-03A」、スライドののち液晶が90度横に回転する「スライドヨコモーション」を搭載した「F-09A」と、着実にスライド機構をバージョンアップしてきた富士通のスライドケータイ。2010年夏モデルのスライドヨコモーション端末「F-06B」では富士通お得意の防水にもついに対応してきました。
しかも今回はフルHD動画対応、無線LANアクセスポイント機能搭載と、ハイスペックな「PRIME Series」の中でも頭一つ抜けた高機能ぶり。富士通が元々搭載してきた指紋認証センサーやBluetoothなどの機能も含めて、まさに「全部入り」といっても過言ではない高機能な携帯に仕上がっております。
ハイスペックすぎて見どころがたくさんあるF-06Bですが、使っていて楽しいのは動画機能。ファイル形式は3gpながらもコンパクトデジタルカメラ顔負けの動画が手軽に撮影できます。今まで動画を撮りたい時はカバンの中からデジタルカメラを探し出していたのですが、F-06Bのおかげでちょっとした場面でも気軽にきれいな動画を撮影できるようになりました。
動画・静止画どちらもヨコモーションスタイルで撮影できるのもF-06Bの嬉しいところ。折りたたみ型や普通のスライド端末だと、横長の動画を撮影するのに携帯を横にして持たなければいけないのに対し、スライドヨコモーションのF-06Bならキー部分は縦のまましっかり握りつつ片手でも簡単に写真撮影できるので愛用しています。
最大4台まで接続できる無線LANアクセスポイント機能は、外出先でその威力を発揮。もともと持ち歩いているイー・モバイルの電波が届かない場所でもドコモならつながる、というケースも多く、利用シーンが飛躍的に増えています。そのぶん月額料金もかさむのでイー・モバイルの解約も検討しつつ、「無線LANアクセスポイントにしている時は音声通話はできるものの、他の機能がほとんど使えない」ところが課題でまだ踏み切れてはおりません。また、電池も2時間近く使っているとほぼ空になってしまうため、外部バッテリーの運用も検討したほうがよさそう。
スペックやヨコモーションには大変満足しているF-06Bですが、もともと富士通の携帯電話を使っていたユーザーとしては、オペレータパックによるインターフェイスの大幅変更がややネック。今までの富士通携帯と似ているようで似ておらず、さりげなくなくなった機能もいくつかあるため、今までと同じようでまったく新しい環境に適合するのに苦労する毎日です。
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| 横長写真もしっかりホールドして撮影できる | どこでもネットにつながる無線LANアクセスポイント機能 |
マナーモードのON/OFFタイミングを設定「ライフスタイル設定」
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| ライフスタイル設定 |
前回、母のケータイに前日の活動内容を自動的にメールしている件について触れましたが、なんと、毎日午前4時32分に送信されていたそうで……。そのせいでメールの着信音で一旦目覚め、その後新聞配達の音で目覚めてしまい、相当睡眠を阻害していたらしいです。ふとしたやりとりで発覚しました。時間が早すぎて困るんだったら早く教えてくれればいいのに! 即設定を確認、変更したところ、通知メールで目が覚めてしまうことはなくなったそうです。
マナーモードにして寝ればいいのではないか、と思ったのですが、設定、解除のどちらも忘れてしまうこともあるでしょう。かく言うアタシも、マナーモードにしたまま鞄に入れ、すっかり忘れて1日過ごしていたこともありますからね。
で、こういう場面で便利なのが、Fケータイに以前からある機能「ライフスタイル設定」です。これはトータルカスタマイズ、マナーモード、プライバシーモードの3つについて、時刻、繰り返し(毎日か曜日指定)を指定しておける機能です。
例えば「午前0時になったらマナーモードをON」「午前7時にマナーモードをOFF」という2つの設定を登録しておくと、寝ている時間は自動的にマナーモードになりますので、安眠を確保したい方は試してみるといいでしょう。ついでに「午前8時から9時までマナーモードをON」にしておけば、朝の通勤時間帯は自動的にマナーモードにできます。
ただひとつ要望があるとすれば、マナーモードの選択でしょうか。現在は変更しない、ON、OFFの3つから選べるのですが、マナーモードそのものも設定で通常モードと、かなり細かいレベルまで設定できるオリジナルモードの2種類が用意されています。ライフスタイル設定でマナーモードをONにすると、普段有効にしているマナーモードになるわけですが、ここでオリジナル設定ができたら、まさにライフスタイルにあわせたカスタマイズになるのでは、という気がするのですが、いかがでしょう。
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| ライフスタイル編集画面 | こちらはオリジナルマナーモード設定 |
バッテリー2つで助かったかも
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先日、同僚K氏の結婚披露宴の二次会へ出席した。夕方から、ということでケータイ片手に電車に乗って会場を訪れ、楽しいひとときの後、三次会、四次会と結局朝まで過ごした。最終的には男だらけのカラオケ大会になっていたのはさておき、一晩充電なしで過ごした「F-04B」は、ちょうど帰宅直前にバッテリーが尽きた。
この日の会場は初めて訪れる場所。Google Mapsを起動してGPSで現在地を確認しながら向かう。ここで本体バッテリーの目盛りが1つ減り、少し不安になって省電力モードをONにしてみる。それでも屋外に出ると見づらくなるので、やっぱり省電力モードはやめて、Google Mapsを見ながら移動したかと思えば、Twitter経由で同じ会場へ向かう人々とやり取りして、さらに「ケートラ」「まちつく」「コロプラ」などなどの位置ゲーも欠かさずプレイ。しかし会場へ到着した後は、あまりケータイを使うこともないので、省電力モードにしておいた。会場を移動し、「今夜は帰れないかも」と家族へ電話し……と一通り使い、気づけば朝。
各種機能をそれなり、いや結構積極的に使って、約12時間、充電なしで過ごした。途中、使わない時間もあったがオートGPSはONのまま。予想よりも長持ちしたな、というのが正直なところだが、これは「F-04B」にバッテリーが2つ(本体に1つ、キーユニットに1つ)あるからだと思う。どちらも650mAhで、単体で見ると大容量とは言えないが、本体側のバッテリー残量がなくなるとキーユニットから補充される仕組みで、そこも安心できたポイントの1つだ。最初から「GPSは使わない」「バックライトは切っておく」といった設定をしておけば、もう少し長く駆動しただろう。とは言え、バッテリー2つのおかげで一晩助かった形で、セパレートケータイだからこその恩恵に、「F-04B」がまたひとつ気に入ったのであった。








