Androidを搭載したフィーチャーフォン「ガラホ」を毎月Wi-Fiで使い続けている筆者だが、おかげさまでパケット代は常に0円。バックグラウンド通信も、アプリの更新も、大量の迷惑メールがきたとしても、モバイルデータ通信をオフにし、Wi-Fiのみに接続している限り、パケット0円生活は揺るがない。

 だが、それでいいのか、と。決して多数とは言えないガラホユーザーでありながら、さらに極端な節約生活だけを続けて、それが誰の役に立つというのか、と。

 筆者は決意しました。Wi-Fiを封印して徹底的にモバイルデータ通信を使ってやろう、と。その先に月額4536円(税込)が待ち受けているとしても、何かつかめることがあるのではないか、と。

 まず不安になるのがメールの受信や、バックグラウンド通信やアプリの更新など。それにセキュリティアプリも常時起動しているので、これらが勝手に通信量を増やしていくのではないか、と危惧したのですが1日程度ではたいしたことではありません。本体の設定で確認したかぎり、1MBもいかないこともしばしば。もちろんアプリの更新は通信量を食いがちですが、そもそも使っているアプリが少ないガラホではスマートフォンほど怖くない。

 さらにこれらの設定はオフにしたり、Wi-Fiに接続するよう注意も表示されます。常識的な使い方をしていると不安はなさそう。もちろん10MB(月500円までで済む)は超えるでしょうが、190MB(ここから上限の月4536円)になるのは難しい。

 では、続いてブラウザを開き、好き放題にネットサーフィンです。PCサイトばかり(スマホに合わせているサイトもありますが)を見るわけですが、これが意外とスムーズで面倒にならない。4G接続、スペックも高いガラホですと、かつてのフィーチャーフォンのようなPCサイトの見づらさがだいぶ抑えられています。

 そして1時間もWebサイトを見ていると1MB程度にはなります。ただ、意外とこれまた通信量の消費ペースが遅い。というのもガラホは画面が小さいので、かつてのフィーチャーフォンより操作はスムーズでも、閲覧スピードはスマホより遅い。ときどき拡大しないと読めない、見えないといったこともありますし。自然とWebページをあまり開かなくなり、通信量を節約しているようです。

YouTubeを再生。縦画面でしか見られないがとくに遅延は無し。ただし画面内の操作はできないので、一時停止や再生中のバーを操作できない。そして……データ使用量がえらいことになる

 ならば動画をたっぷり見てやろう、とYouTubeのサイトを開きます。ガラホ向けアプリは無いもののブラウザ上でYouTubeは見られます。一時停止などの操作ができないので若干不便ですが、動画を垂れ流しにはできる。

 これで10分程度の作品を見れば通信量数十MB! さすが動画の通信量は桁違い。30分程度の動画を何本か再生したところで月額4536円となる190.6MBを超えました。せいぜい合計1~2時間の動画で4500円余りを払うなんて、もう自分で始めたテストなのに結構なショック。

 しかし、ひとまずあっさりと料金の限界に達し、第一の目的は達成。あとは通信速度が128kbpsに制限されるデータ通信量2GBを目指すのみ。ひたすら長い動画ばかり再生。

 ……が、動画を見ているとバッテリーの減り方が凄まじい。500MB分まで見たところでバッテリー残量は2%に。充電しながらYouTubeの再生へ。20分、30分、1時間の動画を何本も流しながら、途中睡眠や休憩や再生忘れがあるものの、ようやく2GBに達したのが2日目の夜。

 が、実はそれでも低速通信にはなりません。本体の設定とは誤差があるというのもありますが、速度制限が始まるまでにタイムラグがあるようです。筆者はこの2GB超後の高速通信を「ボーナスタイム」と呼んでおります。

 このボーナスタイムが長く続きまして、2GBを超えてから約20時間、4GBを超えてからも4時間程度は通信速度が実測10~40Mbpsでありました。このボーナスタイムがいつでもあるのか、いつまで続くのか何も保証はできませんが……。

 というわけでテスト開始ほぼ丸3日で、ついに通信速度が実測117kbpsと、高速通信の100分の1というザ・低速になりまして、YouTubeも「2秒で止まる」という状況に。間違いなく限界です。

auお客さまサポートページで確認した前月と今月のLTE通信量。その差に唖然となる。Wi-Fi接続は大事ですね……

 正直、こうなるとWebサイトを見るのも時間がかかりまして、かつてのフィーチャーフォンのよう。率直に言ってPCサイトなんか見てられません。使えるのはメールやLINEといったテキストのやり取り程度。

 もっとも、締めとして最後にデータチャージをして高速通信に戻せばいいわけですが……あれ? 戻せない。そう筆者のAQUOS K SHF31の「LTEダブル定額」や他のauガラホでも「ダブル定額」ではデータチャージができないのです。データ定額を選べればよいのですけど……。たぶんそんな人はガラホユーザーでは少数派。

 というわけで最後の最後にガラホらしいオチがついて終了となりました。とはいえ、料金を気にしなければガラホのポテンシャルもなかなか。もっともその料金が一番ネックなのですけど……。

データ通信量が2GBを超えてしばらくしてからSMSで速度制限の予告。もっともこのSMSが来てからもしばらくは高速通信で使えた
低速通信確認後に見た本体の通信量設定。ブラウザで3日間さんざんYouTubeを再生したので、ブラウザアプリの通信量だけケタが違う

 以下、限界を目指して分かったこと。

1. モバイルデータ通信(LTE)を使うと10MB(月500円)以上に。
2. ただしWebサイトを見なければ、10MBで収まる可能性アリ。
3. Webサイトの閲覧だけで190MB(月4536円)は超える。
4. ブラウザでもYouTubeを快適に見られる。
5. 動画のバッテリー消費は早い。
6. 動画を毎日見ていると低速通信に。
7. 低速通信から高速通信に戻せない。

 結論はWi-Fiを駆使しようってことでしょうか(ありきたり)。


ガラホ vs. テンキー搭載スマホ、どちらが良いのか?
AQUOS K SHF31(左)と、4年半前の機種であるAQUOS PHONE IS11SH(右)。IS11SHはスライド型のテンキー搭載スマートフォン。中古で売られているが3Gのみ対応

 筆者の手元には2011年6月発売、つまり4年半前のAndroidスマートフォン「AQUOS PHONE IS11SH」がある。この機種の特徴はテンキー搭載。本誌の読者なら、かつてテンキー搭載のスマホがポツポツと現れ、あっさり消えていった時期があったことを覚えているだろう。まさにその時代の機種である。

 そして筆者は今、Android搭載のフィーチャーフォン「AQUOS K SHF31」、通称“ガラホ”と呼ばれる機種も持っている。こちらもテンキー搭載だ。当然、戦わせるしかないではないか(強引)。

 まず、両機種の主なスペックとして3項目を比較してみよう。

機種名 IS11SH SHF31
OS Android 2.3.3 Android 4.4.4
CPU MSM8655 1.4GHz(シングルコア) CPU/MSM8926 1.2GHz(クアッドコア)
連続通話時間 約400分 約620分

 スペックシート上はSHF31の圧勝である。この3項目を見ただけでもSHF31の方が、サクサクであり、動作は安定し、スタミナもあるであろう、ということが容易に想像できる。SHF31はフィーチャーフォンタイプとはいえ、4年半前のスマートフォンに負けるわけにはいかない。

 だが「使ってみたら違いはよく分からない」ということも、世の中にはよくある。せっかくテンキーを搭載しているのだから、文字入力の時間で勝負しようじゃないか。

 対決時の入力文章は「いつもお世話になっております。ライターの小林です。12月31日の除夜の鐘の件、よろしくお願いいたします。」という、若干意味不明な内容とした。
 まずテンキーの実力を見るため、予測変換は使わず、全文を入力することにした。当然片手操作だ。3回入力をして最短タイムが以下の通り。

・IS11SH……2分0秒739
・SHF31……1分55秒816

 その差、5秒。SHF31の勝ちだが、IS11SHがだいぶ健闘している印象だ。「4年半で5秒しか短くできないのか!」と体罰教師のようにガラホを叱りつけたい気分だ。いや、しかし予測変換を使って入力するのが普通だ。その場合どうだろうか。最速タイムは以下の通り。

・IS11SH……42秒013
・SHF31……35秒212

 その差、7秒。4年半で……以下、略。実は文字入力のレスポンスはIS11SHとSHF31でそう差が無いように思える。むしろIS11SHはテンキーのボタンひとつひとつが小さく、窮屈なせいで誤入力が多発する、そのせいで時間をロス。逆に言えばテンキーが大きければこの時間差は覆せる。

SHF31ではEメールの新規作成画面(左)で、IS11SHはSIMが無いので、Wi-Fiのみで使えるGmailアプリの新規作成画面(右)で、文字入力をテスト。予測変換に違いはあまり無いのだが、通常変換、文字種の変換ボタンが違うため、IS11SHでは慣れるまでまごついた

 それにしても筆者は4年半前の機種がいまだサクサク使えることに驚いたし、良い勝負をしてくれて嬉しかった。もちろんアプリを入れたり、使い続けるうちに重くなり、不具合多発になるのだろうけど、とりあえず自由にアプリをインストールできるし、Gmailも使える。この点は本当に魅力だ。

キーボードを拡大。SHF31(左)のテンキーが大きいというよりも、IS11SH(右)のテンキーが小さ過ぎる。DELキーもクリアキーのほうが分かりやすい。発売当時から言われていたことではあるのだけど

 現状、ガラホと呼ばれる機種の機能は、スマホと比べるとだいぶ制限されている。それが良いという人もいるだろうが、物足りない、という人もいるはず。もしかして今こそ、IS11SHのようなテンキー搭載型のスマートフォンの出番ではないか……。

 いや、結局受け入れられるかどうかは料金次第なんでしょうけど。確実に言えるのは「IS11SHよ、お前は早過ぎた」と。あとテンキーが狭過ぎた。蛇足でしたね。


ガラホの機種変更はポジティブに諦める、が肝心?
今回はガラホ「AQUOS K SHF31」以外に、ドコモのiモードケータイ「SH-02B」、iPhone 6、auのAndroidスマートフォン「URBANO L03」などを使ってデータ移行をチェックしてみた

 不安である。Androidを搭載したフィーチャーフォン「AQUOS K SHF31」の機種変更が不安である。というのも、実際にデータを移そうとなると、「このデータは移せるのか」と不安がたっぷり出てくる。しかもMNPなのでキャリアも違います、なんて場合はもう怖くて仕方がない。

 というわけで、筆者のまわりの端末を使い、AQUOS Kのデータ移行についていろいろ試してみた。MNPも含めると主に以下のパターンがあると思う。

・フィーチャーフォン(ガラケー)から移る
・Androidスマートフォンから移る
・iPhoneから移る
・これらの逆パターン(ガラホから移る)

 さらに、

・同じキャリアから移る
・違うキャリアから移る

が加わる。

 心底面倒くさい、とは思ったものの、そこは機種変更のたびにトラブルに見舞われてきた現代人。今ではキャリアがデータ移行の方法をWebサイトで丁寧に説明しているので、確認すればよいのだ。

 で、筆者はauのページを確認したわけだが、microSDカードや赤外線、Bluetooth、専用アプリを使ってデータ移行ができるので、意外とラク。さらに何が移せるのか、何を諦めなければならないのか、事前に確認できると心の準備が整う。

 そう、“諦める”。このネガティブな言葉を、ここではポジティブに捉えていきたい。不安がってはいけない。前向きに諦めるのだ。なにしろガラホは、いろんなものを諦めてシンプルに使いたい人のための端末なのだ。「今まで使ってきたデータすべてを移したい!」なんて、そんな夢を見ちゃいけない。それをしたらシンプルではなくなる。

スマホ・iPhoneとガラホ間のデータ移行では、移行元の端末が別キャリアでもauのデータお預かりアプリ(auバックアップアプリ)を使う。こちらは、ドコモ・iPhoneから移行する場合
Androidスマホからも行ったが、ブックマークや発着信履歴の移行も可能

 さて、具体的に何を諦めるのか。Android非搭載のフィーチャーフォン(ガラケー)からデータ移行をする場合、多くのガラケー専用サービスが終了しているため、移すデータは電話帳、メール、カメラで撮影したファイルが中心になりそう。これらならキャリアが違っていても移しやすい。

 独自のアプリ、ファイル形式・フォーマットのデータがある場合は(主に音楽や動画、電子書籍だろう)コンテンツ会社が対策をしていない限り、移行を諦める。が、その数は少ないだろう。

 スマホブームが始まった頃は、ガラケーからスマホにコンテンツを移すのにえらい苦労した覚えがあるのだが、「そもそも移すコンテンツがもう無い」という、この分かりやすい現状。ただし、「おサイフケータイ」については、ガラホに限らずそれぞれのサービスで残金の移し方が違うので、ご注意を。

 iPhoneやAndroidスマホからのデータ移行は、もっと諦めが必要。なにしろこれまで入手してきたアプリのほとんどが移せない。これまでのアプリ代は全部無駄! もうガラホに機種変更することは、節約なのか無駄使いなのか、よく分からなくなってくる。

 もっとも本誌の読者なら分かりきったことだが、アカウントを削除しなければ、再びスマホを買ったときに、それらのアプリは使える。そもそもiPhoneもAndroidスマホも、Wi-Fiで使えるのだからそのまま使い続ければ無駄にはならない。

 むしろもっと気になったのが、Androidスマートフォンからガラホに移る場合、microSDカードを使ったデータ移行がメイン操作になるのだが、ガラホ側はmicroSDHC 32GBまでしか対応していない。スマホで64GBとか128GBのmicroSDXCカードを使っている場合、そのカードでデータを移そうとしてもガラホは対応していないので諦める必要が……ってそんなヘビーユーザーはガラホに移らないのかな?

 ま、そんなときは昔のスマホやガラケーの箱、引き出しの奥に仕舞われている2GBのmicroSDカードを使ってほしい(意外に本当に残っている)。

 ただ、アプリだけでなく、GmailやGoogleカレンダーのデータが移行できない(というか使えない)というのはかなり痛い。ガラホに「お前Android入っているんじゃないんかい!」と怒りがっ……いえ、ここは心穏やかに。

 一方、ガラホからデータ移行をする逆パターンは非常にシンプル。考えてみるとガラホはガラケー以上に保存するデータの種類が少ない。電話帳、メール、カメラのファイルといった必須のデータは当然移行ができるし、アプリの多くはauスマートパスに紐付けだから移行する必要はなく、LINEもアカウント(電話番号)に紐付け、音楽サービスのLISMO(あるんですよ、まだ)が気になったものの、これもau IDに紐付け。特殊な移行が無い。

 こうデータ移行という視点で見ていくと、いろいろ諦めているものの、もしかしてガラホってスマホはもちろん、ガラケーよりもシンプルなんじゃないか、と。実に前向きな捉え方である。

 もっともガラホへの画像移行後は1枚ファイルが破損して見られなくなり、発着信履歴の移行後は、履歴を見ると常にホーム画面に戻る謎の現象が発生(再起動で正常になったけど)。そんなときは諦めて……ばかりじゃいけませんかねえ、やっぱり。

もちろん失敗することもある。もっともこの2件は移さなくていいんだけども。
Wi-Fi DirectがつながらなくてBluetoothでアドレス帳だけを移したり。そんなときに「なぜだ!」と叫んではいけません。心穏やかに諦めましょう

ガラホで使えるアプリを片っ端から試す

 アプリの利用に制限がかかっているガラホ(Android搭載フィーチャーフォン)では、インストールできるアプリが大変少ない……のだが、まったく追加ができないわけではない。筆者の使っているAQUOS K SHF31にはauスマートパスのアプリランキングを確認し、ダウンロードすることができる。これを見ると167本のアプリが掲載されている。

 これは期待大である。100本以上のアプリが使えるのならば、さすがに有名どころのアプリが並んでいるはずだ……と思ったが、どんどん使ってみるとアレレのレ。そうでもない。全然無い。まあそうだろうな、とは思っていたけれども……。

 まずつまずくのが、これらのアプリがauスマートパス用ばかりという点。auスマートパスはアプリやコンテンツが使い放題、クーポンや特典もあるというサービス。だが月372円の利用料が発生する。パケット料金を下限の500円に! などという節約ユーザーには痛い。

 が、使えないのでは仕方ない。申し込もうじゃないか。ようは使いたくなるアプリがたくさんあれば元がとれ、結果的に節約になる。

 それではアプリランキングの上位陣を見ていくと、常に1位と言ってよいのが「ウイルスバスター for au」。スマホでは実はまったく使っていなかった筆者、さらにアプリのインストールを制限されたガラホなんて絶対不要じゃない? ……などと油断していると、えらい目に合うので入れるのが正しいのかもしれない。

SHF31のメニューで「アプリ」を選択。「アプリ検索」からauスマートパスのアプリランキングを閲覧できる
そのアプリランキング。ウイルスバスターはアプリをダウンロードできるが、レコチョクは楽曲のランキング情報を見られるだけ……

 他にも「マカフィーセーフコール for au」というセキュリティアプリもあるのだが、こちらはかなり差をつけられて80位あたりに。何が違うのかと言えば、マカフィーは迷惑電話・詐欺電話を拒否、警告する。電話はあまり使わないから下位なのだろうか。

ウイルスバスターはアプリをインストールしたときにチェックされる。ガラホはスマホよりもアプリを入れにくいのでトップにランクされているのは結構意外。ガラホユーザーはセキュリティ意識が高いのか?
こちらはマカフィーセーフコール。着信があると表示が出る

 さて、トップ10の常連に「レコチョク 着うた for auスマートパス」というアプリがある。これ「着うた」が買えるのかと思いきや情報を見られるだけ。楽曲はプリセットされているLISMOのストアから買う。あれれ。

「そりゃないよ……」と思った対応していないEメールアプリ。ダウンロードすらできない

 さらに「Eメール」というauのアプリも上位にあるのだが、え、もしかしてPCメールを受信できるのかな? などと期待したら、これ「対応していない」と出る……えぇーガラホ向けじゃないのかい……どうやらランキングのアプリすべてが使えるとも限らないようだ。

 これは便利だろう、と思ったのが「乗換NAVITIME for auスマートパス」。が、これはWebアプリ。いや便利だからいいのだけど、結局ブラウザ。そうなると筆者はガラホをWi-Fi接続し、モバイルデータ通信をオフにしているから、外出先ではたぶんあまり使えないね……いや、筆者が悪いんですけど。

 それならこれはどうだ「進撃の巨人 for auスマートパス」。電子コミックが読める……と思いきや、アプリ名のあとに「限定壁紙/ミニゲーム」とある。違う、俺が求めているのはこれじゃない(ファンは嬉しいかもしれないが)。

 地味に便利なのは「雨降りアラートPRO for au」のようなものだろう。だが、これもモバイルデータ通信をオフにしていると通知を受け取れない可能性が高い。うぅ、パケット通信を「使え使え」と言われているようだ(そりゃそうだ)。

 さて、10位以下になってくるとキャラクターとのコラボアプリやパズルゲーム、麻雀ゲーム、パチスロなどが出てくる。そういったゲームがつまらないわけではないが、スマホのアプリストアとは明らかに違うラインナップ。筆者が好きなRPGやシミュレーションゲームなんて出てこない(ガラホじゃ見づらいとは思うが)。

 さらに下って100位に近付くと、占いも増えてくる。LINE向けスタンプを配信するアプリが出てくるのはLINE対応のガラホらしい……のか? お、本だ雑誌だ! と思いきや、週刊誌やスポーツ新聞の名前は付いていても、単にWebアプリでWebサイトとさほど変わらない。もちろんガラホの小さな画面で見るよりは読みやすいのだが……。

Webアプリということでブラウザ表示の乗換NAVITIME。見やすいけど釈然としない……
最下位あたりに並んだ専門誌系のアプリ。コアなファン向けだから不利なのだろう。だがauスマートパスで使い放題、読み放題なら、ファンでなくとも覗いてみたい

 結局、これらを見ていて思うのが、普通のフィーチャーフォン(ガラケー)のアプリやガラケー向けコンテンツと変わらない、ということ。ランキングの終盤になってくると、情報配信サービスばかりで、アプリとはいえブラウザとは大差ない。

 auスマートパスに既に入っているからどんどん読むわけだけども、逆にこういったコンテンツが中心と事前に分かっていたら、auスマートパスには申し込まなかったかもしれない。スマホなら使い放題のアプリが豪華だがら入っても損とまでは思わないのだが……。

 もちろん、他の特典もあるので、本当にauスマートパスが不要かどうかはユーザーによるだろうが、スマホよりは恩恵が少ないというのが実情だ。初回登録30日間無料なので、その間にチェックしよう。これからどんなアプリやコンテンツが増えるのか分からないが、節約派の人はシビアに検討したいはずだ。


1カ月の利用で分かったガラホのスタミナ、安定感

 前回書いたとおり、Androidを搭載したフィーチャーフォン(ガラホ)「AQUOS K SHF31」を使っている。1カ月も経過すると、良くも悪くも当初とは違う印象を持つようになったので、今回はその話。

 まずは良さ。これはスタミナが第一。フィーチャーフォン風とはいえAndroidである。フィーチャーフォンとまったく同じのようにはいかないだろう、という予想だったのだが、モバイルデータ通信をオフにした状態で閉じたまま、という端末に大変有利な条件ではあるものの、放置したままでも2週間ほど電池が残っていた。省電力設定を施したスマホでもこれは無理じゃないですか。

最後の充電から13日後……まったく使わなければ2週間は平気で電池が持つ
通信速度もチェックしてみたが、横浜駅周辺で15Mbpsと、LTEの実測値としてはスマホと同程度だと分かった

 では普通に使って電池の消費はどうか。これは電車で毎日30分使うと3日で40%弱の減少。このペースなら1週間は持ちそうだ。もちろん、たかが電車で30分だから、スマホ並にブラウジングでもすれば、あっという間に減るだろう。

 だが、そうはならない。それが実はこのガラホの“弱点”でもある。ブラウジングをしていても、タッチパネルではないから、操作がだんだんと億劫になっていく。PCサイトの表示が多いから画面が小さく、さらに文字が小さい。かといって拡大をするとスクロールが面倒だ。もちろんかつてのフルブラウザとかPCサイトビューアーなどよりもはるかに快適ではある。Webページの表示も早い。

 それでも画面をタップするという、直感的なスマホの操作を知った今では、ガラホの操作は面倒なのだ。記事を深く読むことは無くなり、見出しをざっと読み流すようになる。使用時間を自然と抑えられるのでスマホ中毒の“解毒”には良いかもしれないが、快適にWebページをいつまでも見る、それによって情報を多く得られる、楽しめるという利便性は無い。

 もう一つ、これは盲点だったのだが、外出先で便利なはずの「au Wi-Fi SPOT」に全然つながらない。というのも最近のスマホなら5GHz帯の無線LANスポットにもつながるのだが、SHF31は2.4GHz帯の無線LANにしか対応していない。そのせいでつながらないスポットが多いようだ。

 スマホのテザリングやモバイルWi-Fiルーターが無いなら、外出先ではやっぱりモバイルデータ通信を有効にしたほうが良さそう……。というわけで、夢のパケット定額500円生活のハードルが上がった。

他にもこの1カ月でいろいろ試した。auのスマホ(非VoLTE)のSIMを挿してみると、ちゃんと通信が可能。さらに64GB microSDXCを挿してみた(それもキングストンのUHS-I、スピードクラス3、4K動画撮影可能という高機能過ぎのmicroSD)。……もちろん認識すらしない。ええ、分かってましたが

 カメラも遅い。最近のスマホが早すぎるのだろうが、ピント合わせに、シャッターを切るのに、時間がかかる。フィーチャーフォンと比べれば悪くないんだろうけど……。

 スタミナ以外の良さとしては、「安定感」が◎。「Android OS=不具合頻発」というネガティブなイメージを、Androidスマホを使ったことが無い人(あるいは使っている人もか)は持っているかもしれないが、ほんと使っていて何も起きない。

 筆者の持っているAndroidスマホと比べたらまさに雲泥の差で、勝手に再起動することも、固まることも無い(筆者のスマホではよく起こる。昨年の発売から1年ちょっとだというのに)。発熱もせいぜいが「温かい」程度。小さく片手操作で使えるのは、ラッシュ時の電車内で便利(使うな、という意見もあろうが)だ。しっかり握って操作できる安心感は素晴らしい。

 Android搭載とはいえ、ガラホはやっぱり圧倒的にフィーチャーフォン。スマホのように使うことは期待できないが、フィーチャーフォンの良さはしっかり受け継いでいる。“ガラケー”の良さを理解している人なら、ガラホもちゃんと使いこなせるし、オススメだと言える。


ついにガラホ購入! ただし古いほう……だって安いんだもの
左から機種編前に使っていたPT003、購入したSHF31、何度もここで紹介しているフィーチャーフォンのN-01G、そして4年前発売の早過ぎたガラホ(?)テンキー搭載スマホのIS11SH。もう見た目じゃ何が“新しい”のかさっぱり分からない

 前回までARROWS ケータイ F-05Gをいじっていたが、同様にAndroidを搭載したフィーチャーフォン「AQUOS K SHF31」を購入した。ちょうどauのフィーチャーフォン(ガラケー)が購入から2年経過したのである。

 このタイミングであればVoLTE対応のSHF32を買うのが手筋である。筆者も当たり前のようにそう考えていたのだが、auショップのお姉さんが機種変更ならSHF31のほうが安いですよ、と提案してくれた。

 SHF31はVoLTEには非対応。そのかわり3Gに対応している。他のスペックはOSやCPU、メモリも含めて同じ。そしてお姉さんの言う通り、SHF31は前回購入機種が16カ月以上ならキャンペーンで2万1600円(税込、以下同)の値引追加、実質0円となる。SHF32は実質3万2400円。VoLTEの有無だけでこの差は大き過ぎる。

 通話が多いわけでもなし、SHF31でなーんの問題も無い。うん、考えれば考えるほどSHF31のほうがいい、というわけで古いガラホの購入となった。

 またauのガラホのいいところは、Wi-Fi対応、そしてダブル定額があるということ。ダブル定額は月540~4536円。自宅でWi-Fi、外出先ではau Wi-Fiスポット(アプリ搭載)、そしてスマホやタブレットの余りに余っているパケットをテザリングでガラホにも使えるようにすれば……パケット代・月額540円も夢じゃない! と皮算用。

 が、これは使い始めて2日で破綻(泣)。SHF31のパケット通信量は下限540円の範囲内である10MB以内に収めなければならないのだが、Wi-Fi接続を意識していたにも関わらずたった2日で11MBに……あぅ。

 が、そこはガラホ、Androidだからデータ通信の量もアプリ毎にすぐ確認できる。ブラウザ9MB、auナビウォーク1MBなど。ありゃりゃ自分では大して使ったつもりはなかったが、あっさり10MBオーバーだったのだ。

 しかもこのダブル定額、190MB使うと上限の月4536円に達する急上昇っぷり。2GB使うと通信速度制限が始まる。ここは否も応もなくモバイルデータ通信をオフにする。Wi-Fiが使えれば通信は問題ない。データ通信オフでも通話はできるし。……なにか本末転倒気味だが。

au Wi-Fi接続ツールなど、プリセットアプリ(と言ってもアイコンが並ぶわけではない)が豊富で、auの専用サイトからダウンロードもできる
もっと早くにモバイルデータ通信をオフにしていれば、と思わずにはいられない、アプリ毎の通信量。ただこんな風に手軽にチェックできるのはありがたい

 それにしても姿形はもとより、画面構成だってかなりフィーチャーフォンなのだが、やっていることはスマホと同じ。なかなか“いじりがい”がある。愛着もわく。が、スマホと近いだけに、果たしてこのガラホ、本当に長く使い続けられるのか? と一抹の不安が。なにしろ登場してまだ半年。本当のところはまだ誰も分からない。だけどそこが……また人柱心をくすぐるんだよなぁ。


映画館はマナーモード? 電源オフ?

 仕事が忙しいときでも週末はよく映画を観に出かける。話題作は公開日の週末のレイトショーで観るし、観たい作品が重なったときは翌週、出直して、観たりする。本当に映画が好きな人に比べれば、まだまだ少ない方だけど、自分の周囲では結構、映画館に出かけている部類に入るようだ。

 映画館に着き、チケットを買い、ポップコーンと飲み物を手にして、シアターに入ったら、次にやるべき作業は携帯電話のチェック。本編前に流れる鑑賞マナーのムービーでも触れられているけど、上映中の携帯電話の操作は周囲の人の迷惑になるので、携帯電話を操作しないのはもちろん、あらかじめ利用できない状態にしておくのが基本。

 つい先日、映画館に出かけたとき、予告編が始まるや、前の席に座った2人組の女のコがスマートフォンを取り出し、端末をスクリーンに向けたときは「おいおい、それはダメだろ!」って思ったら、暗闇でツーショット自撮りをはじめて、ちょっと驚かされたなんてこともあった。予告編の間とは言え、ちょっとねぇ……。

 じゃあ、何をもってして、「利用できない状態」というのか。普通に考えると、マナーモードか、電源OFFってことになるんだろうけど、以前、どこかで見かけたアンケートではマナーモードと電源OFFが半々くらいの比率だったと記憶している。「通常のマナーモードで十分じゃないの?」っていう人が多そうだけど、着信時にバイブが振動して、映画のシーンによっては周囲に振動音が響いてしまうかもしれないし、自分の席の前の荷物フック(前の席の背中側)にカバンをかけておいたら、カバンの中に入っている端末が着信時振動して、前の席に伝わってしまった……なんていうこともありそう。

 最近、ボク自身がNTTドコモの回線で使っているAQUOS ZETA SH-03Gは、本体側面にイルミネーションが備えられていて、メール着信などを光で知らせてくれるんだけど、これも胸ポケットなどに入れておくと、上映中に煌煌と光ったりして、目立ってしまう。映画館以外でも気になることがあるので、サイレントマナーなどと連動して、イルミネーションを一時的に光らないモードも用意しておいて欲しいところだ。

AQUOS ZETA SH-03Gは本体側面に備えられたイルミネーションが光る。普段はいいけど、映画館など、場所によっては要注意
イルミネーションの設定ではイベントに応じた光り方の設定ができるけど、サイレントマナーなどと連動する設定が欲しいところ
Apple Watchは腕を傾けると、画面が点灯するので、ポップコーンを手にするたびに光ってしまうことも……

 また、もうひとつ気になる存在なのが最近増えてきた腕時計型のウェアラブル端末。たとえば、Apple Watchは腕を傾けると、ディスプレイに文字盤などが表示される。普段はこれが便利なんだけど、映画館などではポップコーンに手を伸ばすたびにApple Watchが光ってしまうなんていうことも……。しかたないので、最近は上映開始前に腕から外して、ジーンズのポケットにしまってます。Apple Watchに限った話ではないけど、ディスプレイが光るウェアラブル端末は一定時間、表示を簡単にOFFにできるモードがあると、便利かもしれません。

 さて、最終的に「利用できない状態」をどうするか。本編上映前の鑑賞マナーのムービーでは「電源をOFF!」なんてアナウンスされているし、映画館によっては鑑賞マナーのWebページを用意していて、TOHOシネマズのページでは「上映中は携帯電話の電源はお切りください」と明記されているので、やっぱり、電源OFFが基本なのかな。ただ、一度、電源を切っちゃうと、「次に起動に時間がかかるからイヤだ」なんていう人も居るだろうから、そういう人は飛行機に搭乗するときなどに使う「機内モード」にしてみるの手です。

 マナーの話は人によって、いろいろな考えがあるので、一概に「これが正解!」とは言えないけど、せっかくの映画なので、できるだけ周りに迷惑をかけないように楽しみたいものです。さて、今週末は何を観に行きましょうか。


auは2015年夏モデルから「データお預かり」でデータ移行
2014年夏モデルのAQUOS SERIE SHL25(右)を2015年夏モデルのAQUOS SERIE SHV32(左)に機種変更

 各社の夏モデルもひと通り出揃い、このタイミングで機種変更の時期を迎えた人はおそらく手続きを済ませたはず。ボク自身もメインで利用しているNTTドコモ、au、ソフトバンクの機種は機種変更を済ませ、その他に興味があったり、仕事的に機種変更しなきゃいけないものも順次、機種変更をしている。毎シーズンのことながら、出費がイタい。

 機種変更をしてみると、いろんなことがわかるもので、今夏も「そういや、そうでしたね」って思ったことがひとつあったので、今回はその話を……。

 機種変更をするとき、大事なのが電話帳(連絡先)やメールデータの引き継ぎ。ケータイ時代は赤外線通信が活躍していたけど、スマートフォンになってからはアプリもあるし、連絡先などは「Gmailの連絡先を同期するから、何もしないよ」なんていう人もいる。メールもGmailについては、同じGoogleアカウントを設定するだけなので、何もしないけど、キャリアメールについてはちょっと各社で事情が異なる。

 NTTドコモについてはご存知の通り、クラウドベースのドコモメールに移行し、ローカルに保存されているメールもクラウドにアップロードできるようになったので、ドコモメール対応機種であれば、機種変更をしてもそのまま、クラウドに保存されているメールデータを継続利用できる。最近ではフォルダへの振分け条件もクラウドで管理されるようになり、かなり扱いやすくなった。

2015年春モデル以前に提供されている「auバックアップアプリ」。アドレス帳やメール、ブックマークなどのデータをmicroSDメモリーカードにバックアップ可能

 これに対し、ちょっと面倒なのがauやソフトバンク。いずれも元の機種でmicroSDカードなどにメールデータをバックアップし、新しい機種で復元するという手続きをする。auの「Eメール」、ソフトバンクの「SoftBankメール」のアプリで、いずれもバックアップと復元ができるんだけど、auの場合、これとは別に従来から「auバックアップアプリ」というアプリを提供していて、メールだけでなく、アドレス帳やブックマーク、設定などもバックアップして、機種変更後に新しい機種に簡単に復元できた。

 ところが、auは2015年夏モデル向けでは「auバックアップアプリ」が提供されなくなっており、au Marketからもダウンロードできなくなっている。つまり、前の機種でmicroSDメモリーカードにバックアップしておいたけど、機種変更後に復元する術がない?

 なぜ、こんなことになっているのかというと、auが今夏からバックアップアプリの環境を「データお預かりアプリ」に移行しているためだ。「じゃあ、前の機種で、データお預かりアプリをダウンロードして、バックアップし直さなきゃいけないの?」って考えてしまいそうだけど、実はauバックアップアプリでバックアップしたデータは、データお預かりアプリでも扱えるとのこと。

2015年夏モデルから提供されている「データお預かりアプリ」。こちらもアドレス帳やメールなどのデータをバックアップ可能。バックアップ先はmicroSDメモリーカードだけでなく、auスマートパスサーバーも利用できる。従来のauバックアップアプリでバックアップしたデータも復元可能
データお預かりアプリは従来のauバックアップアプリでバックアップしたデータも復元可能

 このデータお預かりアプリについては、本誌でも4月に記事を掲載していたんだけど、すっかり忘れていて、機種変更を済ませた後、「あれ~? 新機種でauバックアップアプリがダウンロードできないじゃん!」って困ってたら、ネットで検索して、「そういや、そうでしたね」と思い出した次第。

 とりあえず、データは無事に移行できたんだけど、欲を言えば、auにはもうちょっと配慮が欲しかったところ。なぜなら、auバックアップアプリの後継として、データお預かりアプリが提供されていることはまだ周知されていないし、auショップでも告知されていない。2015年夏モデルから環境が置き換わるなら、夏モデルのパッケージに告知の紙を一枚入れるとか、2015年夏モデルの初期設定画面で表示するとか、従来のauバックアップアプリの画面に「2015年夏モデル以降は『データお預かりアプリ』に移行するよ」なんて表示してくれるとか、もうひと押しの周知が欲しかった気がします。ボクらは頻繁に機種変更するからいいけど、普通のユーザーは2年に一回くらいのペースなんだから、もうちょっとストレスなく機種変更できるように、しっかりと情報提供をお願いしたいところです。

SIMフリー版iPad Air 2でmineoのSIMカードがちゃんと動いてます。そこそこパフォーマンスも出てます

 ところで、まったくの余談ですが、今回の原稿は当初、本誌の「au網のMVNOでもiPhoneが使える? IIJの報告に他社MVNOは」を受けて、「SIMフリー版iPad Air 2でmineoのSIMカードが使えた!」って話を準備していたのですが、そのネタは昨日、白根雅彦氏が書いてしまったので、急遽、ネタの変更をしました(笑)。まだ数日しか使ってませんけど、SIMフリー版iPad Air 2でmineoのSIMカードはちゃんと動いてますよ。わりと調子いいので、しばらくはこの環境で使い続けてみようかな。


悩ましい月間500MBのコース、mineo春の改定

 4月6日、mineoの春の改定が発表され、データ通信のみの「シングルタイプ」では月間500MBで月額700円(税抜、以下同)というコースが、6月1日より新規に追加されると発表された。これに先駆けて、5月1日からは1GBコース以外で通信量の増量も実施される。

 月間500MBと最も容量が少ない新コースは、月額700円と価格もかなり抑えられている。のだが、同社のサービスでは基本ともいえるコースは月額850円で月間1GB。150円の追加で容量は倍になるのだから、この新コースはコストパフォーマンスよりも、絶対的に安いコースを求めるユーザー、あるいは、毎月1GBも使わず、繰り越しもあって無駄にしている量が多い……ということが既に分かっているユーザー向けということになるだろうか。

 かくいう筆者も大量に繰り越しているクチであり、新コースへの変更を検討しているのだが、6月からと少し先なこともあり、受付の開始については別途案内されるとしている。

アプリ「mineoスイッチ」

 通信量の節約という意味では、無駄のない使い方を加速させるのが、5月から提供されるアプリ「mineoスイッチ」だ。このアプリはオンの時に通信速度が200kbpsに制限され、付与されている月間容量を消費しない、というもの。

 MVNOでよくある“ターボモード”などとは前提条件が逆になるため、勘違いしやすいが、mineoでは基本の通信速度が200kbpsなどのコースは提供されていないので、このような、普段は高速/スイッチオンで速度制限、という仕様になったものと思われる。このアプリでは、これまでWebサイトで確認していた通信容量の残量の確認なども可能だ。

 「シチリア島への片道キップ」はネタ感が強めとしても、本業でもなんだかんだで1カ月に一度は話題を提供してくれるmineoである。


ドコモの2014-2015冬春モデルはSIMカード変更に注意!

 ひと昔前に比べると、スマートフォンの機種変更は随分とラクになった。かつては電話帳やメールデータ、写真、音楽、ブックマークなど、いろいろなデータを引き継ぐために、データを変換したり、パソコンを使ったりと、手間がかかることもあったけど、現在では各携帯電話会社がバックアップアプリを配布している上、「ドコモ電話帳」や「ドコモメール」のように、携帯電話会社自身が提供するクラウドサービスを提供していることもあり、機種変更後も比較的早いタイミングで、元の環境に近い状態で使いはじめることができるようになってきた。MNPなどに伴う機種変更やプラットフォームを跨いだ機種変更もDropboxやGoogleドライブ、OneDriveなどのオンラインストレージを活用することで、従来に比べると、格段にデータを引き継ぎやすくなった印象だ。

 「おサイフケータイ」関連についてもケータイ時代にみんなで苦労したことが報われ(笑)、スマートフォンの機種変更時のデータの引き継ぎがスムーズになっている。方法はサービスによって違うけど、電子マネーやクレジットカードなどの金融系サービスでは、機種変更前に元の端末で各サービスのアプリから契約情報をサーバーに預け、機種変更後の端末に同じアプリをインストールして、サーバーから契約者情報を受け取って、復元するという流れになる。かつてはサービスによって、端末にSIMカードが入っていないと、アプリが起動できなかったり、契約情報が受信できないというものもあったけど、最近は意外にもWi-Fi経由で情報を預けたり、受け取ったりできるサービスもあるようで、機種変更前に預け忘れてもわりと何とかなっている(笑)。

 ただ、昨年末にNTTドコモの回線でAQUOS ZETA SH-01Gに機種変更したとき、部分的に『何ともならない』事態に陥ってしまった。機種変更はいつもお世話になっているドコモショップに出向き、手続き前には「ドコモバックアップ」で端末の情報をバックアップし、DCMXなどのおサイフケータイ関連の契約者情報もアップロードした。新しい端末を受け取り、今度はドコモバックアップで端末データを復元し、おサイフケータイの契約者情報も無事に受け取ることができた。

 ところが、「iD」アプリを起動してみると、なぜかアプリ画面右上に「確認」と表示されている。この部分にはNTTドコモが一昨年から提供を開始した「iD/PayPass」機能の状態を表示するエリアで、本来であれば、「有効」という文字とPayPassのロゴが表示されるはず。ちゃんと契約者情報をサーバーに預け、新しい端末で正しく受信できたのに、なぜこんな表示になるのだろうか。

 実は、iD/PayPassのサービスはSIMカード(UIMカード)と紐付いた形で提供されているため、SIMカードが変わってしまうと、カード情報の再設定が必要になる。今回、機種変更したAQUOS ZETA SH-01Gをはじめ、NTTドコモの2014-2015冬春モデルは、これまで採用されてきた「ドコモminiUIMカード」(microSIMカード)だけでなく、iPhoneと同じ「ドコモnanoUIMカード」(nanoSIMカード)が採用されている機種が多い。そのため、機種変更すると、SIMカードが変わってしまい、紐付けられたサービスが使えなくなったというわけだ。一部のソーシャルゲームなどで、SIMカードと紐付けられていることは知っていたけど、iD/PayPassはちょっと気付かなかった。

「iD」アプリを起動してみると、画面右上に「確認」の文字が……
機種変更でSIMカードがmicroSIMカード(手前)からnanoSIMカード(トレイ上)に変更されたため、再設定が必要に

 サポート窓口のDCMXセンターに電話をかけると、すぐに再設定に必要な暗証番号などを送ってもらうことができた。必要な情報を設定することで、「iD」アプリを起動したときにPayPassのロゴが表示されるようになり、PayPassが利用できる環境が整った。

 あとはPayPassを使うだけなんだけど、国内ではなかなか使える場所に出会わない上に、海外ではかつての日本と同じように、PayPassの決済端末が置いてあっても店員さんが面倒くさがって、使わせてくれないことがあったりして、まだ使うチャンスが少ない。今年こそは一回くらい、どこかでiD/PayPassで決済してみたいなぁ。

DCMXから再設定に必要な暗証番号などをもらい、カード情報を再設定
無事に「PayPass」のロゴが表示され、使えるようになった。さて、海外で使えるチャンスが来るか

1GBプランでも残量が最大3GB、値下げのmineoの新料金プラン

 2月1日から「mineo」の新料金プランがスタートした。既存プランの値下げや、3GBプランが4GBに増量されるなど、基本となる要素がテコ入れされて、春商戦を迎え撃つ格好だ。全国放映のCMが1月24日からスタートし、今後も春には「ターボ機能」、春以降に「パケットギフト」と拡充されていく予定となっている。

 筆者のプランは、データ通信のみの「シングルタイプ」で、1GBのプランと、最もユーザーが多いという中心的なプランだ。これまで月額980円(税抜、以下同)だったが、2月から自動的に月額850円になっている。

 さらに、明細を見ると、2015年1月1日付けで「1GBパケットギフトキャンペーン」としてmineoから1GB分のデータ通信量がプレゼントされていた。通常の月間通信量も翌月まで繰り越すことが可能なので、理論値(?)では月間最大3GBにもなる。

 また、新規契約のユーザー向けだが、音声通話対応のタイプを含めて、1GBのプランでは、契約の初月のみ1GBが追加でプレゼントされる。これにより、1GBで十分か、2GBプランがいいのか、自分にあったプランを判断できるというわけだ。契約した直後はなにかと使ってしまうので、そうした意味でもありがたい施策だ。

 2月1日の値下げと同時に、「直近3日間で500MB以上」という条件の終日規制が撤廃されている点もヘビーユーザーにはありがたい点だろう。

 ほかにも、データ通信のみの「シングルタイプ」でもオプションとして「SMS」対応を申し込めるようになっている。こちらは、SIMカードの交換なしで利用を開始できる点もありがたい。SMSオプション自体に追加料金は無く、受信は無料、送信は1通3.24円だ。筆者はさっそくこのSMSのオプションを申し込んでみた。

 筆者が夏に7万5000円ほどで分割購入したmineo印の「AQUOS SERIE SHL25」だが、最近になって、未使用のau版が秋葉原にて2万5800円(税込)で売られていたという情報もある(泣)。端末を含めて、春の新生活の準備はもちろん、普段の使い方とプランを見直す意味でも、春商戦は良いタイミングではないだろうか。


斜め上の展開!? 「マイネ王」

 2014年12月18日の発表会で「mineo」の料金値下げが発表され、同時に新しい取り組みも発表された。2015年2月1日から開始される新料金については既存ユーザーも対象。現在でも、筆者はデータ通信専用の1GBプランなのだが、繰り越しやケイ・オプティコムからのパケットギフトのプレゼントによって、月間のデータ容量が最大で4GBになっており、かなり充実した内容になりつつある。

 また、この発表会では、「直近3日間で500MB以上」という条件の通信速度制限を2月1日から撤廃することや、高速通信のオン・オフを簡単に設定できる「ターボ機能」、ユーザーどうしの「パケットギフト」を提供する(どちらも春から)など、使い勝手に直接影響しそうなサービスが順次登場する予定になっている。

 そして、発表会でも案内されていた、ユーザー同士、ユーザーとmineoのスタッフが交流できるというコミュニティサイトが1月13日にベータ版としてオープンした。その名も「マイネ王」。

2014年12月18日の発表会でアナウンスされたコミュニティサイトの立ち上げ

 見出しや画像がタイル状に並べられたオープン当初のエントリーの数々を見ると、mineoから発信している比較的真面目な内容のほかにも、ネタ系、体を張ったレポート系、はてはけっこうなコストがかかってそうな、エイプリルフールのようなネタなども混ざり、予想の斜め上を行く布陣のようだ(笑)。発表会でコミュニティサイトを立ち上げると聞いた時、筆者はもっと堅苦しいものになると想像していたのだが、良い意味で裏切られたようだ。

 コメントを残すとプレゼントが当たるというキャンペーンも実施されているが、こちらも、プレゼントのラインナップにシャープの「AQUOS SERIE SHL25」、京セラの「LUCE KCP01K」などに加えてパナソニックのタフパッド「FZ-E1」を紛れこませるなどツッコミどころはしっかりと残されている。ちなみに「FZ-E1」はmineoでの動作検証を実施済みとのことだ。

 前述しているように、この2月や春からは、日常的に使う上で直接影響がありそうな機能やサービスが順次提供される。使いこなしや知らなかった機能、使い勝手を簡単にチェックするという意味でも、「マイネ王」は便利なサイトになりそうだ。件の発表会では、「マイネ王」発として、将来のサービス開発を睨んだ開発者とユーザーとの交流の場なども設けたいと説明されており、わりと本気のようだ。

 MVNOとひと言でくくってしまうと今や多数の選択肢が乱立した状態だが、砕けたテイストのコミュニティサイトをMVNOが提供するというのは比較的珍しい。ファンやユーザー、提供する企業の雰囲気でMVNOを選ぶ、という未来も、あるのかもしれない。


ひかり電話デビューでタブレットを固定電話の子機に
固定電話の子機になったSH-08E

 つい先日、築ン十年の木造戸建ての2階から、マンションという名の鉄骨の建物に引っ越しました。

 引っ越すと、あらゆることが変わります。当然配線も変わりますね。なぜこんなところにコンセントがあるのかしら! といったことはよくありますが、固定電話のモジュラージャックもその1つ。新居は本来親機を置きたい仕事場と、台所のモジュラージャック位置がかなり離れており、ケーブルを這わせるのはちょっとどうかというレベルなのです。しかも、それまで使っていた付属の子機のバッテリーも寿命を迎えつつあり、たまの通話中でもバッテリー切れを知らせるアラームが鳴ってうるさいという状態。

 家の電話はあまり使わないので維持費下げたいということで、今回の引っ越しにあたり、NTTの電話回線を休止し、フレッツ光ネクスト(マンションタイプ)を使った「ひかり電話」に変更しました。そのため、「離れた場所のある固定電話を仕事場でも使いたい」という目的において、3つの選択肢がありました。

(1) 新しい子機を増設して仕事場に設置する
(2) NTT東日本の「スマホdeひかり電話」を導入して、スマホを子機にする
(3) スマホが子機になる電話機を導入する

 ただでさえ物が多く、たこ足配線になりがちなので、これ以上コンセントを埋めるものは置きたくないということで、子機の増設は却下。

 とっても興味を抱いた「スマホdeひかり電話」ですが、使うには別途月額300円(税別)の無線LANカードをレンタルする必要があるそうです。ただ、すでにAirMac Time Capsuleを導入済みだったため、できればそちらを使いたい。あれこれ調べてみたのですが、自分がトライするには相当ハードルが高そうだということで断念しました。

左はレンタル中のひかり電話ルーター、中央が「VE-GDW03DL」、右がAirMac Time Capsule

 というわけで、電話機そのものをパナソニックのデジタルコードレス電話機「VE-GDW03DL」に買い替えることにしました。親機をアクセスポイントに接続し、iPhone 6 PlusとiPhone 5s、Nexus 5に専用アプリをインストールして子機化成功。

 スマホを3つも子機にしたことで、一番手元に近いどれかで電話の発着信が可能になりました(あまり使わないのに)。しかし、ここでまた気になることが。当たり前ですが、アプリを常駐させていないと着信できないんですよね。3つもあればどれかは起動してそうですが、バッテリーのことも考えるとどうかなと思ってしまいました。

使うときに縦にすればいいし

 そこで思い出したのが、いつもクレードルにどっかりと座っているタブレット「AQUOS PAD SH-08E」の存在。こいつなら仕事デスクに充電した状態で設置できます。iPhone 6 Plusの登場で出番が激減していたSH-08Eですが、まさかの復活!

 早速アプリをインストールしてみたところ、いい感じに運用することができそうだと分かりました。アプリ「スマートフォンコネクト for GDW03」が回転しないため、横置きは画面が倒れて妙な感じですが、バッテリー切れの不安もなくアプリを常駐させるという目的は達成できました。

 と、あまり使わないのに、なんだか燃えてしまったのでした。


液晶保護フィルムではなくガラスに挑戦

 「mineo」で購入した「AQUOS SERIE SHL25」を、サポートセンター経由でメーカー修理に出してほぼ2週間、手元に端末が戻ってきた。週末しか受け取れなかったため、仮に平日の受け取りが可能なら、もう少しだけ早く戻ってきていた形だ。

 端末は、サポートからの事前の連絡通り、外装が新品に交換された。前回報告しているが、傷が付いたのは筆者の理由によるもので、不良品だったわけではないので念のため。返送された端末には表裏ともに新品同様のシールが貼られており、端末を買ったばかりの気分で、改めて液晶保護フィルムを探してみた。

 今回、強化ガラスでできた“液晶保護ガラス”を選んでみた。フィルムのように曲がるものではなく、極薄の板ガラスだ。価格は高いが、表面硬度9Hと、傷から守るという意味では頼りになりそうではある。

 「au Online Shop」にて、「AQUOS SERIE SHL25」に対応したレイ・アウト製の液晶保護ガラスが販売されているのは確認していたが、東京・新宿にオープンしたばかりの「au SHINJUKU」を訪れてみたところ、店頭でも購入できた。

auが販売している「AQUOS SERIE SHL25」用の液晶保護ガラス
折り曲がらないようなパッケージに入っている。

 量販店で購入できれば貼り付けサービスもお願いしようと考えていたが、今回は自宅で挑戦することに。フィルムと違って自重で湾曲することもないため、思いの外、貼り付け作業は楽だった。しかし、ホコリが入らないためのノウハウはすでに多く共有されているものの、斜めにズレずに貼る、ど真ん中に貼る、といった作業はなかなか難しい。筆者は左側に全神経を注いで貼った結果、斜めになることは防げたが、右側に余りができてしまった(笑)。もっとも、内側の液晶の表示領域はすべてカバーされているので、液晶が点灯している分にはあまり気にならない。

 今回購入した製品はガラス製ということで、保護フィルムよりも厚みがある。そのため、エッジの仕上がりが固かったり、痛かったりしないのかと少し気になっていたのだが、実際の製品はしっかりと面取りがされ、エッジに触れた際の指先の感触もスルっと滑らか。境目にホコリがたまりやすいのが弱点だが、画面をタップした際の微妙な感触も硬質感が増したようで、かなり気に入っている。

貼り付ける前の液晶保護ガラス
貼付け後。エッジは滑らかに面取りされ感触は良好

mineoで買ったスマホを修理に出す

 前回、「mineo」で買った「AQUOS SERIE SHL25」を持って伊豆大島に出かけたことを書いたが、ここでひとつの事件が起こってしまった。もちろん、旅行中はそもそも台風が接近している最中であり、島を出る際には風雨の中の強行出港だったのだが、そういう事情とは関係なく、「AQUOS SERIE SHL25」の画面に細かい擦り傷を無数に付けてしまったのである。

傷だらけにしてしまった「AQUOS SERIE SHL25」

 筆者は(保険として)通話のための端末として旅行に「isai LGL22」も持っていったのだが、ズボンのポケットに「isai LGL22」と「AQUOS SERIE SHL25」を重ねて入れていたところ、「AQUOS SERIE SHL25」の画面に無数の擦り傷が付いてしまったのだ。そのことに気が付いてからは、重ねて入れるのをすぐに止めたが、後の祭りである。

 傷が付いた場所をよく見ると、「isai LGL22」のカメラレンズの膨らんだ形状のあたりが「AQUOS SERIE SHL25」の画面に幾度となくぶつかり、傷が付いてしまったようだ。レンズまわりは別段角張った形状ではないため気にしていなかったのが甘かったようだ。液晶保護フィルムなどを使用していなかったのも、見込みが甘かった。最近は傷への耐性があるガラスを採用するスマートフォンが増えているため、油断していたのだ。

 画面を傷だらけにしてしまった結果、表示する画面によっては少しモヤがかかったように見えたり、タッチ操作の度に指先にザラザラとした感触が伝わったりと、かなり残念な感じに。今回の件で、唯一の救い(?)は、筆者が「AQUOS SERIE SHL25」を購入した際、修理費用を低減できる「端末安心サポート」(月額370円)に加入していたことだ。1回目の修理は5400円(税込)。基本的な使用に支障は出ていないが、思い切って修理に出すことにした。

 執筆時点では修理が終わっていないため、結果を含めて報告することができないのだが、ISPとしての事業も長いケイ・オプティコムとあって、サポート体制や対応の流れに大きな不満は感じなかった。

 実店舗のないMVNOとあって、店頭対応はできないが、修理の依頼方法や流れはスムーズな形で用意されている。「端末安心サポート」の専用ダイヤルに電話をかけ、担当者に修理を希望している旨や理由、個人情報の確認などを行うと、手続きは完了し、後日自宅に代替機が届けられる。配達員(私の自宅では日通だった)が持ってきた代替機を受け取り、修理に出す端末を配達員に預けると、後日サポートセンターから受け取った旨の電話がきて、こちらの申告通りなので、メーカーへ修理に出しますと告げられた。この際、「背面も傷がついていますが、どうしますか?」と聞かれ、こちらも交換をお願いすることにした。

 ひとつだけ戸惑ったのは、修理する端末を配達員に預ける際の手順だ。修理依頼時の電話で、受け取る際の手順を詳しく説明されなかったため、代替機は受け取っただけで、配達員には購入時の製品パッケージに端末を入れて預けてしまった。このため、一緒に送ると聞かされていた、サインを入れた同意書は、別に郵送する形になってしまった(午前中の寝起きで、頭が働いていなかったというのもある)。

 後で確認したところによると、正確な手順は、代替機が届けられたら、その場で箱を開け、代替機と代替機の返送用封筒を取り出し、同梱の書類にサインをして箱に戻し、修理用端末もその箱に入れ、配達員に渡す、という手順だった。この手順、配達員は詳細を知らないため、ユーザー側が把握しておく必要があるのだ。

 MVNOから端末を購入するとなると、こうした修理や、不測の事態への対応について、不安を覚えることもあるかと思う。今回、受け取りの手順は少しミスをしてしまったが、流れや対応スピードはなんら問題がないという印象だ。現在は、どんな液晶保護フィルムを買うか迷っているところだ。


伊豆大島とmineo

 先日、有給休暇と週末を利用し、友人数人と伊豆大島に行ってきた。海外出張を除けば、本州の外に出るのは高校の修学旅行で九州を訪れて以来だ。ゴールデンウィークでも徒歩5分圏内で過ごしてしまうことがほとんどの筆者にとってみれば大冒険である。持っていったモバイル端末は、データ通信で契約しているmineoのSIMカードを装着したmineo版「AQUOS SERIE SHL25」と、音声通話のためのau「isai LGL22」だ。

 伊豆大島へは、東京・竹芝桟橋から船で移動した。海上ではしばらくつながっていたが、浦賀水道を抜けたあたりから4G LTEは圏外になったようだ。東海汽船の高速ジェット船は、波がおだやかだと新幹線程度しか揺れないため、ほとんど寝てしまっていたのだが……。

 伊豆大島には、旅客船が到着する港として島の北側に岡田港、西側に元町港があり、風向きなどで、その日に利用する港がどちらかに決まるという。集落としては、役場などもある元町港周辺が最も大きいようだ。島には約8200人が暮らしており、離島といってもなかなか規模は大きい。

 今のところ、筆者は回線交換の音声通話以外はmineoをメインに使っているので、伊豆大島におけるauの4G LTEエリアが滞在中のポイントになる。ちなみにUQのWebサイトによると、伊豆大島に「WiMAX 2+」のエリアは無いようで(端末の表示では判別できない)、mineo版「AQUOS SERIE SHL25」について言えば、滞在中はauの4G LTEのエリアだけに依存する形だ。

 公開されているauの4G LTEのエリアマップによると、伊豆大島の北側から西側にかけてがエリアになっており、(当然だが)人口が集中するエリアと重なっている。滞在中も、宿泊施設のあった元町港周辺や、海岸沿いにある温泉、釣りをした元町港の桟橋など、島の西側を中心に過ごしたため、問題なく使えた。

伊豆大島におけるauのエリアマップ。ピンク色が4G LTE、わずかにあるオレンジ色が3Gだ

 活火山として有名な三原山は、島のほぼ中央にあり、メインイベントのひとつとして筆者一行も登ってみた。

 ホテルや土産物屋のある、火口の周囲をぐるっと囲む外輪山あたりまでは、エリアマップでは4G LTEのエリアと示されているが、中心部の火口(山頂)を訪れてみると、さすがにエリアマップの外というだけあって、4G LTEの電波は入ったり入らなかったりといった不安定な感じになっていたようだ。火口のある丘から降りてしばらく歩けば、普通につぶやきや写真を投稿できていた。

「AQUOS SERIE SHL25」で撮影。火口から南西に向かう「裏砂漠ルート」で火口の丘陵を降りきったあたり

 火口と、外輪山に囲まれた火口の周辺は、固まった溶岩と草だけの広大な“黒い砂漠”となっている。実際に訪れてみると、行きに選んだルートは登山というよりは急な坂のある大きな公園といった塩梅で、火口までの道はアスファルトやコンクリートで舗装されていた。帰りは違うコースを選んだので舗装されていない火山岩の砂利道だった。火口から外輪山までの間にめまぐるしく植生が変わるのが「ジオパーク」と呼ばれる所以で、もともと大型の野生動物が少ない島とあって、生き物の気配が薄く、ある種の異世界感がある荒涼とした雰囲気が印象的だった。

南にある外輪山を降りたあたりから見た、三原山の中心にある火口の全景。かつて流れだした溶岩の跡が今でもはっきりと分かる
火口の様子。深さ200m以上で、遊歩道から底は見えない
裏砂漠ルートの一コマ。このあたりは冷えて固まった溶岩が占めているが、長い時間をかけて植物が根を下ろし始めている。向こうに見えるのは外輪山。ちなみにここは東京都である

意外と知られていないブラウザーアプリのデータ圧縮機能

 携帯電話会社各社は、音声定額サービスとあわせてパケット通信料を従量制に変更。MVNO各社も同様に、従量制のパケット通信プランによりサービスを提供している。以前の上限7GBの準定額制の時代からすると、2~3GBあたりをボリュームゾーンとして、各自が自分にあったプランを選択する必要が出てきている。こうなると、いかにして自分が契約しているプランの範囲内に毎月の通信容量を収めるか、というのもユーザーとしては大事な視点となってくる。

 そんな状況に際して、かなり効果的だが、意外に知られていないのが「Chrome」や「Opera」などのWebブラウザーアプリのデータ圧縮機能である。

 仕組みとしては、ブラウザーでアクセスしたサイトの画像などを途中のサーバー上で圧縮し、軽くした状態で端末側に転送して表示させるというものだ。そもそも、こうした機能は、2Gしかないような新興国市場向けに作られたもので、通信するデータ容量を小さくすることで快適にサイトにアクセスできるというメリットが生まれる。ただ、日本のように高速なWi-FiやLTE環境が整備された状況下においては、サーバー上での処理が発生すると、その分だけレスポンスが落ちることになるため、上限7GBと余裕がある時代には、さほど魅力的には映らなかった。

 それでも、毎月1GBや2GBといった容量の制約の中で暮らすとなると、相応の工夫が必要になってくる。そこで、こうしたデータ圧縮機能を使うとどうなるか、という話である。

「Chrome」の場合、設定メニューから「データ使用量を節約」を選択
直近の1カ月では28%節約できた

 例えば、Chromeの場合、筆者がこの1カ月で試した数値としては、513MB→368MBと約28%節約したという結果が出た。単純計算ではあるが、約3割の節約が可能ということであれば、普通に使っていて毎月3GB通信しているユーザーであれば、2GBのプランに変更しても大丈夫ということになる。

 もっとも、SSL通信の場合は圧縮の対象外だったり、他のアプリを使用している際には圧縮が効かなかったり、例外は多々あるのだが、従量制移行に際し、知っておいて損はない機能と言えるだろう。


iPhone 6 PlusとAQUOS ZETAを比較してみた

 発売日には妙な騒動もあったiPhone 6ですが、事前予約がうまくいったおかげで、SIMロックフリー版iPhone 6 Plusのシルバーを無事入手することができました。6と6 Plusでどちらにするか少し悩みましたが、大画面好きと公言しているからには大きな方を買うべきだと自分を納得させました。現在、AQUOS ZETA SH-04Fとともに使用中です。

 iPhone 6 Plusは、GALAXY NoteシリーズやXperia Z3と比較されることが多い思うのですが、ディスプレイサイズだけみれば、iPhone 6 Plusが5.5インチ1920×1080ピクセル、SH-04Fは5.4インチで解像度同じとかなり接近しているので、比較してみても面白いかなと思いました。

 ディスプレイはそんなわけでスペック上、差がほとんどないのですが、持ち心地はかなり違います。個人的に、AQUOS ZETAは普通のスマートフォン感覚で扱っていますが、iPhone 6 Plusは小型タブレットというか、いわゆるファブレット感覚。表現が難しいのですが、自分にとって、AQUOS ZETAは片手操作をしようと思えばできる(と思わせる)大きさの携帯電話で、iPhone 6 Plusははなから片手操作をしようと思えない情報端末です。といいつつ、このiPhoneで電話をすると、マイクが口元にあるので安心感があります。巷でいわれている小顔効果もあるのでしょうか。

ホームとメニュー。画面サイズはほぼ同じなのに、高さの差がはっきり。AQUOS ZETAの3辺狭額縁が非常に効いていることがわかります。iPhone 6 Plusの画面表示は標準。老眼になりつつある私でも十分見えますが、強いていえばAQUOS ZETAの方が見やすいかな。iPhoneは画面下部に操作キーが表示されないので、画面がより大きく、表示に余裕を感じます
背面の比較。カメラ位置は、横向きに構えたときに指が当たりにくいAQUOS ZETAの方が好きです。改めて見るとiPhoneはリンゴマークが大きいですね
薄さはiPhone 6 Plusが7.1mm、AQUOS ZETAが9.3mmと圧倒的にiPhoneが薄い
サイドはともにカーブしていますが、AQUOS ZETAのボディは「ヘキサグリップシェイプ」と呼ぶ六角形フォルム。サイドがiPhoneより尖っているので滑りにくいようです。iPhoneにストラップホールがあればいいなと初めて思いました

 持った感覚は“しっかり握れる感”があるAQUOS ZETAの方が好きです。iPhone 6 Plusはサイドのフレームが丸く、優しい感触はいいのですが、背面がさらっとしていて、ぼんやりしていると滑り落ちそうです。年をとってくるとですね、手のひらの水分が減ってくるのです。ハンドクリームを塗っても塗っても乾燥してしまうのです。そんなわけでサラサラiPhone 6 Plusは落下・破損の危険大。使い始めは注意していましたが、慣れてきた今こそ危険が高まっております。“スマートフォンは裸で使う”主義を返上してケースを購入しようかと考えています。

 また、スマートフォンはポケットに入れて携帯するのが好きなのですが、さすがにiPhone 6 Plusをパンツの前ポケットに入れるのは諦めました。ボディが曲がるようなことは絶対しませんが、ポケットに入れていると椅子に座るときなど「曲がっちゃうかもしれないな」と思う瞬間はあります。曲がるようなことは決してしませんが、iPhone 6 Plusは曲げてみたくなるような物体だと思います。程よく長く、薄く、「もしかして曲がるかも」と思う程度の適度な堅さ。これらが曲げてみたいという気分を盛り上げているように思います。

 AQUOS ZETAは曲げるには少し短すぎて、厚みもあり、曲がるいうよりパキッと割れるようなイメージ。ぐんにゃり曲がってくれそうなiPhone 6 Plusとは違います。ともかく、iPhone 6 Plusはバッグに入れるのが安全だと思います。個人的にはカーゴパンツの横のポケットと、パーカのカンガルーポケットが調度よく気に入っています。

 待望のATOKがたびたび使えなくなるとか、iOS 8はまだちょっと不安定とか、iPhone 6 Plusで気になるところはありますが、これから少しずつ修正されて快適になっていくことを期待しています。


もうすぐお別れ、iPhone 5sとの日々を振り返る
au版iPhone 5s(一度水没したので2台目)とAQUOS ZETA SH-04F。iPhone 5sとはぼちぼちお別れです

 この原稿を書いているのは、今晩(明日の早朝)、Appleの発表がある9日です。しっかり眠って体調十分。ウワサ以上のサプライズがあるでしょうか。楽しみです。ウワサだと9月中にiPhone 6が発売されるようなので、メインで使っているiPhone 5s(au版)の使い心地を、夏中使ったAQUOS ZETA SH-04Fと比較しつつ振り返ってみました。

 iPhone 5sでいいなあと常々思ってきたのは、収まりのいいサイズと金属ボディのデザインです。スマートフォンとしては小ぶりなので、パンツの前ポケットに入れてもあまり邪魔になりませんし、はみ出してポケットから落ちてしまうこともありません。金属ボディなので、薄くてもしっかりしていて安心感があります。

 ただ、金属ボディの意外な弱点を夏に発見しました。35度にもなる東京都心で手に持っているとボディが熱くなるのです、「アチチチ」と声が出るくらいに。方向音痴の私はマップを見ながら歩くことが多いのですが、ずっと持っていたらヤケドするんじゃないかと思うくらいになったことも。スマートフォンは裸で使う派なのですが、熱さを防ぐためにカバーを付けるというのはアリかなと思いました。

同じ場所で地図のヘディングアップ機能を使っているのですが、「上赤塚交番前」の場所が大幅に違っております。iPhoneが正しい

 ところで、iPhoneの標準マップは、よくなってきているとはいえ、Googleマップに比べると歩行者にはまだまだ優しくないと感じます。それなのに、なぜAQUOS ZETAでGoogleマップを使わないかといえば、私のAQUOS ZETAだと、自分が向いている方向を上に表示するヘディングアップ表示にしたときに、正しい方向で表示してくれないからです。iPhoneと並べてみると、45度くらいズレちゃっているようです。方向音痴なので、これは致命的です。

 iPhoneでGoogleマップを使えばいいじゃん、といわれそうですが、カレンダーにメモした住所をタップして地図を表示することが多いので、iPhoneの標準マップが起動しちゃうわけです。普段は住所をコピーしてGoogleマップで検索しますが、急いでいると、住所を長押ししてコピーしてGoogleマップを起動して貼り付けて、なんて面倒くさい。iOS 8になると、経路検索には別のアプリを利用できるようになるので、少し楽になるかもしれません。

 それにしても、以前別のAndroid端末を使っていたときにも、マップで正しい方向を向いてくれないということがありました。Android端末がすべてそうだとは思わないので、運の悪さを悲しんでおります。

 手に持つと収まりのいいサイズですが、画面の小ささがいよいよ年齢的に厳しくなってきました。仕事でソーシャルゲームをいくつかやらなくてはいけないことがあったのですが、最初のチュートリアルで文字を読むのが本当にツライ。仕事に支障をきたすほどでしたので、ダイソーで老眼鏡を購入してしまいましたよ。設定メニューやTwitter、Facebookなどはまだ大丈夫ですが、ゲームはもっと大きな画面でプレイしたい。その方が楽しそうですし、本当にiPhone 6の大画面化には期待しております。

 画面サイズと少し関係あるところですと、カメラで撮る普通の静止画が4:3というのが物足りなくなってきました。Instagramのような「スクエア」は、それとしての楽しさがありますし、食事写真なら4:3でまったく問題ないのですが、風景を撮るときはAQUOS ZETAの方が圧倒的に楽しいと感じます。広い範囲を撮れるのでパノラマ写真的な迫力があるのです。

 画質の良し悪しは判断できないのですが、ロック画面からのカメラの起動はiPhoneの方が簡単でよく使っています。AQUOS ZETAはアイコンにタッチしないとカメラのショートカットが表示されないので、一手間多く、また、アイコンが見えないのでタッチしてショートカットを表示させるという行為を忘れがちなのです。

iPhoneはロック画面の右下にカメラのショートカットを表示。それに触れながら上にスワイプするとカメラをすぐ使えます。AQUOS ZETAはロックアイコンのワンタップが必要

 しかし正直、両方使っていて、片方と比較して「非常に」使いやすい/使いにくいと感じることは、あまりありませんでした。最初のうちはiPhoneに「戻る」キーがない、電話番号をタップすると、すぐ発信して焦る、などと思いましたが、あっという間に慣れてしまいました。慣れって重要だなあと感じた次第です。また、電池持ちについても、片方が極端に良いあるいは悪いと感じたことはありません。そもそも、使っている期間もスペックもまったく違いますから比較できません。

 さて、次のiPhoneはどうでしょうね。早く使ってみたいです。


au IDとauサービスの悩ましい関係
au WALLETカードの申し込みを機に、AQUOS PAD SHT22(左)にはauのメイン回線で使っているisai FL LGL24(右)と同じau IDを設定。両方で同じコンテンツやサービスが利用できる

 今年5月にサービスを開始したau WALLET。これまで月々の利用料金に対して付与されてきたauポイントがWALLETポイントに変更され、au WALLETカードに申し込むことで、貯めたWALLETポイントを電子マネーのように使えるというもの。なかなか面白いサービスなんだけど、実はau WALLETのサービス開始に伴い、au IDの扱いが少し変わっている。

 au IDはauの各サービスを利用するためのIDとして、提供されているもので、au IDで契約内容の確認や変更、付加サービスの申し込み、請求額の確認などができる。今回のau WALLETカードの申し込みには、au IDが必要になるんだけど、ボクのように複数の回線を契約していて、それぞれの回線で個別にau IDを設定しているときは、au IDの統合という作業をやらないと、各回線の利用で貯まったWALLETポイントを代表回線で使うことができない。逆に、家族の回線をすべて代表者(たとえば、お父さん)の名義で契約していて、いずれの回線も同じau IDが設定されているようなケースでは、家族一人ずつ、個別のau IDを新たに作成したうえで、au WALLETカードを申し込む必要がある。ちなみに、au IDの統合はできるけど、分離ができないので、注意が必要だ。

 au IDを1つにまとめることで、複数の回線を契約しているユーザーは、それぞれの端末で同じサービスを利用できるようになる。たとえば、ボクの場合、auのメイン回線は現在、isai FL LGL24を利用しているけど、タブレットのAQUOS PAD SHT22に同じau IDを設定したので、au IDで利用するサービスはどちらの端末でも同じように使える。ビデオパスやブックパスのようなコンテンツサービスは、AQUOS PAD SHT22の大画面で見た方が楽しいだろうし、スマートフォンの電池残量を考えてもタブレットと併用するメリットはありそうだ。ちなみに、KDDIに確認したところ、複数の端末に1つのau IDを登録して、複数の端末でサービスやコンテンツを利用することに制限はなく、一部の例外を除き、台数的な制限も設けていないそうだ。一部の例外というのは、音楽系のコンテンツサービスで再生可能な端末の台数に制限を設けているものを指している。

 スマートフォンとタブレットの組み合わせなど、複数の端末で同じコンテンツやサービスが利用できることはなかなか便利そうなイメージだが、その一方で、1つのau IDを複数の回線で利用する制約というか、気になる点もいくつか出てきた。

au IDで接続するau Wi-Fi SPOTは、利用する端末を4台まで登録できる。au Wi-Fi接続ツールを起動し、登録機器一覧で確認可能。回線契約は1人最大5回線で、au Wi-Fi SPOTはWi-Fi専用のタブレットやパソコンも登録できるため、制限を超えてしまう? まあ、そんなに使う(契約する)人はいないんだろうけど

 たとえば、国内外で利用できるau Wi-Fi SPOT。これもログインにはau IDの情報を利用しているけど、au Wi-Fi SPOTのWebページには「ご利用者様本人のauスマートフォン(代表回線)に限り、Wi-Fi機器をauスマートフォンと合わせ最大4台までご利用いただけます。」と書かれている。つまり、ボクの場合はisai FL LGL24とAQUOS PAD SHT22で2台分を登録しているので、残りの登録可能な端末は2台ということになる。現在は基本的に1人で契約できる回線数が5回線に制限されているため、実質的には問題なさそうだが、au Wi-Fi SPOTはWi-Fiのみで利用するパソコンやタブレットも併用できるため、そのあたりもよく考えて登録しないと、制限にひっかかることも十分に考えられる。ちなみに、自分がau Wi-Fi SPOTの利用に登録している機器の数や端末名は、スマートフォンで[au Wi-Fi接続ツール]のアプリを起動し、各種設定の画面から「登録機器一覧」で確認できる。

 また、au Marketで提供される「Friend Note」ではau IDを利用し、アドレス帳データのバックアップや同期ができるため、あまり意識せずにau IDとアプリを設定してしまうと、プライバシー的に大切にしたいデータを他の機器に連携してしまうこともある。ボク自身は体験していないけど、au IDの統合やサービス及びコンテンツの共用で、他にもいろいろ面倒なことが起きていそうだ。

 もっとも「au ID」はGoogleアカウントやApple IDなどと同じ「ID」なので、どんな端末やデバイスにも設定するものではないけど、au IDを統合すると、どういう制限があるのか、何と連携するのか、どこに反映されるのかといったことが今ひとつ十分に説明されておらず、なかなか積極的に活用する人が増えないんじゃないかという印象も残った。

 そんなこともあって、ボクは未だにすべての回線の同じau IDを設定できておらず、月々の利用料金をたくさん支払っているわりに、au WALLETの残高も増えないのでした。もうちょっと何とかならないもんでしょうか。>KDDIさん


「カケホーダイ&パケあえる」で料金を節約してみた
NanoSIM(左)とMicroSIM(右)。ドコモ以外ではNanoSIM採用機も増えつつあるのだが……

 仕事柄、筆者は複数の回線契約を維持している。とくにドコモはAndroid用とiPhone用の2契約を維持している。SIMカードのサイズが違う(ドコモのAndroidでNanoSIM採用機がない)ため、1契約で済ませられないからだ。いずれの回線もメインではないため、レビューや検証時にしか使わず、通話もデータ通信も利用頻度はきわめて低い。

 仕事で使うのだからある程度のコストはかまわないのだが、それでも安く済ませられるなら安く済ませたい。

 ドコモが今夏導入した「カケホーダイ&パケあえる」では、パケットパックのデータ転送量を複数回線でシェアするオプションが用意されている。「カケホーダイ」は無料通話が標準で付属するので、通話をしない場合、従来の料金プランに比べると若干割高になるケースが多いが、複数回線でうまくシェアをできると、従来の料金プランよりも割安になる。

 ただし、このシェアの仕組み、若干クセがある。

 パケットパックには2GB(3500円<税別、以下同>)、5GB(5000円)、10GB(9500円)、15GB(1万2500円)などがあるが、複数の通常回線でシェアできるのは、10GB以上のパックのみとなっている。3人くらいの家族でシェアすることを前提にしていると思われるが、1人で使うにはちょっと大きすぎる。ましては利用頻度の低い回線では不要も良いところだ。

 しかし音声付きの通常回線とデータ専用回線の組み合わせならば、2GBや5GBのプランでもシェアすることが可能だ。しかも基本料金はデータ専用プランの方が若干安い。つまり、iPhoneとAndroidのいずれかをデータ専用にすれば、かなりの節約になるのだ。

利用中のドコモ2端末。移動中も使いやすいコンパクトなiPhoneと座っているときに使いやすいAQUOS PADは相性がなかなか良い

 使っている端末はiPhone 5cとAQUOS PAD(SH-06F)である。AQUOS PADはいわばタブレットなので、普通に考えるとこちらをデータ専用にすれば良さそうなものだが、あえてiPhone 5cをデータ専用契約とし、AQUOS PADを通常のカケホーダイ契約とした。

 最大の理由はVoLTEだ。AQUOS PADはタブレットではあるが、通常の音声通話に加え、最新機能であるVoLTEにも対応している。iPhone側の回線でも音声通話の検証が必要になる可能性があるが、将来的にそのような必要性が生じたとき、音声回線とデータ回線の契約を入れ替えることは可能だという(まだ試していない)。

 従来は2回線あわせて基本料金が1486円、パケット定額料金が9900円のあわせて1万1386円だったが、変更後は2回線あわせて基本料金が4400円、パケット定額が3500円、加えてシェア料金が500円で計8400円と、3000円近く安く済むこととなった。ここから各種オプション契約が足されるが、2回線分の月々サポートが割り引かれる。

 ちなみにドコモのデータ回線契約ではSMSの利用が可能なため、LINEなどSMS認証を必要とするサービスも利用できる。データ通信できるなら、IP電話サービスを使うことも可能だ。仕方なくiPhoneをデータ通信契約にした形ではあるが、なんだか「コレはコレでありかな」と思い始めている。

 とくに最近、飲食店への予約を入れるときにLINE電話を使うようにしているのだが、LINE電話から無料通話できる飲食店というのが実に多い。LINE電話はアプリ内から店舗を検索し、そのまま電話をかけられるので、電話番号のコピペも必要ない。元々、音声通話をする機会は減っているが、数少ない機会もその多くがLINE電話でなんとかなってしまう。

 ただ、メイン回線をデータ専用契約にするのはオススメしにくい。というのも、LINE電話などのIP電話だと緊急通報ができないからだ。幸いにもこれまで、ケータイから緊急通報したことはないが、しかしそれができないというのは大いに問題があると思うのだ。


「AQUOS SERIE SHL25」を購入、ただし「mineo」で

 auの夏モデルとして、最新のトレンドであるキャリアアグリゲーションに対応し、狭額縁のデザインをまとった「AQUOS SERIE SHL25」に機種変更しようかと、真剣に悩んでいた筆者。au回線を使うMVNOとして注目を集める「mineo」から「AQUOS SERIE SHL25」が提供されるというニュースは、筆者には渡りに船といったような感覚だった。

mineo版「AQUOS SERIE SHL25」

 実は「mineo」自体は、サービス開始当初にデータ通信専用で契約し、SIMカードも入手していたが、nanoSIMカードを選んだとあって、手元にはauの回線と契約で使っている「isai LGL22」しか対応する端末がなく、あまり活用できていなかった。そんな折に、気になっていた端末が「mineo」から提供されるというので、3150円の24回払いと、わりとヘビーな分割払いだったが、思い切って購入してみた。

 筆者のようなパターンが多いのか少ないのか想像できないが、今回は、「mineo」のデータ通信専用SIMカードのみをすでに契約している状態で、「mineo」から新たに提供される「AQUOS SERIE SHL25」のみを購入するというケースだ。

 購入は、「mineo」のマイページのサポート欄にある「端末追加購入(機種変更)お申込み」という項目からできる。筆者は「mineo」で回線交換の音声通話サービスを契約していないが、端末の購入だけでも本人確認が必要とのこと。しかし、端末追加購入の手続きに限っては、Webサイト上で本人確認のデータを送付できる仕組みが用意されておらず、本人確認書類を後日郵送するという形だった。返送のための書類が送られてくるのに少し時間がかかったが、こちらから書類を郵送した後は、最短期間で端末が届いたという印象だ。

 さて、「mineo」から提供される「AQUOS SERIE SHL25」だが、外観で異なるのはディスプレイ側にある「mineo」のロゴのみ。そのロゴも目立つものではないので、筆者としては“レア感”のほうが勝っている(笑)。「mineo」で選べるボディカラーはホワイトのみだ。

 ソフトウェア面では、「mineo」のマイページへのショートカットと、050電話サービス「LaLa Call」アプリのGoogle Play ストアへのショートカットがプリインストールされている。また、APN設定はあらかじめ「mineo」向けに設定されている。技適マークなどの認証情報は画面に表示するタイプ(ボディに印字されていない)なので、ここでも「mineo」のロゴやケイ・オプティコムの名前を確認できる。

外観の相違点は、「mineo」のロゴのみ

 逆に言うと、「mineo」による端末のカスタマイズ(?)はこれぐらいで、そのほかはau版の「AQUOS SERIE SHL25」と同じだ。「au ID 設定」など、「mineo」では利用できない設定やサービスの項目、アプリも削除されずにそのままプリインストールされている。このあたりは分かっていても少し混乱する部分だ。プリインストールのアプリや初期設定の仕様を大きく変更するのは、端末調達においては追加コストになるため、現在のような形になっているようだ。

 なお、「mineo」そのものの仕様として、対応するのはauの4G LTEネットワークだけで、データ通信でauの3Gは利用できない。「mineo」で利用する限りにおいて、対応ネットワークは、auのSIMカードで利用する「AQUOS SERIE SHL25」と同じにはならないので、注意が必要だ。端末にauのSIMカードを挿入した場合については、今後試してみる予定だ。

【お詫びと訂正】
 初出時、「mineo」がWiMAX 2+に対応しないと記載していましたが、誤りでした。「AQUOS SERIE SHL25」などの対応端末では、「mineo」での利用においても、WiMAX 2+に対応します。お詫びして訂正いたします。

 1週間程度の都内での日常生活では、まだエリアに不満を感じたことはないが、時間とともに訪れる場所が増えれば、印象が変わってくるかもしれない。

 音声通話や「au WALLET」など、auのサービスを利用している都合で、「isai LGL22」と並行して利用する予定だが、普段使っているアプリで移行可能なものはすべて「AQUOS SERIE SHL25」にインストールしたので、可能な限りメイン端末として使ってみる予定だ。


写真下手にありがたい「フレーミングアドバイザー」

 カメラはスマートフォンの重要な機能の1つです。私ももちろん、メモしたり、証拠にしたり、きれいだと思ったものを残したりするために写真を撮影し、SNSにアップするなどしています。でも、カメラの撮影が大好きってわけではありません。Facebookにはよく食事の写真がアップされていて見るのは大好きですが、私が撮る場合、大抵は食欲に負けます。ひと口かふた口食べて気持ちが落ち着いたところで撮り忘れていたことに気付き、食べかけの写真は見苦しいと思って撮影を諦めることがほとんどです。だって、ご飯やラーメンは熱々が、冷たいデザートは汗をかいていない状態のものが好きなんですもの。

 ときには積極的に撮影したくなることもあるので、仕事でなければ(たまに仕事用写真でも)スマートフォンのカメラで撮影するわけですが、大抵は撮ったものを見てがっかりします。私はなんて写真が下手なんだ……。スマートフォンで撮る場合は、ピントが外れることはまずありません。手ブレもほとんどありません。フラッシュは失敗が多いので使いませんが、レンズ性能や補正が素晴らしく、暗い場所でもかなりがんばってくれます。でも、なんとなく自分の撮った写真に納得できません。

 撮った写真を見返してみると、構図が悪すぎるんだと感じます。なんとなく斜めになっていたり、なんとなく遠かったり近すぎたり、中心がずれていたり、余計なものが写り込んでいたり。注意力が足りないせいなのか、パシっと決まってくれません。

フレーミングアドバイザーを使わないとこんな感じ。水平線が斜めだったり、中心がずれていたり、フォークとスプーンの方が目立っていたり、ヘンな写り込みがあったり。泣きたい……

 でも、AQUOS ZETAには、被写体に合わせてベストな構図を線やガイドでアドバイスしてくれる「フレーミングアドバイザー」という機能があり、こんな写真下手の私でも、なかなかいい雰囲気の写真が撮れます。オートに設定すると、人物と料理は自動で認識してガイドが表示されます。また、風景の場合はメインにしたい被写体をタッチすると、おすすめの構図を指示してくれます。これを使うと、料理写真はかなり寄って撮った方がいいのだとわかります。

料理にカメラを向けるとグリーンのガイドラインが自動表示。注文したワッフルが思いがけなく変形皿だったので少々迷いましたが、このラインにお皿の左のカーブを合わせるように近くに寄って撮ってみました。手動の設定では四角いお皿や定食の場合のフレームも用意されています。
メインの被写体にしたいものをタッチすると、それに合った構図が提案されます
アドバイザーの教えに従って撮ってみました。少なくとも上の写真よりは見られる写真ではないでしょうか

 フレーミングアドバイザー機能は、AQUOS ZETA購入前から、私のためにある機能だと大いに注目し、使って本当に満足しています。願わくば、食べる前に撮ることをもっと思い出せるようになるといいのですが。


電池持ちのよさを確かに感じるAQUOS ZETA
Android Wearの「LG G Watch」を購入。もちろんAQUOS ZETAと連携。バンドを変えようかと思案中

 見出しとは全然違う話題から入って恐縮ですが、Android Wearの「LG G Watch」を購入しました。スマートフォンのさまざまな情報を通知してくれるスマートウォッチを購入したのは初めてです。多くのレビューで言われているように、重要ではないメールをやり過ごすのにいいですし、重要な連絡にすぐ気が付くのもいい。腕時計だから当たり前ですが、スマートフォンをわざわざ手にとってバックライトを点灯しなくても時刻がわかるのが、改めていいなと感じました。

 ただ、デカいです。特に女性の手首には。しかし、腕時計をしている方々を眺めてみると、みなさん意外と大きな時計をつけてらっしゃるのですね。時計もファッションアイテムの1つですから、大きく目立ってもいいのでしょう。あと、電池が1日しかもたないのは、やっぱり不満です。朝、充電忘れに気づいて身に付けるのを諦めること度々。今は充電台を持ち歩いております。400mAhなので充電はすぐ済むのですが、台が必要なのが面倒。ソニーのSmartWatchのようにmicroUSB端子を本体に装備してほしかったです。

 反対に、AQUOS ZETAの電池持ちには毎日感心させられています。定期的にSNSとメールの確認、ときどき動画視聴とテザリング程度で、使い方としては控えめだとは思いますが、うっかり夜に充電を忘れても、次の日も大丈夫。過去、ここまで明らかに電池持ちのよさを感じた端末はありませんでしたし、こんなに安心して使ったこともありませんでした。IGZOと3300mAhの大容量電池、さすがです。

 アプリ、ウィジェット、ショートカットの3シートからなるAQUOS PHONEシリーズの「3ラインホーム」はあまり好きではなかったのですが、今期モデルから一般的なAndroidのホーム画面に近づいて違和感がなくなりました。通知パネルにある各種機能のON/OFFボタンも並べ替えられるようになっています。グリップセンサーを活用した表示のカスタマイズも色々できて便利です。

今まで機能ボタンの並べ替えができなかったことが意外だが、機能ボタンを3行表示にして「カスタマイズ」をタップすると、アイコンをドラッグして動かせるようになる。ボタンは最大14個登録できる

 使うにつれ快適さを強く感じるようになってきたAQUOS ZETAですが、未だにVoLTEでおしゃべりしていないのが不本意。もちろんアップデートはばっちり済んでいるんですけど、通話はもう1台に任せっぱなしなもので……。私にVoLTE対応機種でお電話いただける方、ぜひご連絡ください。特に仕事のご依頼、飲み会のお誘いは大歓迎です!


AQUOS PADでリモート視聴

 この1カ月近くの話題と言えば、やはりFIFA ワールドカップ。日本代表はグループリーグ敗退に終わってしまい、残念だったけど、この悔しさを次につなげて欲しいところ。いろんな試練を乗り越えて、強くなっていくことを期待しましょう。

カフェなどで視聴すれば、画面も大きいので、かなり迫力がある。ただし、音を出すと周囲の迷惑になるので、イヤホンなどを用意しておきたい

 ところで、今回のワールドカップはブラジルで開催されているため、試合が行われるのは日本時間の深夜から早朝が中心。そのため、テレビで観戦しようとすると、眠い目をこすって起き続けるか、頑張って早起きしなくちゃいけない。特に、会社勤めなど、お昼間に仕事をしている人はたいへんなわけだけど、ボクは幸い、フリーランスという仕事のスタイルなので、自分の都合でスケジュールを調整することができる(笑)。とは言え、昼間に取材が入ることもあるので、毎日、ライブで試合を観るわけにもいかない。

 そんなときの対策として、スマートフォンやタブレットのワンセグチューナーなどを使う手がある。たとえば、現在使っているAQUOS PAD SHT22には、フルセグ/ワンセグチューナーが搭載されていて、地上デジタル放送が視聴でき、録画にも対応しているので、深夜から早朝にかけて行なわれる試合は録画しておき、通勤や通学の途中や昼休みなどに観るといった使い方ができる。テレビ電波の受信については、本体にテレビアンテナが内蔵されているので、それを伸ばしておくのが基本だけど、電波状態が良くないところでは別売のシャープ TVアンテナ変換兼充電ケーブル01(3240円)やシャープTVアンテナ入力用microUSB変換ケーブル01(1026円)を利用する。いずれもauオンラインショップで購入できるが、後者は充電の機能がないので、卓上ホルダで充電できないAQUOS PAD SHT22では注意が必要だ。

 もう一つの方法として、個人的にも気に入っているのが最近、対応機種が増えてきたリモート視聴。詳しくは僚誌AV WatchのソニーBDレコーダが外出先からの“リモート視聴”対応を読んでもらうとわかりやすいが、要するに外出先から自宅に設置されたBDレコーダーにリモートアクセスして、録画されている番組を視聴できるというスタイル。自宅のBDレコーダーはブロードバンド回線に接続され、リモート視聴する端末はWi-Fiに接続されている必要がある。

 筆者はワールドカップに合わせ、ソニー製BDレコーダー「BDZ-ET2100」を購入したので、AQUOS PAD SHT22でリモート視聴できるように環境を整えてみた。流れとしては、自宅のLAN環境にBDレコーダーを接続し、AQUOS PAD SHT22にはテレビ/レコーダー連携アプリTV SideViewをGoogle Playからダウンロードしてインストール。続いて、AQUOS PAD SHT22が自宅の無線LANに接続された状態で、BDレコーダーを検索し、機器登録する。基本的にはこれで準備完了なんだけど、実は自宅や宅内でBDレコーダーの番組を『視聴』するには、別途、外からテレビ視聴:TV SideViewプレーヤープラグインを500円で購入し、インストールする必要がある。

ソニーが配信しているテレビ&レコーダー連携アプリ「TV SideView」。サッカーばかり撮ったので、こんな画面になってしまった
自宅の無線LAN環境にBDレコーダーを接続し、同じネットワークにAQUOS PAD SHT22からWi-Fiでアクセス。録画番組のリストが確認できた

 リモート視聴の準備ができたら、まずは自宅の無線LAN環境に接続し、「TV SideView」を起動して、実際にいくつかの番組を再生してみる。放送中の番組を視聴することも可能だ。無事に視聴できたら、今度は外出先のWi-Fiスポットに出向き、同じように視聴してみる。ちなみに、AQUOS PAD SHT22の場合、au Wi-Fi接続ツールで「外出先でのスポット検索」を使い、現在地付近や指定した場所付近のau Wi-Fi SPOTを検索できるので、ぜひ活用したい。モバイルWi-Fiルーターやスマートフォンのテザリングを使う手も考えられるけど、月々のデータ通信量をかなり消費してしまう可能性があるので、基本的にはWi-Fiスポットのみで利用するようにしたい。

au Wi-Fi接続ツールの「外出先でのスポット検索」を利用すれば、現在地や指定した場所周辺のau Wi-Fi SPOTを検索できる。au Wi-Fi SPOT接続時の特典なども用意されている
録画一覧から視聴したい番組を選ぶと、その内容が確認できる。画面左下の「モバイル視聴」の再生ボタンをタップすれば、視聴を開始できる

 実際に試した印象としては、ディスプレイサイズが大きいこともあり、数人がいっしょに楽しめるくらいの迫力がある。当たり前だけど、こういう映像コンテンツの視聴には、5インチのスマートフォンより、7インチクラスのタブレットの方が圧倒的に快適だ。Wi-Fiについては、それほど速度が必要な印象はないものの、Wi-Fiの電波がある程度、強い場所で視聴した方が安定するようだ。

 今回の環境は、ソニーのBDレコーダーにAQUOS PAD SHT22という組み合わせだったけど、クライアント側の対応機種にはAndroidスマートフォン及びタブレットはもちろん、iPadやiPhoneなども含まれている。また、ソニー以外にもパナソニックやシャープがリモート視聴対応のBDレコーダーやテレビを販売しているので、自宅にあるテレビやBDレコーダーがリモート視聴に対応していないかを一度、チェックしてみるのがおすすめ。スマートフォンやタブレットを存分に楽しむ使い方の一つとして、今後、リモート視聴の環境は欠かせないものになってくるかもしれません。


「Sweep ON」の「持っているときON」が便利

 AQUOS ZETA SH-04Fでは、本体側面の「グリップセンサー」でいろんな機能をコントロールできることが魅力の1つです。たとえば、持ったときに画面を表示する、着信音量を小さくする、持っている間は画面の回転を抑止する、持ったときに通知を知らせる、手から端末を離すと音量を大きく/小さくする、などです。

 けれど、センサーがむき出しだからかどうかわかりませんが、SH-04Fのグリップセンサーは非常に感度がよく、持ったときに時計やロック画面を表示するように設定していると、ほんのちょっと触れただけで画面が点灯します。気にしなければいいのでしょうが、貧乏性な自分は「バッテリーがもったいない」という気持ちが強く、購入後早々、持ったときに画面を点灯する機能はOFFにしてしまいました。もちろん、他の設定は便利に使わせていただいています。

 もちろん自動で画面が点灯しなくとも、電源ボタンをプッシュすればバックライトが点灯します。電源ボタンを一度プッシュするくらい、なんでもありません、と断言したいのですが、SH-04Fはセンサーで点灯できるという便利機能を搭載しているせいなのか、電源ボタンが小さく出っ張りもほとんどなく、また、音量キーと電源キーがデザイン的に一体化しているので、ちょっとだけ押しにくいのです。誤操作を防ぐにはいいと思うのですが、画面を点灯させるとき、私の場合は毎回、ちゃんと場所を確認してからボタンをプッシュ。ぼーっとしていると音量キーを押してしまって、あれ? となることもあります。

グリップセンサーの設定は「設定」の「便利機能」から。さまざまなコントロールのON/OFF設定のほか、端末にカバーを付けたときの設定も用意。「カバーあり」に設定すると感度がより高くなるとか
AQUOS ZETA SH-04Fは本体右サイドに電源キーと音量キーを配置。他の端末に比べてキーが小さく、厚みも薄い。デザイン上で本体との一体感は得られるが、少々押しにくい

 グリップセンサーに翻弄されず、必要なときだけすぐに画面をONにできる方法を探していたら、「Sweep ON」がいいという話を思い出しました。Sweep ONは従来機から搭載されていますが、画面をサッとなぞるだけでスリープが解除される機能です。ただ、これも端末によっては感度がよすぎるものがあったらしく、過去には意図しないときに画面がなぞられて点灯することもあったそうです。

Sweep ONの設定は「ディスプレイ」の「モーションによる画面ON/OFF」から。なお、「もっているときON」はグリップセンサーと連動する設定なので、グリップセンサーを「ON」にすることが必要

 ところで、SH-04Fでは、Sweep ONの設定に「ON」「OFF」に加え、「持っているときON」という項目があります。グリップセンサーと連動して、手に持ったときだけSweep ONが有効になる設定です。

 これが私には調度いい設定。ただ持っただけでは点灯せず、点灯させるのは画面をなぞるだけだから簡単です。グリップセンサーに触れなければ、なぞっても反応しないので、湯野編集長のこんな事件も恐らく起きることはないでしょう。AQUOS端末で画面が点灯しすぎて困っている方におすすめします。


7GB/月の壁を超えない工夫

 Windowsタブレット「Iconia W4-820/FH」を使いはじめてそろそろ数カ月。これまでの2回(1回目2回目)はケータイとは全く関係の無い話が続き、そろそろ関係する話題を書いておかないと読者に怒られそうなので、今回は関係のあるネタにしておこうと思う。

 Iconia W4-820/FHの場合、3GやLTEといったモバイルネットワークには非対応なので、通信は無線LAN経由で、ということになる。会社や自宅など、無線LAN環境が整った場所では問題無いのだが、出先での利用となるとスマートフォンのテザリング等を利用することになる。

 しかし、そこには7GB/月の壁が相変わらず存在するわけで、会社や自宅と同じ感覚で巨大ファイルの送受信を繰り返すと、128kbpsに通信速度制限をかけられるか、「エクストラオプション」を申し込んで2GBごとに2500円を支払うかの2択を突きつけられる。幸いにして、筆者の使い方で7GBに到達した月は無いものの、気を付けておくに越したことはない。

接続先を右クリックもしくはロングタップで設定メニューを呼び出せる

 Windows 8には、無線LANの接続先ごとに「従量制課金接続」かどうかを設定する機能が用意されており、これを設定しておくと、

・Windows Updateで、優先度の高い更新プログラムだけがダウンロードされる。
・Windowsストアからのアプリのダウンロードが一時停止される。
・スタート画面のタイルで更新が停止する。
・オフラインファイルが自動的に同期されない。

といった制限が有効になる(参考:従量制課金接続: FAQ(マイクロソフト))。テザリング利用が多いユーザーは要チェックだ。

au Wi-Fi接続ツール

 さらに、筆者の場合、auのAQUOS PHONE SERIE SHL22を使用しているが、意外に知られていないのが、au Wi-Fi SPOTをパソコンからダイレクトに利用する方法。au Wi-Fi SPOTでは、契約しているスマートフォンとは別に無料でもう1台接続可能なのだ。パソコン向けには「au Wi-Fi接続ツール」が提供されており、これをインストールし、自分のau IDを設定しておくことで、au Wi-Fi SPOTが利用できるようになる。au Wi-Fi SPOTのエリア内なら、こちらを利用することで、スマートフォン側のパケット通信を無駄に消費しなくて済む。場面に応じて、うまく活用していただきたい。


久しぶりのAQUOS端末は大きいのに小さくて素敵な矛盾
3辺狭額縁でギリギリまで画面が広がるスタイルが印象深い「AQUOS ZETA SH-04F」。カラーも悩んだのですが、結局バッグの中で見つけやすいWhiteを選択

 夏モデルで何を購入するか、Xperia Z2か、GALAXY S5か、AQUOSのいずれかで、ずっと悩んできましたが、久しぶりにシャープ端末を使いたいという気持ちが強くAQUOSに決定。メタルフレームでデザインの美しいソフトバンクの「304SH」と5.4インチ大画面のドコモ「AQUOS ZETA SH-04F」のどちらにするかで再び少々悩みましたが、大画面を選択してAQUOS ZETA SH-04Fを購入することにしました。

 AQUOS ZETAの魅力は、なんといっても“EDGEST”と命名された3辺狭額縁デザインでしょう。画面は5.4インチとかなり大きいのに、狭額縁のおかげで本体全体はコンパクトです。持ってみると、そんなに大画面な端末とは思えません。手元にある資料をみると、昨年の冬モデルで画面サイズが5インチの「AQUOS PHONE ZETA SH-01F」より高さは2mm小さいほどです。大画面なのに小さいとは、本当に素晴らしい。手の小さい女性にもオススメしたいです。

 以前からシャープ製端末は省電力なIGZO液晶や、この3辺狭額縁のデザインに注目していたのですが、どうしても3ラインホームが気になって購入に至りませんでした(ホームアプリを導入すればいいのでしょうが、私は開発者の意図を考えながらプリセットアプリを使うのが好きなのです)。今回のホームUIは、ウィジェットシートとショートカットシートが統合され、少しAndroidらしい画面になりました。それでも他の一般的なAndroidのホームUIとは使用感が異なりますが、個人的には一応、納得できる使い勝手とデザインになっています。

3ラインホームはアプリ、ショートカット、ウィジェットの3シート構成でしたが、今度のホームUIはデスクトップシートとアプリシートの2ライン構成。画面下に常に同じアプリを表示するドックも設定可能になりました

 購入が遅れたため、まだほとんど使っていないのですが、少し気になっているのがグリップセンサー。持つとすぐ画面が点灯するのは、大抵のときは便利なのですが、置き場所をちょっと移動させたいときに触れただけでも点灯してしまうのは無駄な感じです。それだけセンサーがしっかり働いているともいえますが。結構、細かな設定ができるので、これから調整していきたいと思っています。

設定の「便利機能」でクリップセンサーの設定が可能。「持ったときの表示」で「表示しない」も選べます

AQUOS PADとスマートフォンを連携できる「Passtock」

 タブレットの良さって、やっぱり、大きな画面の見やすさ。ボクは幸い、まだ何とかなってるけど、同世代の人たちは「スマートフォンが便利なのはわかるけど、4インチなんて、もう論外だね」なんていう声も聞こえてくる。だからこそ、7インチ前後のタブレットが売れてるわけだけど、現実的な用途としては2台目需要。1台目として、スマートフォンやフィーチャーフォンを使っておき、大きな画面でコンテンツを楽しみたいときはタブレットを使うというスタイル。

 ただ、この2台持ちスタイルで使っていて、ちょっと不便なのが2台の連携。Webページであれば、Chromeのブックマークで連携する手もあるだろうけど、スマートフォンで撮った写真をタブレットの大きな画面で見ようとしたり、タブレットで作成したメモをスマートフォンで利用しようとすると、これまでは個別に情報を入力したり、Dropboxなどのオンラインストレージ経由でやり取りするしかなかった。

AQUOS PAD SHT22(左)とスマートフォンを連携させる「Passtock」。画面右はAQUOS PHONE SHL23

 そんな不便さを解消してくれそうなのがAQUOS PAD SHT22に搭載されている「Passtock」という機能。スマートフォンとAQUOS PAD SHT22の間で、データを連携(Pass)して、保存(Stock)しておくための機能で、双方に搭載されているBluetoothとWi-Fi Directの機能を使い、回線を経由することなく、さまざまな情報を共有できるというもの。たとえば、スマートフォンのカメラで撮影した写真をAQUOS PAD SHT22に転送して表示したり、AQUOS PAD SHT22で見ていた動画のURLをスマートフォンに転送して楽しむなんていうことが簡単にできる。この他にもメモを同期させたり、地図の位置情報を受け渡したりすることも可能。さらに、タブレットで閲覧中のWebページに記載されている電話番号をタップして、スマートフォン側で電話をかけるといった連携もできる。

 とまあ、原稿にはそう書くわけだけど、ボクらみたいに自分の機種が次々と変わっちゃう人にとっては、正直なところ、Passtockが使えることがちゃんと頭に入っていなくて、あとで「あー、あのときに使っておけば……」なんて感じで思いだしてしまうことも……。もうちょっと意識して、使うようにしないといけませんな。ただ、うまくシーンにハマると、とても便利な機能だし、実はPasstock対応機種であれば、どの組み合わせでも使えるようなので、他機種のユーザーも対応機種が2台あるようなら、試してみると面白いかもしれません。ちなみに、「Passtock」のアプリはau Marketからダウンロードできます。

データを渡したい方の端末で、Androidプラットフォームの共有をタップすると、「Passtock」を選べば、ペアに設定されているAQUOS PAD SHT22に自動的にデータが送られる。ここでは宮崎空港の地図データを共有で送信
受け取ったAQUOS PAD SHT22の方は通知からPasstockを選ぶと、画面が表示される。宮崎空港のパネルをタップすると、リンクが表示されるので、リンクをタップすれば、地図アプリが起動し、指定された位置が表示される
AQUOS PAD SHT22に付属する簡易スタンド。樹脂製で手軽に使えるんだけど、自宅で使っていると、どこかに埋もれそう……。もうちょっとしっかりしたスタンドを探したい

 また、タブレットの使い方って、7インチクラスだと、移動中や外出先でカバンから出して使うスタイルが多いけど、自宅で仕事をすることが多いボクは、隣の机において、画面を参照したり、映画を再生しておいたりと、「ながら」で使うことが多い。そんなときのために、AQUOS PAD SHT22には樹脂製のスタンドが同梱されていて、なかなか便利に使えている。ただ、このスタンドに載せる場合、角度は一定だし、軽いので、なくしてしまいそうなのが心配。付属のスタンドはカバンにでも入れておいて、自宅用にもうちょっとしっかりしたスタンドも探してみようかと考えております。


約7インチ三辺狭額縁のAQUOS PADをわしづかみ

 今年1月にラスベガスで購入して以来、快適に使い続けているAT&T版iPad mini Retinaディスプレイ。国内ではMVNOのIIJmioの格安SIMカードを使い、NTTドコモのXiネットワークに接続し、海外では渡航先のプリペイドSIMカードで接続したりして、自分の旅には欠かせない存在になりつつある。1月に購入した当時、「たぶん、今年の春にはNTTドコモが扱い始めたり、SIMロックフリー版が出るんだろうなぁ」なんて予想をしてたけど、今のところ、その予想はまったく外れ、NTTドコモ版もSIMロックフリー版も実現していない。残念な気持ち半分、国内版では使えないNTTドコモの回線を利用できているうれしさ半分、ちょっと複雑な気分だ。

約7インチのタブレットながら、片手でわしづかみできちゃうサイズ感

 じゃあ、iPad miniばかりを使っていて、他の機種には興味がないのかというと、そんなことはなくて、実は最近、auのAQUOS PAD SHT22を購入し、外出先ではこちらを使うことが増えてきている。iPad miniから乗り換えたというわけではなく、こういう仕事なので、いろんな機種を試してみようという考え。

 機種変更については、今までAQUOS PAD SHT21を利用していた回線があって、今回はそれ新しいAQUOS PAD SHT22に機種変更した。旧機種はIGZO搭載液晶を採用したタブレットの先駆けだったこともあり、ディスプレイの解像度がWXGA(800×1280ドット)表示だったのに対し、新機種はWUXGA(1200×1920ドット)表示に進化を遂げている。スマートフォンのディスプレイがHDからフルHDに進化したのと同じような感じかな。

 AQUOS PAD SHT22を購入して、手にしたとき、最初にグッと来たのが三辺狭額縁による迫力の大画面。元々、ソフトバンク向けに供給されているAQUOS PHONE 302SHを使っていたこともあって、三辺狭額縁そのものは体験済みだったんだけど、これが約7インチクラスになると、その迫力が一気に増す。シャープが同社製スマートフォンやタブレットで採用しているホームアプリ「3ラインホーム(Feel UX)」も約7インチの狭額縁画面に表示すると、ちょっと圧倒される感じ。

片手で持てるサイズとは言え、さすがに落とすと怖いので、クリアタイプの背面カバーを装着。背面シールは剥がそうと思ってたのに、なぜか残しちゃってる……
Feel UXはロック画面の壁紙に美しい写真がプリセットされていて、三辺狭額縁を目立たせる印象

 ただ、ホームアプリについては、プリインストールされているのが「3ラインホーム」のみで、Android標準に近いホームアプリとして、シャープがスマートフォン向けに提供してきた「SHホーム」も配信されていない。auスマートパスで提供されているホームアプリも探してみたけど、「auホームアレンジ」や「auホームアレンジ かんたんホーム」などは対応しておらず、ホーム画面のカスタマイズの選択肢が意外に少ないのはちょっと気になるところだ。

 ボディについては三辺狭額縁を採用したため、幅が狭く、ディスプレイ周囲のフチの部分もディスプレイの下側にしかないため、手での持ち方が少し違ってくる印象だ。たとえば、iPad miniや同じ約7インチクラスで人気のNexus 7などは、本を手にするときと同じように、手のひらで抱えるように持ったり、余白部分に親指を掛けるような持ち方をすることがあるけど、AQUOS PAD SHT22の場合は、三辺狭額縁のおかげで、スマートフォンをひと回り大きくした程度のボディにまとめられているため、ボクは思わず「わしづかみ」するように手に取ってしまうことが多い。もちろん、ボクがある程度、手が大きいから可能になった持ち方だけど、今までのタブレットとは少し違ったフィット感があるとも言えるかな。

 よくタブレットの分類で、搭載するディスプレイサイズに合わせ、「7インチクラス」や「10インチクラス」といった区別がされてきたけど、同じ7インチクラスでもAQUOS PAD SHT22はNexus 7などをはじめとした他の7インチクラスよりもコンパクトで、ちょっと違うポジションの端末と言えるのかもしれません。連休はこれを持って、どこかに出かけたいなぁ。

2013年モデルのNexus 7(右)と比較すると、ディスプレイ周囲の額縁サイズが大きく違うことがよくわかる
横画面にすれば、動画再生も迫力が増す。フルセグチューナーも搭載しているし、auのビデオパスもあるので、コンテンツはかなり楽しめそう

フォント変更でマンネリ解消

 AQUOS PHONE SERIE SHL22を長期にわたって利用していると、機能面での不満は無いが、マンネリというか、同じインターフェイスに飽きてくるのも確かだ。そんな時に非常に効果的なのが、フォントの変更である。

ダウンロードフォントのリスト

 端末にプリセットされている「メーカーアプリ」を起動し、「ダウンロードフォント」をタップすると、有料・無料のフォントパックがダウンロード(実際のダウンロードはGoogle Play Store経由で行うことになる)できる。無料のものもたくさん用意されているので、それだけでも十分に楽しめるはずだ。ダウンロードした後は、設定の「ディスプレイ」→「文字フォント設定」→「文字フォント切替」とたどり、好みのフォントを選択すればよい。

 今回は新着の「AR浪漫明朝体U」をダウンロード。ホームアプリやメールアプリをはじめ、文字の部分が一新されるので、目が慣れるまで違和感があるほどに新鮮に感じられる。ただし、ブラウザアプリやTwitterアプリなど、一部のアプリのフォントは変更されないので、全体的な統一感としては若干残念な感じもする。

初期設定の「モリサワ新ゴM」
ダウンロードした「AR浪漫明朝体U」に設定変更したところ

 とはいえ、長く使い続ける上でのマンネリ解消には最も手軽で効果的な方法なので、この先も大事に使いたいと考えているユーザーにオススメだ。


インフルでダウンした際に活用したアプリ

 恥ずかしながら、インフルエンザに感染し、つい先日まで寝込んでいた。予防接種を受けていたのに……。

 寝込んだ当初は高熱でうなされ、スマホの操作どころではないが、37度台に下がってくると、ベッドの上でおとなしくしているのも退屈に感じるようになる。かといって、複雑なことをする気にもなれず、ふと思い立って久々に起動したアプリがラジオ番組がパソコンやスマホでそのまま聴取できる「radiko.jp」だった。

 アプリを起動し、選局。ほどなくしてラジオ独特の軽妙なトークと音楽が楽しめる。あとは、端末を再び卓上ホルダにセットし、目を閉じて聞き入るだけ。実に単純で、実際のラジオを操作するより簡単だ。

 そうやって数日が経過し、ようやく社会復帰を果たしたが、常に手元にあるスマホが何となく頼もしく感じられる一件だった。読者の皆さん、インフルエンザにはくれぐれもご注意を。


電池減らしても画面を点灯させたい場面

 AQUOS PHONE SERIE SHL22を使い始めて半年。IGZO+大容量バッテリーの心地よさから抜け出せない感じになっているが、「エコ技」をはじめとする省電力機能がちょっと鬱陶しく感じることもある。画面をつけたままにしておきたいのに、一定時間が経つと消えてしまう、というはその最たる例で、ナビ機能を使っている時などには特にストレスに感じるものだ。

「KeepScreen」の起動画面

 そこで筆者が使っているのが「KeepScreen」というアプリ。電源投入後、同アプリを起動し、サービスをスタートさせておくと、あらかじめ常時画面点灯をONに設定したアプリについては画面がついたままになるというものだ。

 筆者の場合、「マップ」アプリや渋滞状況をチェックできる「渋滞ナビ」といった車の中で電源供給しながら利用するアプリや、「Note Anytime」のような作業中に画面が消えてほしくない取材ツールを同アプリで常時点灯に設定している。

 電池がもたないのもストレスだけど、使いたい時に自由に使えないのもストレス。そこには相反するベクトルが働いているわけだが、うまくアプリで補えって工夫すれば、快適性が高められる。これもまたスマートフォンの面白いところだろう。

途中でスリープさせたくない「マップ」や「渋滞ナビ」といったアプリを指定しておく

SHL22の重箱の隅をつつく

 後継モデルのSHL23が出た今もなお「AQUOS PHONE SERIE SHL22」を使い続ける筆者だが、それだけ満足度が高い機種ということだろう。とはいえ、全く不満が無いかというと、細かいところでいくつか不満に思うところもある。

 一つはBluetooth。筆者の場合、週末になると車を運転する機会が多いので、運転する際にはBluetoothでカーナビにつないでハンズフリー通話を利用することになる。従来、ダッシュボードの真ん中あたりにホルダーを取り付け、そこに端末を載せていたのだが、サイズ的に収まらなくなったため、エアコン送風口に取り付けるドリンクホルダー一体型のタイプを購入し、運転席ドア側にこれを取り付けて利用することにした。

 すると、時折カーナビがSHL22を見失うようで、端末側で電話に出なければいけなくなる場面が何度かあった。設置場所を変更したとはいえ、さすがに車内でリンクが切れるようでは厳しい。端末側にもハンズフリー機能が搭載されているので、それを有効にして、カーオーディオの音量を絞れば何とかなるものの、今までにはあまり遭遇しなかった症状なので、どうもスッキリしない。

Bluetoothの接続がやや不安定な印象

 もう一つはMHL非対応というところ。microUSB端子から変換アダプターを経由してHDMI端子を持つテレビなどに映像を出力できるのがMHLだが、SHL22はMiracast対応ということでMHL機能が省略されてしまっている。

 自宅での利用を想定するなら、Miracast対応のテレビがあれば、それとワイヤレスでつなぐのが最も便利なのは理解できる。しかし、出張や個人旅行でホテルの部屋にあるテレビに出力したいとなった場合、最も現実的なのはMHL(HDMI)の利用だろう。まあ、そういう利用シーンはさほど多くないのかもしれないが、Miracastに対応するテレビがまだまだ少数派という状況なだけに、MHLに見切りをつけるにはちょっと早すぎたような気がする。

 このほか、他キャリア向けのモデルではmicroUSB端子のキャップレス防水化が進んでいるのに対し、SHL23でも頑なにキャップ有りを貫いているあたりは、日々ストレスに感じる部分だ。

 逆に、それ以外には特にこれといった不満は無く、未だに満足度は高い。本当、もう一声といった感じなのだ。正直なところ、SHL23でこれらの課題が解決されていれば速攻で機種変更、と行きたかったところだが、状況的には変化は無いようなので、悩み続けたまま現在に至っている。


ハングアウトでSMS送受信

 Android 4.4の登場に伴い、AQUOS PHONE SERIE SHL22でもGoogleの純正アプリがいくつかアップデートされた。中でも注目なのが「ハングアウト」のSMS対応。アプリを更新し、設定でSMS連携をONにするだけなので、さっそく試してみた。

 auでは、「Cメール」のサービス名称で提供されているSMSだが、結論から言えば、一部を除けば問題なく利用できた。

 SMS着信時、キャリア側のCメールアプリとハングアウトのどちらが優先されるのか気になっていたが、どうやらハングアウトが優先されるようだ。SHL22の場合、CメールとEメールのアプリが一つに統合されており、これはこれで便利に使えるだけに、どっちを利用するかは悩みどころ。CメールとEメールのアプリが別々に提供されている他社製の端末であれば、ホーム画面がすっきりするので、ハングアウトもアリかもしれない。

 最大の問題は絵文字。Android 4.4では絵文字への対応が強化され、ハングアウト上での送受信が可能になっているが、残念ながら我がSHL22では受信した絵文字が正常に表示できなかった。一方、絵文字の送信は可能なようだ。au側のメールサーバーの受け入れの問題なのか、端末側の問題なのか不明だが、実に惜しい。

 パソコンでSkypeなんかをヘビーに利用しているユーザーからすれば、それに似た感覚なのかもしれないが、チャット機能とSMSが同じように利用できるのはちょっと新鮮。筆者は、絵文字を表示できないのでSMS連携をOFFにしてしまったが、これまで絵文字文化に接してこなかった海外のユーザーなんかは便利に使うんだろうな。

【追記:2013/11/21 14:30】
 こちらの記事に記載の通り、au端末上でハングアウトのSMS送受信をONにすると、Eメールの自動受信が行えなくなる事象が確認されました。このため、SHL22で同機能を利用することは推奨できません。設定にあたってはご注意ください。


どうしても光学ズームが欲しいときは……

 13メガピクセルのカメラを装備したAQUOS PHONE SERIE SHL22。F値1.9の明るいレンズを装備しているし、スナップショットを撮影する分には申し分ないスペックなのだが、光学ズーム機能までは搭載されていないので、なかなか仕事でバリバリ使うというところまではいかない。

Eye-Fi Mobi

 昨今のデジタルカメラには無線LAN機能を搭載したモデルもあるが、残念ながら筆者が愛用するOptio RZ18にはこの機能は無い。そこで登場するのが、「Eye-Fi Mobi」というSDカードだ。

 Eye-Fiは、無線LAN機能を搭載したSDカードで、Eye-Fi Mobiは通信する相手をスマートフォンやタブレットに限定することで、機能を削り、初期設定を簡単にしたり、低価格化を狙った製品となる。

 若干デジタルカメラとの相性のようなものもあるようだが、幸いOptio RZ18にはEye-Fiの通信機能をON/OFFできる設定メニューまで用意されており、通信ONにすると電池の減り具合にブーストがかかる以外は特に支障なく利用できている。

Optio RZ18の設定メニュー
ONにするとファインダーにEye-Fiのアイコンが出る

 使い方は簡単で、スマートフォン用の専用アプリをインストールし、カードごとに用意されたアクティベーションコードを入力すれば初期設定完了。あとはデジタルカメラ側でEye-Fi機能をONにすれば、メモリカード内の写真データが次々にスマートフォン側に転送される。あとはSNSでつぶやくなり、加工して壁紙に設定するなり自由自在だ。

データ転送中の画面。このようにアプリを起動していなくても、バックグラウンドで転送される
ギャラリー形式のサムネイル表示

ビッグサイトで遭遇した謎の赤い自転車
東京ビッグサイトのステーション

 先日、あるイベントの取材で東京ビッグサイトに行く途中、東京メトロ・有楽町線の豊洲駅からゆりかもめに乗り換えようとして地上に出た際に、何やら見慣れぬ赤い自転車がたくさん駐輪されていることに気がついた。「あれは何なんだろう?」と思って、AQUOS PHONE SERIE SHL22を駆使し、ゆりかもめの中で検索。江東区の臨海部で行われている実証実験ということが判明した。

 で、さらに調べて行くと、この取り組みにはNTTドコモが関わっており、本誌にもこんな記事が載っていた。恥ずかしながら、すっかり忘れておりました。

 ものは試しということで、さっそく帰り道に試してみた。利用するにはユーザー登録が必要で、ここで携帯電話や決済用のクレジットカードなどを登録しておく。仮登録が完了すると、会員IDと登録パスワードが記載されたSMSが送られてくるので、貸出ステーションにあるキオスク端末を操作して、これを入力する。認証用の鍵としては、おサイフケータイ対応の携帯電話やSuicaなどの交通系ICカードが利用できるので、ここは迷わずSHL22をキオスク端末にかざして認証用に設定。これで、自転車ラック脇のリーダーに端末をかざせば、ロックが解除され、自転車を利用できるようになる。

キオスク端末はおサイフケータイ対応
1回利用であれば、登録済のおサイフケータイを青い部分にタッチするだけ

 利用料は100円/回、1000円/月、500円/日の3パターンがあり、今回は東京ビッグサイトから豊洲まで移動したいだけだったので、100円/回で利用した。実は、豊洲駅から東京ビッグサイトがある国際展示場正門駅までのゆりかもめの運賃は240円となっており、JRや地下鉄と比べると移動距離のわりには少々高め。やや時間がかかる都営バスを使った場合も200円。これに対し、己の体力は使うものの、100円という料金は、それなりに魅力的かもしれない。

 普通にこいで20分ほどのサイクリング。これからの季節、晴れていればきっと気持ちいいので、機会があったら、ぜひ一度体験してみてほしい……のだが、実証実験というだけあって、期間が区切られており、2013年11月30日で終了してしまうらしい。個人的にも便利さにようやく気がついたところなので、できれば実験期間終了後もサービスを継続していただきたい。

Android端末向けにはアプリも用意されており、ステーションの場所や満空状況を確認できる
運河や湾岸線を越える際には多少のアップダウンがあるが、3段変速なので問題なし

電池がもつので調子に乗ってIP電話アプリ活用

 AQUOS PHONE SERIE SHL22の電池もちの良さにひたすら感動する日々なのだが、せっかく電池がもつんだったら、あれこれ使ってやれ、という気持ちが出て来る。人間の欲望の果てしなさとは、実に恐ろしいものである。

050IP電話アプリの例(フュージョンの「IP-Phone SMART」の公式アプリ「SMARTalk」)

 で、何をしたのかというと、050番号のIP電話である。実は、IP電話サービス自体については、各社がLTEのエリアを拡大すれば、非常に便利に活用できるだろうことは、以前から想像できていた。VoLTEのようなサービスのアイデアが出て来ることからも分かるが、低遅延で高速というLTEの特長を考えると、仕組み上は3GなんかよりずっとIP電話向きである。

 しかし、問題は電池のもち。電話をかけるだけならさほど気にならないが、着信も受けたいとなると、IP電話アプリを常時バックグラウンドで立ち上げておく必要があり、これまで出ていた他のスマートフォンだと、あまり利用する気になれなかった。

 そんな中で登場した強烈に電池がもつSHL22なら、どうなんだろう? と考えた次第である。

 結論としては、1日ぐらいなら支障なし。朝起きてから夜寝るまで、継ぎ足し充電せずに過ごせている。もちろん、IP電話で繰り返し通話すれば、通常の音声通話よりも電池の減りは早い。そこは頻度の問題だろう。

 通話品質については、ネットワーク環境次第なところだが、自宅や職場は無線LAN環境が整備されているし、筆者の普段の行動範囲はほぼLTE化が完了しているため、こちらもほぼ支障なし。ただ、いくらLTEが低遅延とはいえ、そこはやはりIP電話独特の“ちょっと前の国際電話”的な時差がある感じは否めない。それでも、LINEの通話機能なんかに慣れてしまうと、あまり違和感を感じなくなるのも不思議だ。

 こうやって、いろんな常駐アプリをインストールしていくと、そのうちまた電池に対する不満が出て来るんだろうな、と思いつつも、まだしばらくはSHL22の大容量バッテリーに甘えた生活が続きそうだ。


愛すべきAQUOS PAD SH-08Eの悩み

 auの「AQUOS PAD SHT21」(以下、SHT21)を触って、いつかドコモから出る日が来たら、絶対買うんだー! と心に誓っていたわたくし。旅行に持って行っちゃうとね、やっぱりタブレット持つならSIM入りでしょ! って思いますね。その日は8月2日にやってきました。「AQUOS PAD SH-08E」(以下、SH-08E)を発売初日に買いました!

 使ってみた第一印象は、薄い! 軽い! 画質が繊細! SHT21のボディサイズは約106×190×9.4mmで、重さ約272g。これに対して、SH-08Eは約107×190×9.9mm(最厚部約10mm)、重さが約288g。ほんの少しだけ大きいのですが、持ったときの感じはむしろ小さくなったような気がしました。持ったときのバランス感もまずまず。背面はツルンとしていて、SHT21のようなシボはありません。色は、真珠のような微細なパールのきいたホワイトです。

 ホントに携帯しやすいので、頻繁に持って出かけています。読書はもちろんですが、買い物のとき、どちらを買うべきか迷ったときは、その場でメーカーサイトにアクセスしてスペックとクチコミを確認、なんてこともよくやっています。あとは、カメラとの連携がナイス。愛用中のパナソニックのミラーレス「DMC-GF6」とNFCでさくっとつなげて、撮りたての写真を7インチで確認したりしています。画面が大きいので、撮影したばかりの写真の確認にぴったりです。また、購入直後にバルス祭りが開催されたので、早速お風呂でミニ動画起動。フルセグ+Twitterを堪能させていただきました。

SH-08EもNFCをサポートしているので、近づけるだけでシャリ~ンという音とともにDMC-GF6と簡単接続。カメラ内の写真を表示できる
カメラの液晶で見るよりはるかに見やすい。気に入った写真だけ端末に転送している

 なんといっても最大の特長はIGZO液晶なわけで、画質やバッテリーまわりなどなど、多大な恩恵をもたらしていると思われます。でも、タッチも超繊細! 操作に関しては、その繊細さがアダになっている印象です。

 たとえば、フリック入力では、キーボードを縮小表示し、設定で感度を調整してもなかなかなじんでくれず、誤字を連発しています。ホーム画面でスクロールや画面切り替えをしようとすると、予定外のアプリが起動することも多いです。ブラウズ中に画面をスクロールしようとしたら、そこに画像があれば拡大表示し、ブラウザが起動してリンク先を表示してしまったり、周辺が拡大したり……ということがよく起こり、操作にかなりの神経を使うのです。付属のスタイラスだと問題起きにくいようなので、「最近油分を失いつつある自分の指がいけないのかしら……(汗)」と思っていたら、触らなくても指先が迷っているうちに、非接触状態でも反応することがあるので、指先の相性だけとはいえなそうです(違う問題か)。

 水滴がついてしまうと、完全に「選択」状態になるので、思わぬ誤動作を招くのも非常に気になっています。お風呂に持ち込んだときは、微細な水滴で起動してしまったアプリが終了できず、高速無限ループ状態になったこともありました。お風呂利用にこだわりがあるのは個人的な事情ですが、防水性能を持っていても、濡れた手で操作できないことを意味しますから、もったいない。

 液晶保護フィルム貼ったら少しは違うかな? と思いましたが、残念ながら変わりませんでした。貼って操作感が変わるようなら、保護フィルムに問題ありですね(苦笑)。

 せっかくの薄くて軽くて綺麗な高性能端末。もっとザクザク使いたい! 正直、この相性の悪さをなんとかしたい!! すごいんだけど、触るときはものすごく慎重にならざるをえず、無意識に操作できなくて困ってるという、じゃじゃ馬ならしな状態なのでした。もしかしたら、私だけの問題かもしれませんが……。

【追記:2013/9/2 18:00】
 なんと、本稿掲載と同時に、アップデータも公開されておりました。早速適用したところ、かなり操作しやすくなりましたよ。特に、フリックやスワイプへの反応が改善されたと感じてまして、フリック入力も良好。今朝から現在までの誤操作はほぼゼロという状況で、非常にうれしいです!


ドライブのおともに「スマホで聴き放題」

 ここ数年、夏季休暇のシーズンは、旅行もかねてドライブすることが多い。その際には、BGMとして、CDを事前にレンタルしてiPodに転送して……という形で音楽を楽しんできたのだが、今春、いくつかのサービスが月額980円という料金になって利用しやすくなったこともあり、今年はスマートフォン向けの音楽サービスを利用することにした。

 旅のおともに選んだサービスは、台湾発の「KKBOX」。KDDI系列ながら、NTTドコモやソフトバンクモバイルも利用できるサービスで、台湾発とあってアジアな楽曲が豊富な聴き放題だけではなく、独自のソーシャル機能が特徴だ。ちなみにソニーのMusic Unlimitedなどもスマートフォン対応の聴き放題サービスとして提供されている。詳しくは僚誌AV Watchのレビューを参考にしてほしい。

 「KKBOX」には「オススメ」という機能があり、運営サイドがいくつかのテーマを掲げてプレイリストを用意してくれている。今回は、夏のドライブとあって、野外フェス、あるいは夏の定番曲などのプレイリストをチョイス。クラウドから楽曲データをダウンロードすることになるが、モバイル通信で利用すると通信量制限が気になるため、自宅のWi-Fi経由でキャッシュすることにした。ちなみに手順としては、「アプリ起動」→「プレイリストを選択」→「キャッシュ」というシンプルな流れで、スマホ内に200曲ほど貯めこんでドライブで楽しんだ。

 かつてはよくCDを買っていたが、今はあまり購入することはなく、たまにシングル曲をダウンロード購入する程度、と音楽への好奇心が薄れてきている私にとって、「スマホで聴き放題」なサービスは、手頃な料金で、数多くの曲を気ままに聞ける、ありがたいサービスということを確認できた。特に魅力的に感じたのは、聴き放題サービスは、初めて聴く曲、忘れていた名曲などに出会いやすく、初心に返って「音楽ってやっぱり楽しい」と、思いを新たにできるという点。

 もちろん解約すると聴けなくなってしまうサービスなので、CDをがんがん買う人にとっては、あまりそそられないところかもしれないが、今回はドライブ用途に割り切って1カ月だけ、という感覚で利用してみたので、かなりお得感は強い。ちなみに「KKBOX」の場合は、自分のプレイリストを公開して他のユーザーも聴ける、というソーシャルサービスもあり、しかも海外のユーザーと音楽を通じて繋がることができるので、自分の好きな日本のアーティストを海外ユーザーに紹介するなど、ちょっとした国際交流感覚になれるのもユニークなところで、もう少し使ってみるつもり。

 こうしたクラウドな音楽サービスは、ハードウェアの性能や高速な通信技術、そしてスマートフォンの普及など、環境が整ってきたことを受けて、利用しやすくなってきた。LINEの音楽サービスも明らかにされたが、新しい音楽の楽しみ方がどうなっていくのか、ユーザーとしても記者としても興味深い分野の1つであり続けそうだ。


便利機能に感動、その矢先の事件

 AQUOS PHONE SERIE SHL22を使いはじめて1カ月。やっぱり電池のもちがいいっていうのは気持ちいい。が、日々使っていると、快適さは電池だけではないことにも気づかされる。結構、細かい気配りがうれしいのだ。

 例えば、「Bright Keep」という機能。手に持っている間は、それをセンサーで検知して、画面を消灯しないというものなのだが、メールにしろ、Webにしろ、電子書籍にしろ、読み終わらないうちに画面が暗くなる不快なシーンに遭遇しなくなるだけで、かなり快適に使えることに気づかされる。他メーカーでもインカメラを使うなど、色々な手法を使って同様の機能が搭載されはじめているので、今夏発売のモデルを購入したユーザーは、ディスプレイの設定を眺めてみると幸せになれるかもしれない。

 次に注目したいのは、「Sweep ON」と「Shake OFF」という機能。Sweep ONは、スリープ状態から画面をなぞるとロック画面を呼び出せるというもので、本来であれば電源ボタンを押して行う操作を、画面をなぞるという操作に置き換えられるという機能だ。一方のShake OFFは、軽く2回端末を振るとスリープさせられるという機能だ。いずれも、大画面化に伴って本体のサイズが大きくなり、電源ボタンの位置が遠く感じる昨今においては非常に便利な機能……だと思っていた矢先に事件が発生した。

 いつものように外出先から戻り、胸ポケットから取り出して操作しようとしたところ、PINコード入力の画面が表示されていた。「あれ、勝手に再起動でもかかったか?」と思いながらPINコードを入力すると、本体メモリが初期化されている……。しかも、microSDカードまで……。

 状況を整理すると、おそらくこうだ。何らかの原因でSweep ON誤検知→さらにタッチパネルが反応してロック解除パスワードの入力を10回ミス→Google Apps Device Policyのセキュリティポリシー設定によりワイプ(端末内データ消去)。幸い、microSDカード内のデータについては、PCのデータ復旧ソフトを使って取り戻せたが、こんな事件が発生して以来、Shake OFFは便利に使っているが、Sweep ONは怖くてオフにしたままだ。まさかデータがsweep(一掃)されるなんて……。


シンプルスマホのいいところ5選+α
時々気づく新しい発見が楽しい「シンプルスマホ 204SH」

 「シンプルスマホ 204SH」を2カ月ちょっと使ってきて、なるほど、シニア向けではあるけれど子供用にもよさそうだし、もしかするとビジネス向けにもいいかもしれない、と思い始めた昨今。たしかに通常のスマートフォンとは勝手が違うところもあるんだけれど、時々、「あっ、こんな使い方もできるのね」なんて新しい発見があるのがまたうれしかったりする。今回はいくつか見つけたそんなポイントをご紹介したい。

「読取カメラ」では5種類のリーダー機能が用意されている

 まず1つめは「読取カメラ」というアプリ。他のシャープ製端末にもプリインストールされているこのアプリが、シンプルスマホでも使える。バーコード・QRコードの読み取り機能に加え、名刺や雑誌に掲載されているお店情報などをテキスト変換するOCRスキャナー風の機能などを1本のアプリにまとめたものだ。文字を高い精度で認識し、アドレス帳にサクッと情報登録したりできる。

 さらにこの「読取カメラ」では、他のシャープ製スマートフォンでは搭載していないこともある「ラクラク瞬漢/瞬英ルーペ」機能も使える。カメラでズームアップした日本語や英単語の意味を即表示してくれるのは、海外旅行先で細かい文字の英文を読まなければいけない時にも便利そうだ。

名刺を読み取ると……
こんな風にかなりの精度でテキスト変換
普通の文章を1行ずつ読み取るのもOK
単語を瞬時に訳してくれる「ラクラク瞬漢/瞬英ルーペ」機能もある

 2つめは赤外線送受信機能が充実していること。たいていは連絡先やアドレス帳、画像などをやり取りする際に使われる赤外線通信だが、シンプルスマホをはじめソフトバンクのシャープ製端末は、ブックマークの送受信まで可能になっている。手元で試した限りでは、ソフトバンクのスマートフォン同士か、フィーチャーフォンとやり取りすることができ、たとえばフィーチャーフォンからシンプルスマホに機種変更するような時にも活躍してくれる。

 3つめは、同じ赤外線通信でも、IrSimpleとIrSS(IrSimpleShot)という高速通信可能な規格も合わせて採用していること。スマートフォンでは今のところシャープ製端末でのみ利用できる状況で、2005年に国際標準として採用されたわりに他の機種へ広がらないのがもどかしい。しかし、一般的なIrDAよりもはるかに高速な通信により、対応機種同士なら大きな画像でも瞬時に送受信できるスグレモノだ。

充実の赤外線送受信機能
Webブラウザーのブックマーク一覧からサブメニューを開き、“ページを送る”を選択すると……
通常の赤外線送信やIrSS送信を選ぶことができる
あとはいつも通り相手の端末と赤外線ポートを向かい合わせるだけ
1日の歩数、歩行距離、運動量や消費カロリーまでわかる

 次の4つめは歩数計の機能。最近は歩数計機能を搭載しているスマートフォンが増えてきたが、シンプルスマホでも同じように使えるのはやっぱりありがたい。「歩数計」アプリでは、時間別のほか、1日・週間・月間の集計値をグラフィカルに表示し、消費カロリーはもちろん運動量を表すEx値も算出してくれて、日々の運動状況を把握できる。1日の歩数はロック画面でもチェックでき、画面デザインを含め、一般のフィットネスアプリにはない端末との一体感が気持ちよく使えるポイントとなっている。

時間別のほか、日別・週別の集計値をグラフですっきり表示。月別はカレンダー形式になっている
その日の歩数はロック画面でもすぐにチェック可能

 そのロック画面で静止画の壁紙(ウェルカムシート)をフリック操作で次々に切り替えられるのも、細かいところだが気が利いている。標準で3枚のハイクオリティな画像が用意され、最大5枚までストック可能。一般のアプリが使えないシンプルスマホはオンラインストレージなどと連携しにくく、好きな画像を設定しづらいのが難点ではあるものの、端末のカメラで撮影した写真やメールで送ってもらった画像、ネットからダウンロードした画像などを設定して、気分に合わせていつでも切り替えられるようにしておくとよさそうだ。静止画の代わりにライブ壁紙も使え、スマートフォンならではの動きのある待受画面を体験できるのもいい。

ロック画面上部の静止画壁紙はフリックで次々に切り替えられる
5枚の静止画像をあらかじめ設定しておける
ホーム画面では使えないが、ロック画面でライブ壁紙を表示可能だ
PCサイトのように文字がつぶれて表示されるケースでは、拡大しても見にくいまま

 最後に1つだけ、もうちょっと便利になればなあと思ったのが、Webブラウザーの拡大鏡機能。文字の小さいWebサイトでも読みやすくなるように、ルーペ状のウィンドウで部分的に拡大表示できる機能なのだが、シンプルスマホはディスプレイ解像度が低め(480×800ドット)ということもあってか、PCサイトのように極端に小さい文字だと拡大鏡を使っても読みにくい場合がある。画面で見えているものをそのまま引き伸ばす仕組みなので仕方ないとはいえ、フォントを拡大する時はスケーリングして表示されれば、さらに実用性が高まったのに……と思わないこともない。

 ところで、以上のうち「読取カメラ」とブックマークの赤外線送受信については、実はフィーチャーフォンに搭載されていた機能でもある(もちろん歩数計もあったけれど)。これらの古くて新しい機能を、最新スマートフォンやシニア向けのシンプルスマホでも引き続きサポートし続けているのは、フィーチャーフォンからの乗り換えユーザーも大切にしたいというシャープの気持ちの表れ、ではないだろうか。ずいぶんと細かい部分まで配慮が行き届いた端末だなあと改めて感じた次第だ。


Google Play ゲームスを使ってみた

 Androidの最新バージョン「Android 4.3」などの発表にあわせて、「Google Play Games」が発表された。Android 4.3やNexus 7はいつ日本で利用できるか、今のところまったく分からないが、Google Playでは早速「Google Play ゲームス」という名称で配信されていたので、「AQUOS PHONE Xx 203SH」にインストールしてみた。

 「Google Play ゲームス」は、他のユーザーと一緒にゲームアプリを楽しめる、そんな環境を提供しようとするアプリだ。同機能に対応するゲームアプリであれば、プレイしたスコアなどを他のユーザーと競い合ったりできる、とされているのだが、どうやら他のユーザーとの繋がりは、グーグルのソーシャルサービス「Google+」を介す形のようだ。当然、私は「Google+」に登録済では持ってはいるが、あまり積極的に使っていないし、周囲にもアクティブユーザーがいない。

 とりあえず「Google Play ゲームス」を起動すると「今すぐプレイ」「マイゲーム」などのメニューが表示される。最初は何もないかもしれないが、「今すぐプレイ」などの「オススメ」にアクセスすると、対応ゲームを見つけられる。それらのゲームをダウンロードし、ゲームアプリ上でGoogleアカウントへログインする、という流れだ。

 400万以上のダウンロードを記録しているという人気ゲーム「対戦☆ズーキーパー」もGoogle Play ゲームス対応アプリ。Google+で繋がる友人と実績(アチーブメント)を競えるほか、招待して対戦することもできる。招待すると相手に通知が届き、アプリのインストールを促す。相手が応じればリアルタイムでの対戦となる。どちらかと言えば、一緒にいる友人を誘ったほうが、スムーズにプレイできそうな機能だ。

 提供開始から1日とあって、まだまだ機能を熟知したとはいえないが、Google+で繋がるソーシャルグラフだけではなく、他のサービスのソーシャルグラフ、あるいはリアルグラフでプレイできればいいかもしれない。個人的には、ゲームごとに新たな繋がりができればプレイしやすいかな、と感じている。

 ゲームによって別々のアカウントを用意するよりも、Googleアカウント1つでいろいろ楽しめるようになるのは楽、かもしれない。日本には既にmobageやGREEがあるなかで、「Google Play ゲームス」を積極的に使いたくなる理由はまだ乏しい気もするが、そこは魅力的なゲーム次第。既にゲームアプリではトップクラスの人気を誇るパズドラがさっそくGoogle Play ゲームスに対応しているのは興味深いところだ。本稿執筆時点でパズドラのAndroid版は不具合が発生しているため、また日を置いてから、あらためてGoogle Play ゲームスの楽しさを体験してみたい。


継ぎ足し充電という呪縛からの解放
AQUOS PHONE SERIE SHL22

 先日、「AQUOS PHONE SERIE SHL22」に機種変更した。正直なところ、この夏のauのラインナップの中に「これは欲しい!」という端末は無かったのだが、とにかく外部バッテリーや、予備の端末を持ち歩く面倒臭さに耐えかねて、3080mAhと最もバッテリー容量の大きいSHL22を選択した。

 第一印象としては、これまで使ってきたISW16SHやPTL21と比べると、明らかにデカイ&重いという感じで、シャツの胸ポケットに入れて生活していると、地球の重力の存在を実感する。とはいえ、そんなことは百も承知で選んだ端末なので、とくに大きな不満にはならない。

 狙い通りではあるが、やはり使いはじめてすぐに実感するのは、電池もちの良さだ。以前は出勤してまず最初にスマホを充電、昼食から戻ってまた充電、……という感じだったのが、SHL22にしてからは朝家を出てから帰宅するまで一切充電せずに過ごせている。もちろんLINEやFacebookなどのアプリも普通に使っていての話だ。今となっては、チマチマと継ぎ足し充電していた過去が恥ずかしい。

普通の端末ではディスプレイ上部にレシーバーの穴があるが、SHL22には存在しない

 なにげに良いなぁと感じるのが、「ダイレクトウェーブレシーバー」の存在だ。ディスプレイパネルが振動して音を伝える、というもので、同様の機構は最近の京セラ製スマホでも採用されているが、非常にクリアに相手の声が聞きとれる。スマートフォンにしてからというもの、端末を耳に当てながらレシーバーの位置を探ることが多かったが、そんなこともしなくなった。これは一度慣れると電池のもち以上に後戻りできない感じがする。

 というわけで、しばらくSHL22について書いて行こうと思う。


シンプルだから、ビジネス利用にも最適かも?!
ビジネスにも意外とイケる(?!)シンプルスマホ

 スマートフォンが初めてという年配の方や子供にも安心な作りになっているソフトバンクの「シンプルスマホ 204SH」。前回までにご紹介した通り、ホーム画面はアプリや機能のアイコンがぎっしり並んだ独自のインターフェースで、プリインストールアプリのみが使えるようになっている。であれば、ホーム画面でいろいろできるAndroid OSならではの機能は使えないのかな……と思ってしまうかもしれないけれど、そんなことはないのだ。

何も配置していない状態の「ウィジェット」アプリの画面

 たとえばウィジェットが使えないと思われがちだが、きちんと用意されている。本来ホーム画面に配置するウィジェットは、専用の「ウィジェット」アプリを“土台”にして利用でき、アナログ時計、世界時計、Google検索、予定表示、アルバム画像の表示、連絡先など計8種類のウィジェットを配置することが可能。通常のAndroidスマートフォンと同じように、ウィジェットを画面内に複数並べて、ウィジェットをタッチすれば時計アプリやWeb検索画面、カレンダー、ギャラリーといった関連アプリが起動する仕組みになっている。

 ウィジェットを配置した画面は上下にスクロールできるので、たくさんのウィジェットを並べても問題なし。アクセスしやすいホーム画面でそのままウィジェットを使えないのが残念ではあるけれど、時刻や予定、撮影した写真といった各種情報・コンテンツを1画面でまとめて確認でき、必要があればすぐに関連アプリを起動できることから、機能性の高い“ランチャー”としても存分に活用できるだろう。

「検索」と「世界時計」を配置してみた
たくさんのウィジェットもスクロールして表示できる
「コンテンツ管理」アプリではファイルの種類ごとにタブで切り替えて一覧できる

 さらに細かいところでは、ファイルの操作が可能なのもポイント。「コンテンツ管理」アプリを起動すれば、写真、動画、音楽、文書といった種類ごとに、端末に保存しているファイルをサムネイルやアイコン付きで一覧でき、ここから写真や動画を1つずつ閲覧できるのはもちろん、ファイルのソートや削除、絞り込み検索なども行えるようになっている。PDFファイルやOffice文書は「OfficeSuite」というプリインストールアプリで開くことが可能だ。

Webからダウンロードした文書ファイルも参照可能
充実の検索機能でファイルを迅速に見つけられる

 つまり、仕事でやりとりするような文書ファイルもシンプルスマホ上でばっちりチェックできるということで、現役でバリバリ働いている年配の方から、友達とOfficeファイルで資料をやりとりしている進んだお子さんまで、しっかりカバー可能というわけ。まあそれは極端な例だとしても、意外とフツーに会社勤めしている人にとってもうれしい機能ではないかと思う。

 このあたりの機能を見るに、年配用かあるいは子供用と思っていたシンプルスマホが、実は、会社から支給するビジネス用途のスマートフォンとしても適しているんじゃないかと思えてきた。統一されたインターフェースだから学習コストは少ないだろうし、余計なアプリをインストールされる心配がないからコンプライアンス上、セキュリティ上も安心感が高い。でありながら、ウィジェットやファイル操作など、ある程度高度な使い方もできる。Gmailやその他のWebサービスにアクセスする必要があるならWebブラウザー経由で利用すればOKだろう。

 というわけで、どうしても特定のアプリを必要とするのでない限り、ビジネス上もシンプルスマホで十分事足りるのではないだろうか。従業員にスマートフォンを支給する予定だったり、BYOD(私的端末の業務利用)を導入しようかどうか迷っている企業は、管理コストを抑えられそうなこのシンプルスマホを検討してみてもいいんじゃないかな、なんて思ったりもするんだけれど、どうだろう。


使わないアプリは隠してみます

 新しいアプリがどんどん登場し、好奇心に従ってインストールしていくと、アイコンが氾濫して混乱しがち。だからこそ、フォルダで分類できるようになるなど、整理の手法もいろいろ工夫されているところだが、「AQUOS PHONE Xx 203SH」のホームアプリ「3ラインホーム」では、「アイコンを非表示にする」という機能が用意されている。

 3ラインホームの利用中に、アイコンが並ぶあたりに触れながら、画面上→下へとフリックする、あるいはメニューボタンを押すと、3ラインホームの各種メニューが表示される。この一番下にある「アプリの表示設定」がそれだ。

 機能はシンプルで、インストールされたアプリに対して、そのショートカットとなるアイコンを3ラインホーム上で表示するか、非表示するか選ぶというもの。本当に不要なアプリならばアンインストールすればよいが、「使わないけれどもアンインストールはしたくない」あるいは「アンインストールできない」というアプリをちょっと隠しておくには便利。個人的には、いくつかのGoogleのサービス(ブックス、ムービー、Google+)などを非表示にしている。

 ちょっとした機能ではあるが、あらためて表示/非表示を検討していくと、「やっぱり使わないな」というアプリ、またはしばらく使っていなかったアプリを見つけられる。こうしてたまに見直すのもいいですな。


シンプルスマホは地図アプリが超オススメ
Webブラウザーでアプリをダウンロードしようとしてもエラーになる
ホーム画面から利用できる全収録アプリ・機能

 年配の方の最初のスマートフォンとして最適なだけでなく、子どもにも使わせてあげたいソフトバンクの「シンプルスマホ 204SH」。端末の使いやすさという点では抜群なのだけれど、ターゲットがターゲットだけに、バリバリ使い倒したいユーザーにとっては好きなアプリをインストールできないのがネックではある。Google Playのストアアプリ自体が利用できないし、勝手アプリもしくは野良アプリと呼ばれているものもWeb経由ではインストールできない。

 もちろんこれは、セキュリティ上好ましくないアプリに容易にアクセスできないようにする、という面ではすごく理にかなっていると思うし、子どもに渡すスマートフォンとして安心できる部分でもある。じゃあ、プリインストールされているアプリはその分ちゃんと充実してるの? というのが気になるところ。

 シンプルスマホにプリインストールされているアプリ・機能は全部で55種類。そのうち48種類がネイティブアプリで、残りの7種類はWebブラウザー経由で使うものになっている。ネイティブアプリにはカメラ、Webブラウザー、地図、カレンダーといったごく一般的なものはもちろん、情報収集するためのニュースや天気の他、装飾メール、写真加工、ボイスレコーダー、赤外線送受信といった趣味用アプリやツール系アプリもある。日常的に必要となるアプリは、だいたい一通り揃っているんじゃないだろうか。

 TwitterやFacebook、クックパッドなんかも用意されているけれど、こちらはWebブラウザーを起動して使う形になっていて、いわばWebサイトへのショートカットの位置付け。こういった“旬”のサービスはアプリ自体もどんどん機能アップしていくだろうから、アプリ単体のアップデートがしにくいシンプルスマホでは、最初からWebサービスにリンクしておいた方が合理的なのだろう。

TwitterやFacebookなどはWebブラウザー経由で利用する
地図アプリがイイ!

 さて、そんなプリインストールアプリの中で筆者のイチ押しは何かというと、「地図」アプリ。てっきりGoogleマップを起動するのかと思っていたら、ソフトバンクのスマートフォンらしく、Yahoo!地図が起動したのである。でも、このYahoo!地図、ゼンリンのデータを使っていて、全体的な地図としての見映えは個人的にはGoogleマップよりきれいだと思うし、すごく自分好み。色づかいがすっきりしていて縮小しても見やすく、ぐんぐん拡大していけば市街地の細かい道路までくっきり確認できて、しかもビルなどの高い建物が半透明で立体的に表示されるのもいい。番地どころか“号”までわかるのも、さすが住宅地図を手がけているゼンリンだなぁと感心してしまう。

広域表示でも、適度な細かさで幹線道路などをはっきり見ることができる
中くらいの拡大率。このすっきり見やすい感じがお気に入り!
拡大率を最大にしたところ。高い建物は半透明で立体的に表示される
番地だけでなく“号”まで確認でき、特に住宅地で威力を発揮する
雨雲の状況を地図に重ねて表示。5分ごとの推移もわかる

 この地図アプリでさらに便利なのが、雨雲レーダーを重ねて表示できるところ。最新の雨雲の状況を一定のエリアごとに色分けで表し、前後1時間の雨雲の動きもつぶさにチェック可能なのだ。いちいち天気予報のアプリやWebページを立ち上げて、雨雲レーダーのコーナーにアクセスして……なんていう手間なしに、いつも使う地図で2回タップするだけで雨が降りそうかどうかわかるのは、年配の方や子どもじゃなくても便利なはず。

 ただ、欲を言えば、この地図上でナビ機能が使えたら最高だったのに! と思わなくもない。ルート検索の機能はあるものの、目的地までの道順を表示するだけ。必ず北が上になっていて手動で地図を回転させることができないので、基本的に“見るだけ”の地図になっているのが少し残念だ。

「ルート」から目的地までのルート検索ができる。ナビとしての機能がないのはちょっと残念
「ジャンル」からはスポット検索も可能。収録施設が増えればもっと便利になりそうだ

 端末のコンセプトとして機能をどんどん追加していくわけにもいかないのだろうけれど、ナビ機能はあらゆる年齢層のユーザーが活用したい機能の一つだと思うので、ぜひこのYahoo!地図の見映えでいつか実現してほしい。いずれにしても、地図の見やすさってやっぱり重要だよなあと思ったわけで。


SHL21をAndroid 4.1にアップデートしたけど……

 スマートフォンはケータイと違い、OS(プラットフォーム)をアップデートできるのが特徴。おそらく、読者のみなさんもメジャーアップデートには期待を寄せているだろうけど、正直なところを書いてしまうと、ボクをはじめ、本コーナーで書いているような人たちの場合、意外にメジャーアップデートには縁がなかったりする。なぜなら、仕事の都合上、メジャーアップデートのアップデータが公開される前に、次の機種に機種変更してしまうことが多いからだ。

 そんな中、6月5日にauの昨年の秋冬モデルとして販売されていたシャープ製「AQUOS PHONE SERIE SHL21」向けに、Android 4.0からAndroid 4.1へのメジャーアップデートが公開された。アップデート内容については、本誌の記事を参照して欲しいんだけど、昨年の秋冬モデルの範囲で見ると、4月に湯野編集長が取り上げていた「VEGA PTL21」、5月に村元正剛氏が取り上げていた「Xperia VL SOL21」に続くアップデートということになる。

 アップデートはWi-Fi経由、もしくはパソコンでmicroSDメモリーカードにアップデータを取り込んでの実行ということになるんだけど、ダウンロードの時間も含めて、10分程度もあれば、終わる。アップデートを始める前に、ひと通り、アプリのアップデートをPlayストアとau Marketの両方でやっておく。アップデート後の注意としては、「LISMO Player」と「電子書籍GALAPAGOS」のアプリをそれぞれPlayストアでアップデートするくらい。端末の設定が一部、リセットされるものがあるという注意書きもあったけど、ほとんど設定は変更されていないようで、すぐに使うことができた。

 アップデート後の印象としては、全体的に動作のサクサク感が増した感じ。実は、半年以上、使ってきたこともあって、最近は動作が重くなってしまうようなことがあり、「早く夏モデルに買い替えたいなぁ」なんて考えていたんだけど、今回のアップデートでそのあたりの重さは一掃された印象。アプリについてもすべてを動作させたわけではないけど、日常的に使うアプリでは今のところ、何も問題が起きていない。

 今回のメジャーアップデートでうれしいのは、OS(プラットフォーム)以外の部分で、新機能が追加されたことだ。詳細はシャープのメーカーサイト「SH DASH」のメジャーアップデートのWebページ更新内容を見て欲しいんだけど、個人的にはモーションセンサーで端末を持っているか、置いているかなどを検知して、画面表示を制御する「Bright Keep」あたりが便利に感じられた。

 ひとつタイミング的に惜しかったのは、自分のAQUOS PHONE SERIE SHL21をアップデートし終わった後、6月20日にauが「auバックアップ」というアプリが公開されたこと。本来、こうしたアップデートを実行する前には、端末データのバックアップを取りたいんだけど、auはAndroid標準のバックアップがあるから不要という解釈だったのか、これまでそういったツールを提供していなかった。ちなみに、NTTドコモは「ドコモバックアップ」を提供しているし、メーカーによっては独自でバックアップツールをプリインストールしているところもある。もし、今後、auのスマートフォンをバージョンアップするときは、このアプリでバックアップを取ってから、実行することをおすすめしたい。

ついに、「Android 4.1へのメジャーアップデートのお知らせ」が……
ダウンロードはWi-Fi経由なら、数分で完了する
15分と書いてあるけど、実際にはもう少し早い印象。ダウンロードも含め、30分を見ておけば、おそらく大丈夫
アップデート時は2回、再起動する。画面はアップデートの後半部分
プラットフォームがアップデートされると、アプリもひと通りチェックされる
メジャーアップデートが完了したら、au MarketでLISMO Playerをアップデート

 とまあ、順調に実行できた感のあるAQUOS PHONE SERIE SHL21のアップデートなんだけど、実はひとつだけトラブルが起きている。というのもアップデート後、5GHz帯を利用したIEEE802.11a対応の無線LANアクセスポイントにつながらなくなってしまったのだ。その無線LANアクセスポイントには、他のスマートフォンやタブレットで接続できているし、家族が使っているメジャーアップデート済みのAQUOS PHONE SERIE SHL21では問題なく接続できているんだけど、なぜかボクの端末だけがつながらない。他の無線LANアクセスポイントについては、なぜか5GHz帯を利用したIEEE802.11a対応のものにはつながらず、2.4GHz帯を利用したIEEE802.11b/g対応の無線LANアクセスポイントには接続できている。いろんな組み合わせで試してみたけど、どうもボクのAQUOS PHONE SERIE SHL21固有の問題なのかなというのが現時点での結論。

 プラットフォームのアップデートって、長く使う上でも魅力的ではあるんだけど、どうしてもこういう細かいトラブルって、避けられないんですねぇ。やっぱり、夏モデルのAQUOS PHONE SERIE SHL22に機種変更しようかなぁ……。


スポーツ観戦&Twitterで便利な「アナザービュー」

 テレビとTwitterの組み合わせは相性が良い、という話を目にしたことがある人は多いはず。同じ番組を観ているユーザー同士で、コメントを投稿しあって盛り上がっていくと、1人で観ているときよりも楽しめるし、より高揚感を得られる。特にライブ中継のスポーツは楽しめるコンテンツだ。

 ただ、こうした使い方の場合、多くは家庭内や店内に腰を落ち着けて、据置型のテレビと手元のスマートフォンという組み合わせが多いと思う。つまり移動中はなかなかそこまで楽しめない。モバイル機器でテレビとTwitterアプリを切り替えながら利用することになって、ちょっとタイムラグが発生して、没入感に欠けてしまう。

 それはそれで別に良い、とあきらめていたのがこれまでのスマホ。一方、「AQUOS PHONE Xx 203SH」に搭載された“アナザービュー”という機能を使えば、一画面でワンセグとTwitterを同時に表示できる。テレビ画面は3段階でサイズを調整でき、画面をより大きくして観たいのか、Twitterのほうを観たいのか、気分にあわせてワンタッチで切り替えながら利用できる。

 たとえばこの6月初旬には、ワールドカップ最終予選の試合が日本国内で開催されたが、そうした試合をライブで観たい、しかし、どうしても移動しなければいけない……なんて時に、この機能はピッタリ。

 ちなみにワンセグだけではなく、YouTubeや端末内の動画を観ながら、Webブラウジングしたり他のアプリを使ったりすることもできるので、マルチタスクをフル活用して同時にアレコレこなしたい場合にもオススメ。

 関西出身の阪神ファンとしては、ぜひアナザービューを使って野球中継を楽しみたいところだが、地上波での野球中継そのものが減少傾向で、なおかつ首都圏ではなかなか阪神の試合中継がない。ちなみにこのアナザービュー、今夏モデルの「206SH」のアナザービューではフルセグに対応して、より高画質で楽しめるようだ。


両親のため、将来のために「シンプルスマホ」デビュー
シンプルスマホ 204SH
エッジはラウンド形状になっていて包み込むように持てる。緊急連絡できるブザー機能も搭載

 ソフトバンクの「シンプルスマホ 204SH」は、通常のスマートフォンとは一線を画した、わかりやすさに的を絞った端末だ。5インチだとか、クアッドコアだとか、Android 4.2だとか、フルセグだとか、高性能で機能盛りだくさんのスマートフォンには手を出しづらいけれど、わかりやすい画面で電話したい、メールやネットもしたいというユーザー層向けのものである。もっとシンプルに言えば、年配の方でも扱いやすい、というのが特長のスマートフォンだ。

 筆者自身は30代半ばだし、まだまだ最新のフラッグシップ端末をバリバリ使いたいお年頃。今このタイミングでシンプルスマホに本格的に乗り換えることは考えていないけれども、自分の両親にスマートフォンを勧める時、もしくは自分が両親くらいの年齢になった時に、こういう端末って実際どうなのかなと、率直に興味が湧いたのである。

 シンプルスマホを手にしてみると、5インチクラスの端末とは明らかに違う持ちやすさ。4インチディスプレイで一回り以上も小さいのだから当然とはいえ、筐体が最近多くの端末で採用されているラウンド形状になっていることもあり、すっと手に取ることができて、表面の塗装のせいか手触りも滑らか。本体下部に設けられたハードウェアキーも、大きいうえに適度な凹凸感があって押しやすい。

サイドの電源キーやボリュームキーも大きめ
充電ホルダーも同梱されている
ハードウェアキーのイルミが美しい

 シンプルスマホが備えるハードウェアキーの機能は、ホーム、電話、メールの3つ。少なくとも、「電話アプリはどこへ行った!?」なんて画面内でショートカットアイコンを探すようなことにはならないだろう。ホーム画面の下部には常に4つのショートカットボタン「楽ともリンク」が用意されていて、よく連絡する人を登録しておけば、すばやくダイヤルしたり、メール作成を始めたりできる。なお、バックやメニューにあたるキーは画面内にその都度表示される仕組みだ。

 ホーム画面は各アプリや機能へのショートカットボタンが並んでいて、通常のAndroidスマートフォンでいうところのアプリ一覧のような位置付けになっている。カメラやWebブラウザ-、地図といったよく使う機能は大きなボタンで表示され、画面を下方向へスクロールすると、カテゴリーごとに分類されたその他のアプリ・機能がやや小さめのボタンで表示される。

ホーム画面にはアプリや機能が大きめのボタンで並ぶ
画面下部に4つまで登録可能な、短縮ダイヤル風に使える「楽ともリンク」
画面をちょっとタッチしただけでは反応しない。少し長押し気味にタッチしよう

 これらのアプリや機能を起動したい時、単純にボタンを押したい時などは、通常のスマートフォンとやや異なり、若干長押し気味にしなければならない。これによって、うっかり画面に触れてしまって思わぬ誤操作になるのを防げる。しかも、今どこをタッチしているのかは青い丸で示され、きちんと押された時は一瞬バイブレーションが働いて、操作したかどうかもはっきりわかる仕組みになっている。

 シンプルスマホのもう一つの大きな特徴は、プリインストールされているアプリ以外はインストールできないこと。前述の通り、カメラやWebブラウザーといった必須とも言えるアプリはもちろん、ソーシャル系アプリや地図、アラーム、メモ帳などのツール系アプリ、ゲームアプリ、ワンセグやラジオを楽しめるアプリなどもあって、初めからプリインストールアプリが充実。バリバリ使うような端末ではないシンプルスマホでは、これで十分とも言える。

数々のプリインストールアプリを取り揃えている

 つまり、ソフトバンクとして安心・安全なアプリだけを用意しているということであり、余計なセキュリティリスクを負うことがない。また、見たくない、見せたくないコンテンツにはアクセスしにくい。そういう意味では、ある程度のペアレンタルコントロール機能が標準で備わっている端末と言うこともでき、年配の方だけでなく、子どもにも適した端末という見方もできるだろう。

 筆者が年老いて最先端の端末が不要になると思われるのは、おそらくあと30年も40年も先の話。その時代になれば、携帯電話は今とは全く異なるデバイスになっている可能性が高い。ということで、両親だけでなく、数年後か十数年後かにスマートフォンを使い始めるであろう我が子に持たせるスマートフォンとしてどうなのか、という視点で使ってみるのが正しいのかもしれないと思い始めている。


203SHの「クイック起動キー」が便利

 「AQUOS PHONE Xx 203SH」には、ディスプレイの左下に「クイック起動キー」が用意されている。これはワンタッチで何らかの機能を呼び出せるというハードキーだ。初期設定では、短押しで「アナザービュー」という機能を、長押しは「パーソナルコレクトボード」というアプリを呼び出せる。

 これまでは初期設定のままで使っていたのだが、最近になってようやく「短押し」「長押し」で起動する内容をカスタマイズできることに気付いた。しかも選べる項目がかなり幅広い。これは便利だ。

 カスタマイズは、設定メニューの中にある「クイック起動キー設定」で行う。ここで「短押し」「長押し」に割り当てる機能を変更できる。念のため説明しておくと、短押しは、その名の通り、一回軽く押すだけの行為。長押しは押し続ける行為のことだ。ちなみに「クイック起動キー」の長押しは、一回軽く押してから長押しする、という手順のようだ。

 ここで何を設定しておくといいのか。たとえば「短押し」のほうは押し間違えても、さほど邪魔にならない機能がいい。そこで今回は「画面消灯」をチョイス。電源ボタンと同等の働きをクイック起動キーでもできるようにしたわけだが、ちょっと指をのばす必要がある、あるいは両手で操作しなければならない電源ボタンと比べれば、クイック起動キーは格段にアクセスしやすい。もう一方の「長押し」には、ひとまずLINEでよく連絡をとる家族へのショートカットを登録しておくことにした。これは「クイック起動キー設定」→「ショートカット起動」→「その他」から「LINE」を選ぶと設定できる。これもホーム画面上にショートカットアイコンを置くのと同等、と言えるが、個人的には、よりスピーディにアクセスできると感じている。

 フィーチャーフォンの時代から“操作手順を減らす”というのは、ユーザーインターフェイスにおける至上命題の1つだった。ソフトバンクのシャープ製スマートフォンの一部には、以前から「クイック起動キー」が搭載されてきたのだが、クイック起動キーで呼び出す機能をカスタマイズすれば、「操作手順を減らす」という課題を解決する手段の1つになり得る。簡便でスピーディな操作感は他の機種にはない利便性。もし「203SH」や、クイック起動キー搭載のシャープ製スマホを使っているのなら、すぐにカスタマイズを試してみるのがオススメだ。


AQUOS PADを持って河口湖に行ってみた
富士山を眺めながら、地図に従って次の目的地へ。画面が広いと行程を確認しやすい

 ゴールデンウィーク最後の2日間、家族イベントで河口湖に一泊旅行に行きました。妹家族と相部屋だったため、心配したのが充電です。自分はスマートフォン2台に、デジタル一眼のバッテリーも必ず1つ充電するのが常なので、コンセントが足りるかどうか……。予備バッテリーも携帯しますが、場合によっては、その予備バッテリーの充電も必要になったりしますよね。これが時間かかるんですよね。

 一応めぼしい観光スポットは、Googleマップで検索してスターを付けてありましたが、ガイド本などは全く用意していなかったので、観光はほぼ行き当たりばったり。地図や検索を多用することが考えられたので、情報閲覧用兼移動時の読書用端末として、AQUOS PAD SHT21を持っていくことにしました。何か見たいときはAQUOS PADを使えば、その分スマートフォンのバッテリーに負担をかけずに済みます。

 これが大正解でした! 移動のバスでは、行きも帰りもほぼ爆睡していたので、読書はできなかったのすが(苦笑)、地図と道案内ですばらしい活躍をみせてくれました。

現在地を確認

 現地に到着し、とりあえず駅からバスで河口湖へ。何はさておき遊覧船に乗り、その後「アタシはどこ?」で現在地を地図で確認。最終目的地である宿泊施設の位置を確認したら、現在地と宿泊施設の間にあるスターを探します。スターをタップして現在地からの経路と、徒歩での所要時間を見て「行ける!」と思ったら移動開始です。

 結局その日は、朝から遊覧船に乗り、かちかち山にロープウェーで上がり、その後、食事を取るために湖周辺の和食屋へ。続いて山梨宝石博物館に移動し、一旦宿泊施設にチェックインしてから、歩いていけるようになったとウワサの六角堂へ。富士山や河口湖の景色を散々堪能し、再び宿に戻りました。翌日は、バスの時間までかなりあったので、また地図を見ながら駅から湖へ向かってみました。移動途中、地図上で偶然見つけたスポットに足を運んでみたりと、無計画な観光を楽しみました。

周辺の主な観光スポットは、あらかじめ検索してスターを付けておいた。この一手間が移動に役立った
「北西」と言われても分からない私の頭……。矢印の向きが頼り!
AQUOS PADで撮影したJR河口湖駅

 実は「いざとなったらバスかタクシー?」と考えたくらいで、移動方法を考えていなかったんですが、気がついたら、方向音痴の自分が、徒歩で“迷うことなく”移動していました(笑)。その間、左手には必ずAQUOS PAD。画面が広いので、ルート全体が見渡しやすくて本当に助かりました。地図そのものが回転しないと落ち着かないタイプなんですが、俯瞰しやすいせいか、矢印だけでも気になりませんでした。通信もまったく問題なし。LTEでは心細いエリアもありましたが、途切れて困るようなことはなく、スムーズにナビゲートしてもらえました。しかも、バッテリーはちょっとしか減ってない。あの心強さといったらありません。

 地図を大きく綺麗に見られるって、ホントすばらしいですね! 駅前で入手したガイドマップは、ポケットから出し入れしてるうちにクシャクシャになってしまいましたが、タブレットならそんな心配もなし! AQUOS PADで、タブレットの威力を改めて思い知ったのでした。

AQUOS PADで撮影した六角堂周辺から見える富士山
六角堂へは本当に歩いて行けた。AQUOS PADで撮影

世界最強? 繋がれば速いソフトバンクのAndroidスマホ

 4月中旬から「AQUOS PHONE Xx 203SH」を使い始めたところ、端末としての特徴はさることながら、結構さくさく通信できることに正直、ちょっとした驚きがあった。ここ最近のソフトバンクモバイルは発表会のたびにネットワークの改善ぶりをアピールしているが、それはつまりユーザーからは厳しく評価されていた、ということ。そんな評価を受けていたソフトバンクだが、首都圏で「203SH」を使っていると、案外そうでもないぞ? と感じることが少なくない。

 たとえば編集部がある市ヶ谷のJR駅プラットフォームで、4月中旬のお昼頃、「SPEEDTEST.NET」というアプリを使って複数回計測したところ、下り速度で27Mbps、12Mbps、14Mbps、26Mbps、16Mbpsとなかなかのスピードを記録した。5月に入って、編集部近くの路上で計測してみると下り30Mbpsを越える速度を記録して、またまた驚いた。エリアについても、連休を迎え、都内を移動してみたが、屋外では4Gエリアで通信できることが多い、と思える場面が多かった。

 とはいえ、この数字はあくまで“たまたま”であって、場所や時間によって刻々と変化するのがモバイル通信、一概にこのサービスは速いと言えないのではないか――というツッコミを入れたくなる人はいるはず。その疑問は正しい。電波は水物で一般的なモバイルサービスについては確かにその通りだ。しかしソフトバンクの4G対応のAndroid端末、そして2013年春という今の時期に限れば、他よりも高速なデータ通信を利用しやすい、と言っても差し支えないと思う。なぜならば、ソフトバンクのAndroid端末が使う4Gは、同じソフトバンクであっても「iPhone 5」と利用する電波(周波数、通信方式)が違うからであり、なおかつ、ユーザー数が他のサービスよりも少ないから、だ。

 本誌読者の皆さんであれば、そのあたりをご存知の方も少なくないだろうが、4G(第4世代)の通信サービスとも呼ばれる「LTE」方式には大きく分けてFDD(周波数分割)タイプとTDD(時分割)タイプがある。「iPhone 5」は2GHz帯という電波で、FDDタイプのLTEをサポートしている。一方、ソフトバンクの4G対応Androidは、2.5GHz帯でAXGP方式という通信技術に対応。このAXGPはTDDタイプのLTEと互換性がある、という。繰り返しになるが「iPhone 5」と「203SH」が繋がる電波は異なるのだ。

 一方、ユーザー数については、業界団体が毎月発表する契約者数を見ると、「203SH」がサポートするAXGP方式の契約者数は、4月末時点で約132万人だ。ソフトバンク版「iPhone 5」ユーザー数はわからないが、たとえばドコモのLTEユーザー数(4月末時点で約1223万人)と比べれば格段に少ない規模であるのは明らか。ユーザーが少ないほど電波を独り占めしやすくなる、ということで今の「SoftBank 4G」(ソフトバンクのAndroid向け4Gサービス)は他のサービスより快適に使いやすいのでは、と推測できるわけだ。

 とはいえ、それは「繋がれば」という大前提があってこその話。たとえば都内でも地下鉄はまだ3Gエリアばかり。4月1日に都内地下鉄でLTEが整備された、とソフトバンクから発表されたが、これはiPhone向けネットワークの話で、ソフトバンクのAndroidは蚊帳の外だった。また4月下旬に発表された調査データ(日経BPコンサルティング)によると、LTEエリアの広さ(LTEエリア化率)、「SoftBank 4G」のエリアは5位、エリア化率73.5%で、他のサービスより狭い、という結果になっている。

 ちなみに同調査で平均速度も示されていて、SoftBank 4Gは2位と好成績を示し、先述した個人的な印象とマッチする結果。ソフトバンクモバイルでは先の夏モデル発表会で「世界最強のネットワーク」とアピールしたが、“繋がれば”だけではなく“いつでもどこでも”というエリア整備を今後も続けて欲しいし、ユーザー数がさらに増えても現在の快適な使い心地が続くことを期待したい。


片手で使いやすい? 「203SH」こだわりのカタチ

 これまでドコモのシャープ製スマホ「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」を使ってきたけれど、4月の半ばからはソフトバンクモバイルの「AQUOS PHONE Xx 203SH」を主に使うことにした。

 冬モデルと春モデル、そしてドコモとソフトバンクといった違いはあれども、同じシャープ製でIGZO液晶を搭載するなど、「SH-02E」と「203SH」はほぼ同じなのかな、と思いながら使い始めてみると、いくつか違うところがある。キャリア提供のサービスは当然だが、たとえば「203SH」はAndroid 4.1搭載で、搭載アプリは違うし、ボタン配置やサイズ感といったハードウェア面でも異なる点は少なくない。

 ファーストインプレッションとしては、「203SH」への評価は高い。ダイレクトトラッキング技術や1.5GHz駆動のクアッドコアCPUなどもあってか、全体的な操作感は良好で、軽くて持ちやすいし、画面の美しさも好ましく感じている。

左にクイック起動キー、右の矢印が音量ボタン

 一方、戸惑ったのは、独特のボタン配置。ソフトキーとしてバックキーやホームキーなども用意されているが、画面下部には「クイック起動キー」と名付けられたキーがある。そして音量ボタンは側面ではなく、画面下部の右のほうにタッチセンサー型キーとして配されている。特に音量ボタンは、最初、どこにあるのか、全く気付かなかった。

 戸惑いをもたらしたボタン配置ではあるが、なぜこうなったのか。本誌のインタビューでは、開発担当者は「片手での利用」を意識していた、と吐露している。インタビューで触れられていた狭額縁なディスプレイによる横幅69mmというボディサイズだけではなく、ラウンドする背面、そしてディスプレイ下部に集められたクイック起動キーと音量ボタン。これらを踏まえると、やはり片手でサッと操作できることを打ち出した設計なのだ、と強く感じさせる。

 最近のスマートフォンでは、大画面化がトレンドの1つだが、片手での利用に配慮した機種も最近ではいくつか登場してきている。そうした中で「203SH」のボタン配置は、一般的なAndroidスマートフォンとは違うけれど、なるほど、なかなか面白い。使えば使うほど、離れられなくなりそうで、これからじっくり吟味したい。


「iWnn IME for SH」がなかなか良い感じ

 どのメーカーの機種でも使い心地がだいたい同じになりがちな、最近のAndroidスマートフォンだが、それでも文字入力のあたりは、メーカーごとに違いが見受けられる部分でもある。

AQUOS PHONE ZETA SH-02EのQWERTYキー

 たとえば、QWERTYキーについては、以前、本コーナーで「QWERTYキーと数字キーが一緒に表示されているのが便利」とお伝えした。「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」のQWERTYキーは、最上段部に薄く数字が記されており、上方向にフリックすると数字を入力できる、という仕組み。記号の呼びだしもシンプルで、パスワードやIDの入力時には重宝する。数字キーが用意されるのも便利だが、こちらも限られた画面の広さを活かす形になっていて好印象だ。

 「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」では、フリック入力もなかなか面白い。1つは全角/半角スペースをフリック入力で切り替えられるというもの。スペースの入力も機種によって作法が異なるのだが、フリックで全角/半角を切り替えられるのはかなり便利。もっとも、これは記者という職業柄、全角スペースの使いどころをついつい考えすぎてしまうからかもしれない。

 そして漢字などへの変換時に、「外部変換」が可能な点もユニークなところ。変換候補の一番最後に表示される「外部変換」を押せば、Google IMEとSocial IMEの変換候補を参照してくれるのだ。関西育ちの筆者としては、地元訛りで文字入力し、「SH-02E」の「iWnn IME for SH」の変換候補で適当な変換ができなかったとしても、外部変換ボタンを押せば、ほとんどのケースでちょうど良い変換候補を見つけられる。一時期、この機能を使っても変換候補が文字化けしていたこともあったが、このところは問題ない。このほか、フリックで手書き入力や音声入力への切り替え、マッシュルームアプリ(日本語入力アプリ『Simeji』のプラグイン機能)を呼び出す機能もある。

 あくまで個人的ながらマイナス評価のポイントとしては、濁点/半濁点を使う際、たまに隣接するホームボタンやバックボタンに触れてしまうことが挙げられる。こうなると、文字入力画面がかき消えてしまうことにストレスを感じてしまう。3カ月ほど使ってきても、まだ慣れないので、文字入力時はホームボタン周辺が一時的に消え、一度タップすると表示される、といった形になったりすると使いやすくなるかもしれない。

 「ATOK」のようなアプリを購入すれば、機種の垣根を越えて、同じ日本語入力システムを手軽に利用できるのは、Androidのメリットの1つだ。とはいえ、メーカーごとの工夫を楽しめる部分でもある。細かな点だが、毎日触れる部分だけに、今後のブラッシュアップも期待していこう。

全角/半角スペースもフリックで
入力スタイルの切り替えも

通知バーのショートカット、こんな感じです

 LINEの着信やSNSの新着状況、アプリの最新版など、さまざまな情報が表示されるAndroidの通知バー(通知パネル)は、よく利用する機能のON/OFFを切り替える、ショートカットが置かれる場でもある。どの機種にも、Wi-Fiや画面輝度、マナーモードなどを切り替えるショートカットボタンが用意されている。

 これまで利用してきた機種は、だいたい横長にショートカットを並べ、一画面に入りきらない場合は横方向へスクロール、といったパターンが多かった。機種によっては縦に複数行並べるものもあるし、最近ではカスタマイズできる機種も少なくない。

 「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」では、この通知バーのショートカットをカスタマイズできるほか、普段は1行で5つのショートカットのみ見える状態にしながら、実は3行表示に切り替えることもできる。よく利用する設定は1行目、それ以外は2行目以降に配置して効率的な操作感を維持しながら、通知バーに表示する情報をできるだけ減らさない、というわけだ。

 この工夫の仕方は、使い始めてみて、つい感心してしまった部分。細かな部分だが、通知バーや各種ショートカットは、日々、幾度もアクセスする部分だけに、これはかなり便利と感じるところ。スマートフォンを使いこなしている人ほど、理解してもらえそうなポイントだ。

普段は1行表示。カスタマイズの結果、マナーモード、Wi-Fi、自動画面回転、ベールビュー、テザリングの5つを並べて、より便利に使えるようになった。
3行にすることも。

Remote TVを試す
Remote TV(上)とレコーダー

 auが2月23日から販売を開始した「Remote TV」。家の中でも外でもネットに繋がっているスマートフォンやタブレットから、BDレコーダーの映像を参照できるというアイテムだ。筆者宅のレコーダーも対応しているようなので、さっそく導入して使ってみることにした。

 古くはソニーの「ロケーションフリー」、最近では「Slingbox」といった類似製品があるが、Remote TVの端子は至ってシンプル。BDレコーダーとはHDMIケーブルと赤・白・黄のアナログAVケーブルで接続。テレビともHDMIケーブルで繋ぐ。あとは、ACアダプターを繋ぐだけ。

 ネット接続については、Wi-Fiを利用することになる。他にインターフェイスが無いので当然と言えば当然なのかもしれないが、ルーター(アクセスポイント)との接続は「かんたん接続」「WPS」といったワンプッシュ系の方式しか手段が無いので、少し注意が必要だ。

 あとはスマートフォン側にアプリをインストールして、Remote TV本体の底に書いてある機器IDを入力するなどして機器連携を行うだけだ。これで、家の中でも外でも自由にレコーダーで録画した番組をスマートフォン上で再生できるほか、レコーダーのチューナー経由でテレビをリアルタイム視聴できるようになる。もちろん数秒のタイムラグはあるが、視聴中に気になるというより、リモコンモードにして録画番組一覧などを上下にスクロールして選択するような際に少々ストレスを感じるぐらいである。

レコーダーの録画番組一覧を表示したところ。画面上のリモコンボタンで操作できる
放送中の番組のリアルタイム視聴も可能

 画質については、最大解像度が854×480ドットということで、少なくともワンセグよりはきれいな印象。Mobile World Congressの取材でバルセロナを訪れた際にも試してみたが、ブロードバンド環境が充実した日本とは異なり、画質が落ちたり、途中で映像が途切れるなど、通信環境の影響をもろに受けてしまうのは致し方ないところだろう。

 びっくりしたのは、Remote TVからレコーダーを起動すると、テレビの電源も自動的にオンになるポルターガイスト現象だ。レコーダーとテレビのHDMI起動連携を設定にしていると、もれなくこの現象が発生する。さらに、テレビで別の番組を視聴している際には、強制的にレコーダーの画面に切り替えられてしまうため、少なくともHDMI起動連携はオフにしておいた方が良さそうだ。

 いずれにしても、DTCP+など、何か特別に新しい機能を持った機器を必要とせず、スマートフォンから手軽に対応レコーダー内の映像にアクセスできるというのは、素直にうれしい。埃にまみれたテレビ台の後ろを掃除するいい機会だ。


「ZETA」の電池持ちを支えているのは?

 スマホを使ってるとみるみる間に、電池マークが減っていく――ケータイ Watch読者の皆さんは、少なからずそんな経験を持っているはず。いや、それが当たり前になって、外部バッテリーがあるからあまり気にしなくなった、と考える方もいそう。

 「バッテリーが2日間持つ」といううたい文句で登場した「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」を12月下旬から使い続けてきたところ、「外部バッテリーのお世話になることが少なくなったかも」と最近感じている。朝10時に充電ケーブルを外してから、通勤時間には「パズドラ」やTwitter、Facebookを利用し、業務中はあまり触らない、といった使い方で夕方まで7時間、充電せずに過ごしたところ、バッテリー残量は49%と、半分程度だった。もちろんこれは、ある1日のことだけで、一概に全てそうだ、とは言えないのだが、これまでのAndroidでは、ここまでバッテリーが持つ、というのは体験したことがなかったのも事実。

エコ技設定

 こうしたバッテリー性能を実現しているのは、「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」の特徴であるIGZO液晶が大きな役割を果たしているのだろう。その一方で、日々、使っていると通知バーにときたま、省電力関連の案内が通知される。つまり「貴方の使っているスマホにはこんな機能があるのです……うまく使うと省電力になるのです……」とそっと教えてくれている。

 シャープのスマホには、以前から「エコ技」と呼ばれる機能が用意されており、「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」でも、Wi-FiやBluetoothなどのON/OFFを設定することで「標準」「技あり」「お助け」といったモードを切り替えられる。たとえば標準はその名の通り、特に省電力の工夫をしない状態で、技あり、お助けと段階的に、より強力な省電力設定になっている。また「技あり」に設定しておくと、標準と比べて、どの程度待受時間が伸びたか、という見せ方で省電力の効果を示してくれる。タイマー設定(時間帯によって標準/技あり/お助けを切り替え)もあるし、電池残量にあわせたモード切り替えもある。ユーザーが細かな部分に気を配ったり設定の細部を探したりすることがなく省電力設定ができるのも好印象だ。

 画面消灯中に、アプリが動作しつづけるか、動作を止めるのか、設定することまで可能だ。これもたまに通知バーに案内が出て、タップすると画面消灯中にバッテリーを消費したアプリの一覧が示される。わかりやすい見せ方で、「ああ、こうやって省電力な使い方を分かりやすく案内しているのだな」と感心する。

 スマートフォンの電力消費の大半はディスプレイだ。だから大画面化が進む現在、バッテリーの容量が拡大しているとはいえ、ディスプレイでの省電力の工夫が最大の効果をもたらす。一方で、スマートフォン、特にAndroidは、インターネットへの常時接続を前提にしているところがある。スマホアプリも当然そうで、ユーザーが操作せずとも、定期的にサーバーとやり取りしている。その分、通信時には電力を使う。ここは、ユーザーが操作しない限り通信しないという仕組みのフィーチャーフォンとの大きな違いだ。「エコ技」に代表されるシャープの省電力の取り組みは、こうしたスマートフォンの特性にあわせて用意されたもの。先述した、バッテリーの持ちの良さは、IGZO液晶だけではなく、さまざまな工夫の組み合わせで実現しているのだろうな、と最近納得できるようになってきたのだった。

残量で設定を切り替えられる
こちらはタイマー設定
通知バーでたまに表示される「エコ技設定のヒント」
タップすると消灯中のアプリの動作について設定できる

アドレス交換のバリエーション

 赤外線通信で当たり前にアドレス交換ができたフィーチャーフォン全盛期とは異なり、スマートフォン時代のアドレス交換は複雑である。とりわけ、相手がiPhoneをはじめとする赤外線通信非対応の端末を使っていると、かなり面倒くさい。

 iPhoneが登場した当初は、ユーザーのリテラシーも高く、「じゃあ、Bumpで」の一言で済んでいたところもあるのだが、最近は手取り足取り、手順を説明しなければならないことが多くなってきた。立場上、この手の説明は筆者の役回りとなり、その都度、最適と思われる手順を説明することになる。

 つい先日経験したのは、数名でのLINE ID交換なのだが、かなり衝撃的、というか笑える状況だった。LINEの場合、ID交換にはいくつかの方法が用意されているが、その場で交換する場合は「QRコード」か「ふるふる」のいずれかを活用することになるだろう。

「ふるふる」中の画面。それっぽい絵もそうなる原因の一つだと思うが……

 で、「ふるふる」を使うことになったのだが、ふと横を見ると、端末同士を重ならんばかりに近づけて「ふるふる」している……。気持ちは分かるけど、そういう仕組みじゃないんで、近づけても感度が良くなったりはしないっすよ……。まあ、無事ID交換できたようなので、結果的には問題ないけども。

 その昔、電波のつかみが悪いのか、ケータイを振っている人を見かけたことがあるが、人間の心理というのは、実に面白い。というか、誰もが一発で理解・実行できるアドレス交換の方法ってのは、発明されないもんですかね?


「電話帳アクセスモニター」って一体ナニ?

 IGZO液晶が注目されている「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」を使い始めてもうすぐ1カ月になる。日々使っている中で、派手さはないが、ユニークな機能と感じたのが「電話帳アクセスモニター」だ。

 これは、その名の通り、端末内のアドレス帳へ何らかのアプリがアクセスする動作を監視、通知してくれる、というもの。さらには、特定のアプリに対して、電話帳へのアクセスを禁止する、といった設定もできる。Android標準の機能ではなく、シャープによる独自機能で、現在は、「AQUOS PHONE ZETA」のほか、ソフトバンク向けの「PANTONE 6 200SH」にも搭載されている。ちなみにシャープの開発者向けサイトで機能の詳細が案内されている。

 設定メニューの「ロックとセキュリティ」にある、「電話帳アクセスモニター」で対象アプリの一覧を見てみると、Facebook、Evernote、LINE、Runkeeperなどのアプリがずらり。これらのアプリは、「電話帳データベースへアクセスする」という権限を取得するもの。初期設定では「アクセス許可」&「通知する」という形で、アプリの動作自体を邪魔するわけではないが、気になる場合はアクセス禁止にすればいい。

 とりあえず、後からインストールした、ほとんどのアプリに対してアクセス禁止、なおかつアクセスしようとしたら通知する、という設定にしてみたところ、Facebookのアプリがたまにアクセスしようとした、という通知が出る程度で、他のアプリに関しては通知がない状態だ。

 従来型の携帯電話、いわゆるフィーチャーフォンと比べ、スマートフォンは“自由度”が高い。アプリがアドレス帳へアクセスする、なんてことは、フィーチャーフォンのアプリでは限られたアプリだけだったが、スマートフォンアプリはそのあたりの規制がとても緩い。それが魅力でもあり、リスクでもあるのだが、「電話帳アクセスモニター」のような設定を使いこなせれば、リスクを抑えられるだろう。


アプリのアップデートができない?

 ケータイを使っていたときと違い、スマートフォンはアプリを頻繁にアップデートすることになる。めったにアップデートしないアプリもあるけど、使うアプリが増えれば、増えるほど、アップデートの回数も自動的に増える傾向にある。アプリのアップデートはスマートフォンを使っていく上での必須なんだけど、ときどき「アップデートのために、スマートフォンを使っているんじゃないだろうか」って考えたくなるほど、アップデートが集中することがあるよね。

 Androidプラットフォームを採用したスマートフォンの場合、基本的にアプリのアップデートは、『Google Play』(旧Androidマーケット)で行う。一部、手動でアップデートの操作をしなければならないアプリもあるけど、自動的にアップデートが実行されるものもあるし、アップデート作業そのものは画面を数回タップするだけなので、そんなに困ることもない。

 これに対し、国内の各携帯電話事業者が独自のアプリを提供していて、これらのアップデートが通知されたり、手動でアップデートしなければならないことがある。なかでも個人的に扱いが面倒だと感じているのが「au Market」で提供されるアプリのアップデート。他事業者のユーザーのために説明しておくと、au Marketでは「ナビウォーク」「LISMO Player」「うたパス」といったauの独自サービスのアプリが提供されていて、最近は「auスマートパス」で提供されるアプリが増えてきたことで、今まで以上に利用頻度が高くなる傾向にある。

 au Marketで提供されるアプリのアップデートは、Google Playで提供されるアプリのアップデートと基本的な流れは同じ。au Marketのアプリを起動し、「マイアプリ」をタップすれば、自分が持つアプリのアップデートの有無が表示されるので、必要に応じて、[アップデート]ボタンをタップすれば、アップデートされる。複数のアプリをまとめてアップデートすることも可能だ。

 じゃあ、何が面倒かというと、海外渡航中、つまり、ローミング中はこれらのアップデートが実行できないということ。実は、昨年末、少し早いお休みをいただいて、海外に出かけていて、アップデートの通知が表示されたので、au Marketにアクセスして、[アップデート]ボタンをタップしたら、

「このアプリケーションはお客様のご利用の地域には対応していません」

というメッセージ。国内の自社ユーザー向けのアプリだから、海外からアクセスしているときは利用できないっていう理屈も理解できるんだけど、ユーザーとしては「だったら、海外にいるときに通知すんなよ」と言い返したいところ(笑)。それに、auには元々、自社網以外からのアクセスでも認証ができるように、「au ID」っていうしくみがあるんじゃなかったんでしたっけ?

 ちなみに、このよくわからない「アップデートできない縛り」(?)の対象になっているアプリには、国際ローミング時に利用する「GLOBAL PASSPORT」のアプリも含まれている。「渡航前にアップデートしとけよ」ってことなんだろうけど、なかには忘れる人もいるだろうし、特に年末年始は機種変更したばかりで、アップデートまで手が回らなかったという人もいそうだ。アプリケーション一覧にアイコンがあるから安心していたけど、渡航先で起動しようとしたら、実はショートカットで、インストールできなかった……なんていうケースもあるだろう。

au Marketで「マイアプリ」を選ぶと、自分の持つアプリのアップデートの有無が確認できる。個別にアップデートが通知されることもある
アップデートしようとしたら、このメッセージ。国際ローミングで利用中だから、アップデートできないってこと?
NTTドコモの独自アプリは海外渡航中でも問題なく、アップデートできる

 今回、滞在したスペインは、海外ダブル定額の対象国で、4G LTE対応スマートフォンやiPhone 5であれば、自動的に定額事業者に接続されるので、アプリを使わなくてもいいんだけど、どうにもこの不親切っぷりが気に入らないので、国内でアップデートをしておかなかった家族のauスマートフォンは、データローミングをOFFのままにして、緊急時の音声通話を受けるのみの利用に変更。家族は予備で持っていったNTTドコモの「GALAXY Note II SC-02E」で「ドコモ海外利用」のアプリを起動して利用することにした。ちなみに、NTTドコモが提供するアプリは、基本的に海外でもアップデートできました。


「SH-02E」でIGZOライフ、始めました

 今年も数多くの携帯電話が登場したけれど、主役はやっぱりスマ-トフォンだった。2010年頃から普及期に入ったスマートフォンは、今年、本当に裾野が広がったように思う。そうなってくると、不満もいろいろと目立ってくる。特に「繋がりにくい」「バッテリーが持たない」というのは、機種やキャリアを問わず出てくる話じゃないだろうか。

 繋がりやすさについては、携帯各社のネットワークの整備に期待するところだけれど、もう1つ、電池の持ちについては、たとえば持ち運びできるモバイルバッテリーを使う、といった手段でしのいでいる人も少なくないはず。関口も、もちろんその1人だ。そんな中、シャープが最近推している「IGZO」(イグゾー)が気になっている。これ、液晶ディスプレイの技術で、使わない瞬間に電流を止める、といった手法によって、従来よりも大幅な省エネ化を実現しているのだという。

 ご存知の方も多いだろうが、スマートフォンのバッテリー消費のほとんどは画面表示だ。この部分が省エネになるというのは、なかなかすごそう。実際にどうなのか、これから数カ月使ってみるけれど、4.9インチという、現状のスマートフォンとしては最大クラスのディスプレイでありながら、数日使った段階で、これまで使ってきた機種と比べて、バッテリーの減りは緩やかかも? という印象を持っている。この印象のまま、あるいはそれを上回るのか、あるいはそうでもないか、ちょっと気にしながら使っていきたい。

 そしてもう1つ気になるのが操作性。Androidスマートフォンが普及し始めた頃、機種によっては結構“ひっかかる”ような操作感で不満を感じた人もいるはず。このあたり、「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」は2GBメモリということもあってか、サクサク操作できる。NOTTVを観たり、ソーシャルをチェックしたり……と連続して使っていくと、背面がほんのり温かくなってくる感じだが、熱いと感じるほどではない。文字入力もサクサクといける。この冬のパートナーとして、「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」は頼りになりそうだ。


古くて新しいAndroidビーム

 最近、NFC対応のスマートフォンが徐々に増えてきた。筆者が使っているAQUOS PHONE SERIE ISW16SHもNFC対応ということで、改めてNFCを活用しようと思ったが、残念ながら、タッチする相手がまだまだ少ない。

 とはいえ、着実にNFC対応のスマホは増えているわけで、NFC対応端末同士でタッチすることでデータの受け渡しが可能な「Androidビーム」は、それなりに活用機会が増えて行きそうだ。

NFC対応のNexus 7にプロフィールを送信するところ

 Androidビームで送受信できるのは、電話帳やブラウザで表示中のサイト(のURL)といった比較的軽量なデータのみに限定されるのだが、とりわけ前者については対応端末同士であれば赤外線やBluetooth、QRコードなどよりもずっと手軽に転送できる。

 送信元の端末の電話帳から転送したい人を選択し、(双方がNFCオンの状態で)端末同士をタッチするだけ。赤外線のような指向性も関係なければ、Bluetoothのようにペアリングする必要性も無い。ただタッチするだけでいい。

 もっとも、かなり白々しく画期的な話のように本稿を執筆しているわけだが、FeliCa発祥の地である日本においてはおサイフケータイ対応端末がその辺にゴロゴロあって、随分前からNFCじゃなくても同じようなことが実現されていた、という事実に驚くとともに、未だにわりと多くのユーザーがアドレス交換は赤外線、というテクノロジーと現実のギャップにどうしたものかなぁ、と考えさせられるのである。


docomo LTE Xi 100Mbpsの片鱗が見えた?

 今年の業界のトピックのひとつと言えば、「LTE」。イー・モバイル、au、ソフトバンクもサービスを開始したことで、国内の携帯電話事業者4社が揃って、サービスを提供することになった。

 この4社のうち、もっとも早くからLTEサービスを提供していたのが言うまでもなく、NTTドコモ。2010年12月に「Xi(クロッシィ)」というネーミングでLTE方式を採用したデータ通信サービスの提供を開始し、昨年12月からはXi対応スマートフォンの販売を開始。今年の冬モデルでは、いよいよ全機種Xi対応スマートフォンをラインアップしている。ただ、他社の追い上げが厳しいのも事実で、これまで「Xi」というネーミングのみでサービスを展開してきたのに、他社がしきりに「LTE」というキーワードを使うため、最近ではNTTドコモも「docomo LTE Xi」なんていうネーミングも使いはじめている。

 そんな業界ネタはともかく、NTTドコモでは11月16日から一部のエリアで、Xiの受信時最大100Mbpsのサービスの提供を開始している。これも他社が100Mbps前後のサービスを提供してきたことへの対抗策なんだけど、記事を見てもわかるように、対応エリアは限られている。というか、ボクらのように、東京を中心に活動している人たちにとっては、なかなか出向かないエリアなので、取材に行くことにでもしない限り、100Mbpsを体験できないわけ。

買ったばかりのAQUOS PHONE ZETA SH-02Eで計測。あいにくの雨だけど、とりあえず、こういうときにも防水は安心

 ところが、幸いなことに、ボク自身は11月16日のサービス開始以降、石川県金沢市に仕事で出向く機会があり、端末もNTTドコモのメイン端末をAQUOS PHONE ZETA SH-02Eに機種変更したし、Xperia AX SO-01Eも手元にあったので、100Mbpsがどれくらいのもんなのかを体験してみようと考えた。ただ、NTTドコモのサービスエリアのWebページを見る限り、どこが100Mbps対応のエリアなのかはまったく掲載されていない。

 そこで、NTTドコモの広報に問い合わせ、金沢市内にある100Mbps対応のピンポイントの場所をナイショ(?)で教えていただき、体験してみることにした。場所は金沢市内の武蔵ヶ辻にある「めいてつエムザ」前の「むさし」という交差点付近(Googleマップ)だという。

 当日は残念ながら雨で、帰りの飛行機までの1時間ほどしかなかったけど、とりあえず、トライしてみた。早速、測り始めると、表示される速度は10Mbps程度。「こんなはずでは……」と面食らったけど、そう言えば、NTTドコモの広報担当が「先に2GHzの電波をつかんでしまうと、1.5GHz帯がつかめないので、速度が出ないことがあります」と話していたのを思い出し、ちょっと作戦変更。ほかのNTTドコモのスマートフォンでYouTubeを再生して、トラフィックを発生させつつ(いったい何台持ち歩いてるんだ)、AQUOS PHONE ZETA SH-02EとXperia AX SO-01Eで測ったところ、何度か40Mbps前後の速度を出すことができた。

 この結果をどう評価するかだけど、100Mbps対応Xiの片鱗は見えたかなっていうのが正直な感想。確かに、速いことは速い。でも、100Mbpsは所詮、理論値でしかないし、電波は水物とも言われ、刻一刻と電波状況は変わる。計測したタイミングで1.5GHz帯をうまく占有できていたかもしれないし、100Mbps対応Xiを持つ金沢のユーザーがバリバリに使って、それでも叩き出せた結果かもしれない。残念ながら、ユーザー側ではそれを知ることはできないけど、まあ、見た目にも体感速度でも速いのは事実。

何回か測っているうち、もっとも良かったのがこの速度。100Mbps対応Xiのポテンシャルの片鱗が見えた?
Xperia AX SO-01Eも持っていたので、こちらでも計測。40Mbpsにちょっと届かないが、実用面で考えれば、これもなかなかの速さ

 ただ、せっかくなので、本音も書いてしまうと、ここのところの各社の最大通信速度の競争は、正直なところ、ちょっとどうかなって感じる部分もある。くり返しになるけど、そもそもこの通信速度って理論値だし、ボクらも受信時の最大速度を測るためにスマートフォンを使っているわけじゃない。もちろん、速ければ、速いに越したことはないけど、どうも目先の速度というか、その瞬間に得られた通信速度ばかりが注目されてしまっているのが残念だ。「調査会社によれば、LTEの通信速度は○○が優勢」なんて話題も1つのニュースとしては理解できるけど、そんな調査結果より、何千、何万というユーザーが使うことで、積み上げられていく評価の方がよっぽど意味があるんじゃないかと……。

 まあ、その意味でも各社のエリアマップ担当の方々には、ぜひ最大速度をアピールするなら、それを体験できるエリアの情報をきちんと開示し、場合によってはピンポイントの場所の情報も付け加えるなど、もう少しユーザーがちゃんと裏付けを取れるような環境を作って欲しいところです。さて、次回はどこに測りに行きましょうか。


BDレコーダーに録画した番組をスマホで再生

 先日、自宅のレコーダーを買い替えた。これまでRD-S304Kという東芝製のDVDレコーダーを使っていたのだが、さすがにそろそろBlu-rayの記録メディアの値段も安くなってきたし、BDレコーダーにしようということで、DMR-BZT725というパナソニック製のBDレコーダーを購入した。

 DMR-BZT725の場合、録画予約時に「持ち出し番組の作成」を設定しておけば、DTCP-IP対応のスマートフォンから参照できるようになる。筆者が使用しているISW16SHには「スマートファミリンク」アプリが搭載されており、これを使うことでレコーダーに録画した番組を再生できる。

 以前、IS12SHとRD-S304Kという組み合わせで同じことをやっているが、当時と比べると、端末がIEEE 802.11aに対応したり、レコーダー側が「持ち出し番組」としてワイヤレス再生用のデータを用意するようになったり、双方ともに進化しており、快適性が増していることが分かる。

 まあ、この手の使い方をするなら、リアルタイム変換に対応したソニー製のBDレコーダーかnasneあたりを購入する方が幸せなんじゃないかと思ったりもしたが、古いビデオカメラからIEEE 1394(i.LINK)でデータを吸い上げる必要があるなど、家庭的な諸般の事情によりDMR-BZT725に落ち着いた次第である。

 しかし、家中どこでもワイヤレス再生できる便利さを手に入れてしまうと、次は家の外でも……と欲が出てくる。DTCP+対応機器の登場に期待したい。


手間のかかるメールデータの引き継ぎ
【AQUOS PHONE SERIE SHL21】

手間のかかるメールデータの引き継ぎ

2012年11月26日 06:00
(法林岳之)

 auは元々、ケータイ時代から仕様を統一することが多いキャリアとして知られているけど、スマートフォンでも海外メーカーが参入しやすい環境を作るため、au側でアプリを提供するなど、ある程度、仕様を統一してきている。たとえば、「○△□@ezweb.ne.jp」のアドレスを使うEメールのアプリもそのひとつ。

 今回、ボクはauのメイン端末をSHL21に機種変更したんだけど、実はこの機種、au標準のEメールアプリではなく、シャープ独自のメールアプリがプリインストールされている。シャープ製スマートフォンとしては、昨年の冬モデルのIS13SHまで独自メールアプリが採用されていて、今夏のISW16SHなどではau標準のEメールアプリがプリインストールされていたんだけど、再び独自メールアプリが復活した格好だ。

 シャープ独自メールアプリは、EメールとSMS(Cメール)が統合されているなどの特徴があるんだけど、そのあたりの話はちょっと置いといて、機種変更時に困ったのがメールデータの引き継ぎ。メールアプリが同じならともかく、別のアプリなので、メールデータの引き継ぎがほとんど考慮されていない。何とかならないものかとネットを調べたり、いろいろと試してみたところ、やり方がわかったので、まとめてみた。

 まず、従来の端末で、これまでに受信したメールをバックアップするんだけど、au標準メールアプリを起動し、メニューキーを押して、[Eメール設定]-[バックアップ・復元]-[バックアップ]の順にタップする。メールのフォルダの一覧画面が表示されるので、バックアップしたいフォルダにチェックをつけて、[OK]ボタンをタップ。これで送受信したメールがバックアップされるんだけど、バックアップしたファイルは本体メモリーの以下のフォルダに保存されている。

種類 パス ファイル名
未送信メール /sdcard/PRIVATE/au/email/BU/DR/ DR_(年月日時分秒).vmg
受信メール /sdcard/PRIVATE/au/email/BU/RE/ RE_(年月日時分秒).vmg
送信メール /sdcard/PRIVATE/au/email/BU/SE/ SE_(年月日時分秒).vmg

 バックアップしたファイルはバックアップした日付を含むファイル名が付けられている。複数のフォルダを選んだときはそれぞれ個別のファイルで保存されるので、受信メールをフォルダに分けているときは、ファイルサイズなどを見て、どのフォルダがどのファイルなのかを確認しておくと、あとの作業がやりやすい。

 一方、SHL21のシャープ独自メールアプリはメールアプリそのものにバックアップのメニューがなく、本体の設定メニューに機能が統合されている。具体的には、[設定]-[microSDと端末容量]-[microSDバックアップ]-[読み込み]から操作するんだけど、バックアップ先は以下のフォルダが指定されている。

種類 パス
未送信メール /sdcard/external_sd/PRIVATE/SHARP/BACKUP/MAIL/OUTBOX/
受信メール /sdcard/external_sd/PRIVATE/SHARP/BACKUP/MAIL/INBOX/
送信メール /sdcard/external_sd/PRIVATE/SHARP/BACKUP/MAIL/SENTBOX/

 ちなみに、Androidスマートフォンを使いはじめたばかりの人がよく戸惑うんだけど、ファイラーアプリでフォルダを見たとき、ルートにある「sdcard」はその端末のメモリー全体を指す。Windowsで言えば、エクスプローラーを起動したときの[コンピューター]や[マイコンピュータ]というわけ。これに対し、本体に装着するmicroSDカードは「external_sd」というフォルダ名でマウントされている。

 ということで、従来の端末でバックアップした「.vmg」の拡張子がついたファイルを本体メモリからmicroSDカードにコピーし、それをシャープ独自メールアプリで読み込めるフォルダにコピーする。ファイル名はそのままでかまわない。あとは[設定]-[microSDと端末容量]-[microSDバックアップ]-[読み込み]を選び、読み込みの画面で[受信メール]や[送信メール]にチェックを付け、読み込むファイルを選ぶ。[追加登録開始]と[上書き登録開始]をタップすれば、メールが読み込まれるんだけど、新しい端末ですでに受信したメールがあるときなどは[追加登録開始]で読み込む方が安全だ。

 とまあ、こんな感じで無事にメールデータを移すことができたんだけど、正直なところを書いちゃうと、めんどくさい。独自のメールアプリをプリインストールしたシャープの意図は理解できるんだけど、それを採用するんだったら、auの標準メールアプリからメールデータを移行しやすくするアプリなどを用意するべきでしょう。同じことはau標準のEメールアプリにも言えて、アプリ内に[バックアップ・復元]のメニューは用意しているものの、買い換えた機種にもっと簡単にメールデータを移せる手段を提供して欲しい。特に、IS03発売から約2年が経ち、今後、スマートフォン同士の買い替えユーザーが増えてくることを考えれば、こういうところもしっかりとサポートするべきじゃないでしょうか。

 ちなみに、NTTドコモはメールだけでなく、電話帳やブックマーク、通話履歴、ユーザー辞書など、さまざまなスマートフォン上のデータをmicroSDカードにバックアップし、復元ができる「SDカードバックアップ」というアプリを提供し、2012年冬モデルからは[ドコモバックアップ]のアプリと統合したものを提供している。スマートフォン間で機種変更したNTTドコモのユーザーは、試してみるといいかもしれません。

AQUOS PHONE ISW16SH(左)からAQUOS PHONE SHL21(右)に機種変更。実はメールアプリが違う まずは従来の端末で、au標準メールアプリの[バックアップ・復元]からメールデータをバックアップする
バックアップするフォルダを選択する。要らないフォルダはチェックを外してもかまわない au標準メールアプリでバックアップしたデータは本体メモリ側の[BU]フォルダ(「BackUp」という意味)内に種別ごとに保存される。ファイラーを使って、シャープの独自メールアプリのバックアップフォルダ(microSDカード内)にコピーする
SHL21の設定メニューから[microSDと端末容量]の[microSDバックアップ]を選ぶ [microSDバックアップ]内のメニューで[読み込み]をタップ。このメニュー内でメールをmicroSDカードに保存することも可能
受信メールをタップし、ファイルを指定すれば、読み込み準備完了。すでにメールを受信済みのときは左下の[追加登録開始]をタップすれば、上書きされない 無事にメールデータの移行が完了。フォルダの自動振り分けなどは再設定が必要

個人的に手書き入力ブーム再燃
【AQUOS PHONE SERIE ISW16SH】

個人的に手書き入力ブーム再燃

2012年11月14日 06:00
(湯野康隆)
「Note Anytime」(iPad版)

 iPad向けに登場した「Note Anytime」という手書きノートアプリの出来栄えが素晴らしいので、個人的に手書き入力ブームが再燃している。

 筆者の場合、文書の校正作業が日課になっているのだが、取材や出張でオフィスにいないことも多く、オンラインストレージサービスとAdobe Readerなんかを組み合わせてスマートフォン上で校正を行うこともしばしばある。従来、iPadでは「GoodReader for iPad」を使うことが多かったが、至る所で小回りがきくNote Anytimeが登場してからは完全に後者に乗り換えた。

 元々、GALAXY NoteなどでMetaMoJi製のアプリ「7notes」を使うことに慣れていたこともあり、校正作業以外では、手書きで取材メモを取ることも多い。現時点においては、Note Anytimeが使えるのはiPadとWindows 8のみとなっており、Android版の登場が待たれるところだ。

ISW16SHプリセットの「即メモ」ウィジェット内で手書き認識機能を利用

 で、話を普段使いしているISW16SHに戻すと、実は、こちらにも手書き文字認識機能が搭載されている。実は、7notesやNote Anytimeで使用される手書き変換システムの「mazec」の文字認識部分には、フランスのVision Objects社のエンジンが使われているが、ISW16SHでもVision Objects社のエンジンが使われている。このため、7notesやNote Anytimeで利用できる「後から変換」には対応していないものの、漢字と仮名がまじった「交ぜ書き」にも対応しているし、都度変換についてはかなりの精度で行えるのだ。

 まあ、フリック入力の方が片手でも行えるし、手書きするより早い場面も結構あるのだが、古くて新しい手書き入力の面白さと可能性を感じずにはいられないのだ。


最後の+WiMAX端末に?
【AQUOS PHONE SERIE ISW16SH】

最後の+WiMAX端末に?

2012年10月25日 06:00
(湯野康隆)

 auから冬モデルが発表され、一部モデルを除き11月2日に一斉発売されることになった。iPhone 5に続き、auのAndroid端末もいよいよLTE対応ということで、期待感が高まる。

 しかし、WiMAX対応端末がゼロという状況については、田中社長にインタビューした際の同氏の話しぶりからも想像されたことではあるが、+WiMAX対応のISW16SHを使う筆者としては、何とも寂しい限り。というか、なにげにISW16SHって名機の器を持っているんじゃないかと思ったり。

ISW16SHは最後の+WiMAX対応スマホになってしまうのか?

 というのも、LTE端末ではテザリングは月額525円のオプション扱いとなっており、この点については、追加料金無しでテザリングできる+WiMAX端末の方がおトク。もちろん、WiMAXに接続すれば利用月だけ月額525円を支払う必要が出て来るが、LTE側は月の通信量が7GBを超えると帯域制限がかかる。その点、+WiMAXの場合は今のところこうした制約を受けない。まあ、現実問題、筆者の使い方からすると、月に7GBもパケットを飛ばすことは無いのだが。

 もっとも、料金面についてはauでもきちんと考慮しているようで、LTE端末でのテザリングオプションについては、2年間無料で利用できるキャンペーンが適用される。LTE端末の場合、そのほかにも基本料が最大で1年間半額になるキャンペーンも実施されるので、少なくとも当初は割安感がある。

 残る懸念事項は、電池の持ち。ドコモユーザーが初期のXi端末で味わった電池の持たなさ加減からすると、少々不安なところもある。ただ、auのLTE端末の場合、LTE接続のオン・オフを切り替えられるようになっているので、LTE圏外で電池の減りがやたらと早いなんていう場合はLTEをオフにすれば、少なくとも3G端末並みの電池の持ちが期待できる。

 また、LTEと3Gを素早く切り替える「Optimized Handover」のような仕組みも導入されているし、一足早くLTEに対応したiPhone 5の様子を見ていても、比較的電池の持ちはいいように感じる。ここは発売されてのお楽しみ、といったところだろう。

 遅かれ早かれみんなLTEになってしまうわけだが、ISW16SHユーザーは、今LTEに行くべきかどうか悩ましいところだ。


次のモデルはIGZOにするZO?
【AQUOS PHONE SH-01D】

次のモデルはIGZOにするZO?

2012年10月16日 06:00
(すずまり)
最近本体交換したばかりで、液晶保護フィルムもプロに貼ってもらってぴっかぴかのSH-01Dですが……

 現在、NTTドコモの発表会直後です。去年の12月からSH-01Dを使ってきましたが、1年の進化はすごいですね。仕事で後継機種を触る機会も多いのですが、購入当時はるんるん(死語ですね)だったSH-01Dのスペックが遠くかすんでしまうほど……。

 実はそのSH-01D、夏頃から本体高温による各種機能停止に悩まされておりました。Android 4.0にメジャーアップデートしたときは、軽くなったと思ったんですが、交換時にはショップスタッフも認めるモッサリ状態に……。microSDHCカードのチェックにやたら時間がかかっていたため、本体と使用していたmicroSDHCカードの不具合の両方が推測されました。

 そんなわけで、本体が再び新しくなったところですが、来年のスマートフォンをどうしようか考え中のワタクシ。そろそろLTE使いたいですし。SH-01Dは非対応なんですもの……。考え中といいつつ、腹の中は次世代の液晶ディスプレイ「IGZO」を搭載した4.9インチ大画面の全部入り「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」にほぼ決まりつつあります。割と即決(笑)。

 第1のポイントは、なんといっても4.9インチまで大きくなった液晶。片手操作できないというデメリットはありますが、ブラウジングや資料、地図、電子書籍の見やすさを考えると、情報表示量が増える大画面の方がうれしいのです。文字をちょっと拡大したいときもありまして……。そんなとき画面が狭いと、表示量が減るので寂しい気持ちに。「IGZO」の効果を体感したいというのもありますし、ペン入力にも対応するということなので、こちらもその使い勝手が知りたいところ。

 第2のポイントは2320mAhまで増えたバッテリー。AQUOS PHONEには「エコ技」という省エネ機能が搭載されておりますが、1年使って感じたのは、やはりもっと電池持ちがよくなって欲しいということでした。急速充電にも対応するらしいですが、ポータブルバッテリーからの充電も早くなるとうれしいですね。

 意外なところでツボだったのが「パネルレシーバー」です(笑)。実は電話しながら、よく通話用スピーカー探しちゃうんです……。「パネルレシーバー」になったら、きっと小さなストレスが解消されるはず!

 ちなみに、「ドコモクラウド」も大変気になってます。特に電話帳とspモードメールのクラウド化は大歓迎です。先日のSH-01Dの本体交換の際、古い端末から話帳とメールデータをエクスポートし、新しい端末にインポートし……と面倒なことこの上ないと真剣に思いました。おまけにspモードメールのアプリとは操作性の面で(私と)相性が悪く、最近「CommuniCase」というNTTドコモがリリースしている別のアプリに試験的に乗り換えてみたところでした。利用頻度の高いサービスや機能の使い勝手に不満があると、それが些細なことでも、ストレスが地味に蓄積してしまいます。場合によっては坊主憎けりゃ袈裟まで……の状態になりかねませんよね。新しい「ドコモメール」の使い心地はいかがでしょう?

 いろんなことが、今からとても楽しみです。


ソフトバンクの電波は繋がらない……のかどうか
【PANTONE 5 107SH】

ソフトバンクの電波は繋がらない……のかどうか

2012年10月9日 06:00
(津田啓夢)

 「ソフトバンクは電波が入らない」というような話はよく聞く。居酒屋で「PANTONE 5 107SH」を使っていると、「iPhoneじゃないのにソフトバンク使っているの?」なんてことも言われがちだったりする。

 で、複数の携帯電話会社のケータイを実際に使っている身としては、昔ほどソフトバンクの通信に不満はない、というのが正直なところだ。少なくとも、津田の利用環境においては不満は少ないし、速度的な不満は全くない。他に比べ、繋がるまでに時間がかかる機会は多い気はするが、ドコモやauだって繋がりにくい時は繋がらない。それよりむしろ、街中に溢れる繋がらないのに繋がりたがるWi-Fiをなんとかして欲しいと思うことの方がが多い。

 電波は生ものなので生活行動時間帯や利用地域、利用場所、利用状況などによって刻々と変化する。同じソフトバンクの利用者でも、通信環境への印象が違わなくては、むしろおかしい。「PANTONE 5 107SH」は900MHz帯に対応しており、ソフトバンクが「プラチナバンド」の名称でつながりやすさをアピールする同帯域が利用できる。900MHz帯に接続されているかどうかは利用者側ではわからないのでなんとも言えないが、サービス開始以降に繋がりやすくなった感覚は今のところない。現時点でも繋がりやすさに不満はないが、とはいえ繋がりやすくなった感覚もないのだ。

 エリア展開中なので半年後や1年後、「そういえば……」と繋がりやすくなったことを実感するのかもしれない。また、これまで電波に不満があった人こそ、使ってみると繋がると実感するのかもしれない。ネット上では、各社の利用者がそれぞれの繋がりやすさをアピールするため、なかばケンカ腰にやりとりしている。そんなやりとりを目にして、今回はそんなことを書いてみることにした。

 UQコミュニケーションズの「Try WiMAX」のように、新しい携帯電話会社を検討する時に、事前に携帯電話を貸してくれたら便利だ。自宅や会社、学校など、実際に利用する時間の通信環境が確認できたら、安心して携帯電話が選びやすい。ケンカ腰のやりとりも減るかもしれないなぁ。

 


ちょっと便利なブラウザの小ワザ
【AQUOS PHONE SERIE ISW16SH】

ちょっと便利なブラウザの小ワザ

2012年10月4日 06:00
(湯野康隆)

 スマートフォンはタッチ操作が大事。ということで、どんどん大画面化が進行する昨今のスマートフォンなのだが、iPhone 5が発売となり、改めて指摘されているところではあるが、片手持ちだと画面の端まで親指が届かず、ちょっと不便に感じることも出てきた。

 両手が空いている場合なら問題無いが、満員電車に揺られ、吊革につかまりながらの片手操作を余儀なくされる状況下や、買い物帰りで片手がふさがってしまっている場合なんかは深刻である。無理をして指をつりそうになったり、バランスを崩して端末を落っことしそうになったり。

 そんな場面によく遭遇するという人には、ISW16SHの「クイックツールボックス」はなかなか便利なんじゃないかと思う。この機能、Webブラウザの使用中に画面右端から中央に向けてフリック操作を行うことで呼び出せる。タブの切り替えやページの再読み込みなど、通常は画面上部まで親指を伸ばさないといけないシーンでも、右端からフリックするだけで、よく利用する機能を呼び出せるのだ。

 もっとも、クイックツールボックスが利用できるのは標準ブラウザのみ。他のアプリでもこの機能を使いたいと思うシーンが結構ある。ただ、アプリごとに対応を進めてOSのアップデート提供が遅くなるという状況は避けてもらいたい。今後、画面サイズが大きくなるのがトレンドなのだとすれば、OS標準でこの手のインターフェイスを実装してもいいんじゃないかと思うのだ。


慣れるか、慣れないか
【AQUOS PHONE SERIE ISW16SH】

慣れるか、慣れないか

2012年9月25日 06:00
(法林岳之)

 現在、使っているauのISW16SHには、新たに開発された「Feel UX」と呼ばれるシャープ独自のユーザーインターフェイスが採用され、「3ラインホーム」というホームアプリが標準で設定されている。Feel UXについては、本誌の記事でも何度となく取り上げられてきたので、詳しくは説明しないが、ロック画面を解除すると、左から順に、「アプリ」「ウィジェット」「ショートカット」という3つのシートが並ぶ画面が表示され、それぞれのシートはスクロールするという構成になっている。Android標準をはじめ、他機種で言うところのホーム画面らしいものがないが、使いはじめるときにすぐにアプリやショートカット、ウィジェットにアクセスできるうえ、それぞれのシートのタイトル部をタップすれば、シートの最上段と最下段を表示できるなど、細かい部分にも工夫が見られる。

 Feel UXの画面をはじめて見たとき、「へー、なかなか面白そう」と考えた半面、「これって、すでにAndroidスマートフォンを使っている人は戸惑うよな」という印象も持った。つまり、はじめて使う人にはわかりやすいかもしれないけど、買い替えユーザーは不満を持つかもしれないという意味だ。当時はまだ端末が未発売だったし、主要3キャリアで夏モデルをどう選ぶかも決まっていなかったけど(いつも3台持ち歩くからね)、せっかくだからauはISW16SHを選んで、Feel UXを使い込んでみることにした。

 発売日にISW16SHを購入し、使いはじめてから約3カ月になるけど、使い方そのものについては、ほぼ完全に慣れることができた。最初の頃はアプリケーションシートをスクロールさせて、起動したいアプリを探しても見つけられなかったり、ホーム画面に戻るクセが抜けていなくて、つい画面最下段のナビゲーションキーのエリアを触ってしまうこともあった。でも、アプリなどの操作終了時に、側面の電源キーで画面をオフにする操作に慣れてしまえば、大丈夫だった。

試行錯誤の結果、ショートカットシートの最上段のグループはこんな構成にまとめました。最下段は編集部などの連絡先のショートカットを並べている

 3ラインホームについては、以前の湯野編集長のエントリーでも書かれていたように、ショートカットシートを上手に使うのがポイントだ。ボクは最上段によく使うアプリのショートカットを登録しておき、最下段には編集部などの連絡先のショートカットを並べ、画面上段の「ショートカット」の部分をタップして、最上段と最下段を切替ながら表示できるようにした。

 動作に関しては、ケータイアップデートも3回、実施され、特に目立った不満もないレベルだけど、しばらく使っていると、動作が重くなることもあるので、そういうときは迷わず電源キーの長押しで「再起動」を選択。ちなみに、PINコードを設定していても再起動時にもう一度、聞かれることはないので、操作が終わって、ポケットにしまうとき(ボクは首から提げてるけど)に再起動を掛けておくという使い方もできる。

正面の写真とあわせ見てもらうとわかりやすいけど、ディスプレイのガラス面のすぐ外側の部分の塗装が剥がれてしまっている。ボディ側はまったくキズがないんだけど……

 ひとつ気になっているのはボディ前面のフレームについたキズというか、塗装の剥がれ。ボクの場合、首から提げていて、あちこちぶつけるからという気もしたけど、湯野編集長のISW16SHも同様の状況らしく、この機種に共通する問題かも……。細かいところなので、気にしなくてもいいという説もあるけど、多くの人は2年近く使うわけで、耐久性などもちょっと頑張って欲しいところ。

 キズと言えば、意外に気になるのがディスプレイに貼っている保護シートのキズ。ISW16SHのものは問題ないんだけど、NTTドコモのGALAXY S IIIに貼った保護シートは、わずか3カ月でキズだらけ。貼り替えれば、済むことだけど、次の機種を買うときは保護シートもちゃんと選ばないとダメかもしれません。


メジャーアップデートで再起動時間が大幅短縮
【AQUOS PHONE SH-01D】

メジャーアップデートで再起動時間が大幅短縮

2012年9月24日 06:00
(すずまり)
メジャーアップデート画面

 SH-01Dのメジャーアップデートが発表されました。もちろん早速アップデート!

 再起動した画面をみて雰囲気の変わり具合にびっくり。以前はキーをフリックして解除してから、さらに画面ロック解除という面倒臭さがあったので、いきなり画面ロック解除というのはありがたいですね。

 当然のことながら、通知パネルのデザインも変わりました。当初は、アイコンの横スクロールはどうなんだろうと思ったこともありましたが、スクロール前に表示されている機能が「設定」「マナーモード」「Wi-Fi」「GPS」と、使用頻度の高いものに絞られているので、不自由は感じなくなりました。特に設定にアクセスしやすくなったのはうれしいです。ちなみに、一番右が「Wi-Fiテザリング」。あそうか、この端末テザリングできたんだった! なんて思い出したりして(笑)。

アップデート前の通知パネル アップデート後の通知パネル。かなりスッキリした

 全体的に動作が若干軽くなった気がして喜んでいるのですが、最大級にうれしかったのが、再起動時間が大幅に短縮されたことです。実は以前は再起動が憂鬱でした。AQUOS PHONEの画面延々回転し、ロック解除画面の表示までに約4分、そこからメモリーカードのエラーチェックが終わるまで約1分、まともに使えるようになるまで、なんとトータルで約5分ほどかかっていたのです。

 これが、ロック解除画面表示までに約40秒、メモリーカードのチェックやウィジェットの復元まで、完全に再起動するまでに2分半~3分弱となりました。最初からだったかどうかは定かではありませんが、以前はなぜあんなに遅かったのか……。とにかく改善されたことは確かです。


大きいは正義!? 「PANTONE 5」で気づいたディスプレイの話
【PANTONE 5 107SH】

大きいは正義!? 「PANTONE 5」で気づいたディスプレイの話

2012年9月18日 06:00
(津田啓夢)
動画視聴にはSoftBank SELECTIONの「お父さんイヤホン」を使っている

 「PANTONE 5 107SH」にして数週間、普段の利用スタイルでちょっとした変化があったのでお伝えしたい。

 ご記憶の方がいるかもしれないが、「PANTONE 5」の前にレビューしていたのは、4.7インチディスプレイの「GALAXY S II WiMAX」だった。隠さずに言えば、4.7インチサイズの大きなディスプレイから「PANTONE 5」の3.7インチサイズへのダウンサイジングは変化が大きく、利用当初はかなり違和感があった。

 それは、単に表示される情報量の面だけではない。手元の端末と目の距離は画面の大きさによって変わる。大きな画面は若干遠くなり、小さな画面は若干近くなるという具合だ。使う側は自分の好みに応じて自然とそれを調節する。好みの距離が身体に染みつくまでは、なんとなくしっくりこないのだ。

 現在、画面サイズに違和感はない。「PANTONE 5」は片手で扱いやすく、3.7インチサイズは周りの目も気にならないので、むしろ大きな画面だったときより通勤中に動画を楽しむ機会が増えた。YouTubeアプリでは落語協会配信の寄席演芸をチェックし、GyaO!アプリではアニメ「じゃりン子チエ」を楽しんでいる。

 ディスプレイは大は小を兼ねる、そう思っていたが謝らなければならない。ことディスプレイに至っては思った以上に慣れるし、生活習慣や利用スタイルに応じて適切に感じるサイズは違う。自分の使い方を俯瞰したケータイ選びがとても大切だなぁとあらためて感じる。

 


困ったときのコンビニプリント
【AQUOS PHONE SERIE ISW16SH】

困ったときのコンビニプリント

2012年9月13日 06:00
(湯野康隆)

 外出先でクラウド上やスマートフォンの中にあるデータを印刷したいと思ったことは無いだろうか? プレゼンテーション資料のミスに気づいて、印刷し直したい。あるいは、紙にプリントアウトしたクーポンじゃないと割引不可なのに、打ち出したものを家に忘れてきた。そう頻繁にある話ではないが、いざという時に限ってそういう状況に陥り、あたふたするのが人の世の常。そんな時も慌てず騒がずスマホに頼ってみると、案外簡単に急場をしのげるものだ。

Android向けのアプリ「netprint」

 今回ご紹介する「ネットプリント」は、Android、iPhoneといったスマートフォンで利用できるコンビニプリントサービスだ。セブン-イレブンのコピー機をオフィスや自宅のプリンター替わりにできる。

 使い方は簡単で、「netprint」というアプリをインストールし、会員登録(無料)を行う。それが済んだら、あとはプリントしたい各種データをプリント指定し、発行された予約番号をセブン-イレブン店頭のコピー機に入力するだけ。クラウド上や端末内の各種データに加え、URLを指定すればWebサイトもプリントできる。もちろん、スマートフォンのカメラで撮影した写真を出力することも可能だ。

 とりわけ、筆者が利用しているISW16SHをはじめとするAndroid端末の場合、各種アプリを利用している場面から、「共有」ボタンをタップして表示される一覧の中に「netprint」があり、その場でサクッとプリント指定できるので楽ちんだ。

Androidの場合、別アプリからも簡単に呼び出して利用できる あらかじめ用紙サイズなどの設定が行える
予約番号が発行されたら、あとはこれを店頭のコピー機に入力するだけ 印刷イメージも事前に確認できる

 1枚あたりの料金は、白黒ならB5/A4/B4で20円、A3で20円、カラーならB5/A4/B4で60円、A3で100円、Lサイズで30円。印刷したいデータがあるのに自宅のプリンターがインク切れ、なんていう場合にも活用できるので、こんなスマホの使い方も覚えておいて損はないだろう。


夏でした。イギリスでした。困りました。
【AQUOS PHONE SERIE ISW16SH】

夏でした。イギリスでした。困りました。

2012年9月3日 06:00
(法林岳之)

 こういう仕事をしていると、いわゆる夏休みというものは存在しなくて、休みたければ、周囲ににらまれるのを覚悟の上、勝手に休むしかないため、なかなか休む気にはなれないんだけど、今年はどうしても出かけたいところがあった。それはイギリス。

 多くの人にとって、2012年のイギリスと言えば、当然、ロンドンオリンピックですが、ボクにとっての2012年のイギリスはちょっと違う。2012年は大好きな映画「007」シリーズが50周年を迎え、11月には最新作「007スカイフォール」が公開される。そんなこともあって、今年はイギリス各地で、いろんな007関連の記念イベントが催されている。それをどうしても観たくて、お盆休みの真っ只中、急遽、イギリスに出かけることにした。

イギリスのBeaulieuにある国立モーター博物館。ISW16SHで撮影(位置情報付き)

 ひとつめの目的地は、ロンドンから南西約160キロのBeaulieuという街にある「国立モーター博物館」。ここでは「BOND IN MOTION - 50 VEHICLES. 50 YEARS」と題し、これまでの作品に登場した50台の乗り物(自動車やバイク、ボートなど)を展示している。日本のトヨタ2000GT(『007は二度死ぬ』に登場)はトヨタ博物館に所蔵されているため、今回は展示されてなかったけど、おなじみのアストンマーチン・DBSやロータス・ヨーロッパをはじめ、制作会社などから提供された(貸し出された)実物を見ることができた。デジタルカメラでも写真を撮ったけど、位置情報も記録できるので、スマートフォンでもパチリ。

 そして、2つめの目的地は、ロンドン市内の「Birbican Centre」というところで開催されていた「Designing 007 - Fifty Years of Bond Style」というイベント。こちらは映画で使われた衣装や小物をはじめ、制作者の絵コンテなどが数多く展示されていて、「007 トゥモロー・ネバー・ダイ」でBMW750iLの運転に使われたERICSSONのケータイも見ることができた。

『007 慰めの報酬』(2008年公開)で登場した「アストンマーチン・DBS」。ISW16SHで撮影(位置情報付き) 『007 私を愛したスパイ』(1977年公開)で登場した「ロータス・エスプリ」の潜水艇バージョン。ISW16SHで撮影(位置情報付き)
ロンドン市内で国際ローミングが使えない状態に……

 とまあ、短い日程ながら、個人的な趣味を満喫できる旅だったんだけど、実はイギリスを旅行中、8月14日に発生したNTTドコモの国際ローミングサービス「WORLD WING」の障害に直撃してしまった。具体的な症状としては、どの携帯電話事業者のネットワークに登録ができず、Wi-Fiなどを使わない限り、インターネットには接続できないという状態。もちろん、通話も一切、使えない。

 幸い、ボクは海外でも日本の主要3事業者の端末を持ち歩いているので、このときはauのAQUOS PHONE SERIE ISW16SHを使い、Facebookで情報を求めてみたら、すぐに障害がわかったんだけど(本誌でもおなじみの石野純也氏がコメントをくれた)、普通の人は1回線しか持っていないわけで、海外旅行中に、いきなり電話もネットもつながらないとなれば、まさにライフラインを断たれたような状態で、かなり困る。ましてや、夏休みのお盆のタイミングという海外渡航者がもっとも多い時期に起きたんだから、実際には世界中で困っていた人がいたはず。ドコモさん、しっかりしてください。

「ドコモ海外利用」のアプリではこんな表示に……。ネットワークを検索して、自動(オート)にしてもネットワークに登録されない状態 端末が何か起きたのではないかと、何度もネットワーク検索。結局、WORLDWINGの障害でした

 ところで、海外に出かけたとき、充電や端末の設定などができるように、NTTドコモでは世界各地に「海外サポートデスク」を開設している。ロンドンではロンドン三越内に「ドコモ サポートデスク ロンドン」を開設しているので、帰国前にちょっと立ち寄ってみたんだけど、ロンドンオリンピック期間中は多くのお客さんが訪れ、端末の充電や設定の確認などのサポートを受けていたという。もし、海外旅行や出張などに出かけるチャンスがあったら、一度、訪ねてみるといいかもしれません。

ロンドン三越の1Fに開設されている「ドコモ サポートデスク ロンドン」 ロンドンでドコモ端末で困ったら、こちらへ。ちゃんと日本のスタッフが面倒を見てくれます
GALAXY S III SC-06Dのロック画面。ローミング中にホーム(日本)の日時がいっしょに表示されて、わかりやすい

 最後にもうひとつ。海外に出かけたとき、当然のことながら、時計を現地時間に合わせて、スマートフォンを使うわけだけど、多くの機種はロック画面にその現地の日時のみが表示される。これに対し、今回持っていったGALAXY S III SC-06Dは、ロック画面にローミング先(現地)とホーム(日本)の日時が表示されて、非常に便利に使うことができた。グローバル市場で強いメーカーらしい仕様と言えるかもしれません。


PANTONEスマートフォンの絶妙過ぎて気持ちいいところ
【PANTONE 5 107SH】

PANTONEスマートフォンの絶妙過ぎて気持ちいいところ

2012年8月28日 06:00
(津田啓夢)

 今回から「PANTONE 5 107SH」を持ち歩くことにした。「PANTONE Slide 825SH」以来、自身4年ぶりのPANTONEシリーズ、なんだかとても懐かしい気分だ。

 スマートフォンは、デザインに関してほとんど選び甲斐がないと感じている。また、スマートフォンになってからというもの、遊び心のあるデザインも採用されにくくなってしまった。ビジネスを考えれば仕方がないところもあるが、各社がオープンOSのスマートフォンに注力してまだ数年、端末デザインにバリエーションが出る前に早期に収斂していった印象があり残念に思う。



 「PANTONE 5 107SH」は、スマートフォンのスタンダードなデザイン要素を盛り込んだモデルだ。大型化傾向にあるスマートフォンのディスプレイにあって、3.7インチのディスプレイを搭載している。女性層の取り込みを狙ったコンパクトモデルといったところだろう。

 もしかして、外観上はこのサイズ感以外に目を見張るような特徴はないかもしれない。しかし、個人的に非常に感心したのは、絶妙なラウンド形状だ。売り場で是非手にとって握ってみて欲しい。こんなに気持ちよく手に収まるスマートフォンはそうないはずだ。単にコンパクトだからではなく、気持ちいいカーブがそれを実現していることに気がつくと思う。

 私はケータイ Watchのスタッフには珍しく!? 見た目重視でケータイを選ぶ傾向にある。外観的な面白さが高望みできないスマートフォンにあって、PANTONEの8色ラインナップは色だけでも選ぶ楽しさがある。今回は悩みに悩んで、自分にとって新鮮に感じたローマンイエローを選んだ。使っていくうちにいろいろ気づいたこともあるので、次回から少しずつお伝えしていこう。

 


急な思いつき旅行でも大丈夫?
【AQUOS PHONE SERIE ISW16SH】

急な思いつき旅行でも大丈夫?

2012年8月24日 06:00
(湯野康隆)

 前回、「もうしばらくFeel UXを利用してみようと思う」と書いていたのだが、結局、今は「SHホーム」を使っていることを冒頭で白状しておく。いや、しばらくは本当に「3ラインホーム」で頑張っていたのだが、改めてSHホームをインストールして切り替えて使ってみたところ、何だかサクサク感が増した気がして、それ以来、SHホームに落ち着いている。

 そんな話はともかく、先週はお盆休みということで、家族を連れて実家(富山県)に帰省したのだが、両親が「珍しく揃って休みを取れたから、足立美術館(島根県)の庭園を見に行きたい」と言い出し、急遽、宿の手配をすることになった。とはいえ、思い立ったのはお盆休みに突入した8月12日。そんなに都合よく宿が空いているとは限らない。

 今回、筆者が宿探しに使ったのは、「じゃらん」と「楽天トラベル」の各アプリ。いずれも各種条件から空いている宿を検索し、予約できる。直前だったにも関わらず、13日は松江市(島根県)、14日は綾部市(京都府)の宿が見つかり、無事予約できた。

「じゃらん」のアプリ 「楽天トラベル」のアプリ

 足立美術館、出雲大社、水木しげるロード、鳥取砂丘、天橋立などを巡る2泊3日の旅程。各所で撮影した写真はISW16SHの「おまかせアルバム」の「地図」のタブで確認することで、地図上にプロットされるので、地図と写真を眺めながら旅を振り返ることもできる。秋の行楽シーズンにも活用していきたい。

「おまかせアルバム」で「地図」のタブを選択すると、自動的に撮影した場所ごとに写真がまとめられる 足立美術館の庭園。ISW16SHで撮影した実データ(クリックで拡大、約4MB)

頑張れ「Feel UX」
【AQUOS PHONE SERIE ISW16SH】

頑張れ「Feel UX」

2012年7月27日 06:00
(湯野康隆)

 シャープの夏モデルでは「Feel UX」という新たなホームアプリが採用されている。ロック画面を含め、全く新しい発想で作られたという新UIだが、購入後1カ月ほど使ってみての率直な感想を記しておきたい。

3ラインホーム

 Feel UXの基本となるのは、「アプリ」「ウィジェット」「ショートカット」という3つのシートで構成される「3ラインホーム」。Androidでホーム画面に貼り付けられる3つの要素ごとにシートを分割して整理する、という発想である。通常のAndroid端末の場合、ホーム画面とアプリリストという2層構造になっているが、3ラインホームの場合は1層のみ。より正確に表現すれば、アプリシートが通常端末のアプリリストに相当し、それと横並びでウィジェット専用のホーム画面とショートカット専用のホーム画面が用意されている、といった形だ。

 これに加えて用意された「ウェルカムシート」と呼ばれるロック画面は、フィーチャーフォン時代で言う、待受画面に相当するような存在。壁紙エリアには好きな写真を登録(5枚まで)しておくことで、横にフリックすることで切り替えられるようになっている。その下のインフォエリアには、時計や天気予報、株価といった情報を表示させられる。

 以上がFeel UXの概要なのだが、正直なところ、長らくAndroid端末を利用してきた筆者のような人間は、当初、かなり戸惑った。何しろAndroidのお作法が通用しないのだ。ただ、3日も使うと不思議と慣れる。で、しばらくすると、アプリシートとウィジェットシートはほとんど表示することが無くなり、ショートカットシートだけで事足りる感じになった。

ウェルカムシート(天気予報)。予報に合わせてアニメーションする

 ウェルカムシートについては、株価なんかはあまり興味が無いのでそもそも不要だし、天気予報も数日後まで表示してくれないと意味が無いような気がして、両方とも非表示にしてしまった。結果的にシンプルな時計表示になってしまい、愛する我が子の写真を5枚登録しているほかは、他の端末のロック画面と大して差が無い状態になっている。たぶん、「ここに歩数計を表示させてよ」と思うユーザーは多いのではないだろうか。

 おそらく、Android端末の利用経験が無いユーザーにとっては、フィーチャーフォンの画面遷移に近く、シンプルな構造のFeel UXはとっつきやすいのだろう。一方、画面下のナビゲーションバーのアプリ割り当てを変更できないなど、カスタマイズ好きなヘビーユーザーにとっては不満が募る部分も少なくない。あまり自由度が高過ぎても初心者がついていけなくなるという懸念はあるものの、もっとカスタマイズできる領域を増やしてほしいのだ。

 筆者はもうしばらくFeel UXを利用してみようと思うが、Google Play Storeから104SHなどで実績がある「SHホーム」というホームアプリをダウンロードすることも可能なので、どうしても耐えられないという方はそちらを試してみてもいいだろう。


メールはタッチ入力より音声入力が楽チン!

メールはタッチ入力より音声入力が楽チン!

2012年7月13日 06:00
(村元正剛)

 iPhoneの「Siri」や、ドコモの「しゃべってコンシェル」など、最近、スマートフォンの音声エージェント機能が注目を集めている。どちらも「話すだけでひと通りのことができる」と言えるほど万全のものではないが、「Siri」は暇つぶしの遊び道具としても楽しめるし、「しゃべってコンシェル」は、地図や経路などの検索には重宝するように感じている。

 音声がらみの機能で、筆者がエージェント機能よりも多用しているのが文字入力。最近は、メールやメモなどのテキストを音声で入力できる機種が増えている。筆者が所有しているスマートフォンでは、iPhone 4S、GALAXY S II LTE SC-03D、Xperia acro HD SO-03D、AQUOS PHONE 103Hなどが対応している。おそらく、今後はスマートフォンの標準機能になってくるのではないかと思うし、ぜひ、そうなっていただきたい。

 いつまで経ってもタッチでの文字入力に慣れない筆者にとって、しゃべるだけでメールを作成できるのは非常に心強い。さすがに仕事中や電車内など、周囲に人がいる状況では使いづらいが、通勤や移動で道を歩いているときなどは気兼ねなく使える。認識精度も徐々に高まっているようで、ささやくような声で、わりと早口で話してもしっかり認識してくれる。その便利さに気づいてからは、利用する機会がどんどん増え、iPhone 4Sでは、もはやタッチよりも声で入力することのほうが多いくらいだ。

 しかし、筆者が現在メインで使っているAndroid端末、AQUOS PHONE 103SHは、プリインストールされている日本語キーボードが音声入力に対応していない。このため、アプリを使って音声で入力できるようにしている。
 
 筆者が使っているのは「声でラクラク文字入力!音声入力まっしゅ」(無料)というアプリ。単体で使えるアプリではなく、マッシュルーム対応の日本語入力アプリと連携して使う仕様で、「Simeji」「ATOK」などに対応している。筆者は「ATOK」(1500円)で使っているのだが、素早く音声入力を行え、認識精度もまずまず良好。人名や地名など固有名詞を含むと、おかしな変換方法が表示されることもあるが、メールで頻用する定型文などは、ほぼ一発で入力できる。

「ATOK」のキノコのアイコンから「声でラクラク文字入力!音声入力まっしゅ」を起動できる 「お話しください」という画面が表示されたら、入力したい言葉を話す。Googleの音声入力機能を利用する
「お疲れ様です」と話すと、1~2秒後には、このような候補が表示される。ここからタッチするだけで入力完了。やり直す場合は、右下の「音声入力」をタップする メールでよく使う文言であれば、高い精度で正しくテキスト変換してくれる。ただし、「。」と改行は手動で行った

 フリック入力などでスピーディーに文字入力できる人には必要ないだろうが、タッチで誤入力して消したり、消しすぎて再度入力したり……といったことを繰り返してイライラしている人は、使ってみる価値があるのではないかと思う。


Androidのウィジェットにハマる!?

Androidのウィジェットにハマる!?

2012年7月10日 06:00
(すずまり)

 最近になって、急に「Androidスマートフォンの魅力って、もしかしたらウィジェット次第でかなり変わるんじゃないかしら?」なんて思いはじめました。というのも、なんとなーくあれこれ貼っていたら、これが結構便利で、高性能夏モデルの影響で旧型と化した我が「SH-01D」がかわいく見えてきたからです。何を貼り付けているかご紹介しましょう。

 まずはプリインストール組としては、「Google検索」「エコ技設定」「歩数計」の3つ。「Google検索」はもちろん情報検索に使いますし、「エコ技設定」もバッテリーのコントロールに必須です。「歩数計」はメインのホーム画面に配置しています。運動不足が深刻な生活ゆえ、日々の歩数チェックに欠かせません。

「歩数計」は一番見やすい場所に メインの画面を左にスクロールすると、「Google検索」「エコ技設定」「鉄道アラーム」用のシート

 独自に導入したのは、「Yahoo!天気ウィジェット(4×1)」「ColorNote ノート(2×2)」「Evernote ウィジェット(4×2)」「鉄道アラーム(2×2)」「あめふるコール」の5つ。

 「Yahoo!天気ウィジェット(4×1)」は、4日分の天気予報が表示されます。太陽、雲、雨のビジュアルが好きなんですよね。タップすると、現在地の天気を表示するとともに、週間予報も見られます。「ColorNote ノート(2×2)」は、付箋紙のような色がつけられるメモ帳です。単にテキスト入力用のメモ1枚と、簡単なToDo管理ができるリスト形式のメモを1枚ずつ貼って使い分けています。特にリスト形式のメモは重宝しています。

メインの画面の右側は、「ColorNote」と「Evernote ウィジェット」というノート用のシート ノート用のシートのさらに右は、今だけ特別のお天気用シート。下のアイコンとの関連性はナシ

 目下大活躍中なのは「Evernote ウィジェット(4×2)」です。公式アプリですが「Evernote」ではなく、「Evernote Widget」というアプリを単体でダウンロードします。4×2サイズだとメニューボタンと、最新のノート3つが表示されるんですが、この中の「スナップショット」機能を、「クイックスナップ」に入れ替えたら俄然ワタシ好みに。タップすると即カメラが起動し、撮影して保存するとそのまま標準のノートブックに保存されるという、スピード重視の保存ができるんです。タグやノートブックは選べないようですが、iPhone用の「FastEver Snap」みたいな感じといえばいいでしょうか。食べたものをパッと撮って記録なんてときに役立ちます。ノートのサムネイルが出ているのも、すぐ見直したいノートにアクセスしやすくて助かります。

 「鉄道アラーム(2×2)」は、電車でウトウトして目的地を通りこさないように入れてみました。指定した駅に近づくとお知らせしてくれるらしいです。つい最近入れたばかりで実用度のほどは未確認ですが、寝不足の日の移動に役立ってくれるのではないかと思っております。「あめふるコール」は指定した地点に1時間以内に雨が降るときに知らせてくれるそうです。今の季節には欠かせない機能かなと思っているのですが、こちらも入れたばかりなのでまだ効果は未確認です。

 ウィジェットではないですが、常駐アプリとして気に入っているのもご紹介しておきましょう。1つは「ゆれくるコール」。言わずと知れた緊急地震速報アプリですね。もう1つは「simpleaf」。これは通知パネルから起動できる手書きメモアプリで、キーボード入力が煩わしいと思うときのメモに大活躍中です。スマートフォンが大画面化するほど存在価値がアップするアプリじゃないかと思う次第。専用ペンが欲しくなります。ちなみに、ウィジェットとして紹介した「Yahoo!天気ウィジェット」は、通知パネルに常駐して、常に降水確率を教えてくれます。

通知パネルを開くと「simpleaf」というアプリを起動できる 急いでメモしたいときに助かっている

 これらがそろってから、生活の中での「SH-01D」の実用度が格段にアップした気がするのです。配置には多いに悩みますが。空きスペースがどれくらい必要か、貼ってみないと分かりませんし。それにしても、これだけ動かすと、さすがのエコ技もどうなんだ……という気がしなくもないですが(苦笑)。


ISW16SHに機種変更

ISW16SHに機種変更

2012年7月2日 06:00
(湯野康隆)

 家族との連絡用に「AQUOS PHONE IS12SH」を使い続けてきた筆者だが、発売からちょうど1年。各種常駐系アプリを利用するにもRAMの容量が厳しく、そろそろ買い替え時かなと感じ、「AQUOS PHONE SERIE ISW16SH」に機種変更した。

 たかが1年、されど1年。途中、他にもいろんな端末を使ってきただけに、日頃はそんなに極端な変化を感じることは無かったのだが、改めて1年前の端末と比べてみると、随分と進化したのだな、と実感する。

 ISW16SHについては、FeliCaとNFC両対応だとか、いろいろとトピックスはあるのだが、個人的には卓上ホルダに対応してくれたところが、まずは気に入っている。特に防水端末ということで、microUSB端子のキャップはなるべく開け閉めしたくないし、何より楽。当たり前のことが当たり前のようにできることが嬉しい。

 仕事の面で言えば、+WiMAX対応でテザリングできるところもありがたい。仕事中はドコモの「GALAXY Note」なんかを持ち歩く機会が多のだが、テザリング時にはPPTP接続が行えず、「もう一声!」と言いたくなるような状況だった。auの+WiMAX端末の場合、ちゃんとPPTPを通してくれるので安心。そのためにモバイルルーターを持ち歩く頻度も少なくなりそうだ。

 かと言って、ISW16SHに全く不満が無いかというとそうでもなく、例えば、IS12SHに搭載されていた3Dカメラや3Dディスプレイについては、存在しなかったかのような扱い。子供の写真や動画を3Dで撮りまくっていた筆者としては、残念でならない。

 また、ボディカラーが白1色、というところも寂しい。チップの供給状況との兼ね合いでそういうことになってしまったのかもしれないが、ユーザーとしては最低もう1色は選択肢が欲しいところ。

 まだ使い始めたばかりなので、隅々まで評価しきれていないのだが、新UIの「Feel UX」をはじめ、夏モデルで大きく変化した部分もある。細部については、次回以降レビューしていきたい。


「Googleドライブ」を使ってみました

「Googleドライブ」を使ってみました

2012年6月25日 06:00
(村元正剛)

 スマートフォンが普及し始めてから「クラウド」が注目されている。従来は、どちからと言えばビジネス向けのサービスとして重要視されていたが、最近は、パソコンとスマートフォンでデータを共有するために、個人で気軽に利用できるサービスが増えているように思う。

 筆者がメインで使っているのは、その定番ともいえる「Dropbox」。スマートフォンで撮った写真を自動でアップロードしてくれるので、いちいちUSBケーブルを介してパソコンに取り込む手間が省ける。これは非常に重宝。パソコンにあるExcelやPDFなどのファイルも、Dropboxに放り込んでおけば、スマートフォンで開いて見ることができる。いま使っているAQUOS PHONE 103SHには「Documents To Go」というMicrosoft Office互換アプリがプリインストールされているので、それが自動で起動して閲覧できる仕組みだ。ただし、Officeファイルの編集には「Documents To Go」の有料版(約1200円)へのアップデートが必要。もったいない気がして、それは利用していない。

Googleドキュメント形式で保存しておけば、Androidスマートフォンで編集できる

 最近、この「Dropbox」よりも使いやすいかも……と感じ始めているクラウドサービスがある。それは、グーグルが提供する「Googleドライブ」だ。操作性をチェックして原稿を書かなくてはならないという必然性で使い始めたのだが、期待していた以上に使いやすいサービスだと感じている。

 まず、何よりもいいのが、すでに使っているGoogleアカウントをそのまま使えること。スマートフォンを使いこなすには、さまざまなアカウントやパスワードが必要になり、「これ以上増やしたくない」と思っていたのが本音。Googleドライブは、Google Playストアからダウンロードしたアプリを起動し、簡単な利用登録をするだけで、すぐに使い始められる。パソコンではブラウザからアクセスできるほか、専用ソフトをインストールすれば、ファイルを出し入れできるフォルダも作られる。Dropboxと同じように、直感的に素早く操作できるのがうれしい。

 次に、Androidスマートフォンでも閲覧・編集できるGoogleドキュメントを作成できるのも便利。パソコンからGoogleドライブにファイルをアップロードする際も、本来のファイル形式でアップロードするか、Googleドキュメント形式に変換してアップロードするかを選択できる。また、アップロードしてからの変換も可能だ。

 例えば、Excelファイルをそのままスマートフォンで見たい場合は、ExcelのままでアップロードすればOK。スマートフォンで編集もしたい場合は、Googleドキュメントに変換してからアップロードしておけばいいわけだ。

Googleドライブにワンタッチでアクセスしたり、カメラを起動して写真をアップロードしたりできるウィジェットも用意されている Googleドライブアプリのメニュー画面
保存したファイルは「マイドライブ」で確認でき、友人と共有するなどの操作も行える Androidスマートフォンでファイルを作成したり、写真をアップロードしたりできる
撮影した写真をアップロードする際の画面例 筆者はMacを使っているが、GoogleドライブはSafariにも対応しているのがうれしい

 従来、仕事仲間と共有していたGoogleドキュメントも、これといった移行の設定をすることなく、Googleドライブに引き継げた。

 スマートフォンで新規作成できるGoogleドキュメントは、文書とスプレッドシートに限られるが、そもそもスマートフォンの小さな画面で手の込んだ書類を作ることはないので、必要十分。スマートフォンで撮った写真のアップロードや共有も迷わず行える。

 Googleドライブを無料で使えるのは5GBまでだが、Androidスマートフォンに複数のGoogleアカウントを登録しておけば、1つのアプリで複数のアカウントを切り替えて使い分けられるのも魅力。仕事用とプライベート用に分けて合計10GBを使えれば、十分足りるだろうなぁと感じている。

 そんなわけで、そろそろメインのクラウドサービスを「Dropbox」から「Googleドライブ」に切り替えてもいかな、と考えている。


104SHと近未来感あふれる外付けキーボード

104SHと近未来感あふれる外付けキーボード

2012年6月11日 06:00
(湯野康隆)

 少し前から個人的に気になっていたアイテムがある。エレコムの「PROJECTION Bluetooth Keyboard」(TK-PBL042BK)である。「え! 何、この近未来感!」というワクワクする想いとともに、「実際、使えるの?」という疑問が湧き上がるデバイスだ。

 BluetoothのHIDプロファイルを使って各種機器と接続できるということで、筆者が使用している104SHでも使用可能。というわけで、さっそく試してみた。

 で、実際どうなのか。

 キー配列は、英語配列の変則レイアウトなので、若干の慣れが必要。とりわけ、句読点や音引きのポジションが数字の上に離れているので、最初はその都度探してしまうことになる。ただ、こうしたことはQWERTYキーボード付きの端末などでもあったことなので、さほど大きな問題ではない。それよりも、省略されてしまいがちな数字キーが常にシングルタッチで打てる状態にあることが嬉しい。

 しかし、これは筆者の癖なのかもしれないが、ホームポジションをキープしようとすると、どうしても左手の小指が机に触れてしまうようで、意図しないところで「a」を押してしまう傾向が見られた。パソコンなどのハードウェアキーボードの場合、キートップに触れただけでは反応せず、そこからキーを押し込んだ時点で反応するので、指先を浮かせる必要は無いのだが、投影型の場合、触れた時点というか、触れそうになった時点で入力したことになってしまう。iPadをはじめとするタブレット端末のソフトウェアキーボードに慣れた人であれば、さほど苦にならないのかもしれない。

 正直なところ、実用性の面ではまだまだ課題があると感じるデバイスではあるが、何も無いところに投影されるキーボードに触れると文字が入力されていくという近未来感が楽しい。使っていると周囲の目を引くことは間違いないので、それも込みで楽しんでいただきたい。

蛍光灯の下でも視認性はしっかりしている 背面のminiUSB端子で充電する

SMSって実は便利だと思いませんか?

SMSって実は便利だと思いませんか?

2012年6月4日 06:00
(村元正剛)

 昨年の7月13日より、異なるキャリア間でSMSを送受信できるようになった。まもなく1年が経つわけだが、スマートフォンでも従前どおりのケータイメールが主流で、SMSの利用はあまり広がっていないように思う。すでにケータイメールが根強く定着していることに加え、都度の送信料(1通あたり3.15円)がかかることも普及を阻む足枷となっているのかもしれない。決してお得とはいえないサービスではあるが、筆者は結構頻繁に使っている。

メールのアプリを起動し、新規作成画面で「SMS」をタップすると、SMS作成画面に切り替わる
ケータイ番号を宛先にして、件名なしのメッセージを送信できる。宛先は電話帳を参照して入力することも可能

 筆者がSMSを使う第一の理由は、少ない文字入力で済むこと。SMSは件名入力が不要で、送受信できる文字数は全角70文字(auの一部機種は全角50字)まで。筆者は、かれこれ3年以上スマートフォンを使っているにもかかわらず、タッチでの文字入力にまだ慣れない。常々できるだけ文字入力を減らしたいと思っている。そもそも簡潔明瞭なショートメッセージが基本のSMSは、「ありがとう」「これから向かいます」「少し遅れます」といった端的な用件だけを伝えたい場合、その文言だけで送信しても無礼でないように思う。受け取った相手がどう感じるかは定かではないが、筆者は勝手にそう思い込んでいる。ケータイメールだと、何か気の利いた件名を添えるべきかな? どこかに絵文字を入れたほうがいいかな? など、ついつい余計なことを考え、メール作成に時間を要してしまうのだ。

 次に、当たり前のことではあるが、メールアドレスを知らない人にテキストメッセージを送れるメリットは大きいと思う。家族や友人のケータイアドレスは知っているが、仕事関係者などは、ケータイ番号は知っていてもケータイメールのアドレスまでは聞いていないことが多い。たとえば、電車での移動中に電話を着信し、応答できない場合、かかってきたケータイ番号宛に「ただいま移動中です。のちほど電話します」といったメーセージを迅速に送れるのは非常に便利だ。

 最後に、久しく会っていない人や、そんなに親しくない人にも送信しやすい。コミュニケーション手段として音声通話よりもメールを利用する人が多くなった今、ケータイ番号しか知らない旧い友人や知人には、ちょっと聞きたいことがあっても電話をかけるのを躊躇してしまうことがある。また、メールアドレスを聞いてはいたが、久しぶりにメールを送ると、アドレスを変更したのか、届かないことがある。そんなとき、一か八かで、かつて聞いていたケータイ番号にSMSを送ってみると、無事に届いたこともあった。3.15円の送信料がかかるとはいえ、通話料よりは安いことも利点だろう。

 というわけで、世間ではさほど広がりを見せていないSMSだが、筆者にとっては欠かせない連絡手段になっている。

 現在、使っているAQUOS PHONE 103SHは、ソフトバンクのメールアプリの標準仕様として、メールアプリでS!メール(ケータイメール)とSMSのどちらも使えるようになっている。送信メッセージを作成する際に、S!メールかSMSかを選択でき、受信したメールやSMSは同じ受信ボックスで管理できる。SMSを頻用する筆者には非常にありがたい。

ケータイメールと同じように自動受信でき、103SHの場合は、メールのアプリで受信メッセージを確認できる SMSでやりとりするメッセージは短文なので、受信メールボックスを開くだけで、メールの内容を把握できる

交通系ウィジェットの活用法

交通系ウィジェットの活用法

2012年5月21日 06:00
(湯野康隆)

 以前、Android端末のショートカット機能の便利な使い方について書いたことがあるが、今回はもう一つの便利な機能、ウィジェット機能の活用法についてご紹介したい。

便利な交通系ウィジェット

 Android端末では、Googleマップとそれに付随する経路探索機能やナビゲーション機能が利用できる。これらに関連するウィジェットをホーム画面に貼り付けておくと、いろいろと入力の手間が省けて便利なのだ。

 ホーム画面を長押しすることでショートカットやウィジェットの選択・設定を行えるが、ここから「経路とナビ」というウィジェットを選択しよう。そして、目的地や移動手段(車・電車・徒歩)といった項目をそれぞれ設定。これで準備はOKだ。

 筆者の場合、自宅については車と電車、会社については電車での経路をウィジェットしてホーム画面に置いている。こうしておくことで、乗換案内アプリなどで最寄駅を入力したり、ナビでの目的地設定したりといった、毎回同じことを行う手間が省ける。

 さらに車での移動が多い方にオススメなのが、「交通状況」というウィジェットだ。こちらも先ほどのウィジェットと同様に設定しておくことで、目的地までの道路の混雑状況が一目でわかるようになる。

「経路とナビ」と「交通状況」の2つのウィジェット 「経路とナビ」の設定画面

 そう言えば、以前、こんなエントリーを書いたことがあるが、先日、Googleマップの渋滞情報にも弱点があることに気付いた。通行止に関する情報が無いのだ。

 Googleマップでは、ユーザーが実際に移動したプローブ情報のみを元に渋滞情報を表示しているため、ユーザーが走行していない道路については何も表示されないことになる。普段、交通量の多い道路で渋滞情報が表示されていないということは、何かあったのだろうな、と通行止の状況を想像できなくもないが、パッと見は判別できないし、その地点を回避するルート探索を行ってくれるわけでもない。

 Googleマップのナビゲーション機能については、そういうこともあり得るのだと知った上で、他の渋滞情報アプリなどと組み合わせて利用するのがいいだろう。


103SH、かなりいい感じです

103SH、かなりいい感じです

2012年5月14日 06:00
(村元正剛)
ちょうど手に馴染むサイズで、片手での操作もしやすい印象

 4月下旬に「103SH」を購入した。実は、ソフトバンクのAndroidスマートフォンを自分名義で契約して使うのは、これが初めてだ。筆者は、ソフトバンク回線はiPhone 4S、iPad、フィーチャーフォン(812SH)の3回線を契約している。すっかり使う機会が少なくなった812SHを今回機種変更した次第だ。

 機種変更に際し、「My SoftBank」にアクセスしてみたところ、この812SH、ほとんど使っていないにも関わらず、毎月結構な利用料を支払い続けていたことが発覚。動作確認のために登録した有料サイトや、端末購入時に半ば強制加入させられた有料サービスをそのまま放置していたからだ。読者のみなさんは、そんな愚かなミスをすることはないと思うが、Webでの明細確認はうっかり見逃したり、複数回線を契約しているとメインの回線しかチェックしなかったりということもあると思うので、重々注意していただきたい。というか、「気をつけろよ、自分」と、自戒の念を新たにした。

 ソフトバンクのAndroid選びは非常に悩んだ。機能面やブランドに対する信用度などからシャープ製のAQUOS PHONEにすることは決めていたが、Android 4.0を搭載した104SH、全部入りでハイスペックの102SH、スペックを少し抑えた103SH、さらにテンキー付きの101SHもある。

 まだまだ発展途上にあるスマホは、最新OSの機種を選ぶと使えない機能やサービスがあったり、スペック重視で選ぶとOSやCPUが一世代前だったりと、「これぞ!」と思う1台に絞り込むのは難しい。現在のラインナップでは「104SHが全部入りだったら即決なんだけどなぁ~」というのが正直なところ。おそらく近いうちに、そうした端末が出てくるであろうから、今回は、さほど長くは使わないだろうという前提で103SHを選んだ。

この背面処理もお気に入りのポイント。カバー不要でコンパクトなままで使える

 103SHは、CPUは1.4GHのシングルコア、RAMは512MB。スペックとしてはミドルレンジだ。102SHや104SHよりは安く買えるだろう……と思ったのだが、一括価格は7万3920円と意外に高かった。毎月2200円の月月割が付くが、使用期間を1年程度と考えている筆者にとっては、7万3920円-(2200円×12カ月)=実質4万7520円。ん~、安くない。いや、高い。高すぎるかもしれない。一括でも4万6080円で購入でき、毎月1920円の月月割が受けられ、しかもパケット定額制が割安(4410円で使い放題)なiPhone 4S(16GB)に比べると、めちゃくちゃ高いなぁ~というのが率直な感想だ。

 というわけで、コスト面では納得がいかない部分もあった103SHだが、実際に使ってみると、満足度は高い。「これはすごい!」と驚くような機能はないが、とても“いい感じ”なのだ。新しいスマートフォンを使うと、一度はありがちなイラッという事態にもまだ遭遇していない。

 103SHは4インチのディスプレイを搭載しているが、横幅はiPhoneより若干大きい程度の61mmで、非常に持ちやすい。シングルコアながらWebやアプリの操作感はサクサク。見た目に似合わず機敏な“できるヤツ”という印象を受けている。もちろん、デュアルコアCPUのGALAXY S IIやiPhone 4Sなどに比べると、地図画像の読み出しが若干もたつくかな? といった面はあるのだが、そもそもハイスペックを売りにしているモデルではないので、動作性を過度に期待することはなく、逆に「こいつ、なかなかやるな」と感じてしまうのかもしれない。

 103SHに限らず、他のソフトバンク向けシャープ製スマートフォンに共通することだろうが、フィーチャーフォンからスムーズに乗り換えられることも魅力。たとえば、ドコモのスマートフォンの場合、さまざまな機能やサービスを使いこなすためには、なにかにつけてspモードやdocomo ID、ネットワーク暗証番号などの入力を求められるのだが、ソフトバンクはとてもシンプル。

 S!メールは買った瞬間から普通に使えるし、メールアプリの使い勝手も従来のフィーチャーフォンに近い。ソフトバンクWi-Fiスポットの利用設定も契約時の暗証番号を入れるだけで済んだ。Google Playストアで購入する有料アプリをソフトバンク決済で行う設定も非常にスムーズにできた。日常的に行う設定のほとんどを通知パネルで確認でき、そこから設定画面に移行できるのも便利。ご親切なことに「使い方ガイド」もすぐに起動し、閲覧できる。

ソフトバンク製スマートフォンは、通知パネルでひと通りの設定確認、オン・オフ切り替えができるのが魅力。初期設定されている「使い方ガイド」は非表示にもできる プリインアプリはカテゴリ別に整理されていて、追加したアプリも分類できる
ケータイで使っていたアドレスのままで、違和感なく使えるS!メールのアプリ 電話帳からだけでなく送受信履歴からも宛先を引用できるなど、細かい部分もフィーチャーフォンの仕様が継承されている

 ソフトバンクユーザーの友人から「おすすめのスマホはどれ?」と聞かれたとき、これまでは「やっぱりiPhoneでしょう!」と即答していたのだが、いま買うのならAndroidでもいいかもしれないと思ったりもした。ただし、2年きっちり使って月月割の恩恵をフルに受けられる人に限りますが……。


電子書籍と眼精疲労

電子書籍と眼精疲労

2012年5月9日 06:00
(すずまり)

 『「GALAPAGOS STORE」、Twitter/FacebookのIDで利用可能に』ですでにご存じかもしれませんが、「GALAPAGOS STORE」にクラウド機能がプラスされまして、購入したコンテンツをどんどん「ネット書庫」に保存できるようになりましたね。カードが一杯になったらどうするのとか、端末やカードなくしたら、ダウンロード期限の切れた本はどうするのとか、端末ごとにしおりやマーカーがばらけて困るわとか、そんな悩みがまとめて解消されました!

 こうなると、写真や図がばんばん入った、サイズ大きめな雑誌類なんかも安心ですね。自宅なら、雑誌はもっと大きな画面で見たいですよね。大きな画面をもつ端末といえば、我が家ではあれになるわけですが、残念ながらまだサポートされていません。あれをサポートしてくさったら、ものすごくうれしいな~。きっとみなさんもそうですよね~。

 さて。そんな風に、生活の中の電子書籍度が高まるにつれ、眼精疲労、肩コリ、首のコリ、偏頭痛の発生率も高まっております。普段はモニタをみながら仕事をし、パソコンの前を離れてもなお液晶を見続けているわけですから、目を酷使しすぎです。

便利ですが、とっかえひっかえ見ていると、目が疲れます……

 電子書籍に限らないのですが、凝視している時間の長さから考えると、やはりタブレットやスマートフォンの画面を介した読書というのは、目に負担をかけていると思います。いや、正直に告白すると、電子書籍を読むようになってから、明らかに目の疲れを感じるようになりました。画面を調整してもあまり改善しません。

 マッサージにいっても解消されないので半ば諦めていたのですが、山口真弘氏の本日の一品『液晶の青色光を約30%カットする眼鏡「Zoff PC」の効果に驚く』を拝読して衝撃! まさに自分のための製品! 思わずその週末に「Zoff PC」を作りに行ってしまいました。できあがるのは連休中だそうで、連休中の唯一の楽しみができました。

 Zoff以外でも同様のメガネがあるようですね。でも、誰もがメガネを歓迎するとは限りませんよね? 読書のときだけ液晶の上に乗せて使える、目に優しいフィルタがあるといいのに、と心から思っております。


ハードキーで応答・終話できる幸せ

ハードキーで応答・終話できる幸せ

2012年4月23日 06:00
(湯野康隆)
「音量UP」キーで着信に出られる
電源キーで終話することも可能

 各キャリアのスマートフォン優遇キャンペーンの影響もあってか、筆者の周囲の人々が次々とAndroid端末を持ち始めている。筆者自身は以前からAndroid端末を使っているので、もう体が慣れてしまったが、フィーチャーフォンから乗り換えた人からは、「いやー、かかって来た電話に出るところで画面をタッチするのにどうも慣れなくて。何かいい方法はありませんか?」みたいな質問をされることが多い。

 実は、Android端末では、メーカーにもよるが、ホームキーやサイドキーを押すことで電話に出られるように設定できる場合がある。しかし、この方法が意外に知られていないのだな、と聞かれる度に実感するので、改めて説明しておきたい。

 例えば、筆者が以前レビューしていたIS12SHでは、「設定」-「通話設定」-「着信時キー動作設定」-「応答」と辿ることで、ホームキーを押して電話に出られるようになる。このほか、最近発売されたGALAXY Noteでは「設定」-「通話」-「通話応答/通話終了」-「ホームキーで応答」と辿れば、同様の設定が可能だ。

 が、現在使用している104SHではホームキーがセンサー式で、操作感がタッチパネルと大差ない。というわけで、側面の「音量UP」キーを押すことで通話に出られるようになっている。

 ちなみに、電源キーを押すことで終話できる機種も多い。104SHでは「設定」-「その他の設定」-「ユーザー補助」-「電源キーで通話を終了する」で、この機能が利用できるようになる。

 スマートフォンに変えて、通話まわりが使いにくくなったと感じている方は、設定を見直すと、若干ではあるが使いやすくなるかもしれない。


NOTTV対応スマートフォン「SH-06D」を購入

NOTTV対応スマートフォン「SH-06D」を購入

2012年4月12日 06:00
(石川温)

 4月1日、ついに始まった移動体向けマルチメディア放送「NOTTV」。3月からはテレビCMだけでなく、交通広告などで大量に宣伝されていたため、普段、ケータイなどに興味がない人にも認知が広がったようだ。しかし、実際に始まってみれば、モニター向け端末に不具合が発生。ユーザーからは「観たいコンテンツがない」「これで有料はあり得ない」という声が殺到するなど、厳しい船出となっている。

 新サービスが始まれば、実際に購入して試してみなくてはならないのが我が仕事。3月末にNOTTV対応スマートフォン「SH-06D」を購入して、どこでNOTTVが受信できるか、試している最中だ。

 取材に行く先々でとりあえずNOTTVアプリを起動しているのだが、おおむね屋外では問題なく受信できている。しかし、屋内となると厳しい場所がちらほらある。残念だったのが、新宿にある自宅内では全く映らなかったということ。NOTTVを観るときは、玄関のドアを開けて、電波を受信しやすくしないといけないという何とも不便な代物になっていた。

 じゃあ、電波はどこまで遠くまで飛んでいるのか、というのを確かめたくて、中央線に乗って西に向かったのだが、その途中で最悪なことが起きた。電車に乗ろうと、ドア横にあるボタンを押した瞬間(東京の西を走る青梅線はドアの開閉は手動になっている)、あろうことか、手が滑ってSH-06Dを落としてしまったのだ。「あっ」と思った瞬間、SH-06Dは足下に落ちることなく、見事にホームと電車のわずかな隙間に消えていった。なんと、電車の下の砂利部分に落下していったのだった。思わず、「あっ」と思っただけでなく、反射的に声を上げてしまったものだから、電車のなかにいる人にも気づかれてしまい、若者から「おまえ大丈夫か」という視線で見られる始末。本当に恥ずかしい。

 これまで、20年弱、ケータイを持ち続けているが、こんなことは初めて。派手に端末を落とした先がまさかホーム下とは……。電車が発車した後、駅員さんを呼び、マジックハンドみたいなやつで何とか救出してもらった。しかし、買ったばかりのSH-06Dには、ディスプレイ部分に思いっきり傷がついた。NOTTVを見る度に、あの瞬間を思い出す。NOTTVは自分にとって、いろんな意味で残念な気分。


Android 4.0で便利になったブラウザまわり

Android 4.0で便利になったブラウザまわり

2012年4月2日 06:00
(湯野康隆)

 Android 4.0の最新UIを体験できるのが、AQUOS PHONE 104SHの魅力。とはいえ、2.x系の操作体系に慣れた思考回路だと、あまりの変化に戸惑う場面も少なくない。もっとも、しばらく使うと4.0のUIにもだんだんと慣れてきて、2.x系よりも便利になったと感じるところも多い。

ブラウザのサブメニュー。「ページを保存」や「PC版サイトを表示」といった機能が追加されている

 細かいところだが、例えば、Webブラウザ。日本のフィーチャーフォンには、見ているページをそのままローカル保存できる「画面メモ」機能が用意されており、オンラインクーポンなどを手元に置いておきたい場合などに重宝していた。ところが、スマートフォンになってからは、「その都度アクセスすればいいじゃん」的な発想なのか、この機能がきれいさっぱり省略されていたのだ。

 そんな中、Android 4.0では「ページを保存」という機能でこれを再現。オフライン状態でも保存したWebページを参照できるようになった。

後で参照したいページを端末上に保存しておける もちろん機内モードでも参照できる

 また、ケータイ Watchもそうだが、スマートフォン版とPC版が用意されているサイトについては、普通にアクセスするとスマートフォン版が表示されることになる。ただ、スマートフォン版では情報が省略されていて、PC版では参照できる拡大画像を見たいんだけど、と思うこともある。もちろん、本誌の場合はページの最下部にある「PC版で見る」というリンクをタップすれば、そのページのPC版にアクセスできるようになっているが、一番下までスクロールするのが面倒くさいということもある。

 Android 4.0では、ブラウザのサブメニューに「PC版サイトを表示」という機能が用意され、その場でPC版への切り替えが可能になった。

本誌のスマートフォン版 本誌のPC版

 ちなみに、GALAXY NEXUSでもそうだが、104SHでは側面の「電源ボタン」+「音量ダウンボタン」の長押しでスクリーンショットが撮れる。

 地味ながら、Androidも少しずつだがかゆいところに手が届き始めている。


爆速起動のAndroid 4.0端末「104SH」

爆速起動のAndroid 4.0端末「104SH」

2012年3月9日 06:00
(湯野康隆)

 Android 4.0(Ice Cream Sandwich)対応端末としては、リードデバイス(リファレンスモデル)として位置づけられるGALAXY NEXUSが存在し、国内では昨年12月よりドコモが同端末を販売している。それから遅れること約3カ月、国産(といっても製造は中国で行っているようだが)Android 4.0端末として登場したのが「AQUOS PHONE 104SH」だ。

 最新OSというと海外メーカーからまず登場、という印象すらあるが、そこにいきなりシャープが割り込んできたことの意味は大きい。もちろん、ワンセグやおサイフケータイといった日本向けの機能は非搭載で、それらの機能にこだわる人向けとは言い難いが、きっちり防水対応になっており、幅広いユーザーにオススメしたい端末に仕上がっている。

 何よりもまず驚かされるのは、起動時間。スマートフォンというと、電源を入れてから使えるようになるまでにかなり待たされるのが当たり前で、これが結構苦痛だったりする。リードデバイスであるNEXUSシリーズは素の状態に近いということもあり、起動にかかる時間は比較的短いが、それでも手元のGALAXY NEXUSは起動に40秒ほどかかる。これに対し、104SHはというと、電源ボタンを押して20秒ほどで使えるようになる。CPUのクロックに1.2GHzと1.5GHzという違いはあるものの、不思議なくらいに速い。

 すでにAndroid 5.0(Jelly Bean)の噂も聞こえてきてはいるが、今のところ最新版である4.0の環境を楽しめるのは104SHとGALAXY NEXUSの2機種。というわけで、次回以降、しばらく104SHについて書いて行こうと思う。


「マップ」がウソをつく恐怖!

「マップ」がウソをつく恐怖!

2012年2月27日 06:00
(すずまり)

 もし「あなたのスマートフォンのキラーアプリは何?」と聞かれたら、「マップ!」と即答できる方向音痴な私です。もう「マップ」命! 以前はiPhoneだけでしたが、今はAndroid端末でも道案内してもらえるようになりました。

 メールに書かれた住所からすぐ起動できることや、進行方向に地図全体を回転してくれることから、iPhoneの「マップ」のほうが圧倒的に出番が多いんですが(地図が読めない女なので)、こちらの愛が通じていないのか、先日、全く違う場所に案内されるという、ショッキングな出来事がありました。

 場所は横浜中華街。元町・中華街駅を出たところでメールの住所から「マップ」を起動し、目的地を確認しました。そのまま経路検索して「さあマップよ! わたくしを萬珍樓につれてって!」と歩き始めたのです。

 現在地を確認しながら、案内された通り横道に入り、甘栗攻撃をかわしつつ歩き続けたのですが、付近に来てもそれらしき看板がない。よく見ると、地図が示す位置が、最初に見た位置となんか違う。そこで改めてメールから位置を確認したら、やはりゴールが違う! 横道になんて入らないんです。慌てて元来た道を戻りながら、経路検索をし直したんですが、またしても違う場所を案内されました。経路検索は諦めて、そのまま地図をみながら進み、無事目的地にたどり着けました。

メールに書かれた住所をタップしたときに示した場所 経路検索で示された場所。全然違う……

 実はその前にも、たどりつけなかったことがあったんです。そのときは神楽坂でした。現地に行っても、目的の店がない。住所でも、お店の名前で検索し直しても同じ場所をさすんですが、実際ある場所とは違うんです。「iPhoneでダメならSH-01Dだ!」とAndroidの「マップ」に希望を託したのですが、やはり示す場所がiPhoneと同じ。完全にデータが間違ってるパターンでしょうか。

 「地図がダメなら人力だー!」と地元の方に道を聞くも、「八百屋が詳しいから八百屋に行け」といわれ、八百屋に行くと「よく分からないけど○丁目はあっちだ」的なアドバイスで、気がつくと最初に彷徨った場所に逆戻り。すでに到着している知人が、電話で教えてくれるんですが、暗い上に土地勘も方向感覚もないので、大きな通りに戻るにも、どちらに行くべきかが分からない(苦笑)。最後は、お店の情報が掲載されている某ぐるめサイトの地図を頼りに、30分も遅れて到着する始末でした。

 誤差があるのは仕方ないと思うんですが、全然違うっていうのは、方向音痴にとってかなり恐怖です。それでも、検索すればなんらかの情報が得られ、それを頼りに移動できるというのは、スマートフォンのいいところですけどね……。どうしたものか……。

 ちなみに、中華街での余談ですが、ルートを修正したところで、建物の写真を撮っている同席予定の知人に遭遇しました。声をかけると、「おう!」と言って、そのままその店に入ってしまいました。看板には「○珍樓」と書いてありますよ? 「ここじゃないですよ! だってここ○珍樓って書いてあるし! 行くのは△珍樓でしょ!」と指摘すると「何っ!? 俺の持ってる地図にはハッキリここだと書いてあるんだぜ!」と断言するので、見せてもらったところ、iPhoneが示すのと同じ「△珍樓」の地図(印刷)でした。看板の「珍樓」の文字を見て、そのまま飛び込んだようです。脳も誤認するので困りますね(苦笑)。


マクドナルドの「スクラッチdeクーポン」を試す

マクドナルドの「スクラッチdeクーポン」を試す

2012年2月16日 06:00
(湯野康隆)

 こちらの記事にもある通り、マクドナルドがおサイフケータイ対応のAndroid端末向けに「スクラッチdeクーポン」というアプリの配信を開始した。ハンバーガー好きの筆者としては、無視するわけにはいかないので、さっそく試してみた。

 同アプリは、マクドナルドの公式アプリとは別のアプリとして提供されてはいるが、公式アプリから呼び出す形で利用する。できることは単純明快で、1日1回、スクラッチカードを削って、運が良ければ割引クーポンがもらえる、というもの。当たったクーポンは、かざすクーポンとして利用可能だ。

タッチパネル上でスクラッチカードを削ると…… 運が良ければ割引クーポンが当たる
当たったクーポンについてSNS上でつぶやくことも可能 公式アプリに戻ると、かざすクーポンが追加されている

 筆者の勝率はというと、現在のところ、6回試して4勝2敗。当たったクーポンは、「ポテトM」(100円)、「てりやきマックバーガー」(220円)、「フィレオフィッシュ」(210円)×2という感じ。ポテトはお得な感じだが、バーガー系の割引率はそれほどでもない、といったところだろうか。

 マクドナルドのおサイフケータイ対応のクーポンアプリというと、おそらく日本でも一番使用頻度が高い部類に入るのではないかと思う。これまではフィーチャーフォン向けに提供されてきた機能のフォローアップを一生懸命やってきた感じだったが、ここに来てようやくスマートフォンらしい新たな機能が追加されたことになる。

 世界的に目をやると、NFCの市場が今年ぐらいから立ち上がって行きそうな雰囲気だ。それだけに、こういう身近なおサイフケータイの事例というのは、世界的に見ても注目度が高いのではないだろうか。


俺のNo.1ブラウザアプリを探してみる「007SH」編

俺のNo.1ブラウザアプリを探してみる「007SH」編

2012年1月27日 06:00
(津田 啓夢)

 仕事でもプライベートでもインターネットは大好きだ。しかし、道具にこだわらないので、ネットを閲覧する道具であるブラウザには頓着してこなかった。使いにくくなければそのまま使い、その中でコンテンツライフを謳歌する。とはいえ、ブラウザ関連の記事も多く書くので触ってこなかったわけじゃない。ならばここは1つ、「007SH」で使いやすいブラウザをまとめて探してみよう、と思った。

 というわけで、評判のよいブラウザを中心に12のブラウザアプリを使ってみた。ハードウェアキーが搭載されている「007SH」は、Android端末の中ではクセモノなスマートフォンである。ブラウザに限らず、ハードウェアキーで操作しようとするとアプリが動作しない部分が散見される。もちろん、フルタッチ端末としても利用できるのであしからず。

 なお今回は、通信状況の変化を受けにくいようWi-Fiで接続し、ほかのアプリを起動していない状態でブラウザを起動。操作はハードウェアキーをメインに使い、Googleで「ケータイ」と検索し、本誌ケータイ Watchにアクセス、スマートフォン向けとパソコン向けトップページを操作して、各記事にアクセスするまでを試した。試したアプリとその印象は以下の通りで、良い印象のものを上位に置いた。自分の端末、自分の利用スタイル、趣味嗜好に応じて良いと感じるブラウザは異なるはず。下に挙げたブラウザなどを参考にして、それぞれの一番を見つけてみてはいかがだろう。

Galapagos Browser
 適度に軽快な動作で、ほとんどの操作がハードキーで行えた。メニュー内もハードキーで操作できるので、もっともスムーズに操作できた。

ドルフィン ブラウザー HD
 機能充実で、使い込むほど便利になりそうなブラウザ。ブラウジングには問題ないけども、ハードキーではその充実した機能が活かせずフルタッチ端末向き。

Opera Mini ウェブブラウザ
 軽快な操作感でアクセスするサイトが決まっている場合によさそう。ハードキーでメニューが開けなくて残念。

Sleipnir Mobile - ウェブブラウザ
 機能的で多くの操作がハードキーで使える。ただ、全画面表示にするとハードキーが使えない。

Angel Browser
 サクサクとした操作感とインターフェイスのわかりやすさが使いたい気持ちにさせる。ハードキーでメニューが操作できなかった。

Nineskyブラウザ
 こちらも基本操作は可能だが、ハードキーでできるのはメニューを開くところまでだった。

Smoozy ウェブブラウザ
 ハードキーでの操作は可能だが、キーの割り当てに統一感が欲しい。

Boat Browser
 動作はサクサクだが、ハードキーで動作する部分が少ない。

Maxthonブラウザ
 こちらもサクサクだが、ハードキー操作が厳しい。Boat Browserと同じくフルタッチ端末では印象が違うはず。

Opera Mobile ウェブブラウザ
 一度タッチしなければ文字入力を日本語にできないようだ。

Firefox
 ハードキーでの操作が難しいようだ。

Sxブラウザ
 ハードキーで選択できない模様。

 


渋滞情報に対応したGoogleマップ対CAR NAVITIME

渋滞情報に対応したGoogleマップ対CAR NAVITIME

2012年1月25日 06:00
(湯野康隆)

 こちらの記事にある通り、Googleマップ上で渋滞情報を確認できるようになった。以来、週末になる度に試している。

 筆者の場合、楽ナビLiteを取り付けた上、さらにCAR NAVITIMEをダッシュボードに装着しているため、IS12SHをナビにすると、かなり変態的な3ペイン状態になる。もっとも、CAR NAVITIMEを装着してから、楽ナビLiteについては、ほぼAVプレーヤー+バックカメラモニター+Bluetoothハンズフリー機器としての活用に専念させているのだが。

 で、CAR NAVITIMEをメインに使いつつ、Googleマップおよびナビ機能を使ってみたのだが、得られる渋滞情報に結構差があることに気がつく。CAR NAVITIMEの場合、VICSによる渋滞情報をベースに、ユーザーが実際に走行したプローブ情報を反映させるという仕組みになっているのに対し、Googleマップの方はプローブ情報のみとなっている。このため、プローブ情報の元になるデータを収集するユーザーが走行していない路線についてはVICS採用のCAR NAVITIMEじゃないと渋滞状況が分からない。しかし、VICSが導入されていないような路線については、さすが急速に普及するスマートフォン、Googleマップの方が渋滞状況が確認できる場合が多い。

Googleマップで渋滞状況を確認 ナビ機能

 また、CAR NAVITIMEでは渋滞せずに車が流れている路線をナビ上で把握することができないのだが、Googleマップではグリーンで表示されるので確認可能。ちなみに、楽ナビLiteなどではプローブ情報部分を点線で表示してくれるようになっている。経路は分かっているから、とにかく渋滞情報だけを分かりやすく見せて欲しい、というユーザーにとっては、後者のような機能があった方がありがたい。

 しばらく併用して、また気がついたことがあれば、本コーナーで報告していきたい。


SH-01Dで「mazec 手書き変換」を愛用中

SH-01Dで「mazec 手書き変換」を愛用中

2012年1月13日 06:00
(すずまり)

 去る2011年12月14日、Android端末をSH-01Dに機種変更しました。端末に関しては「みんなのAQUOS PHONE」で使用感をレビューさせていただくことになりましたので、ぜひご覧ください。

 私はソフトバンクのiPhone 4Sも持っているのですが、Android端末をSH-01Dに変えたとたん、SH-01Dも結構がっつり使うようになりました。電池が持つことと、軽くて使いやすいことが最大の理由なんですが、手に取っている時間が増えると、外部とのやりとりも生じてくるわけです。特にメールの送受信が増えてきました。フリックがまだビギナー級であり、できればキーボードで打ちたい派の私は、ローマ字入力をよく使うのですが、キーが小さいせいか、よく打ち間違えます。急いで返事を書きたいときなどはかなりイライラします。

 そこで試したのが、7knowledgeの「7notes with mazec for Android」です。iPhone版では、手書き変換が気持ちいい「7notes mini」がありますが、これは手書きできるのは「7notes mini」というアプリ内だけ。私がやりたかったのは、特定のアプリ以外の入力、つまり、SH-01Dの入力をすべて手書きにしてしまういうもの。「7notes with mazec for Android」は、それが可能なのです。

「7notes with mazec for android」をインストールすると、入力方法で「mazec 手書き変換」が選べる 「mazec」の設定
これは「7notes with mazec for android」のメモ画面

 使ってみたところ、これが実に快適でびっくりしました。iPad版の「7notes」、iPhone版の「7notes mini」同様に、指先ですらすら書けます。メールもSNSへの書き込みも、すべて「mazec 手書き変換」になりました。何よりイイ!と思ったのは、手書きするという行為そのもの。書いてる感が生まれるんですね。メールで「ありがとう」と伝えたいとき、指で「ありがとう」と書く。キーを選択しながら入力するのとは、ちょっと違った生々しさがある気がしました。

 英字を入力したいときはキーボードも出せるので、IDやパスワードの入力も可能なので、入力がネックで踏み出せない方に「mazec 手書き変換」はおすすめです。Androidキーボードや、端末独自のシステムに切り変えたいときは、入力ボックス内を長押しすれば、入力方法の切り替えメニューが表示されます。

 ただし、指先が乾燥しているとうまく書けないことがあるようなので、使う方は保湿を心がけたいところです。逆に、画面に水滴がついていたり、手が濡れているときは、画面の滑りがよくなり、入力しやすくなりますよ。

spモードメールでも手書きができるようになった 英数字もキーボードがあるので、ばっちり

海外ダブル定額は安心だけど……

海外ダブル定額は安心だけど……

2012年1月12日 10:46
(法林岳之)

 現在、ボクはアメリカのラスベガスに滞在中。と言ってもカジノやエンターテインメントに興じているわけではなく、2012 International CESの取材中。すでに、本誌記事でも伝えているように、ソニー・エリクソン(ソニー)のXperia SとXperia ion、サムスンのGALAXY NOTEやGALAXY Tab 7.7 LTE、LGエレクトロニクスのSpectrum by LGなどが発表され、富士通がクアッドコア「NVIDIA Tegra3」搭載のスマートフォンを参考出品するなど、今年も注目製品がめじろ押しだ。

 そして、2012 International CESには、米国内だけでなく、日本をはじめとするアジア各国、ヨーロッパなど、世界各国の人たちが来ているんだけど、これだけ人が集まれば、当然のことながら、電話も通信もつながりにくくなってしまう。特に、NTTドコモとソフトバンクのローミング先である米AT&Tは、昨年に比べ、多少は改善された印象があるものの、かなりつながりにくい。これに対し、auのローミング先である米Verizonは比較的、つながりやすく、ボクも日本に居るときと同じように、首からAQUOS PHONE IS13SHをぶら下げ、Gmailやカレンダー、マップなどを活用している。パケット通信料については、1日単位の定額料で利用できる「海外ダブル定額」が利用できるため、約20万パケットまでは1日最大1980円、約20万パケット以降は1日最大2980円で利用できる。

 海外ダブル定額を利用するには、定額対象事業者に接続する必要があるが、今回のAQUOS PHONE IS13SHのように、GLOBAL PASSPORT CDMA対応機種のときは、自動的に定額対象事業者に接続されるため、面倒な切り替え設定をしなくても海外ダブル定額が適用される。もちろん、国内でパケット定額サービスを契約するなどの条件はあるけど。

 これに対し、以前紹介したMIRACH IS11PTのように、GLOBAL PASSPORT GSMにも対応した機種のときは、国と地域によっては複数の接続事業者があるため、ユーザー自身が端末を操作して、接続するネットワークを定額対象事業者に設定する必要がある。

 この設定を間違えないようにするため、auではスマートフォン向けに「GLOBAL PASSPORT」というアプリを配布しており、どの事業者が定額対象事業者なのか、定額対象事業者に接続されているのかを確認できるようにしている。NTTドコモやソフトバンクも同様のアプリを配布しているんだけど、「GLOBAL PASSPORT」アプリ起動時のみに定額対象事業者に接続されているかどうかを確認できるのに対し、「海外パケ・ホーダイ」アプリはAndroidのステータスバーにアイコンで情報が通知されるなど、視覚的にもわかりやすい。

 また、NTTドコモやソフトバンクの国際ローミングでは、渡航先で端末に電源を入れたとき、その国と地域での定額対象事業者や海外での問い合わせ先といった情報が記載されたメッセージがSMSで知らされ、定額対象ではない事業者に接続したときは警告のSMSも送られてくるが、auのGLOBAL PASSPORTではそういったしくみがなく、ユーザー自身が「GLOBAL PASSPORT」アプリや海外利用時の冊子などで確認しながら使う必要がある。

 今回のAQUOS PHONE IS13SHを米国で利用するときのように、必ず定額対象事業者に接続されるケースは大丈夫だけど、auにはもう少し海外でスマートフォンを利用するユーザー向けに、もうちょっと手厚くサポートする体制を整えて欲しいところだ。


数字キーとフリック、文字入力はどっちがいいんだろう?

数字キーとフリック、文字入力はどっちがいいんだろう?

2012年1月5日 06:00
(津田啓夢)

 明けましておめでとうございます! というこの原稿を書いている時点では、2011年の年末であり、年末企画のまっただ中、明けない年はないかと思うが正直、明けました感はまだない。それを踏まえて2012年もどうぞよろしくお願いいたします。

 さて、「007SH」には、フィーチャーフォンのような方向キーと数字キーが搭載されている。これがメールを入力する上でとても楽だ。もっともフルタッチ型のスマートフォンも長いこと使っているし、数字キーがなければダメ、ということもない。では、数字キー入力とフルタッチ型のフリック文字入力で、同じ文章を入力してみたら、どんな違いがあるだろうか。ちょっと試してみることにした。

 今回入力した文章は「明けましておめでとうございます! Happy New Year!【改行】どうも津田です。津田ですが最近、ブービンと呼ばれることの方が多いです。ソーシャルサービスがリアルに影響を与えたせいでしょうか。2012年の干支はタツ、龍のように昇っていきたいと思います。」というもの。

 参考値として、入力開始から終了までの時間を「Online Stopwatch」というサイトで計測してみた。最初は「007SH」から、続いてフルタッチ型スマートフォン。今度は逆にフルタッチ型スマートフォンから「007SH」と合計4回同じ文章を入力した。あらかじめ用意した文章を時間を計りながら入力したことがなかったので、結構緊張し入力ミスも目立った。あくまで参考値だが、その結果「007SH」が4分40秒、フルタッチ型スマートフォンが3分20秒となった。2回目はそれぞれ約30秒程度短縮された。

 フィーチャーフォン時代から慣れまくっているはずの数字キー入力の方が遅い。これでは「007SH」の利点が活かせていない。と思いきや、入力後の印象はやっぱり「007SH」の方が楽だと感じられた。フルタッチ型の場合、文字入力の後になんだか疲労感が残り、ミスが目立ち、より集中して入力している気がした。一方、数字キーでは、日本語入力における負荷が少ないと感じられた。ボタンを連打することになるので、面倒な気持ちもないではないがストレスは少なかった。ただ、慣れない欧文入力についてはフリック入力同様に集中する必要があった。

 文字入力の感じ方はおそらく人それぞれであり、一般論に落とし込むつもりはない。私の印象としては、長文を入力するならボタン連打の「007SH」よりもフリック入力が楽ちんだし、速度を要求される場合もそうだろう。しかし、屋外で立ったまま入力するとか、歩きながら「駅に着きました!」とか入力するなら、「007SH」の方がミスが少なく、ハードキーの分だけ入力もしやすいように思う。フィーチャーフォンの友達とスマートフォンの友達で競い合ってみるのも面白いかもしれない。

 


ベールビューで覗き見防止

ベールビューで覗き見防止

2011年12月26日 06:00
(湯野康隆)

 こちらの記事にもある通り、本誌を含むImpress WatchのAndroid向けニュースアプリが新しくなりました。ユーザーインターフェイスも一新し、かなりサクサク使えるようになっているので、Android端末をお使いの方はぜひお試しあれ。ちなみに、iPhone向けの新アプリも近日中に登場する予定です。

「ベールビュー」のON/OFFはステータスパネルの中で切り替えられる

 と、いきなり宣伝で入ってしまったが、話をIS12SHに戻そう。

 多くのスマートフォンはタッチ操作での利用が前提になので、画面は大きければ大きい方がいい、というような状況になっている。まあ、動画やゲームを楽しむ上では、画面は大きい方がいいだろうし、これはこれで理に適っているようにも思える。

 しかし、いざ仕事で活用するとなると、メールやスケジュール、各種ドキュメントなども、この画面で閲覧することになる。電車の中でメールをチェックするなんていうのは日常茶飯事。大画面であるとともに視野角も広いという、エンタメコンテンツ向きのディスプレイの存在は、覗き見しやすい状況を生み出しているとも言える。

 会社からお給料をもらっているサラリーマンとしては、やはり多少はこういう話も気になるわけだが、幸いなことにIS12SHにはシャープがフィーチャーフォン時代から搭載してきた覗き見防止機能「ベールビュー」が搭載されている。ベールビューをONにすると、正面からははっきり見えるが、ななめ横から覗こうとすると、柄が邪魔して見えにくくなる。

 隣の人の視線が気になるユーザーは、ぜひとも活用したい機能だ。

ベールビューONで正面から見た場合 ベールビューONで側面から見た場合

皆既月食の夜に星座表アプリを使い比べてみた

皆既月食の夜に星座表アプリを使い比べてみた

2011年12月14日 06:00
(村元正剛)

 先週土曜の12月10日は、皆既月食を見るために夜空を見上げた人が多いだろう。月食の始めから終わりまでを全国で観測できたのは11年ぶりらしい。

 筆者はその夜、実家の都合で大阪に滞在していたのだが、残念ながらあいにくの空模様だった。家族みんなで庭に出て空を見上げたものの、空一面に薄い雲が漂い、月が見つからない……。そのとき、まだ幼い甥っ子が「おじさん、スマホ持っているんやろ? スマホなら、どこに月があるかわかるんちゃうん?」と。スマートフォンのアプリを使えば、あらゆることができる。世間ではそういう認識になっているらしい。

 筆者のAQUOS PHONE SH-12Cには、「Google Sky Map」を入れてある。方位センサーと連係して、端末をかざした方角にある星座がわかる無料アプリだが、なるほど、こういうときに役立つわけだ。起動するのは久しぶりだったが、肉眼で判別できる星座から月の位置を探すこともでき、ずばり「月」と入力して方角を知ることもできた。

「Google Sky Map」で「月」を検索した画面。月がある方角が矢印で表示された 矢印の方角にスマホをかざすと、簡単に月がある方角が見つかった。皆既月食の当日は、その方角で雲が動くのを待つと、欠けていく月を時折観測することができた

 「Google Sky Map」で無事目的は果たせたのだが、もっと見やすい星座表アプリがないものかと、Androidマーケットを探してみた。で、見つけたのが、その名もずばり「星座表」というアプリだ。260円の有料アプリだが、ユーザーの評価も高かった(平均評価は4.3点)ので、さっそくダウンロードしてみた。

 この「星座表」というアプリ、有料だけのことはあり、期待していた以上に秀逸。メニューから「検索」をタップすると、星座や惑星をキーワードで検索できることはもちろん、主要な星座や惑星はプリセットされているので、そこから選ぶだけでも簡単に検索できる。

 3D調の奥行きが感じられる画像が美しく、ピンチイン・アウトでの縮小・拡大にも対応。星座に重ねて幻想的なイラストも表示されるので、星座を見ても、どの星とどの星をつなげて見ればいいのかわからない(筆者がそうです)という人にも非常にわかりやすい。赤外線カメラで撮影したような画像になる「夜モード」も備え、これは「Google Sky Map」にも同様の機能があるのだが、見やすさでは、やはり「星座表」が勝る。

イラスト付きの立体的な画像で表示されるので、お目当ての星座が探しやすい。星座をタップすると詳細なデータが表示される 「夜モード」にした画面例。画面の照度が落ちても、文字ははっきり読み取れる
特定の惑星や星座を探したい場合は、メニューから「検索」を選択し、プリセットされた項目からタップして指定できる 「月」を検索すると、月がある方角が矢印で表示された

 大画面のスマートフォンは、地図を見るときに利便性を実感するが、星座観測にも重宝するんだなぁ~と、今さらながらに実感。詳しくは知らないが、冬は星の観測に最適な季節らしい。役に立つ読者もいらっしゃるかと思い、今回は“即興アプリレビュー”とさせていただいた。


AQUOS PHONE IS13SHにスイッチ!

AQUOS PHONE IS13SHにスイッチ!

2011年12月12日 06:00
(法林岳之)

 約4カ月ほど、愛用したG'zOne IS11CAに代わり、いつも首から提げているauの端末は「AQUOS PHONE IS13SH」にスイッチすることにした。発売日の11月18日に機種変更をしたので、すでに3週間近く使っている。

 なぜ、AQUOS PHONE IS13SHにしたのかというと、前回のエントリーでも書いたように、この冬のauのラインアップがちょっと選びにくく、手堅い選択肢を選んだというのがホンネ。くり返しになるけど、+WiMAXは速い半面、バッテリーをかなり消費するし、おサイフケータイのない機種は何かと困るし……という話。仕事上、au版iPhone 4SもWindows Phoneも買ったけど、ボクとしてはちょっとメイン端末にできない感じ。ちなみに、こういう話は妙なタイミングで重なるもので、前回のエントリーが掲載された日、NTTドコモのREGZA Phone T-01Dが即日販売停止になるし(現在は再開)、その後、auでもっとも期待する人が多いと言われていた「ARROWS Z ISW11F」の発売予定が越年しそうな時期になってきた。富士通東芝さん、頑張らないと!

【2011/12/12 14:58 お詫びと訂正】
 初出時、「『ARROWS Z ISW11F』の発売予定が越年」としていましたが、同端末の発売予定時期は2011年12月中旬以降です。お詫びして訂正いたします。

 試行錯誤の結果、選んだAQUOS PHONE IS13SHだけど、G'zOne IS11CAからのデータ引き継ぎで手こずったものの、概ね、気に入って使っている。データ引き継ぎで手こずったのは電話帳やメールで、microSDカードや赤外線通信なども使ったけど、思うように転送できないデータがあった。結局、内容があまり変わってないこともあり、電話帳はもうひとつ前のG'zOne TYPE-Xから転送したけど、この先、スマートフォン同士の機種変更が増えてくると、こういうところの引き継ぎやすさというか、いかに従来機種のデータを簡単に読み込めるかも気になってくるかもしれない。

 AQUOS PHONE IS13SHの方は三種の神器&防水対応ながら、スリムなボディに4.2インチという大画面がうれしい。端末の動作についてはホームアプリの動きが若干、気になるものの、アプリケーション画面やブラウザなどの動作はサクサク。IS03から継承したメモリ液晶も便利だし、エコ技による電池の持ちもこれまでのスマートフォンに比べれば、十分にロングライフ。ちなみに、ひとつ宣伝をさせてもらうと、12月9日には本誌でもおなじみの著者陣といっしょに執筆した「できるポケット au AQUOS PHONE IS13SH スマートに使いこなす基本&活用ワザ150」が発売されているので、そちらもご覧いただけると幸いです、ハイ(笑)。

メインで使うAQUOS PHONE IS13SH(左)と国際ローミングで使うMIRACH IS11PT(右)。こうして並べてみると、どちらもだいぶ地味な感じかも……

 いい感じで使いはじめたAQUOS PHONE IS13SHだけど、仕様面でひとつだけ困ったのが国際ローミングがGLOBAL PASSPORT CDMAのみという点。これからのシーズン、旅行や出張など、海外での利用が続くため、GLOBAL PASSPORT GSMが利用できないのは結構、困る。au ICカードを差し替えて使うフィーチャーフォンも検討したんだけど、海外で利用するときもスマートフォンの方が何かと便利なので、PANTECH製「MIRACH IS11PT」を用意することにした。

 MIRACH IS11PTを選んだのは、GLOBAL PASSPORTで利用できるネットワークがCDMA2000方式、GSM方式に加え、UMTS方式(W-CDMA方式を含む)でも利用できるからだ。詳しくは本誌のニュース記事を参照して欲しいけど、欧州圏はUMTSネットワークが充実しているので、そっち方面に行くときはきっと活躍してくれるんじゃないかと期待している。もちろん、海外ダブル定額の対象にもなるので、出発までに「GLOBAL PASSPORTアプリ」をダウンロードして、ちゃんとセットアップしておかないと。


地下鉄で通信、それまではオフラインで使える地下鉄アプリ

地下鉄で通信、それまではオフラインで使える地下鉄アプリ

2011年12月6日 06:00
(津田啓夢)

 東京の地下鉄で、来春からケータイが使えるようになるらしい! 都営地下鉄と東京メトロがそれぞれ、乗車中もエリア化しますよ、と発表したのだ。詳しくは本誌の記事をご覧いただきたい。

 職業柄、取材で都内の地下鉄を駆け回ることは多い。移動中には取材で急上昇したテンションを落ち着かせ、どんな風に書くべきか構想を練るのはもちろん、メールや本誌掲載状況を確認するために通信する。時間は一切無駄にしない。――と、そんな風にかっこいいマスコミを目指したいのだが、本当は電車に乗り合わせた美人にときめいたり、TwitterやFacebookに「ツカレタ~」なんてくだらない投稿したりしていることの方が多い(編集長ゴメンナサイ)。

 そんな移動中、通信ができなくてイライラすることがある。駅間を電車が走行中、ドコモもauもソフトバンクも基本的には圏外になる。ドコモとauは駅に近づくと徐々にアンテナが立ち始め、停車した頃にはメールを送信したり、TwitterやFacebookに更新をかけたり、ソーシャルゲームを進めたりできることが多いと感じる。

 一方ソフトバンクは、アンテナが立つまでに少し時間がかかるように感じる。「感じる」としたのは、通信環境は刻々と変化しており、あくまで私の利用している場所や、利用している時間帯がたまたまそうなのかもしれないからだ。少なくとも自分が利用している限りにおいて、メール送信やソーシャルサービスの読み込みが終わる前に、電車が次の駅に向かって走り出してしまうことは多い。だから、地下鉄のエリア化はなおさら嬉しいのだ。

 地下鉄の話の最後に、圏外でも利用できる地下鉄アプリ「メトロタッチ」を紹介したい。東京にある地下鉄駅の改札や、エレベーター/エスカレーター、乗り換え位置が確認できるというものだ。路線図から駅路線をタッチすると、車両の何号車に乗っていると、目的の場所に近いかがわかる。Google Mapと連携しており、路線図が地図の確認も可能だ。このアプリはインタラクションが楽しいので、楽しみながら駅をチェックしておくのもおすすめだ。利用は無料、Android版はもとよりiPhone版も用意されている。

 


チラシアプリで市場動向を探る

チラシアプリで市場動向を探る

2011年12月2日 06:00
(湯野康隆)

 筆者は、新聞記事よりも折り込みチラシが気になる。というのも、折り込みチラシからは、さまざまな市場の動向を読み取ることができるからだ。今、何が流行っているのか、それが相場としていくらぐらいで販売されているのかが手に取るようにわかる。

 今やニュース自体はネット経由で収集できるが、チラシにこそ価値がある、と感じている筆者のような人間にとっては、デジタル化されて折り込みチラシの存在が否定されてしまうと、非常につらいものがあるのだ。

シュフーチラシアプリ

 そこで活用しているのが、スマートフォン上で動作するチラシアプリだ。有名なところでは、「シュフーチラシアプリ」、「チラシ部!」、「オリコミーオ!ストア・チラシ検索アプリ」といったものがあるが、筆者が愛用しているのは「シュフーチラシアプリ」である。

 このアプリでは、自宅の住所をMyエリアとして登録しておくと、毎朝、事前に指定しておいた時間に周辺のお店の折り込みチラシが端末に届く。読みたいチラシとそれ以外をざっと選別し、あとは電子書籍を読む要領でチラシを眺められる。

 ただ、折り込みチラシがデジタル化されたと言っても、チラシがそのまま画像化されただけなので、テキスト検索などが行えないのが少々残念。また、配信されるチラシはチェーン展開しているような比較的大手のものに限定されるので、近所の商店街の小さなお店まではフォローできない。

 とはいえ、筆者が求めているような、市場の動向を探るという目的においては、結構満足できている。当然、こうしたアプリは電子書籍同様にタブレット端末で利用すれば一覧性も高まる。電子書籍としては無視されがちなチラシだが、このジャンルの進化と普及って、なにげに重要だよな、と思うのだ。

まずは読みたいチラシと不要なチラシの選別 個々のチラシは必要に応じて拡大・縮小表示できる

デジカメで撮った動画をSH-12Cで楽しむ

デジカメで撮った動画をSH-12Cで楽しむ

2011年11月25日 06:00
(村元正剛)

 Androidスマートフォンは「正しいやり方は知らないが、なんとなくやってみたら簡単だった」ということが多いように思う。例えば、PCにある音楽データを移す場合も、音楽管理ソフトを使うことなく、microSDカードにファイルをコピーするだけできっちり再生できたりする。それを着信音にも設定できるのかな~と思えば、あれこれ操作しているうちにやはりできてしまう。対応するファイル形式の多さもAndroidの強みということだろう。

「Free Video Converter」は、こちらのサイトからダウンロードできる。ソフトを起動し、画面上の「ビデオ」をクリックして動画ファイルを読み込み、画面下の「Android」をタップする

 最近、なんとなく試してみて便利だなぁ~と感じているのが動画の転送だ。いま使っているAQUOS PHONE SH-12Cのカメラでもキレイな動画は撮れるが、デジカメで撮ってPCに取り込んだ動画もスマホで見たい! そう思って見つけた動画変換ソフトが「Free Video Converter」というもの。さまざまなファイル形式の動画を目的に応じた形式やサイズに変換できるフリーソフトだ。

 このソフトの便利なところは、あらかじめスマートフォンの一般的な解像度のパターンがプリセットされていること。変換したい動画ファイルを読み込み、「Android」「Apple」などを選択。続いて、プリセットされている解像度のパターンから、自分のスマートフォンの液晶解像度に合致するものを選び(手動での解像度設定も可能)、「変換する」をクリックするだけで、スマートフォンで再生できるMPEG-4形式の動画に変換される。あとは、スマートフォンに装着したmicroSDカードの「SD_VIDEO」などのフォルダに放り込むだけでOK! ちなみにこの「Free Video Converter」でiPhoneやiPad向けに変換した場合、変換後の動画ファイルをそのままiTunesの「ムービー」に転送することもできる。

あらかじめ複数の解像度パターンがプリセットされており、そこから選択するだけで所有の機種に最適な解像度にリサイズできる SH-12CをUSBケーブルでPCにつなぎ、USBストレージモードにして、変換された動画ファイルを「SD_VIDEO」のフォルダにコピー。他にもやり方はあるかもしれないが、筆者はアンドロイドスマートフォンにデータを読み込む場合は、いつもこのやり方で行っている
PCから取り込んだ動画は、スマートフォンで全画面再生できる

 SH-12Cに読み込んだ動画は「ギャラリー」から再生できる。全画面表示で鮮明に見られるのは非常に心地よい。PCに保存した動画が何度も見ないが、スマートフォンに移した動画は何度となく再生したり、友達に見せたりしている。同様の動画変換ソフトはいろいろあるだろうが、個人的には、いまのところ「Free Video Converter」が最も使いやすく感じている。


スマホのカメラは1日にして成らず

スマホのカメラは1日にして成らず

2011年11月14日 06:00
(津田啓夢)
撮影サンプル。リンク先の画像は無加工。4608×3456ドット、2.87MB
撮影サンプル。リンク先の画像は無加工。4608×3456ドット、1.74MB

 「ガラパゴスなケータイ」を縮めて「ガラケー」なんて呼ばれ方をする場合がある。ポジティブな文脈よりも、ネガティブな文脈の中で使われることが多いようだ。古きを否定し新しきを肯定する感覚や、海外を是、国内を否、とする気持ちがわからないでもないが、フィーチャーフォンで培ったノウハウがなければ、スマートフォンにこんなにリッチな機能は搭載されなかっただろうな、と思うのがカメラ機能である。

 007SHのカメラは、1610万画素のCCDセンサーを採用し、画像処理エンジンとして「ProPix」を搭載する。カメラ機能を起動し、サブメニューを開くとそりゃもうたくさんの機能が用意されている。

 たとえば、「カメラ切り換え替え」設定には動画と静止画の切替だけでなく、連写撮影や3D撮影など9項目の設定がある。撮影した写真を自分のブログにすぐに掲載するための機能や、被写体の顔を認識し、あらかじめ登録された顔であれば自動的に振り分けする機能もある。

 撮影サイズは9段階から選択可能で、フォーカスの仕方も顔優先やセンター、接写、コンティニュアス、チェイスなどから選べるし、シャッターもワンタッチで切ったり、笑顔を認識して切ったり、振り向きざまに切るなんてことも可能だ。セルフタイマー機能には、シャッター押下時の本体ブレを防げるよう2秒後にシャッターを切る機能も用意されている。

 ISO感度の設定もオートだけで3段階、感度を固定する場合もISO100~12800で段階的に設定可能だ。画質やホワイトバランス、手ぶれ補正有無はもとより、最大30秒までの長時間露光機能も用意されている。シーン設定機能のほか、ダイナミックレンジ補正も利用できる。撮影した画像を編集する機能も充実しており、画像のトリミングだけでなく、リサイズや3D変換、顔を認識させてモザイクを入れる機能なども用意されており、撮影から編集、画像の転送までが流れの中で行える。

 と、まぁこうした機能のほとんどは、フィーチャーフォンの頃から少しずつ積み重ねられてきたものだ。手軽な撮影も楽しいが、高画素カメラモデルならば自分なりの設定でお気に入りの1枚が撮りたい人もいるだろう。今後、スマートフォン時代に適した機能が追加されたり、既存機能がブラッシュアップされたり、使い易くもっとキレイに見える、そんな工夫がなされていくはずだ。iPhoneのカメラ機能がシリーズを重ねて少しずつ機能アップ、スペックアップしているように、高機能なフィーチャーフォンを開発してきた国内メーカーのノウハウがスマートフォンにも活かされつつある。

飲食店など照明が暗い場所での撮影サンプル。リンク先の画像は無加工。4608×3456ドット、1.98MB 長時間露光の撮影サンプル。リンク先の画像は無加工。4608×3456ドット、1.89MB

 


IS12SHで「じぶん銀行」を使う

IS12SHで「じぶん銀行」を使う

2011年11月10日 06:00
(湯野康隆)

 フィーチャーフォン時代から愛用していた「じぶん銀行」。過去にはこんな話も書いている。

 スマートフォンに乗り換えてからというもの、端末にじぶん銀行のアプリがプリセットされているのは知っていたが、機種変更後もアプリを立ち上げればすぐに利用できたフィーチャーフォンとは異なり、いろいろと初期設定が必要なのが面倒で、そのまま放置していた。先日、IS12SHでもじぶん銀行を使ってみようか、と思い、ようやく重い腰を上げて設定してみた。

 で、最初に必要になるのが、キャッシュカード。その裏側に書かれている5桁×2のお客さま番号などを入力、さらにPCサイト用のログインパスワードの設定を行うなどして、ようやくアプリが起動する。結構長い道のりなのだが、引き出しの奥にしまいこんでいたキャッシュカードを発掘するのに一番時間がかかったのは内緒だ。

 ともかく、これでIS12SHからもじぶん銀行が利用できるようになった。のはいいのだが、実はフィーチャーフォンとのサービスの差が大きい。というのも、スマートフォンはPCと同様のデバイスに位置付けられるためか、肝心のケータイ番号振込が利用できない。これでは普通のオンラインバンキングと同じで、多少はログインが簡素化されているのはいえ、じぶん銀行を使う必然性はない。

「じぶん銀行」アプリを起動したところ。アプリ内で行えるのは残高や明細の確認まで。振込などの手続きはWebブラウザを起動して行うことになる。

 もちろん、じぶん銀行同士なら振込手数料がかからないとか、各種外貨預金が手軽に行えるとか、他行よりも良いところはあるのだが、“ケータイで使うと便利な銀行”というポジションを改めて追求してもらいたいものだ。


自分ルールでスマートフォンの連絡先を整理しました

自分ルールでスマートフォンの連絡先を整理しました

2011年11月2日 06:00
(村元正剛)

 スマートフォンを使うようになってから長く「連絡先」を整理できない状況が続いていた。筆者はiPhoneとAndroidスマートフォン(現在はAQUOS PHONE SH-12C)のどちらも使っていて、パソコンもMacがメインではあるが、Windowsも時々使っている。当初はiPhoneとMacをプライベート用、AndroidとWindowsを仕事用という使い分けを企んでいたのだが、そうはうまくいかない。プライベートでも仕事でもつながりのある知人はいるし、外出時など使えるデバイスに制約が生じることもあるからだ。

 そこで、パソコンやスマートフォンに入っている連絡先データを全てまとめることにした。いつでもできることだが、なんとなく面倒に思えて、これまで手をつけずにいたことに意を決して着手したかたちだ。

Gmailの連絡先はクラウドに保存できることに加えて、汎用性の高いvCard形式のファイルで読み書きできるのもメリット

 ところがどっこい、作業は考えていたほど面倒ではなかった。筆者の場合、現在使っている連絡先ツールの中では、Mac標準の「アドレスブック」が最も使いやすく感じている。そこで、まずAndroidやWindowsで使っているGmailの連絡先をアドレスブックに移すことにした。Gmailの連絡先はvCardという汎用形式で書き出すことができ、これをアドレスブックに読み込むことができるので、移行はあっという間に済んだ。

 その後、Macのアドレスブックで重複するデータなどをちまちまと削除。完成した連絡先データを再びvCard形式で書き出し、Gmailの連絡先に読み込んだ。これでアドレスブックもGmailの連絡先も同じ状態になった。アドレスブックはiPhoneと、Gmailの連絡先はAndroidとオンラインで同期させ、スマートフォンの連絡先も無事に統一することができた。

 AndroidからiPhoneに、あるいはiPhoneからAndroidに機種変更する人にも役立つかもしれないので、あたらめて手順を整理しておこう。

1.Gmailの連絡先をvCard形式でエクスポートする。

2.その連絡先データをMacのアドレスブックにインポートする。

3.アドレスブックで連絡先を編集後、再びvCard形式でエクスポートする。

4.Gmailの連絡先を全削除して、新しいデータをインポートする。

5.iPhoneはMacのアドレスブックと、AndroidはGmailの連絡先と同期する。

 どちらかの連絡先を更新したとしても、最新の連絡先データをvCard形式でPCにバックアップしておけば、万一端末が故障したり、紛失したりしたときにも安心だと考えている。

 連絡先を整理するにあたって、もう一つ留意したのが表記を統一することだ。連絡先はスマートフォンの機種によって微妙に形式が異なるが、筆者が最も嫌な感じがしていたのが、姓と名が逆になってしまう現象だ。スマートフォンをPCと同期した場合に、英語ルールで「村元 正剛」が「正剛 村元」になったりすることがあり、そうしたデータをそのまま修正せずに放置していたのだ。

 現在は、連絡先の本来のルールを無視して、「姓」の欄にフルネームを入力することをマイルールにしている。強引ではあるが、これなら姓名の逆転現象は起きない。外国人の知人もカタカナでフルネームで入力している。

 この方法のメリットは、「名」の欄を有効に利用できることにもある。そこに会社名や職種を入力しておくと、連絡帳を開いたときに、どこの誰だということが一目瞭然になるのだ。ちなみに飲食店は「姓」に店名、「名」に地域とジャンルを入力している。つまり「トロワ 三軒茶屋・フレンチ」というふうに表示される。連絡先のメモ欄には、定休日やラストオーダー時刻などもわかる範囲で入力している。もう一度行きたい! と思った店の備忘録にもなるので、なかなか便利ですよ。

連絡先の本来のフォーマットを無視して、「姓」の欄にフルネーム、「名」の欄に社名などを入力している 今使っているSH-12Cの電話帳の画面例。その人の社名まで表示されるのでわかりやすい、と思う

IS12SH+HDMIケーブルで楽しむ

IS12SH+HDMIケーブルで楽しむ

2011年10月21日 06:00
(湯野康隆)
左側がHDMI端子、右側がmicroUSB端子

 DTCP-IP対応で、家庭内のAV環境との相性が良いIS12SH。今回は、もう一つのAV連携機能、HDMI出力の話だ。

 IS12SHには、microUSB端子と並んでHDMIのマイクロプラグのタイプDという形状のポートが用意されている。IS12SHとテレビなどを接続するには、ここにケーブルを挿して利用することになる。

IS12SHを経由してYouTubeをテレビで再生

 で、IS12SHとテレビをHDMIで繋ぐと何がうれしいのかというと、端末内の写真や動画をテレビの大画面で楽しめるというのはもちろんのこと、例えば、YouTubeなどの動画もテレビに出力できる。さらに、やるかどうかは別にして、Angry Birdsなどのゲームも大画面で楽しめる。

 ブラウザなんかも出力でき、リンクをタップする時に端末の画面を目をやらなければいけないので、少々戸惑うところもあるものの、テレビに搭載されているブラウザ機能よりもはるかにスムーズにスクロールや拡大・縮小などの操作が行える。

ゲームもブラウザも大画面で

 量販店などでよく見かけるHDMIケーブルは「何でこんなに高いの?」といった値付けだが、そこはネットショッピングをうまく活用することで昼食代程度の出費で抑えられる。HDMIケーブルがあれば、IS12SHが手軽なメディアプレーヤーに生まれ変わる、と考えると、揃えておきたいアイテムの一つだろう。


卓上ホルダ必須論者による喜びのメッセージ

卓上ホルダ必須論者による喜びのメッセージ

2011年10月20日 06:00
(津田啓夢)

 「007SH」には、卓上ホルダが同梱されている。卓上ホルダが同梱されないばかりか、オプション品にもないことの多い最近のケータイにおいて、ソフトバンクモバイルとシャープの英断には拍手をおくりたい。

 「007SH」は、防水防塵対応で水回りでも安心して使える。この防水防塵であることが、そのほかの機能をより一層引き立ててくれている。モバイルは“いつでもどこでも”が基本なのだ。通話やメールしかり、カメラやワンセグしかり、濡れることをいとわないだけで行動の選択肢は格段にひろがっていく。

 かくいう私は、クッキングパパならぬ“クッキング独り身”である。夜な夜な料理をこさえてはFacebookやTwitterに写真を公開したり、こっそりレシピサイトに投稿したりして楽しんでいる。濡れた手でというよりも、濡れているかどうかを気にせずに調理の途中経過を撮影できる点は大変重宝している。

 そんな防水防塵機能を安心して使える理由に、卓上ホルダの存在がある。充電する際にmicroUSB端子のカバーをパカパカ開けるということは、防水防塵端末にとってリスクだ。メーカー各社はさまざまな検証を重ねていると思うが、開閉するということ自体がリスクといえる。もしかして、カバー部分が経年劣化するかもしれない。実際には、カバーをしっかり閉じなかったことによる“うっかり浸水”の方が多いのかもしれない。

 卓上ホルダがあるだけでカバーを開閉する必要が少なくなり、その分だけ長い間安心してケータイが使える。2~3年使うことを見越してケータイを購入する時代、卓上ホルダは利用者にとても優しい。そして、その優しさをケータイと一緒にパッケージングしてくれたソフトバンクモバイルとシャープはとても正しい。欲を言えば、卓上ホルダでパソコンと同期できたり、HDMI経由のテレビ出力できたりするともっと楽しくなりそうだが、同梱は実際ありがたい。キャリアを問わず、同梱するかも別として、卓上ホルダはやっぱりあった方がいいんじゃないかなぁ。

 


SH-12Cで電子書籍を読んではみたが……

SH-12Cで電子書籍を読んではみたが……

2011年10月12日 06:00
(村元正剛)

 筆者は主に雑誌やムックの編集や記事作成に携わっている。かなり前から「いずれは紙の本はなくなる」と言われ、自分の仕事も先細りだなぁ~と不安を感じたこともある。iPadが発売された昨年は、日本でも複数の電子書籍ストアがオープンし、「電子書籍元年」とも呼ばれた。

 しかし、実際に電子書籍が普及しているかといえば、まだそういう実感は乏しい。スマートフォンやタブレットを使うようになって、ネットでニュースを読むことは増えた。日経の電子版も一応購読している。されど、依然として紙製の新聞や雑誌を読むことのほうが多い。電子書籍は本当に普及するのだろうか? 最近は「さほど普及しないのかも……」と思うこともある。

「GALAPAGOS STORE」のトップ画面

 筆者が今使っているAQUOS PHONE SH-12Cでも電子書籍を読むことができる。複数の電子書籍ストアを利用できるが、筆者はシャープが提供する「GALAPAGOS STORE」を利用している。

 GALAGAGOSといえば、電子書籍ビューアーを主用途とする同名のタブレット端末の製造中止が決まったり、当初はストア事業で提携していたツタヤが撤退してしまったり、近頃あまりいい話題を耳にしない。しかし、対応機種が拡大され、蔵書数も増えつつあるので、利用者は着実に増加しているはずだ。本当に便利なものなのか? まだ利用したことがない人もいると思うので、筆者なりの使用感を述べさせていただきたい。

 GALAPAGOS STOREは専用のAndroidアプリで電子版の新聞、雑誌、書籍、コミックなどを購入し、閲読できるサービスだ。新聞や雑誌はお得な定期購読も利用でき、いつでも最新号が読める。もちろん単品での購入もでき、本屋で買いそびれた雑誌のバックナンバーを購入するといったこともできる。

 アプリの使い勝手は悪くはない。簡単なタッチ操作でサクサクと読めて、未読の本もひと目でわかるし、読みかけの本にはしおりも挟める。普段から数冊の書籍や雑誌を持ち歩いていて、少しでも荷物を減らしたいと感じている人には有益なサービスだと思う。

購入した本は「最近読んだ本」「未読」「お気に入り」などに分類される アプリの設定画面

 しかし、4.2インチの大画面ディスプレイを搭載したSH-12Cでも、視認性が良好とはいえない。個人的なことだが、筆者は老眼が始まっており、電子雑誌のキャプションなどを読む場合は、いちいち拡大して、写真を見るために再度縮小して……という操作が面倒だったりする。

筆者は文字を横組み&拡大表示して読んでいる

 文字だけの電子書籍の場合は、画面をフリックするだけでの操作なので、さほど不便は感じていない。しかし、文字を拡大表示にすると1ページあたりの文章が少なくなり、やはり紙製の本を読むときよりもページ送りの操作が増えてしまう。読みやすさを優先すると、タブレットを購入すべきだろう。

 最近は、スマートフォンの画面には縦組みの文章は合わないのではないか? ということも感じている。筆者にとって、スマートフォンの主用途はウェブやメールなのだが、これらは横組み表示が基本だ。そのため画面を上下になぞってスクロールするのが習慣になっている。なので、電子書籍を読むときも、同じようにスクロールしたくなるのだ。GALAPAGOSのアプリで電子書籍を読む場合、縦組みと横組みの表示切り替えはできるが、たとえ横組み表示にしても、左右にページをめくるという操作は変えられないようだ。通常のウェブページと同じように縦スクロールで閲覧できたほうが便利なのになぁ……と思ったりもする。

 さらに、GALAPAGOS STOREを利用して不満を感じているのがコンテンツの少なさだ。配信する電子書籍や雑誌はすでに3万8000点を超えているそうだが、これでもまだまだ足らないように思う。

 本の選び方や買い方は人によって違うと思うが、筆者は、書籍や雑誌を購入する際、「そこで買えるものから選ぶ」ということはしない。買いたい本が先にあって本屋に足を運び、本屋で見つからないときはAmazonで注文している。GALAPAGOS STOREだけではなく、ほとんどの電子書籍ストアは、まだ「買いたい本が見つからない」という事態に遭遇することが多く、それが利用意欲を削いでしまう。

 もうひとつ、できれば改善していただきたいが、利用登録の煩雑さだ。スマートフォンの小さな画面でクレジットカードなどの個人情報を入力するのが手間なのは仕方ないとして、ユーザー名やパスワードはもっとシンプルなものにしてもらえないものかと思う。利用登録後に発行されるユーザー名とパスワードは、いずれも小文字と大文字が混在する英数8文字(パスワードは任意の英数8文字以上に変更可能)で、これが覚えづらい。しかも、この端末のソフトウェアキーボードの操作に慣れていない段階で登録したので、何度も入力を間違えて、イライラしてしまった。

 スマートフォンでは、Googleのアカウントや通信事業者のパスワードなどを使うので、それをそのまま併用できると便利なのになぁ~と感じている。

 というわけで、長年、紙製の本や雑誌を読むことに慣れてきた筆者は、まだ電子書籍には馴染めずにいる。しかし、本屋では買えないコンテンツを入手できる場として、電子書籍ストアの発展に期待しているのも事実。絶版になった本や、日本では入手しづらい海外の雑誌、作家本人が朗読してくれる小説など、デジタルマーケットだからこそ扱えるレアなコンテンツが増えてくれるといいのになぁ~とひそかに期待している。せっかく多彩な希少動物に出会える「GALAPAGOS」という名を冠しているんだしね。


フルタッチだからスマホ? 007SHにAndroidの少し先を見る

フルタッチだからスマホ? 007SHにAndroidの少し先を見る

2011年9月29日 06:00
(津田啓夢)

 「007SH」と言えば、防水・防塵仕様の回転二軸式の折りたたみ型端末であり、方向キーやら数字キーといったハードウェアキーが搭載されており、1610万画素のCCDカメラカメラを、3D液晶を……とまぁ、非常に注目ポイントが多いAndroid端末である。近頃「007SH」を使っているのだが、これがいろいろとワクワクさせてくれるヤツなのだ。

 スマートフォンといえば、いまやフルタッチが王道だ。iPhoneはもとより、AndroidやWindows Phoneだって基本的に画面の大きなフルタッチ型端末となっている。少し前までは、BlackBerryのようなフルキー搭載のストレート型端末がスマートフォンらしいギミックと見られる向きもあったし、もう少しさかのぼれば、W-ZERO3のようなスライド式のキーボード付きモデルもユーザーのハートをがっちりキャッチしていた。

 そんなモバイルの趨勢の中にあって、「007SH」は第三極、いや第四極あたりの小さな勢力でしかない。でしかないのだが、しばらく使うと具合がいいことに気がつくはずだ。なにせ日本の携帯電話のインターフェイスを十数年間に渡って使ってきている。折りたたみ&方向キー&数字キーの布陣に、カラダが自然と反応してしまう。

 フルタッチ型の端末をメインに使うようになって変わったのは、通話とメールの回数が減り、ソーシャルサービスの利用がぐんと増えたことだった。フルタッチ型の端末にどこかしっくり来ないものを感じるなら、「007SH」という選択はアリだ。通話とメールのコミュニケーションを重視するならなおさらで、現時点では使い出のあるスマートフォンになるんじゃないか。

 ……と、ここまでだと、スマートフォンでなくフィーチャーフォンを持てばいい話。「007SH」のディスプレイは、3.4インチとスマートフォンにあっては小さいが、そこは小さくてもAndroid端末で、フィーチャーフォンよりも圧倒的にソーシャルサービスがサクサク動作する。投稿されたフィードのチェックが楽だし、文字入力もハードウェアキーがやっぱり楽だ。小さな画面で懸念されるタッチ操作も、ハードキーのある「007SH」は補助的な利用なので印象が異なる。パソコン向けWebサイトだって、やっぱりフィーチャーフォンのフルブラウザよりもサクサクだ。

 ゲームアプリは使いにくいところがあるとか、TwitterやFacebookのアプリがハードキーだけで操作できないとか、主にAndroidアプリとハードキーの連携面で注文を付けたいところはある。あるにはあるが、スマートフォンともフィーチャーフォンとも言われないような、この方向性のケータイを待っている人は大勢いるように思う。今、フルタッチ型を使っている人の中にもきっとたくさんいると思うのだ。

 


IS12SHでテキストチャットあれこれ

IS12SHでテキストチャットあれこれ

2011年9月28日 06:00
(湯野康隆)

 SMSの相互乗り入れが始まり、電話番号で手軽にテキストチャットが行えるようになった。つい先日も、とあるイベントに参加する前に待ち合わせをする機会があったのだが、電話帳のメールアドレスに「到着しました」と送信したところ、エラーメールが返ってきてしまった。そういえば、あの人、MNPしてたっけ、と思い返し、電話帳の電話番号宛にCメール。無事、連絡が取れた。

 そんな便利なSMSだが、送信する度に料金がかかってしまうのが気にかかる。1通につき3.15円とはいえ、チャット間隔で送信を繰り返していると、それなりに通信料もかさむ。

カカオトーク

 そこでオススメしたいのが、「カカオトーク」というスマートフォン向けのアプリ。iPhone用とAndroid用がそれぞれ用意されている。

 どんなものなのか、ざっくり説明すると、パケット通信でSMS的なテキストメッセージの送受信が行えるアプリで、アプリを起動していなくても、メッセージが届くとちゃんと通知してくれる。1対1でのチャットに加え、グループチャットにも対応しており、auユーザーなら「Hello Messenger」を思い出すかもしれない。パケット定額プランに加入していれば、通信料を気にする必要もない。

 同種のアプリとしては、NAVERの「LINE」などもあるし、最近登場したGoogle+のMessengerなんかもこれらに似た使い方ができる。基本的な使い方はだいたい同じなので、どれを使うかは好みと周囲のユーザーの利用状況によるだろう。

 こうしたアプリのほかにも、テキストコミュニケーションの手段はたくさんある。SMSもそうだし、Eメールもそう。SkypeやTwitter、Facebook、mixiなどでもテキストチャットは行える。場面や相手に応じてこれらを使い分けるといいだろう。ただ、あまりいろんなものを常駐させると、メモリの使用量がそれなりに多くなり、場合によっては電池の減りも早くなるので、インストールしすぎには注意したい。


SH-12Cで撮った写真をEye-FiカードでPCに転送

SH-12Cで撮った写真をEye-FiカードでPCに転送

2011年9月20日 06:00
(村元正剛)

 最近、以前から気になっていたものを、ようやく入手した。Wi-Fi内蔵のSDカード「Eye-Fi」だ。本誌の読者なら、すでにご存知であろうが、デジカメで撮った写真をワイヤレスでPCに転送できる便利なメモリカードだ。

 8GBの「Eye-Fi Mobile X2」を購入すれば、専用アプリを使ってスマートフォンのカメラで撮った写真をWi-Fi経由でPCにバックアップできることはもちろん、デジカメで撮った写真をダイレクトにスマートフォンやiPadにも転送できると聞き、「これは欲しい!」と、長く“買い物リスト”に加えていたアイテムだ。

 しかし、値段は安くはない。筆者は大手量販店で7980円で購入したが、それだけあれば格安のデジカメだって買えるだろう。8GBのSDHCカードは、いまやメーカーを選ばなければ数百円で入手できる。というわけで二の足を踏んでいたのだが、実際に使っている知人から「めちゃくちゃ便利だよ」という話を聞き、思い切って購入した次第だ。

普段は愛用のデジカメNEX-5にEye-Fiカードを装着して使っている

 結論を先に言えば、Eye-Fiカードの満足度は◎。もうすでに、7980円が高いとは感じていない。

 筆者は現在iPhone 4とAQUOS PHONE SH-12Cの2台のスマートフォンを使っている。iPhone 4はそもそもPCとの接続を要する機会が多いので、その際に撮影した写真をPCに取り込んでおり、その作業はさほど苦にならない。AndroidのSH-12Cは、普段はPCに接続する必要がないため、わざわざUSBケーブルでPCにつなげて写真を取り込むのが手間に感じていた。

 この「Eye-Fi」を使うと、バックアップしたい写真だけを選んで簡単にPCに転送でき、もちろんiPhone、SH-12Cどちらからでも利用可能。筆者はメインPCとしてMacを使っているのだが、PCに転送された写真は、Macにバンドルされている写真管理ソフト「iPhoto」に自動的に読み込むようにも設定できる。デジカメであろうがスマホであろうが、撮った写真が勝手にiPhotoに入り、しかも撮影日ごとにフォルダ分けされるのは非常に快適。

Androidマーケットから無料でダウンロードできる「Eye-Fi」というアプリを起動し、PCに転送したい写真を選択して、「シェア」から「Eye-Fi」を選択するだけ 撮影した写真を自動でアップロードするようにも設定できる
スマートフォンで撮った写真がWi-Fi経由で自動的にPCに読み込まれる。複数台のスマートフォンやタブレットを登録可能

 デジカメで撮った写真のスマートフォンへの転送設定も、実に簡単だった。あらかじめPCの専用ソフトで「ダイレクトモード」をオンにし、送信先をスマートフォンに設定するだけ。デジカメで撮影されてEye-Fiカードに保存された写真がスマートフォンに転送され、Androidの「ギャラリー」に「Eye-Fi」というフォルダが作られ、そこに収まる。まだ試してはいないが、家族や友人と旅行に行く機会があれば、iPadに転送する設定にして、みんなを驚かせたいと企んでいる。

デジカメに装着したEye-Fiカードに保存された写真をスマートフォンに転送する「ダイレクトモード」にも設定可能 デジカメからスマートフォンに転送された写真は「ギャラリー」の「Eye-Fi」フォルダに収まる

 こうした機器連係のツールやアプリは、設定が難しかったり、対応機器が限定されていたりすることが多いように思う。Eye-FiカードはMacでもWinodowsでも、そしてiPhoneでもAndroidでもほぼ同じように簡単に利用できるのがうれしい。こうした製品は、どんどん増えてほしいものだ。


INFOBARのiida UI、写真を活かして至高の俺UIを目指す

INFOBARのiida UI、写真を活かして至高の俺UIを目指す

2011年9月7日 06:00
(津田啓夢)
iida UI

 「INFOBAR A01」のユーザーインターフェイス(UI)で何が面白いって、写真の扱いが面白い。写真を選んでサッとトリミングしてシュタッと貼り付けるだけなのに、結構なコンテンツ力である。

 「INFOBAR A01」のiida UIは、3列ブロックが縦に積まれていく、落ちものパズル「テトリス」のような構成となっている。通常のアイコンは正方向サイズなので1×1サイズ、iida UI向けのウィジェットは、1×2サイズ、2×2サイズなどがあり、好きなようにレイアウトしていける。

 「INFOBAR A01」の発売以来、試行錯誤を繰り返しつつ今の形に至る。実際、かなりツダ好みのUIになったと自負している。左手片手持ちの親指操作がもっとも多いので、親指の可動範囲やら、死角になる位置を考慮しながら配置する気合いの入れようである。

 この自分好みのUIに柔軟に対応してくれるのが写真だ。写真は画像フォルダから選んだものを任意のサイズで設置できる。1×1の通常アイコンサイズのほかに、1×2/1×3の縦長、2×1/3×1の横長や、2×2の大きな正方形、画面に映える2×3/3×2サイズの大きな画像も選択できる。画像は、視線移動時のキャッチとなるよう配置した。

 Android端末はもとより、iPhoneもiOS 4からホーム画面の背景に写真が設定できるようになったが、アプリのアイコンを写真の上に置いていくことになるため、せっかく置いた写真もなんだかちょっと物足りない気がしていた。iida UIでは、ウィジェットや写真をうまくUIの中に溶け込ませており、写真が写真として活きる使い方が魅力の1つになっている。写真をタッチすればそのまま大きな写真が表示されるので、結構なコミュニケーションツールとしても活躍してくれている。

写真やウィジェットを設置しても、滑らかなスクロールは変わらない 縦長になりすぎないように、見出しを付けてアプリを収納できる 見出しをタッチして展開
写真をコラージュするような配置も可能 レイアウトに合わせて写真をトリミング。元データは加工されずにそのまま 写真やウィジェットの位置を変更する画面で見だしなども設定できる

 


意外に不便なmicroSDのデータの読み書き

意外に不便なmicroSDのデータの読み書き

2011年9月5日 06:00
(湯野康隆)

 一部の機種を除き、microSDカードを外部ストレージとして利用できるAndroid端末。しかし、IS12SHの場合、単に写真や音楽などのデータ置き場として活用されていたフィーチャーフォンの場合と異なり、アプリをmicroSD上に保存して動かすこともあって、電源を落とし、電池パックを外さないとmicroSDカードを取り外せない構造になっている。

 頻繁にデータを読み書きしたい場合には、これがとにかく不便。もちろん、USBケーブルでPCに接続すれば、PC側からは普通にUSBストレージとして見えるわけだが、この場合、Android端末側が強制的に電波OFFモードにされてしまうため、大きめのデータの読み書きで時間がかかるような時には躊躇してしまう。そもそも、携帯電話として、その設計ってどうなのよ? と思ったりもする。

IS12SHのmicroSDカードスロット。電池パックを外さないとアクセスできない USBケーブル経由の場合は電波OFFモードにされてしまう

 そこで筆者が愛用しているのが「ServersMan」というアプリ。スマートフォンをサーバーとして動かし、他のデバイスから参照できるようにするというもので、アプリを起動するとPC側からはWebブラウザを使って無線LANあるいは3Gネットワーク経由で端末内のファイルにアクセスできるようになる。

 同じことを実現する手法としては、Samba系のアプリを使う方法やBluetoothを使う方法、さらにはDropboxなどのオンラインサービスを利用する方法なども考えられるが、PC側の設定をあれこれ行うことなく、とりあえずブラウザがあれば最低限のことが行えるという手軽さが気に入っている。

端末をサーバーとして動かせる「ServersMan」。iPhone版なども用意されている PCからはWebブラウザを使ってアクセスできる

SH-12Cで「ハンゲーム」にハマっています

SH-12Cで「ハンゲーム」にハマっています

2011年8月30日 06:00
(村元正剛)

 ケータイやスマートフォンは、暇つぶしの道具としても最適だ。スマートフォンでは、従来、TwiiterやFacebookなどのソーシャルメディアをチェックして暇をつぶすことが多かったのだが、最近それらのアプリを起動することがめっきり減ってきた。明確な理由はないが、ただ飽きてきたのだと思う。

 ソーシャルメディアの最大の特徴である、友人や知人の動きがすぐにわかり、それに反応できるという、ある種ゲーム的な部分に飽きてきたのだと思う。次から次へと面白いネタをつぶやく友人を見て、ボクも負けずに何かつぶやかないとなぁ~と思うが、世間に公開できるようなネタなんてそうそうない。結果、どうでもいいようなことをつぶやいてしまったり。つぶやいたあとに、しまった! 仕事関係者ともつながっていたんだ……と気づいたり。少し、つぶやき恐怖症みたくなっている部分もある。

「ハンゲーム」アプリのトップページ。「おすすめ」「新着」「全て」から遊びたいゲームを探せる

 そんな筆者が、近頃、SNSに代わって暇つぶしに活用しているのがゲームだ。筆者はそもそもゲーマーではないので、プレイに長い時間を要するRPGは苦手で、特殊な連打などのテクニックを要する複雑なアクションゲームもあまり好きではない。フィーチャーフォンを使っていた時代にハマったゲームも、ぷよぷよ的なものや、卓球ゲーム、クロスワードパズルなど、いわゆる「定番」と呼ばれるものだった。で、そんな筆者が今気に入っているのが「ハンゲーム」だ。

 ハンゲームはPC向けのオンラインゲームサイトとして著名で、名前は知っていたが、PCでプレイしたのは数回程度だった。ここ最近、スマートフォン向けのコンテンツを拡張していると聞き、試してみたのだが、これがなかなか楽しいのだ。今のところ、どのゲームも無料でダウンロードできるようだが、どのゲームも無料とは思えないほど、ビジュアルに凝っていて、1つのゲームで難易度を変えてプレイできたり、友人と対戦できるものがあったり、飽きずに楽しめる工夫が凝らされている。フィーチャーフォン向けでは、月額100~300円程度の利用料で全ゲームが遊び放題といったゲームサイトがあるが、スマートフォン版の「ハンゲーム」は、それに匹敵するクオリティだと感じている。

 会員登録が要らないこともハンゲームも利点だ。メールアドレスを登録して会員になると、オンライン対戦ゲームができたり、他のユーザーとコミュニケーションができたりするようだが、それに登録しなくても、1人でプレイできる全てのゲームをダウンロードできるようになっている。

 「モバゲー」や「GREE」など無料ゲームをウリにするSNSもスマートフォン向けコンテンツを強化しているが、いちいちアカウントを取得して、ログインするのが手間に感じる人もいるだろう。というか筆者がそうだ。

 ハンゲームの場合、今のところ、個人情報を一切登録しなくても遊べるのは非常にうれしい。ゲーム画面に広告も出てこないし、どうやって収益を挙げているんだろう? と思ったりもするが、おそらくPC版での広告や有料コンテンツが収入源となっていて、そのおかげで、筆者は一銭も払うことなく、広告を見ることもなく楽しめているのだと思う。インターネットは、そういうものだと思っているので、そんなことは気にせずに楽しませていただいている。

 筆者はAQUOS PHONE SH-12Cでハンゲームを楽しんでいるが、Android向けの「ハンゲーム」は今のところ(2011年8月現在)66本のゲームを配信している。「ハンゲーム」というアプリをインストールしておけば、そこからゲームを検索して、Androidマーケット経由で好みのゲームをダウンロードできる仕組みだ。

 今後、ゲーム数が増えていくと、インターフェイスが変更になるかもしれないが、今のところ、Androidマーケットに行って膨大な数のゲームアプリから探すよりも時間がかからず手軽に利用できることも気に入っている。最後に、筆者が通勤のバスの中などで楽しんでいるオススメゲームを紹介しておこう。いずれも「遊び方」などを読み必要がないほど簡単なのが魅力だ。

筆者はアプリ一覧画面に、ハンゲームのアプリだけをまとめたページを作っている 最も気に入っている「ダーツ」。端末を軽く振って矢を投げるリアル感が楽しい
「もぐらたたき」はタッチ操作との相性◎。短い時間でプレイできるので通勤途中などに楽しむには最適 「フォトジグソー」は自分が撮った写真をパズルにすることもできる

色にホレた! 「INFOBAR A01」のCHOCOMINT考察

色にホレた! 「INFOBAR A01」のCHOCOMINT考察

2011年8月17日 06:00
(津田啓夢)

 「かっこいい!」と思えるものが欲しい。けれど、「かっこつけている!」と感じるものは持ちたくないし、「かっこつけてるな!」とも思われたくない。読者の皆さんは「INFOBAR A01」にどんな印象を持っただろう? 実は発表されたあの日、心の中で「キタコレッ!」と叫んでいたのだ。

 新しいケータイが発表されると、「どんな人にオススメだろう?」と考えながら取材する。携帯会社側がアプローチしたいユーザー層はもちろん、端末を触っていく中で「もしかしたら、こんなライフスタイルの人にもオススメかも!?」なんて自分で想像できた事柄を、記事や写真の中に織り込んでいく。手前味噌かつ大変地味だけど、まぁそういう心持ちで臨んでいる。

 ところが「INFOBAR A01」は違った。第一印象から「これは俺みたいな人にオススメだ!」と思った。読者へのオススメよりも先に「俺にオススメ」と思ったのは、2003年登場のリボルバースタイル「A5305K」以来だ。もちろんその間もたくさんのケータイを個人的に欲しいと思い、一般的な数よりも少し多めにケータイを購入/契約してきてはいるのだけど(笑)、とにかく「INFOBAR A01」の第1印象はいつもと違った。

 特に印象に残ったのはCHOCOMINTだ。チョコミントというと、エメラルドグリーンとスカイブルーの中間にあるような、鮮やかで強い色が採用される。そこに濃い茶色が組み合わさり、アクセントとして金色や小麦色があしらわれる。パッケージやポスターなどはとくにこのパターンが多いはずだ。若い女性向けの雑貨やファッションアイテムでは、茶色をドットやストライプパターンにすることで、ポップにかわいらしくまとめていく場合もある。

 「INFOBAR A01」のCHOCOMINTは、ブルー系2種類にブラウン系1種類という組み合わせで、どちらかというとアースカラーの配色となっている。カラーの名称から想像する配色は、ターコイズとブラウンの関係に近い鮮やかな配色パターンになるが、「INFOBAR A01」のCHOCOMINTはずっと穏やかで落ち着いている。差し色としてハードキーに採用されている紺系の色なんて、男性の着物に通じるような伝統的かつ自然な風合いだ。よくこの色を選んだなぁ、というのが正直なところ。最後まで色が決まらなかったというのもうなづける。

 深澤直人氏が手がけた「INFOBAR A01」の製品デザインは、機能をそぎ落とし、デザイン的に最小構成を志向するミニマル・デザイン風ではあるものの、目指すところは少し違うようだ。最小であることよりもまず、心地良さやぬくもりに繋がる要素が優先され、その上で最小であろうとする。最小であろうとしながら、ボディカラーはマルチカラーを採用している点もとても面白い試みかと思う。次回は、「INFOBAR A01」の最大の特徴とも言えるユーザーインターフェイスにフォーカスしてみよう。


 


ショートカットを使いこなそう

ショートカットを使いこなそう

2011年8月15日 06:00
(湯野康隆)

 スマートフォンも普及期に入ったと言われているが、それに伴い、尖った先端ユーザー以外の利用者も増えている。スマートフォン初心者の使い方を横から眺めていると、「えっ、その機能って、そうやって呼び出してるの? こうすればもっと簡単なのに」と思うことがしばしばある。

 意外に初心者が気づいていないのは、ホーム画面のショートカット機能だ。例えば、よく見るWebサイトにアクセスする場合はどうだろう。ショートカットを使わない場合、ブラウザを立ち上げて、メニューキーを押してブックマークを呼び出して、そこからアクセスすることになる。しかし、ホーム画面によく見るサイトのブックマークを貼り付けておけば、いつでも1タップでサイトにアクセスできる。

 これは電話帳にも応用可能で、よく電話やメールをする相手の連絡先のショートカットをホーム画面に置いておけば、電話帳を開いて探したり、履歴から呼び出したりしなくとも、簡単に連絡を取れる。らくらくホンや簡単ケータイのワンタッチキーのような使い勝手で、快適だ。

 設定の仕方は簡単。ホーム画面の空きスペースの上を少し長く押さえる(長タップする)と、メニューが出て来る。ここで「追加」を選び、続いて「ショートカット」を選ぶと、ホーム画面に貼り付けられる各種機能の一覧が現れる。あとは貼り付けたい機能を選ぶだけ。

 本誌読者の皆さんは当たり前のように使っている機能かもしれないが、周囲を見渡すと、まだまだ知らない人も多いはずだ。そんな人を見かけたら、「こうやって使うといいよ」と教えてあげて欲しい。


「GALAPAGOS SQUARE」から3Dゲームをダウンロード

「GALAPAGOS SQUARE」から3Dゲームをダウンロード

2011年8月10日 06:00
(村元正剛)

 3D機能を使わなくても、その使い勝手には十分満足しているSH-12Cだが、やはり3Dのメリットはとことん享受したい。筆者だけでなく、3D対応のスマートフォンを買った人の多くはそう感じているのではないかと思う。そうしたニーズに応えるべく、端末メーカーのシャープさんは、無料で楽しめる3Dゲームや3Dムービーを用意してくれている。

プリセットされている「GALAPAGOS AQUARE」のアプリから、無料の3Dコンテンツを選んでダウンロードできる

 SH-12Cには、シャープがユーザーにコンテンツなどを提供す「GALAPAGOS SQUARE」というサイトにダイレクトにアクセスできるアプリがプリインストールされている。そこから3Dの動画やゲームのほか、ホーム画面に設定できる壁紙や、日本語入力システムに追加できる絵文字や辞書などを無料でダウンロードできる。

 筆者もときどき利用してはいるが、今のところ「この端末を買ってよかった」と思うほどハマリ度の高いコンテンツには出会えていない。

 3Dゲームは、これまでに「Super3D HighwayChase」というカーレースのゲームと、「Super3D Billiards」というビリヤードゲーム、そして「HamTouch!」というハムスターを育成するシミュレーションゲームをインストールした。いずれも無料で、シャープ製の3D対応端末のユーザーだけがダウンロードできるようになっている。ちなみに「Super3D HighwayChase」と「Billiards」は「GALAPAGOS SQUARE」で検索・選択したあと、「Androidマーケット」に遷移してダウンロードできる仕組み。「HamTouch!」は大手SNSの「Mogabe(モバゲー)」が提供するコンテンツで、ダウンロードする前に「Mobage」への会員登録が必要だった。

 それぞれのゲームの感想を少しだけ述べておこう。「Super3D HighwayChase」は、3D映像の迫力はそこそこ感じられるものの、加速度センサーに対応していないのが残念。画面に表示されるアイコンをタッチして車線変更を行う仕様で、アクセルをふかして加速する、といった臨場感も味わえない。いかにも無料ゲームといった印象で、何度かプレイすると飽きてしまった。

 「Super3D Billiards」は、立体的に見えるビリヤード台が表示され、画面を指でなぞるとキューがボールを狙う角度なども変えられる。最初は「お! これはいいかも」と思ったのだが、実際にプレイしてみると、ボールを撞く前にいちいち撞く力を設定する必要があり、これがなんとも不便。3Dゲームでなくとも、こうしたスポーツゲームでは、画面をタッチする指の力加減などでショットの強弱を決められるのがもはや常識だと思うのだが……。

 「HamTouch!」は、よくあるペット育成ゲームではあるが、機能は豊富で、暇つぶしに楽しむには十分な内容。されど、いかんせん起動が遅い。こうしたゲームは、ホーム画面のウィジェットに設定できると、さらに楽しさがアップするのになぁ~と思ったのが本音だ。

 と、愚痴ばかりを述べてしまったが、いずれも無料で楽しめるのだから、そんなに熱くなって文句を言う資格はない。一つでも満足できるゲームを見つけられた人は、この端末を買ったお得感を味わえるはずだ。

 筆者が残念に感じているのは、コンテンツの質よりも、むしろ使い勝手だ。ユーザーが3Dコンテンツを積極的に楽しむための配慮が今一つ行き届いていないように感じられるのだ。

 「GALAPAGOS SQUARE」を利用するには、事前にメールアドレスやパスワードの登録が必要で、これもやや面倒。Androidスマートフォンの利用には、Googleアカウントの設定が必須で、spモードのパスワードも必要。例えば、「HamTouch!」を利用する場合、さらに「GALAPAGOS SQUARE」に登録し、「Mobage」にも加入しなければならない。これだけで4つのアカウントを持つことになってしまう。パスワードを統一するか、きちんとメモに残して保管しておかないと、収集がつかなくなりそうだ。

 ちなみに、シャープ製のスマートフォンには、「TSUTAYA GALAPAGOS」という電子書籍ストアのアプリもプリインストールされている。同じ「GALAPAGOS」という名前が付いているので、「GALAPAGOS SQUARE」のアカウントでログインできるかと思いきや、「TSUTAYA GALAPAGOS」ではまた別のアカウントを取得する必要が生じた。

 スマートフォンはそもそも個人で利用するもの。契約時に、キャリアに個人情報を提出してあるのだから、端末を使い始めてから利用するサービスでも、spモードメールのアドレスやパスワードを代用でき、利用登録を簡略化できる配慮があればうれしいのだが……。

 もう一つ、SH-12Cは、端末を横向きにすると、自動的に3Dメニューが表示される初期設定になっている。カメラ、YouTube、ワンセグ、内蔵ゲームなど3Dで楽しめるメニューが表示されるのだが、ユーザー任意でダウンロードした3Dコンテンツのアイコンはここには表示されない。3Dメニューにも、任意のショートカットアイコンを追加できると便利なのになぁ~と感じている。

 他メーカーに先駆けて、スマートフォンに3D機能を搭載し、コンテンツ提供にも力を入れているシャープ。その点は大いに評価できる。しかし、ユーザーが本格的に3Dを楽しめるようになるのは、他メーカーからも3D対応端末が発売されて、Androidマーケットから、ごく当たり前に3Dコンテンツを入手できるようになるまで待たなければならないのではないかと感じている。


やっぱり便利な無接点充電

やっぱり便利な無接点充電

2011年8月8日 06:00
(石川温)

 スマートフォンを持ち歩いて最大の悩みと言えば、やはりバッテリー。一晩、しっかりと充電しておいても、外出先でメールチェックやFacebookなどアクティブに使えば使うほど、夜、自宅に帰るまでバッテリーが持つか不安になってくる。INFOBARは、かつて持っていたIS03に比べても、バッテリーは比較的持つと思う。バッテリー容量は小さいものの、新しいチップセットやOSによって、ずいぶんと改善されているようだ。

 しかし、他のスマートフォンと比べると、やはりバッテリーの消耗が早いような気がしてならない。外出先でも安心して使うには、緊急用の外付けバッテリーが欲しいところだ。

 これまでも三洋電機のエネループを持ち歩いていたことがあったが、乾電池を充電しておくこと自体が面倒だったこともあり、結局、使わなくなることが多かった。エネループをUSBケーブルと接続し、ACアダプタやパソコンと接続して充電するというのが意外とわずらしいのだ。

 そんな経験を思い出しつつ、家電量販店で購入したのがパナソニックから発売されている「Charge Pad」シリーズだった。無接点で充電できる国際標準規格「Qi(チー)」を採用したモバイル電源パックで、パッドに置いておけば、自動的に充電できるという優れもの。コイルによって充電するのだが、「ムービングコイル方式」として、パッドのどの場所においても、機器側が自動的にどこに置かれたかを判別してコイルが移動。効率的なワイヤレス充電が可能になるという。

 実際に置いてみると、青く光る送電コイルが機器が置かれた場所に自動的に移動して充電を開始する。ちょっと未来チックな動きが見ていてとても楽しい。

 Qiを内蔵したスマートフォンとして、シャープがSH-13Cを製品化しているが、さすがに無接点充電をしたいがためにスマートフォンを機種変更するというのはちょっとハードルが高すぎる。しかし、このようなモバイル充電機器であれば、これまでの充電の煩わしさから解放されるので、かなり便利だ。将来的にはQi対応スマートフォンが相次いで投入されることも予想されるため、Qiの充電パッドがとりあえず1台あってもいいかな、と思って購入してみた次第。充電時間はUSB経由よりも早く、ACコンセントに少し負けるくらい。

 今後、いろんなメーカーからQi対応スマートフォンが出てくるとありがたいと思う。


体験しないと分からない3D撮影の楽しさ

体験しないと分からない3D撮影の楽しさ

2011年7月26日 06:00
(湯野康隆)

 IS12SHの魅力の一つは3Dだ。ディスプレイの3D表示については、以前にも何機種か対応端末が登場しているが、カメラを2つ搭載することで手軽に3D撮影できるようになったのは、この夏モデルから。「3Dなんて……」と思っている方も多いかもしれないが、こればかりは体験してみないと、良さがなかなか実感できない。

 カメラが1つしかない機種で3D撮影するには、一度撮影し、そのまま横に端末をスライドしてもう一度撮影、という風に左目用、右目用の写真を2回に分けて撮影する必要があった。このため、3Dで撮影できるものは、全く動かないものに限定されていた。当然、動画も3Dでは撮影できない。つまり、動き回る子供やペットなど、多くのユーザーが撮影したいと思うような被写体を撮影できなかったのだ。

従来は3Dで撮影できなかった水しぶきの静止画。3D対応端末用サンプルはこちら

 しかし、IS12SHにはカメラが2つ搭載され、誰でも簡単に3Dの静止画や動画を撮影できるようになった。とりあえず3Dで撮影しておけば、2Dへの変換も簡単に行えるので、筆者の場合、常に3Dで撮影するようになった。これは、ケータイにメガピクセルクラスのカメラが搭載されるようになり、ケータイモードよりも高精細なデジタルカメラモードで撮影するようになった時の感覚に似ている。

 ただ、3D動画についてはYouTubeにアップロードすれば簡単にネット上で共有できるのだが、3D静止画については扱いがなかなか難しい。そもそもWebブラウザが3D表示に対応していないので、サイト上でインラインで3D表示とも行かないし、この点についてはまだまだ発展途上といったところ。今後の展開に期待したい。


SH-12Cの「mixiSH」はライトユーザーにちょうどいい

SH-12Cの「mixiSH」はライトユーザーにちょうどいい

2011年7月21日 06:00
(村元正剛)

 近頃、頻繁に仕様が変わることに賛否両論の声が上がっているmixi。mixiの登録者は2000万人を超えているらしい。それだけ多くのユーザーのニーズに応えていくのは大変だろう。既存のユーザーを維持しつつ、新しいユーザーも増やしてPVを伸ばしていかねばならないだろうし、変化の激しいインターネットのビジネスは大変だなぁ~と感じる。筆者もmixiユーザーではあるが、最近はすっかり放置状態。iPhoneなどスマートフォンをメインに使うようになってから、アクセスする機会が激減している。

 筆者はそもそも複数のソーシャルメディアを使い分けるほど器用ではない。Twitterが流行ると、それがメインになり、現在はFacebookを利用することが最も多い。Twitterはスマートフォンでの利用に便利なアプリがいくつもあるし、Facebookのスマートフォン向け公式アプリもシンプルで使い勝手がよい。mixiも最近になって、ようやく一通りのことができる公式アプリが登場し、ブラウザからアクセスするスマートフォン向けのmixiも体裁が整ってきたように思う。しかし、個人的には「時すでに遅し」というか、再びmixiをメインに使ってみようかなぁ~という気にはならない。

「mixiSH」を起動すると、ボイズ・日記・フォトの更新件数がわかる。更新サイクルは30分、1時間、3時間またはオフ(手動)から選択可能
ワンタッチで更新された情報をチェックしたり、ボイスを投稿したりできるウィジェットがプリセットされている

 スマートフォン向けのmixi公式アプリは、ヘビーユーザーには便利なのかもしれないが、筆者のようなライトユーザーには機能が多すぎる。メニューのあちこちをタップするのが手間で、アプリを使っていたはずがブラウザが起動してスマートフォン版のmixiサイトに飛んだり……というのが、なんともまどろっこしいのだ。

 それでもmixiでしかつながっていない友人もいるので、PCからはときどきはチェックしている。そんな筆者にとって、SH-12Cにプリインストールされている「mixiSH」というアプリは、なかなか使い勝手がいい。正直、公式アプリよりも気に入っている。

 「mixiSH」は、SH-12Cに限らず、シャープ製のスマートフォンに初期搭載されている独自アプリだ。マイミクの日記、つぶやき、フォトアルバムの更新を自動的にチェックしてくれて、ホーム画面に貼り付けたウィジェットでもそれがわかる。ウィジェットをタップするとアプリが起動し、友人のつぶやきなどを読むことができ、コメントを書いたり「イイネ!」を付けたりもできる。読みたい部分だけを効率よくチェックでき、公式アプリよりもサクサクと操作でき、文字が大きくて読みやすいのもいい。筆者は使っていないが、自分の日記やつぶやきを投稿することもできる。

 これまでに一般の開発者が作ったmixiアプリもいろいろ試したが、現時点では「mixiSH」が一番シンプルで使いやすいように感じている。ただし、このアプリからmixiに利用していると、mixiの特徴の一つであるコミュニティにアクセスする機会は激減しそうだ。というか、自分がどんなコミュニティに入っているかも、すでに忘れかけている。今でも一部の機能をときどき使うだけのライトユーザーなのだが、近いうちにスーパーライトユーザーになっているかもしれない。

ボイスを表示させた画面例。気軽に「イイネ!」と反応できる これはボイスの投稿画面だが、日記の投稿画面も同じようにシンプルで使いやすい
mixi公式アプリの画面例。筆者はついついアイコンを押し間違ってしまう スマートフォン版mixiのウェブ画面例。こちらもメニューが窮屈でタッチ操作がしづらい

INFOBARで聴くLISMO unlimited

INFOBARで聴くLISMO unlimited

2011年7月19日 06:00
(石川温)

 夏の新製品も続々と発売となり、出費がかさむ夏。auラインナップからはINFOBAR A01を購入した。カラーは定番とも言えるNISHIKIGOI。やっぱりINFOBARはこれでなくっちゃ。

 IS03からの機種変更だが、IS03ではバッテリーが持たないということもあり、コンテンツやアプリはいつの間にかあまり使わなくなっていた。今回のINFOBARもバッテリーは小さく(1020mAh)、かなり不安ではあるが、「Android 2.3と最新のチップセットにより、省電力がかなり効いている」(シャープ担当者)ということのようなので、積極的に使っていこうと思っている。

 そんななか、まず試して「これは楽しいかも」と思っているのが「LISMO unlimited」。月額1480円で100万曲の音楽が聞き放題となるサービスだ。音楽配信サービスは便利だが、1曲あたりの値段はそれなりにするので、それが聞き放題になるというのはかなり便利そう。月額1480円というのは、ケータイやスマートフォン向けサービスとしてはやや高めな印象だが、CDを購入するのに比べればお得な価格設定とも言えなくもない。

 早速使ってみたが、洋楽であればかなりの曲がざくざく出てきて聴けるのが本当に楽しい。先日、日本に上陸して話題だったレディー・ガガも新曲を含めて、ちゃんとラインナップされていた。Android auのキャラクターを務めているせいか、TOP100にはレディー・ガガが大量に並んでいる。検索してみると、一時期、KARAの「GO GO サマー」もあって再生できたのだが、なぜか数日後には削除されてしまっていた。

 LISMO unlimitedを使っていて、特に楽しいと思ったのが、学生時代に熱心にCDを買っていた頃の曲が手軽に聞けるという点。あれもこれもと検索したり、90年代ヒットの中から見つけ出すのが本当に便利。ラインナップは洋楽がほとんどだが、なかなか渋い邦楽も隠れていたりする。ストリーミング再生で、200曲まではキャッシュができる。

 ちょっと知っててCDを買うほどではないけど、聞いてみたい曲などを聴けるというのがかなり便利。おすすめのプレイリストも公開されており、そこから新たな曲に出会えるのも楽しい。

 使い始めて早々に「楽しい」と思ったのだが、INFOBARのほうに「弱点」があった。3.5mmのイヤホンジャックがなく、通常のヘッドフォンを使うにはmicroUSB変換アダプタが必要なのだ。これを忘れていると、外出先で音楽が聴けない。充電しながら音楽が聴けない。本体の薄さを優先してのことだろうけど、ちょっぴり不便なのであった。


なかなかやってこない夏モデル

なかなかやってこない夏モデル

2011年7月13日 06:00
(法林岳之)

 各社の夏モデルが続々と発売され、本コーナーに登場する人たちのケータイやスマートフォンも続々と新モデルに変わっている。本来なら、ボクも普段、持ち歩いている主要3社の端末をすべて夏モデルに買い替えているはずだったんだけど、今のところ、ソフトバンクの端末をAQUOS PHONE 006SHに機種変更したのみ。本当は今回から別の端末の話を書くつもりだったんだけど、今回はちょっと別の話を……。

 いつも持ち歩く主要3社の端末のうち、いち早く機種変更したAQUOS PHONE 006SH。夏モデルからシャープのスマートフォンは「AQUOS PHONE」というブランドネームを与えられ、主要3社に近い仕様のモデルを供給している。ソフトバンクのAQUOS PHONE 006SHに対し、NTTドコモ向けは「AQUOS PHONE SH-12C」、au向けは「AQUOS PHONE IS12SH」が発売されている。細かい部分に違いはあるけど、いずれも800万画素ツインカメラ、3D液晶などを搭載し、ユーザビリティの部分もほぼ同じ仕様を実現している。ちなみに、本コーナーではAQUOS PHONE SH-12Cを村元さんAQUOS PHONE IS12SHを湯野編集長がそれぞれ取り上げている。

 さて、自分自身のAQUOS PHONE 006SHなんだけど、今回はGALAPAGOS 003SHからの機種変更なので、スマートフォンからスマートフォンへの機種変更ということになる。ケータイ Watchの読者のみなさんなら、ご存知の通り、ソフトバンクのスマートフォンは専用SIMカードを使うため、フィーチャーフォンから機種変更すると、SIMカードを差し替えて使うことができなくなってしまう。そんな事情もあり、スマートフォンを購入、もしくは予約しようとすると、「これが使えません」「こんなことができなくなります」「こういうところもご注意ください」と、細かく説明される。今回、利用した家電量販店でも予約の段階で、機種変更する携帯電話番号を登録し、ひと通りの説明を受けた後、本人確認から料金プランやオプション契約のチェックまでして、詳細な予約の書類も作成し、その場で機種変更をするときと変わらないくらいの手続きをするハメになった。

 そして、発売日の数日前、「発売日にお渡しできることになりました」と連絡があったので、受け取りに行ったわけだけど、お店のカウンターで予約時に受け取った書類を出し、本人確認を求められた後、再び「料金プランは?」「オプション契約は?」「スマートフォンは専用SIMカードなので……」と始まってしまった(笑)。

 相手が初々しい店員さんだったこともあり、最初は我慢していたんだけど、あまりの手際の悪さにシビレを切らして、「予約の段階で、すべて手続きを済ませているのに、なんでまた料金プランの確認から始めるわけ?」とツッコミ、慣れたスタッフの方に代わってもらうことになった。

無事にGALAPAGOS 003SH(左)からAQUOS PHONE 006SH(右)に機種変更することができた

 本来、スマートフォンからスマートフォンへの機種変更の場合、SIMカードを差し替えるのみなので、それほど手間が掛からないはずだし、そもそも購入時の手続きを簡略化するために、予約の段階で携帯電話番号を登録するなどの手続きをしているはず。にも関わらず、受け取り時にまた説明をくり返してしまうんじゃ、何のための予約時の手続きなのか……。

 もちろん、スマートフォンはまだ普及始まった段階なので、いろいろなことを誤解するユーザーも多いので、ていねいに説明をすることは必要だろうけど、もう少し状況を見て、臨機応変に手際良く対応して欲しいところ。また、機種変更時に電話番号だけでなく、ネットワーク暗証番号までメモ用紙に書かせようとするのは、さすがにいかがなものかと……。

 機種変更って、ユーザーにとっては大きなイベントだし、気持ち良く買い物をしたいんだけど、どうも最近の販売店、特に家電量販店はいろんなサービスを売りたい気持ちばかりが先行し、あとで突っ込まれないようにするための説明ばかりに力が入っていて、今ひとつ買う人の立場を慮ってくれてない気がするのは、ボクだけでしょうか。


IS12SH最大の魅力はDTCP-IP対応

IS12SH最大の魅力はDTCP-IP対応

2011年7月5日 06:00
(湯野康隆)

 久しぶりに活気が戻ってきた感じがする各キャリアの夏モデルのラインナップ。auで言えば、INFOBAR A01やG'zOne IS11CAのように見た目にもインパクトがある端末が並ぶ。そんな中、筆者が選んだのは「AQUOS PHONE IS12SH」。

 正直なところ、auのスマートフォンのラインナップの中に卓上ホルダ対応モデルが一つも無いという事実には愕然としたが、そうした状況下においても3Dツインカメラ搭載で、スマートファミリンク対応というIS12SHの魅力は絶大。おまけに「電源ボタン+ホームキー」でスクリーンショットが撮れる、という仕事上の都合の良さも相まって、IS12SHに落ち着いた。

 筆者が個人的に非常に気になっていたのが、スマートファミリンク機能の存在だ。この機能、DTCP-IPという日本のテレビやレコーダーで採用されている著作権保護の規格に対応したもので、一応、AQUOSシリーズのみが動作保証の対象となっているものの、その他のDTCP-IP対応機器でも動作する可能性は高い。

 筆者宅の場合、RD-S304Kという東芝製のレコーダーを使っているのだが、IS12SH購入後、さっそくレコーダーにTSフォーマットで録画した番組をIS12SHで見られるか試してみた。結論としては、無線LAN環境のスループットの問題もあってか、途中で止まったりしながらも、特に問題なく再生できた。

 居間にあるレコーダーで録画したテレビ番組を寝室で見たりできるこの機能。一度使うと手放せなくなるかも。


SH-12Cの3D撮影機能を試す

SH-12Cの3D撮影機能を試す

2011年6月30日 06:00
(村元正剛)

 AQUOS PHONE SH-12Cの最大のセールスポイントは「3D」だろう。ツインカメラを搭載しているので、3D写真はもちろん3D動画も撮れる。前モデルのLYNX 3D SH-03Cのようにカメラを動かしながら撮影するといった手間も要らない。画面も約4.2インチと大きいので、3D画像を見るときもそれなりの迫力を期待できる。

 だが、筆者は3Dにはさほど興味は惹かれなかった。3Dってものに対して「すぐに飽きる」という印象を持っているからだ。

 筆者がケータイで初めて3Dを体験したのは、2009年に発売された日立製のWoooケータイ H001。取材で会った開発者に裸眼で3Dが見られる技術を聞き、それに感動して即買いしたモデルだ。しばらくは「お~、すげ~!」と感動し、友人や知人に合うたびに見せびらかしたのだが、、1~2カ月くらいの間に飽きてしまった。H001には3D撮影機能が付いておらず、コンテンツに乏しかったことも飽きた原因だが、「絶対的な必然性を感じなかった」ということのほうが大きかったと思う。

 最近は、3D上映される映画も多い。筆者も1作だけ見たことがある(恥ずかしいので、あえてタイトルは言わない)が、作品は面白かったものの途中には目が疲れてしまい、終盤のいちばん盛り上がる場面では熟睡してしまった経験も持つ。

 というわけで、どちらかといえば低いテンションで、SH-12Cの3Dカメラを使ってみたわけだが……。

 感想を先にいえば「なかなか良い」である。3Dだからといって操作が難しいわけではなく、2Dと同じように撮影できるのがいい。シャープ製のスマートフォンは、タッチ操作で細かい撮影設定ができる(わかりやすいから積極的に使える)ことも評価しているのだが、3D撮影時もこうした操作を楽しめる。

 また、3D画像とはいえ、2Dの画像を重ねているわけなので、そのまま2Dの画像として活用できるのも便利。ただし、3D撮影時は2D撮影時よりも画角がかなり狭くなるので、2Dでしか使わないのなら2Dで撮っておくべきだろう。


3Dに惹かれたわけではないがSH-12C購入

3Dに惹かれたわけではないがSH-12C購入

2011年6月14日 06:00
(村元正剛)

 6月1日にAQUOS PHONE SH-12Cを購入した。ドコモの夏モデルの先陣を切って5月23日に発売されたモデルで、事前予約をしてなかったので、多少は待たされることは覚悟していたのだが、某量販店に電話で在庫を確認すると、「在庫は十分にあります。すぐに買えますよ~」とのこと。

 昨年来、人気のスマートフォンは事前予約をしておかないと、発売後しばらくは買えないという状況が続いている。筆者の場合、冬春モデルはauのIS03とドコモのREGZA Phone T-01Cを購入したのだが、どちらも2週間ほど待たされた。SH-12Cの初回出荷台数は定かではないが、今のところ品薄状況には陥っていないようだ。売れ筋ランキングなどを見ると出足は好調のようだが、爆発的と言えるほどの人気ではなさそうだ。

 正直、筆者もこの機種を購入すべきか、他の主力機種が出揃うのを待つべきかはずいぶんと迷った。なぜか? それは「3Dって、そんなに使わないだろうな~。家にあるテレビもAQUOSじゃないし、3D対応でもないしな~」というのが理由だ。

 SH-12Cは3D写真や動画を撮れるツインカメラを搭載していることが最大のセールスポイントになっている。シャープ製のスマートフォンは、今季から「AQUOS PHONE」というブランドを冠しており、AQUOSの液晶テレビやBDレコーダーとの連携を強化したこともウリにしている。これらをさほど必要としない筆者にとっては、買っても“タカラの持ち腐れ”になってしまうように感じられたのだ。

 結論を先に言えば、そんな躊躇はあったものの、SH-12Cの使い勝手には非常に満足している。IS03など、前シーズンのシャープ製スマートフォンよりもサクサクと動くし、UIもわかりやすくて心地よい。購入動機にはならなかった3D機能も簡単に楽しめるので、ついつい友人に自慢したくなる。初期搭載アプリも実用性が高いものが充実している。防水には対応していないが、ワンセグ、おサイフケータイ、テザリングなど、“全部入り”と言って差し支えない充実仕様だ。

 もし、3D機能がなかったとしても、このSH-12Cは相当出来のいい端末ではないか? 3Dが前面にアピールされすぎているために、ベーシックな部分での魅力が伝わりきれていないのではないか? 余計な世話ながら、そんなことを感じている。

 「3Dは豪華なオマケ」、そんな認識で、このSH-12Cを活用していきたいと思う。個々の機能については、もう少し使い込んでから、ここでも報告させていただきますね。

端末を横向きにすると、自動的に3Dメニューが表示されるように初期設定されている。3Dをさほど使わない場合は、これを解除することも可能 背面の3D撮影用の800万画素ツインカメラを搭載。これがあるために個性的な端末に見えるが、ベーシックな操作性も申し分ない印象だ

SH009で“迷わない”女を目指す

SH009で“迷わない”女を目指す

2011年5月25日 06:00
(瀬川あずさ)

 あまり大きな声で言いたくはありませんが……何やら最近よく道に迷います。今までは見知らぬ土地でも持ち前の「野生の勘」を働かせてみると、なんとか目的地まで辿り着くことができたのですが、そんな原始的なことも言っていられない時代になってしまいました。感覚が鈍ってきているのだとしたら残念極まりないのですが、ここはひとつSH009のGPS機能の力を借りて、迷わない(&遅刻しない)生活を目指してみることに。

地図表示画面

 さて、GPSと言えば、もはやスマートフォンの操作性に慣れてしまい、SH009でこの機能を開くのは、実は今回が初めて。こんな小さな画面の中でしっかりナビゲートしてくれるのか多少不安を抱きつつ、さっそくアプリキーから「EZナビウォーク」へアクセスすると……数秒後にトップ画面が出てきました。こちらの画面、使いやすさを追求した「シンプルモード」と、充実した機能を盛り込んだ「フルモード」の2パターンから、自分の目的に合わせて好きなモードを選ぶことができます。初心者の私はシンプルモード……と思いきや、多彩なコンテンツに惹かれてしまい、華やかなフルモードを選択。まずは「現在地」を表示させてみると……2~3秒の通信の後、すぐに自分のいる場所が印された地図が出てきました。携帯電話の画面で見る地図にはあまり慣れていないのですが、予想以上に色鮮やかで、分かりやすい! 主要なビル名や地下鉄の出口の番号、近くのコンビニや銀行の位置までしっかり表示されています。細かい位置情報を適度に簡略化しているので、これならちょっと地図オンチな人でも自分の位置を瞬時に把握できそうです。

EZナビウォーク(シンプルモード) EZナビウォーク(フルモード)

 そしていざ、試してみたかった「あの機能」にトライしてみることに。そう、音声検索というやつです。トップ画面の「トータルナビ/地図」から「声で地図検索」を選択。その後、住所や電話番号、施設名などから検索条件を選べば、あとはもう送話口に向かって話しかけるだけ。まずは分かりやすく駅名から。なるべくハッキリした口調で「オモテサンドウエキ」と発声してみると……「分析中」という表示が3~4秒続いた後に、「表参道駅」が文字で表示され、すぐさま地図へと飛べる画面が出てきました。人一倍かつぜつが悪く聞き取りにくい私の声を認識してもらうことができ、なんだか嬉しくなってきます。そして今度は難易度の高そうな住所検索に挑戦。「トウキョウトミナトク……」と身近なオフィスの住所を話してみると……なんとこちらも一発で番地部分まで聞き取ってくれ、ピンポイントで目的地を表示してくれたのです! 最近の携帯の音声認識機能のレベルの高さにすっかり脱帽させられたのでした。

音声入力画面 音声分析中

 そんな訳で、音声検索にハマりつつある今日この頃。これを活用すれば、地図を簡単に検索できるだけではなく、ハッキリとした話し方が身について、一石二鳥かもしれません。SH009をお供に、迷わない、そして快活な女性を目指し日々精進したいと思います。


SH009でワンセグ生活

SH009でワンセグ生活

2011年4月26日 06:00
(瀬川あずさ)

 基本的にあまりテレビは見ないヒトだったのですが、3.11以後テレビやラジオを見たり聴いたりする機会がめっきり多くなりました。否応なしに余震は続くし、原発問題も気になるし、身の安全を確保するための情報収集は必要不可欠。ニュースを見てもなかなか心穏やかにはなれないので、本当は懐かしの音楽でも楽しみたいのですが、無意識にテレビのスイッチをオンにしてしまう今日この頃です。

 そんなワケで急にテレビっ子の仲間入りを果たしたのですが、そうなると外出先でも、テレビが急に見たくなるもの。特に余震がグラッときた時は、震源地や震度、注意事項などを視覚的に伝えてくれるテレビがやはり非常に重宝するのです。「緊急地震速報」のアラームが鳴ったら、まずはSH009をひらいてワンセグチェック! です。

 さて、テレビを見るにはメインメニューから「テレビ/ラジオ」→「テレビ(ワンセグ)」を選択するのですが、「ダイレクト起動キー設定」さえしておけば、ダイレクトキー長押しですぐにワンセグを起動させることができます。画面はそれほど大きいわけではありませんがクリアで見やすく、音声もはっきり。ごくたまに画質が劣化することがありますが、携帯にしては大満足のパフォーマンスです。

 特に便利なのは録画&画像保存機能。表示中のデータ放送をボタン一つで録画してくれ、さらには事前に録画予約までできるのです。番組表をチェックして気になったものをどんどん予約&保存しておけば、移動中(もちろんイヤホンは必須)やちょっとした合間に鑑賞でき、時間が有効に使えます。番組は「ワンセグ予約リスト」でリストアップされるから、「予約したのに見るのを忘れていた……」なんてことにもなりません。サイズや画質、音質は全く異なりますが、機能は自宅のデジタルテレビさながら。もはや電話の枠を超えています。

 そんな訳で、ニュースを見たり、番組を録画したり再生したり……テレビっ子というと「引きこもり」といったイメージでしたが、今はアクティブに外で活動しながら、テレビにも夢中になれる時代なのですね。ただ、あまりワンセグを起動させすぎると電池がすぐ無くなってしまうのでそこは注意です。ワンセグ連続視聴時間は「4時間」となっていますが、メールや通話と併用した場合、パワーは勢いよく減っていきます。もう少し長持ちすればカンペキ! と思うのですが、こんな激動の時代の中ワガママは言っていられません。充電機が手放せない毎日です。


IS03を持って上海へ

IS03を持って上海へ

2011年4月21日 06:00
(石川温)

 4月中旬より中国・上海に来ている。旅のお供にはさまざまなスマートフォンを持ち歩いているが、今回、頼りにしたのがauのIS03。中国はチャイナテレコムがCDMA2000ネットワークを使っているため、グローバルパスポートCDMAとして使える。しかも、他社に遅れをとっていた海外パケット定額制も、ようやく「海外ダブル定額」として利用できるのだ。

 海外でNTTドコモやソフトバンクモバイルのスマートフォンやケータイの電源を入れる際に必ずやらなくちゃいけないのが事業者の手動設定だ。いずれも海外パケット定額に対応するキャリアが決まっており、そこに接続しなくては定額制は適用されず、即パケ死になりかねない。そのため、電源を入れたらすぐに手動設定をする必要があるのだ。最近では、定額制対応ではないキャリアに接続していたら、「違うので、○○というキャリアを設定してください」と親切にSMSが届くようになっている(きちんと接続している場合も案内がくる)。どこのキャリアが定額制がわからないときは、その通知SMSを待ってから、データ通信を始めるといいだろう。

 で、auの場合。上海浦東空港に降りてすぐ、IS03の電源を入れてみる。W-CDMAのように一つの国で複数のキャリアがサービスを提供していわけではない。CDMAネットワークが飛んでいる国にいけば、すぐに対応キャリアの電波に接続してくれる。あとはパケット定額に対応していれば、パケ死を恐れることなくデータ通信が行える。他キャリアに接続する心配がないというはとても安心だ。

 ただ、ISシリーズの場合、1パケットを0.2円として計算し、1日あたり4万円分までの利用は1980円、4万円を超える利用については最大2980円という価格設定になっている。NTTドコモも20万パケットまでは1980円、20万パケットを超えるものについては最大2980円となった。ソフトバンクモバイルはキャンペーンが6月30日までとなっており、1日最大1480円だが、7月以降は1980円が上限となり、動画などを利用した場合は最大2980円という料金設定となる。NTTドコモもキャンペーンで1480円だったが、見事に終了。7月以降はソフトバンクも終了し、各社1980~2980円が上限という値付けになってしまう。

 海外旅行中に手軽に毎日使うには1480円ぐらいが上限だと嬉しいのだが。各キャリアにはもうちょっと頑張ってもらいたいものだ。


SH009で癒しの読書時間

SH009で癒しの読書時間

2011年4月6日 06:00
(瀬川あずさ)

 3月11日の大震災から怒涛のごとく過ぎ去った1カ月。これほどまで携帯電話を長時間握りしめていた時期は今までにないかもしれません。緊急地震速報に驚き、繋がらない回線に苛立ち、災害用伝言板にメッセージを残し、TwitterのTLを目で追い、東北の実家からの着信に安堵し……そんな状況の中で、ケータイの限界を知ると共に、それに頼らないと何もできない自分の無力さも実感させられました。

 とはいえ、落ち込んでばかりはいられません。日本経済活性化のためにも仕事に精をださなくては! そう気合を入れてみたのも束の間、決まっていた仕事やイベントはキャンセルの嵐。ポカンと時間が空いてしまい、結局ケータイを手に取るハメに。延々と続く悲しいニュースを見すぎたのか、ちょっとフィクションの世界へ飛びこみたくなり……SH009を使って久しぶりに「読書」してみることにしました。

LISMOトップ画面

 読書を楽しむ手順は簡単。メインメニュー「LISMO」から「本を楽しむ」を選択するだけ。そうして出てくるライブラリ画面には、自分のお気に入りの作品をズラリため込むことができます。私の場合は滅多にこの機能を使わないので、ラインナップは少ないのですが、まずはプリセットされている作品に目を通してみることにしました。

 まずはマンガ。真っ先に目に入ったのは、昔大好きだった少女マンガ「NANA」です。画面はそんなに大きくないものの、高精細液晶のキレイな画質で、絵も文字も鮮明。自分がコマを目で追うごとく、画面がスイスイ動いてくれるので、違和感なくスムーズに読み進めていくことができます。以前単行本で読んでいた記憶がよみがえり、こころがほんわか温まってきました。

SH009で読書

 そして次は人気作家、家田荘子のエッセイ「恋のルール」を選択。これは……ころんでも、大泣きしても、七転八倒しても、また元気に笑いながら歩いていく――そういうステキで可愛い女性になれますように……(前書き部分より)という願いを込めて書かれた恋愛の指南書なのですが、なんだか今の日本全体への応援メッセージに思えてくるから不思議。未曾有の大惨事で、転んで、大泣きして、七転八倒しましたが、とにかく力を合わせて乗り越えて、また元気に笑顔で暮らしていけるようにならなくては!

 何気なく目を通してみたマンガや小説ですが、ちょっと読んだだけでも色々なことを感じさせてくれるもの。ライブラリ画面の中に、もっとたくさん本を蓄積してゆきたくなりました。


長い夜、こんなときこそGALAPAGOSで読書

長い夜、こんなときこそGALAPAGOSで読書

2011年3月24日 06:00
(津田啓夢)

 まず最初に、地震によって不幸にあった方、そのご家族、現在も避難されている方々にお見舞いを申し上げたい。地震以降、編集部では通信関連の情報や各社の被災地支援策など、我々にできる範囲で情報を流している。この原稿を書いている時点では、各スタッフが連絡を取り合いながら自宅作業で媒体を動かしている状況で、用事がなければ基本的に出歩くこともなく、食事と気晴らし以外はほとんどこもりきりになっている。

 そこで、こんなときこそ電子書籍と思い立ち、スマートフォンに対応した「GALAPAGOS」を使ってみることにした。「GALAPAGOS 003SH」という製品名だが、003SHは当初、シャープが提供するGALAPAGOSの各サービスに対応するかは未定で、「GALAPAGOS 003SH」の「GALAPAGOS」の名は、ソフトバンクが名付けたペットネームというなんとも紛らわしいものだった。対応は一部に限られるが、3月2日にようやく、シャープの「GALAPAGOS」サービスのスマートフォンアプリが配信され、003SHは名実ともにGALAPAGOS対応スマートフォンになった。

 電子書籍サービスであるため、専用端末と同様にストアでコンテンツをダウンロードし、電子書籍が楽しめることは変わらない。ただ専用端末を買わずに、普段利用しているスマートフォンで使える点はGALAPAGOSが前よりも自分に近くなったような気がする。スマートフォンへ対応したタイミングで、ストアのお試し利用が可能になり、会員登録なしでストアがチェックできるようになった点も大きいのかもしれない。

 どんな本を読もうかとGALAPAGOSストアをうろうろし、1冊の本を購入した。誰にも購入した本を知られることなく、読み終えた後も物理的な書籍が残らない。この点は、リアルの書店やAmazon.co.jpなどでは得られないポイントで、新たなニーズが掘り起こせそうだ。節電ってこともあるし、長い夜、布団をかぶって新たな読書体験を楽しんでいきたい。

 


SH009でシェイプアップ

SH009でシェイプアップ

2011年3月17日 06:00
(瀬川あずさ)

 3月も半ばを過ぎ、春の確かな訪れが感じられる今日この頃。冬の間に鈍ってしまった身体をなんとかしなくては、とようやく思い始めるようになりました。とはいえ、何かと慌しい年度末。ジムに通う時間も気力も残されていないのが、正直なところです。ちょっとした合間にでも、家やオフィスで気軽に運動できないものか……と思考を巡らせてみたところ、ふと「SH009」を思い出しました。新たな季節への期待感や高揚感を更に高めてくれるようなポップなデザインとカラーバリエーションが魅力の「SH009」。確かにこのケータイ、音楽や映像だけはなく、スポーツを楽しむ機能も色々と備わっているのです。だんだん薄着になってゆくこれからの季節に備え、SH009を片手にちょっと身体を動かしてみることにしました。

 さて、手始めに「歩数計」を起動させ、日常生活における運動量をチェックしてみることに。これは、カロリーカウンターを利用して歩数をカウントし、歩行距離やエクササイズ量、さらには消費カロリーまで表示してくれるという機能です。まずは自分の性別、生年月日、身長・体重、歩幅などを正直に入力して設定完了。自分の年齢や体型データをもとに消費カロリーを計算してくれるのでケータイといってもあなどれません。結果履歴はしっかりグラフで管理され、日々の運動量の変化や時間による歩数の変化を視覚的に把握できて便利。これで一日一万歩を目指せば、少しは体が軽やかになるかも!

歩数計:歩数表示 歩数計:カロリー表示
Fitnessトップ画面

 しかし、歩くことを心がけただけで体が引き締まるワケはありません。やはり並行して何かしらのトレーニングを取り入れなくては……ということで、前々から気になっていた「au Smart Sports Fitness」を起動させてみることにしました。ケータイの小さな画面でフィットネスができるのか……半信半疑の気持ちを抱きつつも、さっそくお手軽そうな「ヨガ」に取り組むことに。まずは初心者向けという「立位体前屈」からスタート。説明文に合わせて画面のモデルが実際に動き、しっかり順序立ててやり方を示してくれます。どこで息を吸うか? 視線は? どのタイミングで両手や頭を下ろしていくか? 上半身の起こし方は? などなど詳細に渡る解説を目で見て確認しながら、しっかり動きをマスターしていきます。一連の流れが終了したら、最後は息を吐きながら合掌。何だか気持ちがスッキリしてきました。単純そうに思える立位体前屈だって正しい呼吸法で行えば結構良い運動になるのですね。

ヨガ:解説 ヨガ:モデル実演

 さて、調子が出てきたので今度はピラティスに挑戦してみることに。今度は中級者向けの「オブリーグ・ツイスト」を選択です。こちらは左右のバランスを整えながらウエストを引き締めてゆくというプログラム。さっそくお手本に倣って運動開始です。仰向けに横になり、方膝をあげた状態をキープしながら深呼吸を繰り返すのですが、これが簡単そうで意外に難しい……。伸ばしているほうの足がついつい外に広がりそうになりますが、おへそにグッと力を入れてフォームをキープ。その間、ペースを乱さずしっかり腹式呼吸をしてゆきます。一連の動きが終了した時点で、もうかなりの息切れ。展開しているメニュー内容に対して、今回やってみたのはまだ準備運動程度なのに、すっかり体力を消耗してしまいました。

ピラティス:解説 ピラティス:モデル実演

 自分がどれだけ運動不足なのかを思い知らされました。それにしても、ケータイ一台でこんなに運動ができとは! これからはSH009をお供に抜本的な体力改造に努めたいと思います。


スマートフォンがフィーチャーフォンに学ぶべきこと

スマートフォンがフィーチャーフォンに学ぶべきこと

2011年3月16日 06:00
(湯野康隆)

 11日に発生した東北地方太平洋沖地震で被災された方々には、心よりお見舞い申し上げます。

 筆者は東京のオフィスで接客中だったのだが、これまで経験したこともないような揺れの大きさに驚いた。その後、会社近くの公園に一時避難し、途中で仕事を切り上げ、徒歩で帰宅することになった。筆者は以前、au端末で利用できる「災害時ナビ」を試す記事を書いたことがあるので、帰宅経路や帰宅にかかる時間などは把握していた。しかし、今使っているIS06にはそのような機能はなく、ワンセグや緊急地震速報なども利用できない。

(左から)IS06とSH006

 普通に生活している時はIS06も大変便利に使えるのだが、いざこうした事態が起きたときには、正直、ちょっと心もとない。災害時ナビはともかく、ワンセグや緊急地震速報に対応したスマートフォンもあるにはあるが、やはり電池の持ちなどを考えると、フィーチャーフォンの優秀さが際立つ。

 筆者は帰宅後、以前使っていたSH006を引っ張り出して充電。SIMカードを差し替えて、しばらくこちらを使うことにした。

 たかがケータイ、されどケータイ。スマートフォンがフィーチャーフォンに学ぶべきことは、まだまだたくさんあると感じた。


都内でIS03電池充電器を探す旅に出た

都内でIS03電池充電器を探す旅に出た

2011年3月11日 06:00
(石川温)

 購入直後から「バッテリー寿命が短い」という不満を抱えたまま使っているIS03。現在ではタスクキラーアプリを入れ、Gmailの自動受信をオフにするなどして、なんとか使っている。購入予約特典でもらった予備バッテリーがあるものの、充電には本体から一度、使っているバッテリーを外す必要があるなど、結構、面倒なので使っていない状態だった。

 そんななか、auは、電池を単体でも充電できる「IS03電池充電器」なるものを周辺機器として3月4日に発売した。「予備電池が充電できなくて困っているというユーザーからの要望が多かったもので発売しました」とKDDI広報さん。KDDIとシャープ、さすが仕事が早い。なかなかやるなぁ。

 で、早速、都内にある家電量販店に行ってみた。すると「あぁ、この間、発表になったやつですよね。あいにくうちには在庫として置いていなくて取り寄せになります。auショップならあるみたいですが」とのこと。

 そこで向かったのが、都内の某auショップ。「IS03の電池専用の充電器が欲しいのですが」と訊ねると、店員さんは「そんなものありませんよ。もしかしてサードパーティ製のやつですかね」という。「確か、この間、KDDIのホームページにも出てしましたけど……」と、改めて確認してもらうと「失礼しました。それでしたら、当店では置いてありません。取り寄せになります」とのこと。ショップ店員に存在すら知られていないIS03電池充電器。なんだか悲しい。

 続いて、別のauショップに行って問い合せてみると、「すぐにお持ちします!」と威勢がいい。やっと買えると思ったら、充電器ではなく、電池だけを持ってきた。「すいません。電池じゃなくて充電器が欲しいのです」とお願いすると別の店員さんが横から声をかけてくれ、「あれは取り寄せになっちゃうんです。1週間ほどかかります」とフォローしてくれた。なかなか見つけられないIS03電池充電器。

 次に向かったのが同じ駅周辺にあるauショップ。ダメもとで聞いてみると「ございますよ。2835円と、一般的な充電器よりもお高くなりますが、そちらでよろしいでしょうか」という。なんて素敵な対応。在庫も把握しつつ、すぐに価格まで教えてくれるとは。あまりの対応のよさにちょっとビックリ。すぐに在庫を持ってきてくれ、2835円を支払ってなんとか購入することができた。これで、本体を充電しつつ、予備バッテリーも充電器でチャージできる。満足、満足。

 以前、KDDIの直営店であるau nagoyaを取材したとき、「(代理店が経営する一般的な)auショップは周辺機器を在庫として置きたがらない傾向が強い。直営店ではそういった周辺機器もきっちり在庫として確保していきたい」と話していたことがあった。確かに今回、auショップ3店舗を回って、auショップではすべての店舗で周辺機器を確保しているとは限らないことを実感した。

 周辺機器が欲しい時は、予めショップに電話をして在庫があるかを確認しておいたほうがよさそうだ。


“ソーシャルフォン”な「mixi」アプリに期待

“ソーシャルフォン”な「mixi」アプリに期待

2011年3月3日 06:00
(津田啓夢)

 SNS「mixi」のAndroidアプリが更新されたので、早速利用してみることにした。携帯電話向けにサービス展開してきたmixiだけあって、手取り足取り優しいインターフェイスにうっとりである。

 ソフトバンク向けに先行公開されている最新版の「mixi」アプリ。ミクシィではこれを「ソーシャルフォン」に位置付け、スマートフォンとより連携を深めた、もっと言えば、「mixi」が自分のスマートフォンのポータルになるような機能を盛り込んできた。mixiの友人・知人を表わす「マイミク」と、スマートフォンのアドレス帳とを同期させたり、アプリ上から写真付きのつぶやきや日記を公開したりできる。また、アプリのマイミク一覧の方からスマートフォンのアドレス帳にアクセスする導線も用意されている。アプリからmixiの新規登録も可能だ。

 ステキだなぁと感じるのは、各機能がアプリのトップ画面から利用できたり、遷移しやすくまとめられたりしているところ。ヘルプ機能をタッチすれば、何がどこにあるのか、優しい表現で教えてくれるし、ヘルプ機能にありがちな説明くささというか、形式張ったところがない。アプリを最初に起動すると、まずアプリトップ画面にヘルプ機能が表示され、アプリが更新されれば、起動時に何が変わったのか通知される。Androidのアプリでは珍しいといっていいぐらい、操作遷移とヘルプ周りのインターフェイスにソツがなく、丁寧な印象がある。

 とはいえ、課題を感じなくもない。スマートフォンのアドレス帳とマイミクを同期させても、津田のマイミクたちはいわゆるハンドルネームでmixiに登録している人がほとんどで、アドレス帳にハンドルネームが並ぶことになる。かくいう津田も、Facebookこそ「津田啓夢」で登録しているが、mixiはハンドルネーム「ブービン」での登録だ。本来であれば、アドレス帳のとある友人のデータに、その友人のmixi情報が合わさると具合がいいはず。アプリでは、全てのマイミクをアドレス帳に登録するか、アドレス帳の情報とマイミク情報が一致したものだけ同期するか選択できるが、津田のマイミクさんたちはmixiに個人情報に類するものをほとんど置いていないようだ。匿名性を保った形でコミュニティが広がる傾向のある日本では、ネットをうまくリアルの世界に引き寄せられないと、アドレス帳との同期はなかなか骨が入りそうだ。。

 ソーシャルフォンという言葉自体は先進的なインターネットユーザーの興味をひくものと思う。課題はあるにせよ、SNSやコミュニティという言葉さえ気にせずに、毎日mixiで友達とワイワイ楽しんでいるリアルなユーザーにとって、スマートフォンでもmixiが普通に使えるってことはとても大事なことだろう。新しいプラットフォームでもこれまでのユーザーを大切に考えてくれるサービスは、これからのユーザーのことも大切に考えてくれそうだなぁと思う。



 


SH009でしらべもの

SH009でしらべもの

2011年2月24日 06:00
(瀬川あずさ)

 豊富なカラーバリエーション&デザイン性に特化したauケータイ「SH009」。ここ最近はどうしてもスマートフォンにばかり注目していたのですが、このような従来型の「携帯電話」も安心して使えてなかなか良いものです。しかも、スマートフォンに心を奪われているうちに、携帯も進化していて、びっくりするほど高機能かつ多機能に。使うか使わないかは別としてSH009にはとにかく多彩な機能がついているのですが、中でも今回は辞書機能に注目してみました。

国語辞典

 さて、SH009にはシャープならではの「スマートリンク辞書」が搭載されていて、『明鏡国語辞典MX』より約5万8000語句、『ジーニアス英和辞典MX』より約8万9000語句、『ジーニアス和英辞書MX』より約6万9000語句、『日英翻訳』より約2万語句と8000に及ぶ文例が収録されています。しかもこれらに加え、「ネット辞典」を使うことで、語句や語義がさらに豊富な辞書サーバーからの検索も行うことができるのです。便利なのは、受信したメールなどから、調べたい語句のテキスト部分を選択し、そこから辞書検索をすることも可能な点。今まで、「携帯の辞書はあまり使えない」という固定観念を抱いていたのですが、これだったら結構役立ちそう。

 そしてもう1つ、この携帯ならではの面白い機能が「ラクラク瞬漢/瞬英ルーペ」です。これは、調べたい漢字や英単語にカメラをかざすと、それを読み取り、読み方や意味を調べられるというもの。本当に正しく単語を把握してくれるのか……半信半疑でさっそく身の回りにある色々な単語にルーペをかざしてみました。まずは自分の名刺から。「株式会社」という漢字も“Public Relations”という英語もしっかり読み込み、そこからすぐに辞書検索ができました。難なくクリアです。次はパソコン画面に表示された「高速」と“Award”の文字。名刺よりも若干読み込みの速度と精度は落ちるものの、漢字・英語ともにしっかり単語をひろってくれました。

日英翻訳 PC画面(漢字)読み込み
名刺(漢字読み込み) 名刺(英語)読み込み

 そして最後に手書きの文字。まずは「携帯」という漢字から挑戦です。私の書く稚拙な造形を把握することができるのか、ドキドキしながらルーペでのぞきこむと……「皇帝」だとか「捕手」だとか、何やら色々な単語が出てきて、ものすごく困っている様子。数回やり直し、ようやく「携帯」が正しく表示されました。一方、手書きの「mobile」に関しては、何回挑戦しても“mole”(モグラ)としか読んでくれません……。活字だとあんなにしっかり読み込むのに、自分の文字が全く相手にされないとは、かなり残念。ペン習字でもはじめようかな、と真剣に考えたのでした。

手書き(漢字)読み込み 手書き(英語)読み込み

日本全国、FMラジオの旅

日本全国、FMラジオの旅

2011年2月22日 06:00
(石川温)

 中学生のころ、ハマっていたのが深夜のラジオ放送。眠い目をこすりながら、深夜1時から始まるオールナイトニッポンなどをよく聞いていた。翌日の午前中などはかなり眠くて学校でもつらいのだが、やはりあの面白さがたまらなく、欠かさずに深夜3時までチェックしていた。

 あれ以来、CDで音楽を聴くというよりも、どちらかというとラジオのほうが好きになっていた。だが、そもそもラジオを受信できる機械が少なくなり、また都心だと受信環境がいまいちだったりと、なかなか快適にラジオを楽しめる状態ではなかったのが残念だった。

 そこに昨年、新たに登場したのがradikoというサービスだった。地域限定だったものの、東京と大阪のAM、FMラジオがインターネット経由で聞けるという画期的なものだ。しかも、音質はとてもクリア。「ラジオってこんなにきれいな音なんだ」ということに感動した。さらにiPhone、Android用アプリが登場して、いつでもどこでも(エリアは限定されるが)、聞けるようになったのがこれまた嬉しい。

 そんななか、auが「LISMO WAVE」というサービスを始めた。今度は全国52のFMラジオが聞けるという。もともとradikoは、都心などで電波を受信しにくいという環境を回避するために、インターネットで配信するという「大人のいいわけ」が存在する。これによって、音楽などをインターネットにストリーミング配信してもいいという「建前」が存在するのだ。

 そういった「いいわけ」をすべて吹っ飛ばし、LISMO WAVEはラジオ放送をそのまま有料サービスにしてしまった。

 実際、聞いてみると北海道から沖縄まで実にいろんな放送が聞けて面白い。これまでは出張や旅行でしか楽しめなかった地方のラジオが東京で聞けてしまうのだから、便利な時代になったものだ。地方に行ったときにも、東京のラジオをいつも通りに聞けるというのも嬉しい限り。

 スマートフォンの登場によって、ラジオの魅力が再認識されるようになるといいんだけど。


ソフト更新で「003SH」が快適になった点

ソフト更新で「003SH」が快適になった点

2011年2月10日 06:00
(津田啓夢)

 先日、「『003SH』のソフト更新予告、電池や通話機能が改善」というニュースを掲載した通り、「003SH」のソフト更新が始まった。このソフト更新で津田の「003SH」は、さらに快適になったようだ。

 今回のソフトウェア更新は、電池持続時間や通話音質などの改善などが目玉となっている。「003SH」のバッテリー容量は1390mAh。昨年11月に発売されたauの「IS03」(1020mAh)よりも大きく、ドコモの「LINX 3D SH-03C」(1400mAh)に近いものとなっている。しかし津田が使用する限りにおいて、体感的なバッテリーの消耗度は「IS03」とあまり大差は感じられていなかった。今回のアップデートでバッテリー周りが改善されるので、素直に喜びたい。

 ソフト更新による変化をもっとも体感している点は、実はバッテリーでも通話品質でもなくて、なんだかアプリの動作が快適に感じる、という点だったりする。上記の改善ポイント以外にも、細かいバグの修正などが含まれているので、そのせいかもしれない.
3G回線へ繋がるまでが快適になっているようだ。

 たとえば、Twitterクライアントアプリ「Seesmic」の場合、起動するとまず通信して差分のデータをダウンロードするのだが、差分情報が表示されるまでが短くなった。同様にTwiiter連動アプリ「FilMeee」についても、通信を使った認証が早く終わるようになった気がする。劇的な変化とは言い難いが、通信系のアプリをよく使う人は体感できるのではないだろうか。

 なお、今回のソフト更新によって、端末ソフトウェアのビルド番号は「S1400」になる。人によっては何度かソフト更新する必要があるので、充電しながら作業することをオススメしたい。

 


SH009で文字&写真をより楽しく

SH009で文字&写真をより楽しく

2011年2月4日 06:00
(瀬川あずさ)

 前回よりご紹介しているauケータイ「SH009」。以前レポートしていた「BlackBerry Bold 9700」は、慣れるまで少し時間を要したのですが、その時とは比べモノにならない程、すんなりと使いこなせるようになりました。それもそのはず、SH009のユーザーイメージは「10代~30代の女性」。まさにターゲット層ど真ん中ということもあり、女子ゴコロをくすぐるさまざまな機能に日々感嘆の声をあげています。

 中でも面白いのは、メール作成において簡単にデコメが作れてしまう「スマートデコレーション機能」。使い方は説明するまでもないのですが……通常どおり文字を打った後に、メールキーをひと押しするだけ。すると自動的に文末に絵文字が挿入され、背景色や文字色が変換され、ポップなメールへと早変わりするのです。デコメを作るのは楽しいのですが、時間が無い時だと億劫なこともありますよね。かといって、キラキラ華やかなメールを送ってくれる友人にそっけないメールを返す訳にもいかず……。そんな時、この機能が素晴らしい効力を発揮してくれます!

 さっそく文字を入力しただけのメールを作成し、変換してみたところ、文中の単語の意味をしっかり認識し、そのイメージに準じた絵文字を表示してくれました。例えば「うれしい」や「ありがとう」にはハッピーな、「ごめんね」や「残念」には悲しそうな絵文字をしっかり選んでくれるのです。組み合わせパターンも選択できるので、沢山のデコレーション候補の中から自分らしいメールをチョイスできるのは嬉しいですね。

スマートデコレーション(変換前) スマートデコレーション(変換後)
加工写真「フレーム」

 さて、デコメで一通り遊んだところで、次は写真です。SH009は約800万画素の高感度CCDカメラを搭載していて、デジタルカメラさながらの高画質撮影が可能。さらに、撮影した写真を楽しくアレンジすることがでるのです。しかも、人物写真を色白かつ美しい瞳にこっそり加工してくれる「プリティー加工」という機能まで備えているではありませんか! 背景を選んだり、白黒やセピアカラーにしたり、キラキラ輝かせるモードがあったりと、色々な加工を施すことができ、試していると楽しくてキリがありません。好きなところに文字やメッセージも挿入でき、自分ならではの画像が簡単に作成可能です。あらかじめブログURLなどを登録しておけば、加工した画像をすぐに投稿できるため、ブロガーさんにはもってこいの携帯です。

 せっかくなのでこのサイトで使用している自分のプロフィール写真をSH009の画像編集機能を使ってちょっといじってみました。フレームをつけたり、特殊効果で波紋をつけたりすると、同じ写真も全く違う印象に。そして圧巻は「魚眼」モード。顔全体が大胆に歪み、ヘン顔に……この端末があれば、笑いだってとれそうです。

加工写真「波紋」 加工写真「魚眼」

2つのSkype

2つのSkype

2011年1月31日 06:00
(石川温)

 1月27日、日本のAndroidスマートフォン向けにSkypeアプリの配信が始まった。これにより、NTTドコモ、ソフトバンクモバイル、イー・モバイルなどのAndroidスマートフォンでSkypeが正式に使えるようになった。昨年11月末からauが「Skype au」を配布していたが、これで晴れて他キャリアのAndroidスマートフォンとのSkype通話ができるようになった。

 とりあえず、IS03にもAndroidマーケットからSkypeをインストールしてみた。Skype auアプリのアイコンは白地にSの字が青い。一方のSkypeアプリは青地にSの字が白い。2つのSkypeアプリがホーム画面に並んでいる。

 ネット上では「auの独占供給は意外に短かった。禁断とは何だったんだろう」という声が相次いだ。わずか2カ月の独占供給。でも、auとしてはもちろん織り込み済みだろう。むしろ、Skype社と戦略提携をした上で導入したauに対し、勝手アプリを配布されているNTTドコモやソフトバンクのほうが痛手は大きいかも知れない。

 今回、他キャリアのAndroidにも供給されることで「Skype au」の長所が明確に見えてくる。

 まず1つ目が通話品質。Skype auはパケットではなく回線交換ベースなので、安定した音質で会話できる。ほかはパケット網経由なのでどうしてもネットワーク品質に左右される。

 2つ目がバッテリー寿命。通常のSkypeは常に起動状態にあるので、バッテリー消耗が著しい。その点、Skype auはバッテリー消耗がしにくいようになっている(そもそもIS03はバッテリーが小さいが)。

 また、auでは将来的には複数のソーシャルサービスを一元的に管理できる「jibe」とSkype auの連携を視野に入れている。これにより、どんな使い勝手になるかも興味深いところだ。

 といいつつも、2つを比べてSkype auの音質は本当に安定しているものなのか。バッテリー寿命は長くなるようになっているのか。とりあえず、2つのアプリをしばらく使い比べて、これから評価してみたい。

 


3Dワンセグでサッカー観戦

3Dワンセグでサッカー観戦

2011年1月21日 06:00
(津田啓夢)

 「003SH」にワンセグがあってホント良かった!――中東のカタールでは、サッカーのアジアカップ予選が行われている。先日のサウジアラビア戦、試合があることをすっかり忘れて仕事をしており、テレビ中継に気がついたのはキックオフの15分前だった。

 そこで「003SH」の出番だ。イヤホンを装着してワンセグアプリを起動、携帯電話と同様、すぐにワンセグが利用できる。「003SH」はNewモバイルASV液晶ディスプレイを搭載し、キレイな画面で写真や3Dが楽しめる。

 ところがワンセグの画質は320×240ドット、15fpsとそもそもきれいな画質とは言い難い。ではワンセグが楽しくないのかと言えば、答えはNOだ。フィーチャーフォンでワンセグ視聴する場合、画面サイズが小さいこともあり、オジサン津田は正直、長時間視聴がツラかった。その点、「003SH」は3.8インチ、長時間視聴は大きい画面の分だけ目が疲れないように思う。なお、フレーム補間機能など、フィーチャーフォンでもお馴染みの機能も用意されている。

 サウジアラビア戦はワンセグ録画をしながら、3D表示で視聴することにした。時折、ドキッとするぐらい3Dの効果がはっきりあらわれることがあり、うれしくなってしまう。ただ、せっかくのスマートフォン、サッカー中継を楽しみながら画面を切り替えずにTwitterができたらもっと楽しいはず。ワンセグの音声をバックグラウンドで再生しながら、Twitterのクライアントアプリを起動してつぶやくなんて、あんまりスマートじゃないな~と思う。とにもかくにも、予選リーグ突破おめでとうございます!

 


SH009へ端末チェンジ!

SH009へ端末チェンジ!

2011年1月14日 06:00
(瀬川あずさ)

 2011年。新たな年がスタートすると、心機一転、ケータイも新調してみたくはなりませんか? 年は明けても冴えないニュースが多いこのご時世、毎日使うケータイだからこそ、使っていて楽しくなる、ポップなデザインについ惹かれてしまいます。そんなワケで、これまでレポートさせていただいたスマートフォン「BlackBerry Bold 9700」から、7種類のカラーバリエーションを誇るauケータイ「SH009」に、このたびシフトチェンジすることにしました。

 こちらの端末、防水・薄型という構造特長やメール&カメラの機能性はもちろん、デザイン性に特化しているのが最大の魅力。点灯カラーが選べるエッジイルミネーションやこだわりのグラフィックは“色を色で包みこむ”という「カラーラッピングデザイン」をコンセプトにしているのだとか。今シーズンは、自分のセンスや個性にこだわるauユーザーのココロを掴んで離さない、SH009の特性に迫りたいと思います。

 さっそく、初対面したSH009に実際アレコレ触ってみることに。薄型(14.6mm)且つシンプルなボディは角に丸みを与えているため、持ち手にしっかり馴染み、短時間手にしただけでも愛着が湧いてきます。どれを設定すべきか、まず悩ましいのが、待受画面。各カラーバリエーションに対応したポップでカラフルなデザインが、プリセットの段階で10種類も取り揃えられているのです。もちろんメニュー画面もしかり。鮮やかな各色展開に加え、見やすさを重視した「スタンダードメニュー」や「でか文字」などなど、ラインナップは9種類。

 そして、このケータイの一番のこだわりと言ってもよいのが、デザイン性とインフォーメーション性を兼ね備えた「エッジイルミネーション」です。こちらは着信や開閉に伴って端末の先端部分が発光するという機能。バリエーションは7色もあり、ボディや待受画面の色に合わせて自由に好きなカラーを設定できます。メールを受信あるいはケータイをオープンした瞬間、美しいイルミネーションがキラキラっと輝くのは、女子的には気分が上がること間違いなし! 各機能のカラーバリエーションだけでもこれだけのラインナップが取りそろえられているのだから、その組み合わせパターンは実に膨大です。各色を使って思いっきりカラフルにしたり、ブラックで統一してビジネス仕様にしたり……自分の好みやその日の気分、シチュエーションによって、自由にデザインのカスタマイズが可能になるわけです。

 以上、デザイン性ばかりとりあげてきましたが、最初にお伝えしたとおり、機能面だって負けず劣らず――防水はもちろん、ワンセグや歩数計、辞書機能だってしっかり搭載しています。とくにカメラ機能やメール機能はグッと進化していて、メールやブログの作成がより快適になったというのは興味深いところ。次回からは、SH009ならではの楽しく充実した機能をもっと詳しく、さまざまな角度から見ていきたいと思います。


IS03とともにラスベガスへ

IS03とともにラスベガスへ

2011年1月11日 06:00
(石川温)

 レディ・ガガの大量のCMで、世間のイメージはすっかり「Android=(イコール)au」というのが定着しつつある。ドコモもソフトバンクモバイルでもAndroidスマートフォンを発売しているものの、ケータイにさほど詳しくない人は「Androidってauなんでしょ?」という刷り込みがされていたりする。auのイメージ戦略はうまくハマっているようだ。

 そんなauの起死回生とも言うべきスマートフォン「IS03」を発売日以降、使い始めている。「バッテリー寿命が短い」「メール機能などがもっさりしている」など不満点はあるものの、概ね、満足して使っている。

 年が明けて1発目の取材はアメリカ・ラスベガスで開催される世界最大の家電ショー「CES」。もちろん、IS03も持参した。IS03はCDMA国際ローミングに対応。当然、アメリカでもちゃんと使える。海外ではスマートフォンこそ、Google Mapsやネット検索、メールチェックなどに大活躍するものなのだが、残念ながらauは1月現在、海外パケット定額には非対応。「海外ダブル定額」は3月からアメリカ、中国から開始される予定だ。

 仕方なく、IS03はデータローミングを「オフ」設定にして使っている。しかし、ここで困ったのがメール関連。パケット通信をオフにすると、ezweb.ne.jpメールの着信が一切受け取れなくなるのだ。だからといって、パケット通信をオンにするのはちょっと怖い。Androidスマートフォンは、ちょこちょこ自動的に通信をしていることも多く、知らぬ間にパケットの課金がされてしまっても困る。とりあえずは、データローミングをオフにしておき、数時間に一度、オンにして、メールを手動で受信してみてチェックするという使い方にしてみた。

 しかし、これも意外と面倒ですぐにやめてしまった。というわけで、予備として持ってきていたS004にau ICカードを挿入(S004であればメール着信がちゃんとわかる)。IS03はアメリカでは出番がなくなってしまった。

 早く「海外ダブル定額」が始まってもらわないことには、どんなにいいスマートフォンがあっても、どうにもなりませんね。


カバーと穴の安心感、新端末で悦に入る

カバーと穴の安心感、新端末で悦に入る

2010年12月22日 06:00
(津田啓夢)

 新しいケータイが「003SH」に! HTC Desire → 003SHと、今回は端末の変更がAndroid→Androidとなったため、手にしてみるまでスマートフォンとしての印象はあまり変わらないのかなと思っていた。ところが、外観だけでもかなり印象が違うのだからびっくり。充電しながら試していこうと思ったら、外部接続端子にカバーがあるじゃないか。

 国内携帯電話としてはごくごく当たり前のことだけど、海外メーカー製では接続端子にカバーがないのが一般的。カバー無しの方が合理的かもしれないが、なんとなくホコリが入ってしまいそうで……、という配慮はとても日本的といえる。そこにカバーがあるだけで、製品に対する愛情や大事に使ってね、という想いが込められているような気にもなるってもんだ。

 ひょっとして、日本人はカバーが大好きなんじゃないだろうか。思い返してみると、子供の頃に使われていた黒電話には布巾がかけられていたし、ドアノブにはレースのカバー、トイレの便座やランドセル、キーボードなど、とにかく生活の中にカバーがたくさんあった。携帯カバーやケースの充実ぶりを考えてみても、そんな気がしている。

 “日本的”な部分として、ほかにも「003SH」のストラップ穴もうれしいポイントだ。ストラップがあることに慣れているせいか、正直、スマートフォンだってストラップがないと不安に感じていた。カバーがあるのと同じように、安心感に繋がるし、同じような外観になりがちなフルタッチタイプの端末の中にあって、“俺のモノ”をアピールできる有効な手段じゃないだろうか。ってなわけで、「003SH」では、ケータイ係長の巨大なストラップを装着し、“俺のモノ”をアピールしていきたい所存であります!

 


LYNX SH-10B、放電しても焦らずに

LYNX SH-10B、放電しても焦らずに

2010年12月21日 06:00
(関口 聖)

 週末になると、パソコンやケータイに触れないことがある。ずっと家族と過ごしているのでその暇があんまりない、ということもあるが、たまにはネットからちょっと離れてみたくなる。テレビを観たり据置ゲームで遊んだりするし、土日両日とも、というわけではないので、コミュニケーションツールとしてのネットからの距離感、といったところで、ちょっと休憩したくなるのかもしれない。

 先の週末、ちょうどその気分になって、土曜日は丸一日、パソコンやケータイは充電台に起きっぱなしだった。「LYNX SH-10B」だけはカバンの中に入れたままだったので、土曜から日曜へ日付が変わろうとする深夜、ちょっと操作しようと手にとったがうんともすんとも言わない。バッテリー残量が尽きたのかな、何かアプリを立ち上げっぱなしにしてたっけ、といぶかしみながら、パッケージ同梱のmicroUSBケーブルで充電しようとしたが、背面のランプが光らない。もし完全放電なら、ランプが付くまで少し時間がかかるかも、ということで、その夜はそこまでにして、パソコンへ接続したまま寝ることに。

 明くる朝、LYNX SH-10Bを手にしたが、電源ボタンを押しても反応がない。おかしい、どうした、と焦って、microUSBケーブルを装着するパソコン側のポートを切り替えても変化なし。パソコンから「放電 SH-10B」と検索してみると、ドコモのQ&Aコーナーに適切な質問&回答があった。そこには「放電時に、パソコン経由で充電できるか?」という問いが掲載され、回答として「パソコン用microUSBケーブルで充電できるのは電源が入っているときだけ可能。放電したらACアダプタ/DCアダプタを」といった回答が掲載されていたので、週明けの月曜、会社に置いていたACアダプタで充電してみると、無事起動した。

 ネットで検索してみると、ハードスペックがほぼ同等となる、auの「IS01」のユーザーも同じような体験をしたのか、ネット上ではいろいろとコメントが見受けられた。Android全般で言えることかどうか、「放電」というキーワードで、ドコモのサイトを検索してみても、ヒットするのはLYNX SH-10Bだけなので、今のところ機種固有の事象と言えそうだ。日々使っていれば、放電状態になることは滅多にないかもしれないが、年末年始、帰省で長時間移動するときには注意してもいいだろう。

 


ガンガンメール+Wi-Fiで節約の日々

ガンガンメール+Wi-Fiで節約の日々

2010年12月20日 06:00
(湯野康隆)

 SH006を使い始めてからおよそ9カ月。初回の原稿の最後で、ガンガンメール+Wi-Fiの活用で毎月の支払いをかなり抑えられるのではないか、と書いた。で、実際どうだったのか。

 結論から言ってしまうと、月1082円で運用できている。内訳は基本料金が723円、EZ WINのオプション使用料が300円、ユニバーサル料が8円、それらに消費税がかかって51円という感じだ。ちなみに通話料については、家族内での分け合いの恩恵にあずかり、請求書の見た目上はかかっていないことになっている。

 筆者の場合、SH006以外にスマートフォンを持ち歩くことが多く、Webブラウザなどはそちらを活用している。また、例えばN-08Bのように、最近のドコモの一部端末にはアクセスポイントモードが搭載されているほか、モバイルWi-Fiルーターのような製品も登場している。屋外でどうしてもケータイサイトにアクセスしたいという場合には、それらにSH006をぶら下げて使うことでパケット代の節約が可能だ。

 とはいえ、正直なところ、そこまで節約するには、かなり意識して端末を使う必要がある。使い始めた当初は、一歩屋外に出たところで、それまでの調子でついうっかりEZwebを起動し、無駄にパケットを飛ばしてしまうなんていうこともよくあった。

 パケット代自体は他の端末でかかっているし、通話料も見えなくなっているだけの話なので、本当に節約できているのかというと実はそうでもなかったのかもしれないが、ひとまず意識して頑張ればかなり安く運用できるということは確認できた。

 できれば、明日からはもう少し心に余裕を持ってケータイライフを楽しみたい。


メジャーバージョンアップがなくてもお楽しみは続く?

メジャーバージョンアップがなくてもお楽しみは続く?

2010年12月7日 06:00
(法林岳之)

 前回のエントリーで「ボクのアップデートはまだですか?」と書いたところ、その直後、KDDIから「IS01のメジャーアップデートは実施しない」旨が発表された。個人的には純粋に「そろそろ何かアナウンスした方がいいんじゃないですか?」という気持ちで書いたんだけど、絶妙というか、微妙というか、何とも言えないタイミングになってしまった。

 今回のメジャーアップデート断念については、ネット上でもかなり厳しい意見が聞かれた。発表直後に実施された本誌の「けーたい お題部屋」の『auの「IS01」バージョンアップ見送り、どう思う?』では、24%の「仕方ない」に対し、「あり得ない」が約76%となり、コメント欄にも辛らつな言葉が並んだ。

 今回の一件については、いろいろと考えるところがあり、また別の機会に触れるつもりだけど、IS01を購入した一人のユーザーとしては、「うーん、残念」と思う半面、「まあ、仕方ないのかなぁ」「バージョンアップしたからって、使い道が増えるとは限らないし……」なんていう気持ちもある。

 こうした気持ちが生まれる背景には、IS01の「2台目」というコンセプトが関係しているんじゃないかな。IS01は元々、スマートフォンがワンセグや赤外線通信、おサイフケータイをはじめとした『ケータイならではの機能やサービス』に対応していないため、ユーザーがなかなか手を出せない、移行できない状況にあることに着目し、フィーチャーフォンと併用する2台目の端末というコンセプトで企画された。2台目であるがゆえに、通話などの機能をミニマムにする一方、5インチの大画面ディスプレイやパンタグラフ式フルキーボード、トラックボールなどを搭載することで、ユーザーがスマートフォンでやりたいことを快適に実現できることを目指した。

 ただ、IS01を使っていくうちに、ユーザーの中には「ある程度、機能がまとまっているフィーチャーフォンは今のままでもいいけど、進化の著しいスマートフォンは少しでも新しいものが欲しい」という気持ちが生まれてきた。だからこそ、IS01のアップデートに期待したわけだけど、それをIS03の発売を控えた直前に「できません」って発表してしまったのだから、カチンと来たユーザーがいるのも理解できる。第一報がTwitter経由というのもよろしくなかった。もちろん、IS01が発売された段階で、次期バージョンへのアップデートが確約されていたわけではないけど、ユーザーとしては2台目の端末として、IS01を使っていく内に、スマートフォンの使い道が少しずつ見えてきた状況だっただけに、余計に残念な印象を強めてしまったのかもしれない。

 ところで、このアップデート断念騒動に隠れてしまっているけど、実はIS03が発売されたこともあり、IS01向けには新たに「Skype au」「au one ニュースEX」、「au one Brand Garden アプリ」がau one Marketで提供され、「au one ナビウォーク」もIS03とほぼ同等の仕様にバージョンアップされている。「au one助手席ナビ」も12月下旬対応予定とのこと。「au Smart Sports Run&Walk」「au Smart Sports Fitness」は非対応だけど、個人的にはメジャーバージョンアップより、こういう新しい楽しみが増えてくれることの方が大切な気がする。長期にわたるサポートは難しいかもしれませんが、auとシャープには、もうしばらく、IS01向けにも『お楽しみ』の提供を期待したいところです。よろしくお願いします。

IS01で培われたノウハウを活かした「IS03」がいよいよ発売 IS03の発売に伴い、IS01向けにも『Skype au』のアプリが公開
『au one ニュースEX』のアプリも公開。月額262円の有料サービス 『au one ナビウォーク』はバージョンアップ。月額315円の有料サービス

ホーム画面がメイン画面に

ホーム画面がメイン画面に

2010年12月1日 06:00
(関口聖)

 「LYNX SH-10B」のユーザーインターフェイスは、シャープ製だそうで、Androidのお作法(画面下からメインメニューというかランチャーがずらっと出てくる)は同じなのだが、左右に画面を切り替えていく。ホーム画面(待受画面、デスクトップとしての画面)もショートカットやウィジェットが設置できて、左右に画面を切り替えられる。

 当初は、利用頻度が異常に高いアプリを厳選してホーム画面に置いていたが、メインメニューの画面切り替えがややもたつく感じであり、よりスピーディにアクセスしたい、ということでホーム画面へアプリのショートカットを置いていくことに。

 こうなると、iPhone的とも言える形になるわけだが、Androidの良さはホーム画面にウィジェットを設置できるところ。現在は、EvernoteやGoogle、内蔵国語辞典、方位磁石、mixiのウィジェットを使用中。Evernoteは後から追加したものだが、ほかはプリセットのものばかりで、すぐ利用できるというのもポイントだ。

 こうして、ホーム画面は、便利に使えるウィジェットと、そこそこ使うアプリのショートカットで日々埋められていき、メインメニューへのアクセス頻度が急減した。ただ、最大5画面まで活用できるホーム画面において、まだ3画面も使い切っていないにもかかわらず、どこに何を置いたか覚えておらず、バーコードリーダーのように、利用頻度ランキング5位あたりをうろうろする程度によく使うアプリは、どこからでもアクセスできるよう、ショートカットを複数設置しそうな勢い。メインメニューは使わない上、複数のホーム画面に同じショートカットを配置するなど、いろいろ本末転倒な気がしてきた。このあたり、皆さんはどう解決しているのか、良いアイデアがあれば、ぜひぜひご教示ください。

 


ボクのアップデートはまだですか?

ボクのアップデートはまだですか?

2010年11月16日 06:00
(法林岳之)

 各社の秋冬及び春商戦向けの新モデルが発表された。予想通り? 予想以上? 期待はずれ? 人によって、反応はいろいろだけど、やっぱり、目立っているのはスマートフォン。各社とも5~6機種のスマートフォンをラインアップに加えてくるみたい。なかでもおサイフケータイに対応したauのIS03の人気が高く、ウワサでは数万台の予約が入っているんだとか……。

 一方、自分が使っているIS01。本当のところを書いちゃうと、最近、使用頻度がガクンと落ちている。外出時はちゃんと持ち歩いているんだけど、書籍などをやっていた関係もあり、他のスマートフォンを触ることが多く、めっきり使用頻度が下がってしまっている。このあたりがボクにとってのIS01の「2台目」ならぬ、「○台目?」のツラいところで、どうしても1台目とは違った使用頻度になってしまう。たぶん、ちゃんと2台目として使っている人も「最近、忙しくて、ちょっと使う機会が……」なんていう時期もあるはず。裏を返せば、auやシャープには、そこを補うような『楽しい使い道』をもっと提案して欲しいところではあるんだけど……。

 ただ、活用するネタがまったくないかというと、そうでもなく、本コーナーで関口さんが紹介したケースと同じように、クラウドサービスの「EVERNOTE」を使える環境が整ってしまった。というのもボクはIS01やフィーチャーフォンとは別に、「GALAXY S(SC-02B)」を持っているんだけど、先日、NTTドコモのAndroid採用端末ユーザー向けに”プレミアム”と呼ばれる有料会員相当にアップグレードできることが発表されたため、自分のEVERNOTEのアカウントもアップグレードされることになった。その結果、同じアカウントを設定していたIS01でもEVERNOTEを“プレミアム”として、活用できる環境が整ったというわけ。他製品の特典の影響を受ける『漁夫の利』的な話は、通常、あまりないケースだろうけど、今後、携帯電話事業者やメーカーがスマートフォンでインターネットサービスとの連携することが増えてくると、こんな形でユーザーに思わぬメリットをもたらしてくれるかも……。

新端末がすらりと並べられたシャープのスマートフォン事業説明会。IS01のアップデートはどうするんでしょう?

 ところで、スマートフォンの新製品には興味津々だけど、IS01も含め、既存の製品の扱いも気になるところ。たとえば、太田さんのエントリーでも触れられている通り、NTTドコモのXperiaはAndroid 2.1へのアップデートが実施された。もう少しさかのぼれば、津田さんのエントリーにもあるように、ソフトバンクのHTC DesireもAndroid 2.2へのアップデートが実施された。

 そうなってくると、気になるのがIS01のアップデート。今まで、正式にやるともやらないともアナウンスはされていないけど、やるにしてもやらないにしてもそろそろ何らかの発表はして欲しいところです。auさん、シャープさん、いかがなもんでしょうか?


新しい「Evernote for Android」でクラウドなボイスレコーダーに

新しい「Evernote for Android」でクラウドなボイスレコーダーに

2010年11月10日 06:00
(関口聖)

 NTTドコモからたんまりと新機種群が発表された中、目玉の1つとして「Evernoteのプリセット」が紹介された。ドコモのAndroid端末ならプレミアム機能1年間利用可能、ということで、仕事を終えた8日深夜、さっそくLYNX SH-10Bにインストールしていた「Evernote」アプリをバージョンアップ。ちょっと手順を間違えたのか、インストール後、起動しようとするとエラーが出てしまうようになったので、一度消去して、再びインストールすると、無事利用できるようになった。

 今回のAndroid版「Evernote」は、バージョンが2.0になって、一から作り直したというアプリ。ユーザーインターフェイスが変更されたほか、プレミアム会員であれば、圏外でもノートを参照できるローカルキャッシュ(オフライン・ノートブック)が利用できるようになった。Evernoteでは、テキストだけではなく、写真や音声も記録できるので、Android端末がクラウド対応デジカメ兼ボイスレコーダーとして利用できることになる。特に利用頻度が高いのはボイスレコーダー、ということで早速試してみた。

 閉じた状態でも、3G回線やWi-Fiをオフにしても録音はできる。さらに録音しながら文字入力することもできる。少し試して同期したら、パソコンのブラウザ上で録音データを確認することもできた。発表会はだいたい1時間程度、ということが多いので約71分、圏外状態で録音。アプリを一度終了し、Wi-Fiをオンにしてからアプリを起動して同期を図ったところ、きちんとサーバー側にも反映された。ちなみに録音データはAMR形式だ(QuickTimeプレーヤーがもう少し使いやすければ嬉しい)。

 これで「Evernoteで録音」→「クラウドに同期」→「パソコンで再生」という流れで仕事を進められる。あまりの手軽さに、初めて使ったときは密かに興奮して、「明日から全ての取材をこれでいくぞおお!」と決意してしまったほど。QWERTYキーはどこへやら、だ。もっとも録音品質を考えると多少不安はあるので、最初は予備的な使い方になるだろう。ただ、囲み取材でボイスレコーダーではなく、閉じたLYNX SH-10Bを突き出したら、話し手にはそうとう怪しまれそうな気がしてならない。無事、取材できるだろうか、今から不安である。

 


大画面で動画を楽しむ

大画面で動画を楽しむ

2010年10月26日 06:00
(法林岳之)

 IS01はスマートブックという独特の形をしているけど、その分、ディスプレイサイズが5インチと大きいため、ブラウザでWebページを見るにしてもメールの画面を表示するにしても何かと役に立つ。たとえば、動画再生も大画面を活かす使い道のひとつ。

 IS01に限らず、Android採用端末全般に言えることだけど、通常のケータイと違い、IS01はいろいろなフォーマットの動画や音楽を再生できる。わずか数年前まで、通常のケータイで動画を再生するため、いろんなツールを駆使して、解像度はどれくらい、ビットレートはこんな感じ、ファイルサイズはこの程度に抑えて……なんて変換をしていたのが懐かしいやら、バカバカしいやら(笑)。まあ、それはそれで面白かったんだけどね。

 IS01の取扱説明書によると、再生できる動画フォーマットとしては、「.3gp/.3g2/.mp4/.m4v/.wmv/.asf」が挙げられている。.3gpや.3g2はケータイで撮影するムービーの形式としておなじみだけど、.mp4や.wmvなどはどちらかと言えば、パソコンでおなじみの形式だ。

ペガシスの「TMPGEnc Movie Style」は機種を選んで、ファイルをドラッグ&ドロップするだけで自動変換できる。複数のファイルを同時に連続で変換することも可能

 たとえば、.mp4や.m4vはiPhone向けに広く利用されており、iPhone用動画変換ツールとして公開されているもの、販売されているものを使えば、わりと簡単にIS01で再生可能な動画を作成できる。ボクが使っているペガシスの「TMPGEnc MovieStyle」は、あらかじめ変換したいハードウェアの項目が用意されていて、それぞれのウィンドウにファイルをドラッグ&ドロップすれば、あとは自動的に変換してくれる。この他にも有償のものやフリーのものを含め、いろいろな動画変換ツールがあるけど、オンラインソフトは僚誌「窓の杜」の「エンコーダー・コーデック」あたりが参考になるかも。また、.wmvや.asfについては無償で提供されている「Windows Liveムービーメーカー」が利用できる。

 動画を楽しむもうひとつの方法は、ブルーレイディスクレコーダーとの連携。通常のケータイでは標準機能になりつつあるけど、実はIS01でも利用できる。IS01を付属のmicroUSB-USB変換ケーブルで対応するブルーレイディスクレコーダーに接続し、ブルーレイディスクレコーダーからダビング転送をすれば、microSDメモリーカードに書き込まれる。あとはIS01のメディアプレーヤーで再生できる。

 シャープのサポートページには、対応するブルーレイディスクレコーダーとして、シャープ製の8機種が掲載されているけど、ほぼ同等の機能を持つソニー製レコーダーの「おでかけ転送」でも同様のダビングができた(筆者宅のBDZ-RX100で確認)。

 ファイルサイズと転送時間については、転送する動画サイズがVGAクラスか、QVGAクラスなのかにもよるけど、今回、知人のご実家がBSの番組に出るということで、15分番組を録画したところ、VGAクラスでは約110MB、QVGAクラスでは約57MBだった。転送時間もレコーダー側で携帯電話用動画を同時録画をする設定にしていたので、ほんの数分で済んだ。ボクの活用スタイルだと、なかなか動画を楽しむチャンスが少ないけど、出張のときに持っていったりするのには、結構、楽しいかもしれません。

付属のUSBケーブルで接続して、ブルーレイディスクレコーダーと連携。ダビング10の制限対象になるけど、BSやCSの番組もIS01にダビングして、楽しめる 転送した番組はメディアプレーヤーで再生可能。画面右下の[画面サイズ]にタッチすれば、全画面で再生することもできる

LYNX SH-10Bで原稿を書いてみた

LYNX SH-10Bで原稿を書いてみた

2010年10月20日 06:00
(関口聖)

 QWERTYキーあるんだから、と以前もケータイで原稿作成に挑戦したことがある。そのときはBluetoothキーボードを使い、タイピングはなんとかできたが、ケータイ的日本語変換とパソコンライクな文字入力はいまいちマッチせず、仕事には厳しいと判断した。

 ところが、LYNX SH-10Bでチャレンジしてみると、キートップの小ささは苦しいものの、デフォルトの日本語変換でもそこそこイケそうな雰囲気。プリセットの「メモ帳」アプリは、テキスト入力だけなら問題ない。外部キーボードが使えれば会見取材にも使えそうで、メモを取るツールとしての可能性を大いに感じさせる。

 自分の原稿を執筆することだけではなく、他の人が執筆した原稿を確認、校正することもあるが、メールで受け取った原稿を見るだけならともかく、LYNX SH-10Bで校正となるとちょっと辛い。そういったアプリがあれば、と軽く探してみたが、見つけられなかった。ちなみに、ZIP形式で送られてきたメールは「UnZip」というアプリで解凍できた。ファイル名に日本語が用いられていると文字化けしてしまったが、テキストファイルの中身には問題なく、デフォルトのメモ帳アプリで開くことができた。

 写真加工もできないかと、「Photoshop Express for Android」を入れてみたが、まず写真の取り込み方からつまづいてしまったのはココだけの秘密だ。

 できあがった原稿はメールへ全文コピペでもいいし、「Evernote」を経由してもいい。ちなみに標準のメモ帳はvNote形式で保存するが、TXT形式へ変換することもできる。「5VPN」というアプリを使えば、VPNも利用できるので、社内へアクセスして、記事掲載までLYNX SH-10Bでできるかもしれない。ちなみに端末内のファイルをあれこれ操作するため、「FSファイルエクスプローラー」というアプリを入れておいたが、Windowsパソコンのエクスプローラ風で、なにかと頼もしいアプリだ。

 いざというときのマシンとして、案外頼れそうなLYNX SH-10Bだが、メインメニューの操作でもたつく場面もあったりしてアプリの切り替えが面倒に感じられ、業務処理効率は高いと言えない。なにより関口は、執筆時における全角スペースの入力方法がわからない。まだまだ修練が必要だ。

 


IS01を秋の夜長のお供に?

IS01を秋の夜長のお供に?

2010年10月5日 06:00
(法林岳之)
底面の電池カバーを外すと、ボールベンの先などで、すぐに押せるリセットボタンを装備
IS01はキーバックライトがないため、真っ暗なところではキーがまったく見えない。

 IS01を使いはじめて、約3カ月。だんだん2台目端末としての使い方に慣れ、何かを調べたいとき、メール(Gmail)を見たいときなどに、IS01をカバンから取り出すことが増えてきた感じ。今週、auからはいよいよ「IS03」も発表されたけど、フルキーボードや大画面など、2台目という割り切った使い方なら、まだまだIS01にも活躍できるシーンがありそうだ。

 ただ、この数カ月、IS01を使ってきて、いくつか気になることもあった。たとえば、動作の安定感。これはIS01に限らず、Android OS採用端末には結構、共通しているんだけど、いろんなアプリを使っていると、動作が重くなり、アプリが強制終了してしまうことがある。あまりアプリを増やさないようにした影響もあるのか、一時期に比べ、頻度は減ったけど、通常のケータイとスマートフォンの違いでもあるので、意外にストレスがたまる。

 ただ、IS01の場合、底面の電池カバーを外したところにリセットボタンが装備されているので、いざとなれば、そこをボールペンの先でポチッと押すだけで、簡単にリセットができる。ほとんどのスマートフォンは電源ボタンを長押しして、電源をON/OFFしなきゃいけないので、すぐに再起動できるのは便利というか、何というか……。まあ、再起動しなくて済むのが一番いいんだけど……(笑)。

 2つめのポイントは、キーバックライトがないこと。通常のケータイはほとんどの機種にキーバックライトが装備されていて、暗いところでも問題なく使えるんだけど、残念ながら、IS01はキーバックライトがないため、真っ暗なところでは明るい大画面ディスプレイの明かりで、うっすらとキーが見える程度。寝る前にちょっと気になるページをチェックして……なんていうときには、結局、部屋の明かりをつけなきゃいけない。そう言えば、知り合いのライターさんが飛行機の中でも原稿が書けるように、ノートPCのキーに蛍光シールを貼ってたけど、その手で行くかなぁ。いや、IS01でそれはさすがにかっこ悪いか(笑)。

 最後に気になる点が充電環境。IS01は1400mAhという大容量の電池パックを採用しているんだけど、しばらくWi-Fiを使っていると、目に見えて、電池残量が厳しくなってしまう。Android OS採用端末は全般的に省電力性能が不十分で、通常のケータイよりも電池の減りが早い印象。IS01の場合、充電は本体前面のmicroUSBポートにケーブルを接続するんだけど、ここのところ、出張が多かったこともあり、USBポート装備の充電器を試してみた。単三のニッケル水素充電池などを装着し、IS01とUSBケーブルで接続して、充電するという機器だ。

 今回はメジャーなところで、パナソニックの「ポケパワー BQ-PP10K/F」、三洋の「eneloop mobile booster KBC-E1AS」を試したんだけど、残念ながら、どちらも充電できず。USBケーブルをいろいろ差し替えても充電できない。結局、充電できたのは以前から持っていたソニーの「EnergyLINK CP-3H2K」。ただ、コイツはボディサイズが大きい上に、どうも生産中止みたいで……。

 ちなみに、他のスマートフォンも試したけど、ポケパワーとeneloop mobile boosterはXperiaやBlackBerry Bold 9700も充電ができなくて、逆に、HTC DesireやiPhone 4、SAMSUNG GALAXY S(海外モデル)は、どれでも充電ができたという結果でした。ケーブルを改造するという手もあるようですが、素直にこのあたりを待つべきなんでしょうね。

USBポート付き充電器で充電しようとしたけど、Panasonic「ポケパワー BQ-PP10K/F」(中央右奥)、SANYO「eneloop mobile booster KBC-E1AS」(中央奧)は充電できず。結局、使えたのはソニー「EnergyLINK CP-3H2K」だけでした 正常に充電が開始されると、IS01の電池アイコンが変化。ポケパワーやeneloop mobile boosterでは、こうした変化が見られなかった。

LYNX SH-10Bで悲喜こもごも

LYNX SH-10Bで悲喜こもごも

2010年9月29日 06:00
(関口聖)

 ソフトウェアプラットフォームがAndroid 1.6となる「LYNX SH-10B」では、デフォルトのブラウザがWebKitベースということで、Flashコンテンツこそ利用できないが、横長ディスプレイ&キーボードもあわさって、さまざまなパソコン向けサイトを利用するのに都合がいい。

 関口がよく利用するサイトで、ケータイ版と大きな違いを感じたサービスの1つが、国交省の「防災情報提供センター」のリアルタイムレーダーだ。初めてパソコンを購入したときにも「いつでも気象情報が確認できる」ことにもっとも感動したものだが、刻々と移り変わる降雨状況を、全国規模で逐次チェックできるこのサイトは、ケータイ版にアクセスすると1時間おきの状況しか確認できない。ところがLYNX SH-10Bのブラウザであれば、横長なデザインのリアルタイムレーダーをほぼ一画面で、10分おきに移り変わる様子がわかる。首都圏の方にはお馴染みの「東京アメッシュ」も、パソコンと同じように利用できる。この使い勝手は人にオススメしたくなる。

 一方で、先述したようにFlash対応コンテンツは利用できない。なので最近話題のソーシャルアプリは苦手なコンテンツの1つだ。もっとも携帯向けソーシャルアプリの多くはブラウザでプレイするので、そちらならいけるかも、と一瞬思ったが実際に利用しようとすると、どうやらまだ非対応のよう……。たとえばmixiへブラウザでアクセスすると、「mixi Touch」ではなくパソコン版が案内される。LYNX SH-10B向けのmixi閲覧用アプリはあるが、それではソーシャルゲームが利用できない。もしかしたら、無線LANをオフにして、3G回線だけで接続すればいいのかも? などと思って試してみたが、やっぱりmixi Touchにはアクセスできなかった。モバゲーで「喧嘩番長」を楽しもうと思い、Yahoo!モバゲーにアクセスしようと思ったが、本稿執筆時点ではまだサービス停止中だ。

 最近では「コロプラ」のAndroid対応版も登場したし、LYNX SH-10Bでアレコレ利用できるようになるのは時間の問題なのだろう。それはわかっていても、今は「LYNXだと『まちつく!』遊べないのかー」と寂しいつぶやきを止める術がないのであった。

 


ソーシャルゲームでぶっこみまくり

ソーシャルゲームでぶっこみまくり

2010年9月28日 06:00
(湯野康隆)
喧嘩番長

 実は今、編集部ではあるソーシャルゲームが熱い。モバゲーの「喧嘩番長」である。

 というのも、先日、ヤフーとDeNAがパソコン向けのソーシャルゲームサイト「Yahoo!モバゲー」のβ版をオープンし、とりあえず、どんなものなのかプレイしてみよう、という軽いノリだったのだが、その独特の世界観に完全に毒されてしまった。そのため、ニュース記事を掲載する際には、「じゃあ、この記事、ぶっこんどいて」なんていう風に“喧番”用語が飛び交う奇妙な編集部と化している。

 ところが、そんな風に喧嘩番長を楽しみ始めた矢先、Yahoo!モバゲーに障害が発生。パソコンからアクセスできなくなってしまった。というわけで、仕方なく、というか元々こっちの方が先にあったのだが、ケータイのモバゲーで喧嘩番長に日々アクセスして、ぶっこんでいる。

 今まであまりケータイのソーシャルゲームって、まじめに(?)やって来なかったのだが、こんなに中毒性があろうとは思いもよらなかった。そのハマりっぷりは単なる暇つぶしの域を超えている。スマートフォンが話題に上ることが多い昨今だが、喧嘩番長が遊べないからスマートフォンにはしたくない、なんていう人もいるんだろうな、きっと。


「LYNX SH-10B」は寝ながら使っても便利、かも

「LYNX SH-10B」は寝ながら使っても便利、かも

2010年9月7日 06:00
(関口聖)

 Android端末であり、QWERTYキーを装備する「LYNX SH-10B」をしばらく使ってみて、5インチディスプレイの快適さにハマっている。週末、時間があると横になりながらネットをリラックスしながら楽しむのにピッタリだ。

 TwitterクライアントアプリやRSSリーダーアプリを使って、さまざまな話題をチェックし、気になったものは、そのままブラウザでアクセスする。パソコンでは当たり前の使い方を、手のひらより少し大きなサイズで、そこそこスピーディに(ン年前のモバイル機器と比べると遙かに高速だ)楽しめるというのがたまらない。スマートフォンなら、どれでも似たような体験はできるが、「LYNX SH-10B」はトラックボールでの快適な操作と、QWERTYキーの文字入力が利用できる、という点はなかなかのアドバンテージだと思う。

 加速度センサー搭載で、端末の向きにあわせて画面表示が変わる、という機能は、もはやスマートフォンではお馴染みのもので、「LYNX SH-10B」でももちろん搭載されている。ところが就寝前、枕に頭を乗せて寝ながら「LYNX SH-10B」でブラウジングしているときに「あれ? 画面が切り替わってないぞ」と気づいた。もしや、利用時刻および加速度センサーで端末の向きをチェックして就寝前であることを察知し、“ユーザーは寝ながら使っているのでディスプレイ表示を切り替えないようにしよう”と判断しているのか、などと妄想してしまったが、幾度か試しているうちに、理由らしきものがわかってきた。

 関口は寝る前、いつも体の左側を下にする癖がある。その状態で「LYNX SH-10B」を手にすると、端末の左側が地面に向くことになる。一方、体の右側を下に、つまり「LYNX SH-10B」本体の右側を地面に向けるとディスプレイ表示の縦横も切り替わる。何のことはない、画面表示の切り替えが行われる向きが決まっていただけのことだった。万人にお勧めと言えるほどではないが、個人的には、「LYNX SH-10B」がさらに快適なネットビューワーに位置付けられることになった。なんだか睡眠時間短縮に繋がるような気もしなくもないが、「LYNX SH-10B」とともに素敵なお布団ライフを楽しんでいきたい。

 


たぶん、通話はしないけど……

たぶん、通話はしないけど……

2010年8月24日 06:00
(法林岳之)

 IS01の話で、必ず出てくるのが「これって、通話はどうするの?」というツッコミ。どこまでマジなのかはわからないけど、メディアやケータイ業界の関係者からもそんなセリフが飛び出すことがある。

 ご存知の通り、IS01は基本的に2台目需要を狙った端末なので、通話はスピーカーホンか、イヤホンマイクを利用する。ボクの場合、前回のエントリーでも書いたように、元々、主要3社の端末を常に持ち歩いていて、それに加えて、IS01を持つため、「通話に使う」というシチュエーションはほとんどなさそう。

 だからと言って、IS01でイヤホンのことを考えないかというと、そうでもない。ワンセグも搭載されているし、9月対応予定のLISMOをはじめ、メディアプレーヤーとしての機能も充実しているので、ステレオイヤホンは使えるようにしておきたいところ。

本体前面に備えられたmicroUSBの外部接続端子(左)と平型コネクタのイヤホンマイク接続端子(右) とりあえず、従来の平型コネクタのステレオイヤホンでワンセグを視聴。このまま、酷使すると、キャップが取れそうなのが心配

 IS01の場合、本体前面に平型イヤホン接続端子が装備されている。ケータイのイヤホンマイク端子は平型コネクタが主流になって、もう何年も経つけど、ここ1~2年ほどに発売された端末はイヤホンマイク端子が外部接続端子と統合され、店頭でも統合型のステレオイヤホンが増えつつある。ボクの手元にも端末購入時のノベルティでもらったステレオイヤホンがあるけど、ほとんどが統合型端子用のもので、通常の平型コネクタのものは1つしか見つからなかった。しかもNTTドコモの906iシリーズのノベルティだったり……。ちなみに、auの場合、2008年末頃までに発売された機種にはソニー製ステレオイヤホンと丸型/平型変換コネクタが同梱されていたので、手元に残っていれば、それを使うのが確実かな。

 もうひとつの選択肢は、Bluetooth接続のステレオイヤホン。こちらはすでにいくつか持っていて、最近はネックストラップタイプを愛用しているんだけど、ケータイもネックストラップで提げているので、邪魔に感じることもある。また、他の機器でも利用することを考えると、できれば、複数のBluetooth機器を登録できるマルチポイント対応のものが欲しいところ。もちろん、ワンセグ視聴のためにSCMS-T対応も条件のひとつ。

 そんな条件の下で新しいものを物色したところ、本誌の『本日の一品』でも紹介されていたゼンハイザーコミュニケーションズの「MM100」が良さそうな感じなので、早速、ポチリ。結構、いいお値段でしたが、『SENNHEISER』ブランドだけに音質もいいし、ネックバンドタイプでケータイをネックストラップで提げてても平気。機能的には最大8台まで登録できるマルチポイント対応で、SCMS-Tにも対応なので、申し分なし。

 気になるのはMM100側の充電端子が一見、miniUSBのようだけど、実はひと回り小さく、microUSBとも別物なので、結局、充電に付属の専用ケーブルの利用が必須なところ。スマートフォンの接続端子はmicroUSBが多いので、このあたりも今後、統一されるといいのになぁ。

「本日の一品」を参考に、ゼンハイザーコミュニケーションズのBluetoothステレオヘッドセット「MM100」を購入 MM100の充電端子はminiUSBでもmicroUSBでもない形状。端末だけでなく、こういう周辺機器の端子もmicroUSBあたりに統一されてくれるといいんだけど……

 


2台目だからこそ「LYNX SH-10B」

2台目だからこそ「LYNX SH-10B」

2010年8月18日 06:00
(関口聖)

 日常のケータイ利用シーンを振り返って「どうしてもおサイフケータイは外せない」ことに幾度となく気づいてしまう関口にとって、今のところスマートフォン1台だけで暮らしていく、という選択肢は採りがたい。2台目としてのスマートフォンも考えてみたが、普通のケータイでも各種Webサービスはそれなりに利用できるので、持つ意味があるのだろうか、と思ってしまう。

 そこに登場したシャープ製のAndroid端末「LYNX SH-10B」は、フルキーボードを備え、ノートパソコンのような風貌で「コレならイイかも」と感じた端末。おサイフケータイの機能に限らず、Webブラウジング、SNSなどでも従来型の携帯電話は十分役立っている中、まったく異なる形状の「LYNX SH-10B」だからこそという使い方ができるかも、と期待したわけだ。

 発売直後から利用しはじめ、弊誌掲載のAndroidアプリ人気ランキングや僚誌「窓の杜」のAndroid研究室を参考にして、カスタマイズの愉快さと面倒さを同時に味わいながら、Twitterクライアントやカメラアプリ、ゲームアプリなど、いわゆる定番アプリをどんどんインストールしてみた。縦長なディスプレイが多いAndroid端末のなかで、横長画面の「LYNX SH-10B」でもアプリは使えるのか多少不安なところもあったが、今のところ問題はない(トラックボールで操作できる/できない、といったアプリはある)。5インチディスプレイでモリサワの新ゴというフォントもかなり見やすくて、トラックボールでくいくい操作するのも心地良い。自宅で使っていると、ずいぶんパソコンの出番が減ったように思う。

 シャープならではのカスタマイズが施された「LYNX SH-10B」は、HT-03Aなどと比べ、最初からいろいろとアプリが揃っているし、終話キーを押すとアプリが終了するなど、ケータイユーザーにとってわかりやすいユーザーインターフェイスになっていて、多くの人にとって使いやすい機種だ。その一方で、独特の形状やオリジナルのカスタマイズなどから、他のAndroid端末のノウハウを参考にできるかどうか、現状ではよくわからないところもある。いろんな意味で、じっくり楽しめるデバイスと言えそうだ。

 


スマートブックIS01は○台目?

スマートブックIS01は○台目?

2010年7月29日 06:00
(法林岳之)

 以前にも書いたことがあるけど、ここ数年、ボクはこういう仕事をしている関係上、常に主要3キャリアの端末を持ち歩いている。今のところ、au端末を首から提げ、胸ポケットにNTTドコモ端末、腰にぶら下げているケースにソフトバンク端末という構成で、まったくのプライベートタイムのときもこの3端末は必ず持ち歩いている。たぶん、本コーナーに執筆している他のご同業の方々もほぼ同じ状況じゃないかな。もっとも「身に付けている」人はそんなに多くないかもしれないけど……。

 ひと昔前なら、複数台のケータイを持つというスタイルは、ちょっと奇異な目で見られることもあったけど、最近は普通の人でも複数台のケータイを持ち歩くケースは少なくない。個人用端末とは別に、会社にケータイを持たされている人はいるし、個人で通常のケータイとスマートフォンという2台持ちをする人もかなり増えてきている。

 じゃあ、ボクらのような商売の人たちはどうなのかというと、やっぱり、スマートフォンを併用している人はかなり多い。もちろん、ボク自身も同じで、前述の3端末とは別に、カバンの中には、たいがい、複数のスマートフォンが入っている。ただ、これは書籍の執筆など、基本的に「試用するため」であって、個人的に「使用するため」とは言えない面がある。じゃあ、自分で普段から「使用するため」のスマートフォンを選んでみましょうってことで、このコーナーでは今回からauの「スマートブック IS01」を使ってみることにした。

 IS01については、今さら説明するまでもないだろうけど、auとしては実質的に初のスマートフォンであり(実際にはE30HTなども発売されてきたけど)、国内メーカーによる初の国内向けAndroid端末という見方もできる。ソニー・エリクソンが開発したNTTドコモのXperiaも国内メーカーのAndroid端末なんだけど、グローバル向けモデルを日本向けにローカライズしたとも言えるので、ちょっと違うかな。

 今年3月のIS01発表直後は、ネットなどの反応を見ると、かなり辛らつなコメントや厳しい意見が多く、ちょっと心配されたんだけど、いざ6月に発売されてみたら、予想を裏切る(?)ほど、好調な売れ行きで、現在、都市部のauショップや家電量販店では予約待ちというところがかなり多い。ボク自身は3月末の発表会後、取材や原稿執筆、イベントなどのために何度となく触る機会があり、その度に「これは意外にイケるかも?」って印象を持ったんだけど、一般の人たちの反応も同じような感じで、イベントや店頭のデモ機を触り、「思ってたモノと全然違った」「ガラッと印象が変わった」「これなら、2台目に欲しいかも……」という意見が聞かれるようになったそうだ。

 ちなみに、IS01及びIS02の購入については、ISデビュー割のキャンペーンが9月30日まで実施されていて、新規契約のユーザーが2年間で最大2万6280円もお得になるんだけど、ボクは今回、機種変更で買わざるを得なかったため、この特典は受けられず……。しょうがない気もするんだけど、せっかく、新たに登場したISシリーズなので、もうちょっと購入者特典を厚くしても良かったような……。とはいえ、実売価格で3万円台半ばの機種変更だったので、通常のケータイに比べると、わりとリーズナブルだったと言えるかもしれません。

 


スマートフォン使いなら活用したいGmailの連絡先

スマートフォン使いなら活用したいGmailの連絡先

2010年7月2日 06:00
(湯野康隆)
まずはアドレス帳をバックアップ

 このところ、スマートフォンの話題が増えており、あれこれ試用する機会も多くなっている。普段使いのメイン端末はSH006なのだが、その都度、アドレス帳データをちまちまコピーしていると日が暮れてしまう。そこで活用したいのが、Gmailの「連絡先」機能だ。

 auの携帯電話の場合、アドレス帳のデータをまとめてmicroSDカードにバックアップする機能が搭載されている。この機能を使って、まずはvCard(.vcf)形式のバックアップデータを用意する。続いて、これをGmailの「連絡先」にインポート。これを各種スマートフォンから参照するように設定すれば、簡単にアドレス帳がコピーできる、というわけだ。

 もっとも、この手法でアドレス帳をコピーするとフリガナが無視されてしまうスマートフォンも多く、登録件数が多くなると電話番号やメールアドレスを探し出すのが大変になる。

 とはいえ、何しろお手軽なので、2台持ちで一般的な携帯電話とスマートフォンを使い分けている人、これからスマートフォンに機種変更しようと考えている人は試してみる価値はあるだろう。

Gmailの連絡先にインポート iPhoneから参照したところ。フリガナが無視されるため、多くの連絡先が「#」に集約されてしまう


ディズニーが提供する完成度の高い世界観

ディズニーが提供する完成度の高い世界観

2010年6月25日 06:00
(橋本保)

 前回、Twitterのウィジェットに対応していることを知ったのをきっかけに調べてみると、別の発見がありました。いまディズニー・モバイルの最新機種は『DM006SH』。これには、撮った写真を自分に似たディズニーキャラクターに変身してくれる「ディズニー・キャラクターフォトメーカー」というアプリの最新版がプリインストールされています。最新版は、ブログやmixiへ直接投稿が加わりました。その最新版が『DM005SH』でもダウンロードが可能なんです。

 つまり、古い機種でも、アプリなどを最新機種と同等にすることができるので、いつ買っても安心できる。すべてを照合しきれないので言い切ることはできませんが、どうやら他のキャラクター素材などにも当てはまるようです。こうした配慮は、ユーザーとの関係を大切にしたいと考えているディズニー・モバイルならでは。ここには、携帯電話会社やメーカーの都合がむき出しになった世界とは違うルールがあることを実感しました。一人一台が当たり前になった飽和市場だからこそ、細かな心配りが大切にされるはず。細かな心配りこそ、日本メーカーの得意分野なはずなので、その強みが活かせるのではないでしょうか。

 少し別の視点から見てみましょう。ディズニー・モバイルの細かな作り込みは、完成度の高い世界観ともいえるでしょうし、ある意味で過剰とも言えます。過剰な作り込みは、ガラパゴス化と揶揄されるのが最近の風潮ですよね。でも、ディズニーのような物語を持っていると、過剰な作り込みが完成度の高い世界観に変わるのです。それは、魔法にかかったように。

 ここから敷衍して言えそうなのは、ただケータイを開発するのではなく、それと一緒に体験できる物語があると、ユーザーの心を躍らせることができるのではないか、ということです。そう考えると、アップルの製品には、スペックや機能だけではない物語があります。インターネットの存在感を示すGoogleが主導するAndroidにも、それなりの物語が伝わってきます。

 では、日本のメーカーが作る機種には、どんな物語があるのでしょう。それなりの物語はあるのでしょうが、それが面白いか、人々の心を躍らせることができるかといえば、私は物足りなくさを感じています。でも、今日現在の状況から、アップルやGoogleのような物語を持ったモノを作ることは難しいかもしれませんが、すでにある物語と手を組むなら、何かできるのではないかと思います。それがMVNOなのか、キャラクターケータイなのか、ブランドとのコラボなのか、それらとはまったく別のものなのか、いろいろと選択肢はあるでしょう。ただ、ユーザーを頷かせるようなモノになっている必要はあるでしょう。『DM005SH』を使っていると、個々の機能や性能うんぬんよりも、そんなことばかりが頭をよぎります。ディズニー・モバイルには、次のヒットモデルのヒントが隠されているような気がしてならないのは、私の勝手な思いこみなのでしょうかねぇ。


ピンチな時のBluetooth

ピンチな時のBluetooth

2010年6月10日 06:00
(湯野康隆)

 先日、取材に出かけ、次の予定まで時間があったので、その間に原稿を書こうとしたところ、データ通信端末を持ってきていないことに気がついた。ノートパソコンはあるのに……。ネット接続機能を失ったノートパソコンというのは、でかくて重たいポメラだ。

 そこで思った。ポメラって、QRコードを表示して、ケータイにテキストデータを渡せるよな、と。なるほど、ノートパソコンで打った原稿を、何らかの手段でケータイ側に渡せたらいいのか。

BluetoothでSH006にテキストファイルを転送し、それをEメールに添付して送信

 データの受け渡し手段としては、microSDやUSBもあるが、それらはアダプターやケーブルが必要で、あいにく持ち合わせていない。そこで活用したのがBluetoothである。

 幸い、持ってきたノートパソコンにはBluetooth機能が搭載されていたので、作成したテキストファイルをSH006にワイヤレスで送信。受信したファイルはデータフォルダにあるので、それをメールに添付して編集部に送った。

 ちなみに、今回はBluetoothを使ってファイルを受け渡しする手を使ったが、それ以外にもBluetooth経由でダイヤルアップ接続するという手もある。後者の場合、パソコン上でいろんなことができる半面、通信料金がかさむ。一方、ガンガンメールを契約しているなら、今回のような手段を用いれば、通信料金は一切かからない。場面に応じて、使い分けるといいだろう。


このアイコンは何?

このアイコンは何?

2010年5月28日 06:00
(法林岳之)

 5月17日と18日は主要3社の夏モデルの発表会があったのは、ご存知の通り。2日連チャンで、2日目がダブルヘッダーという過去に例のない固め打ち。3社合わせて50機種以上が発表されたのはスゴいんだけど、正直なところを言ってしまえば、取材する時間がないとか、原稿を書くのがたいへんという話以前に、ボクらのような仕事をしている人たちでももう覚えきれないというか、どんどん各機種の印象が薄くなっていく。読者のみなさんにはどう見えているんでしょう?

 今回、3社の発表はそれぞれに特徴があったけど、ソフトバンクは何と言っても孫社長イチ押しの「Twitter」。今回発表された夏モデルの内の13機種、発表済みの2機種(ディズニーモバイルを含む)の合計15機種に標準でTwitterのクライアントをプリインストールするという力の入れよう。

 こうやって新機種が発表されて、新サービスが登場したりすると、直前のシーズンに買ったユーザーとしては、「せっかく買ったばかりなのに、数カ月の違いでサービスが使えない!?」なんて不安な気持ちになるもの。ただ、今回のTwitter対応は、すでにインターネットで提供されてきたTwitterというサービスをウィジェットやS!アプリを提供することによって、通常の音声端末でも使いやすくしましょうという取り組みなので、既存の機種にウィジェットやS!アプリが提供されるかどうかというのがポイント。

 実は、このTwitter対応端末についての情報は、すでにソフトバンクのTwitterのページに掲載されており、ボクが使っているAQUOSケータイ 943SHもウィジェットでTwitterを使えるようになりそうだ。Yahoo!ケータイ向けに『ツイッターおまとめサイト』というページも用意されていて、Twitterの楽しみ方、はじめての人でもわかる解説、Twitter便利サイトの情報などを提供している。従来機種でTwitterをはじめてみようという人は、チェックしてみるといいかもしれません。ボクも勉強しないとね(笑)。

 話は変わって、先日、知人と食事をしたときに出てきた話題。久しぶりに会った知人曰く、「自分の使ってるケータイの機能はそれなりわかるけど、ときどき、待受画面に知らないアイコンが表示されて驚く」という話。確かに。ボクもいろんな人に「このアイコンは何?」って質問されることが多い気がする。「何のアイコンだろう?」「家に帰ったら、トリセツで調べなくちゃ」って思ってると、帰宅したときには忘れてたり、すでにアイコンが消えていたり……(笑)。

 でも、この話題って、実は機種によってはちゃんと気が利いてて、そのアイコンが何なのかを端末のみで調べることができる。たとえば、AQUOSケータイ 943SHの場合、[ショートカット]ボタン(マルチガイドボタンの左下にあるキー)を長押しすれば、端末のステータスなどを表示する「マーク部」(画面最上段の部分)に表示されているアイコンの一覧が表示され、カーソルを合わせれば、簡単な説明が表示され、そのまま、[決定]ボタンを押せば、その機能にジャンプできる。メールなら、未読メールを表示するし、アンテナアイコンなら、電波の再サーチをしてくれる。

 この気の利き具合いというか、連動性の良さは、まさに「ニッポンのケータイ」らしいところだ。長く使うケータイだからこそ、今後もこういう気配りは大切にして欲しいなぁ。


フォトビューアーで快適12メガカメラ生活

フォトビューアーで快適12メガカメラ生活

2010年5月21日 06:00
(湯野康隆)
「フォトビューアー」機能を利用した場合
通常の手順でカメラフォルダにアクセスした場合

 12メガのCCDカメラ搭載のSH006、ということで、自然と写真を撮る機会が増えている。前回触れたように、無線LAN機能を活かしきれていないところは残念だが、SH006はさりげなくタッチパネルに対応しており、撮った写真を端末上で参照する機能については非常に充実している。

 SH006には、横画面+タッチパネルで使える「フォトビューアー」という機能が搭載されている。機能を呼び出すと、サムネイルがズラズラッと表示され、タッチ操作でスクロールさせながら見たい写真を選ぶ。個々の写真はピンチ操作で拡大・縮小が行え、次の写真にはページをめくるように指をスライドさせることで移動できる。要するに、iPhone的なUIなのだ。スライドショー機能なども用意されており、撮った写真を端末で見て楽しむには、ぜひともこのフォトビューアー機能を活用したい。

 実は、SH006では、他の端末同様にメニューから「microSDカード」→「カメラフォルダ」とたどることで写真を閲覧することもできる。ただ、こちらの場合、キー操作での利用が前提となっており、タッチでも使えるには使えるが、ピンチ操作で拡大・縮小が行えなかったりと、タッチでの操作性はイマイチ。もっとも、こちらには編集系の機能やブログアップ機能など、フォトビューアーには無い機能も用意されているため、用途に応じて使い分けるのが良いだろう。

 これら2つのビューアーを使いこなせるようになると、12メガのCCDカメラがもっと生きてくるはずだ。


ディズニーからの手紙

ディズニーからの手紙

2010年5月17日 06:00
(橋本保)

 契約から数週間後、ウォルト・ディズニー・ジャパンから手紙が届きました。以下は、その文面です。

この度は、ディズニー・モバイルにご加入いただき、
誠にありがとうございます。

毎日のコミュニケーションを担うパートナーとして、
ディズニー・モバイルをお選びいただき、厚く御礼申し上げます。

ディズニー・モバイルでは、スタイリッシュなひとときを演出する、
最新トレンドを意識したコンテンツを多数お届けしています。
もちろん、ディズニーならではの多彩なコンテンツもご用意し、
おなじみのキャラクターでメールをアレンジしたり、
操作画面を自分らしくカスタマイズする楽しみをご提供しています。
(以下、略)

 携帯電話会社からは、これまでもこの手の手紙が届いていたと思うが、ディズニーからのそれは何か違うような気分です。私は、ディズニーマニアではないのですが、それでもファンタジーの世界に誘われ、日常とは違う高揚感にも似た気分になってきます。ディズニーが持つ磁場の強さを改めて感じさせられました。請求書が届いても「ハイハイ、どうぞ」とお金を払う気分になるのかなぁ、と想像してしまいました。少なくとも、既存の携帯電話会社にお金を払うのとは違う気分なのでしょう。余談ですが、最近発表されたジャイアンツケータイやタイガースケータイも、そんな世界観を持っているのかもしれません。

 さて、前回紹介したメールアドレスのほか、ディズニー・モバイルでは専用のポータルサイト「Disney Web」が用意されています。ディズニー・モバイルオリジナルの限定コンテンツに加え、他の携帯電話会社では有料で提供しているコンテンツが無料で提供されています。もちろん有料のものもありますが、無料で楽しめるコンテンツが豊富に揃っているのです。そして、それら無料のサイトを一括登録ができるのです。

 ちなみに、無料サイトとして一括登録されたのは、

  • Disneyリゾート
  • キャラクタータウン(待受)
  • ディズニーきせかえ
  • Style:id(デザイン待受など)
  • くまのプーさん
  • ディズニー・ピクサー・ステーション
  • キングダム ハーツ・カスタマイズ
  • ディズニープリンセス
  • パイレーツ・オブ・カリビアン
  • ディズニー・メールファクトリー(デコレメール)
  • プーさんのハニーポスト(デコレメール)
  • ディズニー絵文字
  • スティッチ!
  • グリーティングポスト(グリーティングメール)
  • Disney Music♪メロ&ボイス
  • Disney Music♪うた
  • ディズニーモバイルシアター(オリジナル動画)
  • ディズニー・チャンネルonモバイル
  • ディズニータウン(スケジューラーなど)
  • マジカルフォーチューン(占い)
  • ディズニーベビー
  • ディズニーコール
  • ディズニーゲームズ

という23種類。これをまともに払っていくと月々数千円の出費になるはずなので、ディズニー好きでケータイサイトをアクティブに使いたい方は、相当なバリューがあるというわけです。

 しかも、「Disney Web」を見ていたら近日発表予定の新機種について紹介されているではないですか! まぁ、優良顧客には優先して情報提供するのは当たり前といえば当たり前なのですが……。この徹底ぶりは、脱帽ものです。



ちょっと嬉しい「HYBRID W-ZERO3」をめぐる動き

ちょっと嬉しい「HYBRID W-ZERO3」をめぐる動き

2010年5月13日 06:00
(石川温)

 いろいろあってあまり元気のないように見えるウィルコム。しかし、HYBRID W-ZERO3に関しては、着実に環境が整備されつつある。

 まず、嬉しいのがソフトウェアのバージョンアップが行われたという点。4月22日に新しい「WILLCOM UI」が配布となったのだ。実際にインストールしてみると、待受画面上に3GとPHSネットワークが一目でわかるアイコンが登場。そこをタッチすることで、ネットワークを切り替えられる画面に飛べるようにもなった。ほかにも機能の安定性が向上するなど改善が見られた。

 もうひとつのニュースが、5月の連休前、ついに「W-SIM型GSMモジュール CM-G100」が発売となったこと。W-SIMでGSMを使えるようにするというコンセプト自体はかなり前から発表されており、HYBRID W-ZERO3でようやく製品化でお目見えすることとなった。

 こちらも4月22日に発売が明らかになると、たちまち一時的に在庫がなくなるなどの人気ぶり。自分も発表されるやいなや、すぐさま発注してなんとかゲットすることができた。早速、連休中に中国で使ってみたが、改めてかなり便利に使えることを実感。海外で無線アクセスポイントとして使いつつ、日本からの国際ローミングの着信として使うには手放せないと感じた。

 ウィルコム関係者によれば「予想を上回る人気」なんだとか。やはり海外出張の多いビジネスマンから引き合いが多いのだという。

 厳しい経営環境のなか、ソフトウェアアップデートや周辺機器もちゃんと発売してくれるのは嬉しい限り。ただ、現在のところ、店頭在庫が枯渇してしまっているようなので、このあたりは何とかシャープに頑張ってもらって、追加生産してもらいたいものだ。

 


JUDGEMENT DAY

JUDGEMENT DAY

2010年5月10日 06:00
(法林岳之)

 今日、5月10日は『JUDGEMENT DAY』、審判の日。映画「ターミネーター」シリーズのJUDGEMENT DAYじゃなく、2010 FIFAワールドカップ南アフリカ大会の日本代表メンバーが発表される日だ。代表メンバー発表の会見は午後2時からで、東京ではNHK、日本テレビ、フジテレビ、テレビ朝日の4局が同時に生中継をするという。

 ワールドカップの日本代表メンバー発表と言えば、1998年は三浦知良選手と北澤豪選手落選の衝撃、2002年の中村俊輔選手の落選、中山雅史選手と秋田豊選手のベテラン抜擢、2006年の巻誠一郎選手のサプライズ選出など、悲喜こもごものドラマが記憶に残ってるけど、こういうとき、ワンセグケータイがあると、いつでも番組をチェックできるから便利。943SHの機能を活用するなら、ダブルワンセグの横画面で各局の番組を切り替えながら見ることもできるし、今どきだと、番組を見ながら、もう片方の画面では選出メンバーについて、Twitterでつぶやくなんていう人も多いのかな。

 ところで、今回のワールドカップが開催されるのは、ご存知、南アフリカ。通常、サッカーの試合は午後から夜に行なわれるけど、日本との時差は「マイナス7時間」なので、日本時間の夜から早朝に掛けての試合が多い。だから、多くの人は家で見ることができるはずだけど、どうしてもその時間に仕事や予定が入っていたり、つい飲みに行ったまま、気づかなかったなんてことも考えられるので、そういうときはカレンダーに登録しておくと便利。もっとも日本戦のときは、それなりに世間も騒がしくなるので、気づくだろうけど(笑)。

 943SHでスケジュールを登録するには、メニュー画面から[Tools]-[PIM・生活]-[カレンダー]でカレンダーを起動し、直接、入力するか、ソフトバンクが配布する「ソフトバンクユーティリティーソフト」を使う。ソフトバンクユーティリティーソフトはvCalendar形式のファイルの取り込みに対応しているので、Outlookなどで入力した予定をvCalendar形式で保存し、ファイルをソフトバンクユーティリティーのウィンドウにドラッグ&ドロップ。あとは943SHとパソコンをUSBケーブルで接続して、同期を掛ければ、転送完了。あるいは、vCalendar形式のファイルをメールに添付して、自分のケータイ宛に送るという手もある。もちろん、市販の携帯電話メモリー管理ソフトなども使える。

 ただ、ホンネを書いてしまうと、943SHに限った話ではないんだけど、通常のケータイって、こういうスケジュールなどの連動が今ひとつ強くない。逆に、スマートフォンはほとんどの機種がGoogleカレンダーと同期できるので、比較的、カンタン。

 また、スケジュールと言えば、よく困るのが映画の公開日。映画館やテレビで予告編は見かけるんだけど、公開日を忘れてて、結局、見に行くタイミングを逃すなんていうことがある。iCalで映画の公開日が配信されているのは知ってるけど、いろんな映画の公開日がまとめて配信されるので、自分に必要のない映画(さすがに「ドラえもん」「ポケモン」「プリキュア」などは見ないので……)のスケジュールも登録されたりして、今ひとつうれしくない。映画にしてもスポーツイベントにしてもバーゲンのスケジュールにしても自分が選んだスケジュールがサクッと登録できるようなコンテンツサービスはないもんでしょうか。


12メガカメラ+無線LAN

12メガカメラ+無線LAN

2010年4月26日 06:00
(湯野康隆)

 SH006の数ある魅力の一つが、12メガのCCDカメラ。画素数だけで言えば、もう完全にその辺のデジタルカメラに追い付いている。デジタルカメラと比べると、どうしてもレンズ部分に制約があるので、なかなか横並びで比較できるものでもないが、それでも巷のケータイの中では、SH006の解像感はピカイチだ。

 というわけで、最近、静止画をバンバン撮影しているのだが、ここで少し不満に思うのは、せっかく無線LANに対応しているのに、無線LAN経由で撮影したデータをパソコンに転送できない点だ。もちろん、microSDカードやUSB、Bluetooth、赤外線通信など、従来通りの手段でデータを持ち出すことは可能なのだが、そこはやっぱり無線LANでできるようにしてよ、と思ってしまう。

 例えば、同じく無線LANに対応したドコモのN-06AやN-02Bなんかでは、ライフストレージという機能が用意されており、フォトストレージサイトに自動的にデータを転送してくれる。できれば、今後は同様の機能を用意してもらいたい。さらに欲を言えば、DLNAに対応するなどして、パソコンやテレビなどからケータイの中のデータを参照できるようになるとうれしいのだが。

PCサイトビューアーを使って最大サイズの写真データをフォト蔵にアップロード

 もっとも、無線LAN経由でデータを持ち出す術が全く無いかというと、そうでもなく、実はPCサイトビューアー(フルブラウザ)を活用すると、フォト蔵などのフォトストレージサイトに最高画質のデータをアップロードできる。かなり面倒な作業ではあるが、いざというときには役に立つかもしれない。

 また、これは全キャリアに共通した話だが、メールに添付できるファイルの容量の制限がカメラの性能に追い付いていない面もある。12メガピクセルともなると、静止画1枚あたりの容量は約3MBになるのだが、例えば、auの場合、添付できるJPEGファイルの容量は2MBまで。もう一声、という感じなのだ。上りの通信速度を考えると、あまり現実的ではないのかもしれないが、徐々にでも緩和してほしいところだ。


絵文字が楽しいDM005SHに機種変更

絵文字が楽しいDM005SHに機種変更

2010年4月20日 06:00
(橋本保)
DM005SH

 前々から手に入れたいと思っていたディズニー・モバイルの機種を手に入れました。「DM005SH」です。第1号機が発売されたのは2008年3月。以後、20~30歳代女性を中心に加入者を増やしているそうです。

 私はターゲットから外れているのですが、一度は使ってみたかったんです。その理由は、サービスとハードが融合し、ケータイならではの世界観を作っていると思われるから。いま店頭に並んでいる新機種で、この世界観に匹敵するのはiPhoneくらいでしょうからね。

 さて、私が手に入れたのはミッドナイト・ブルー。外観で目を引くのはラインストーンです。ミッキーのシルエットになったラインストーンなんかも埋め込められています。正直に言ってちょっと恥ずかしいんですが、そのうちに気にならなくなるかもしれません。

 ディズニー・モバイルは、△△△@disney.ne.jpというメールアドレスになるため、これ目当てで加入する人も少なくないようです。私も、△△△@disney.ne.jpでメールを送ってみて、どんな反応があるか確かめてみたいと思います。

 以前に取材したときに聞いた話なんですが、ディズニー・モバイルでは、サービスをスタートさせる際、ソフトバンクの絵文字をそのまま使うのではなく、すべて見直したそうです。そしてディズニーの世界観に適当でないと思われるものは削除し、それぞれの絵文字もすべて手直しをしたそうです。

 犬や猫がなんとなくカワイらしくなっていたり、ショートケーキのイチゴやサッカーボールがミッキーかたどられていたり、プレゼントのリボンがミニーマウス風だったり。グー、チョキ、パーは、ミッキーの手になっています。

 これらは絵文字なのでディズニー・モバイル同士なら、この絵文字でメールがやり取りし、ディズニーな世界に浸れます。ただし他社へ送ったときには、シンデレラの魔法のようが解けるように、通常通りの絵文字になってしまいます。なんか楽しいですね。


スリムになったサイクロイドに戸惑う

スリムになったサイクロイドに戸惑う

2010年4月13日 06:00
(法林岳之)

 前回のエントリーで紹介したように、先月、ソフトバンク回線でメインに使う端末を「AQUOS SHOT 940SH」から「AQUOSケータイ 943SH」に機種変更した。

発表会のスライドではYouTube対応が表明されたが……

 機種変更の理由のひとつとして、940SHでは非対応だけど、943SHではケータイWi-FiでYouTubeが視聴できることを挙げ、「できれば、940SHや941SHもバージョンアップか何かで、Wi-Fi経由のYouTube対応を検討して欲しいところ」って書いたら、何と3月31日にソフトバンクからソフトウェア更新が発表され、940SHと「AQUOSケータイ FULLTOUCH 941SH」もYouTubeに対応することが明らかになった。

 940SHや941SHのユーザーにとっては、これはかなりうれしいソフトウェア更新。943SHが発売され、YouTube対応であることを知って、ちょっと悔しがっていたなら、これでカッチリ巻き返した気分(笑)?

 一方、YouTube対応を重視して943SHを選んだ人はちょっとフクザツな気分かも。せっかくのアドバンテージだったのに……って感じかな。筆者のように、940SHから943SHに機種変更する人は、こういう仕事の人じゃない限り、まずいないだろうけど、もしいたとしたら、「なにぃ!(怒)」って感じだよね。

 今まで、通常のケータイではソフトウェア更新などによって、機能が大幅にバージョンアップしたり、追加されることはなかったので、今回のような取り組みはユーザーとしても歓迎したいところ。ちなみに、ケータイWi-FiでYouTubeが閲覧できるっていう話は、発表会のスライドに出てくるものの、実はニュースリリースには何も書かれておらず、943SHの発売が近づき、機能概要が明らかになった時点で知ることになった。端末の開発や相手方(YouTube)との調整なども関係しているかもしれないけど、ソフトバンクにはもう少し早めにハッキリとしたアナウンスを出して欲しかったところだ。

左が943SH、右が940SH

 とまあ、そんなことはあったけど、現在は943SHを気分良く使っている。ただ、使いはじめにちょっと戸惑ったのがボディ形状。943SHはご存知の通り、サイクロイド史上最薄だけど、ディスプレイ側ボディとテンキー側ボディの厚みが近いせいか、ポケットから出すときに手触りで表裏を判別できず、端末を裏返しに持っていたり、逆に持ってしまうことが何度となくあった。最近はボタン部側底面のラウンドしたフォルムで気づくようになったけど、慣れない間はストラップなどを付けて、端末の向きを手に覚えさせるようにするといいのかもしれない。

 


便利なWi-Fi WINだが……

便利なWi-Fi WINだが……

2010年4月6日 06:00
(湯野康隆)

 Wi-Fi WIN(無線LAN)対応のケータイを持つことで増えたのが、PCサイトビューアー(フルブラウザ)の利用回数だ。

 ダブル定額等に入っている場合のPCサイトビューアーの通信料の上限は5985円。EZwebだけなら上限が4410円なので、その差、約1500円。これが気になってPCサイトビューアーの利用を控えているユーザーも多いと思う。

 でも、Wi-Fi WINならPCサイトビューアーの通信料も不要なので、料金を気にせず利用できるのだ。もちろん、無線LANが使える環境下にいる必要はあるが、自宅でちょっとした調べ物をしたいと思ったとき、PCの起動を待たずに、さっと利用できてかなり便利。

 そんなWi-Fi WINだが、実は使い始めで少しつまずいた。筆者宅では5年前に発売された某社のIEEE802.11b/g対応の無線LANルーターを利用していたのだが、SH006側からはアクセスポイント検索では見つかるものの、なぜか接続がうまくいかない。ネット上の他のユーザーの声などを調べてみると、どうもWi-Fi WINはこのメーカーのルーターとの相性があまり良くないらしい。これまで使った各種無線LAN対応機器では一切問題は無かったのに、なんとも不思議な感じである。

 どうにも埒が明かないので、結局、ルーターを買い替えることにした。買ったのは、最近、筆者の周囲で評判がいいAterm WR8700N。買ってきて、さっそくセットアップし、ドキドキしながらSH006から接続してみると……、拍子抜けするくらいあっさりつながった。

 Wi-Fi WINの場合、「AOSS」「らくらく無線スタート」「WPS」をサポートすることで、接続手順が簡略化されているのはありがたい。しかし、ケータイ買ったけど、自宅が圏外だった、というのに似て、この機能が目当てで端末を購入したのに、自宅のルーター・アクセスポイントと相性が悪くて使えない、ということでは困る。できれば、後に続くユーザーの不安を解消するためにも、きちんとした動作確認情報を提供してもらいたい。


絵文字プラスでモテモテ?

絵文字プラスでモテモテ?

2010年4月1日 06:00
(橋本保)

 SH-01Bには、「絵文字プラス」という機能がついています。これは作ったメール文を、自動的に絵文字に入りしてくれるもの。実例で説明しましょう。まず文章を入力して決定します(1)。次に「絵文字プラス」を選択すると、絵文字つきメールが現れます(2)。右下の次候補を選ぶと、次々と違う選択肢が表示されます(3)~(7)。好みのパターンが決まったら決定を押すと出来上がりです(8)。「絵文字プラス」という名称ですが、実際には文字色が変わったり、デコメ絵文字もつくこともあるんです。

(1) (2) (3)
(4) (5) (6)
(7) (8)

 とても単純な機能ですが、同じ文章を複数の人に送るとき重宝するはずです。たとえば合コンの後とか。「そんなものCCやBCCで送れば良いじゃん」と突っ込みがあるかもしれませんが、それは良くないんです。というのも、みんなが別れた後、女性(もしくは男性)の帰宅方向が一緒だったり、お茶をしていたりすると、「ほら、こんなメールが来たよ」と見せ合ってしまうかもしれません。そのとき、まったく同じ内容のメールだと、興ざめですよね。これは後日女性(もしくは男性)があったときでも同じ。一件ずつ手を惜しまないほうが、うまくいく確率は高いんじゃないかと思います。

 このほか、アクティブに絵文字を使っている人は、自分のメールがワンパターンになっていないか気になったりしませんか? そんなときの解消法に「絵文字プラス」は使えるはずです。

 簡単に絵文字つきの文章が作れるので、初心者向きの印象は強いですが、上述したとおり絵文字のパワーユーザーにも喜ばれる機能だと思います。最後に一言。(8)を見ていただくとおわかりの通り、文字色が変えたり、デコメ絵文字をつけると、そのメールはデコメール扱いになります。その分、パケット通信料がかかるので、この点はお知りおきを。


SH005の「情報リーダー」で、行きたい店のデータを収集中

SH005の「情報リーダー」で、行きたい店のデータを収集中

2010年3月31日 06:00
(村元正剛)

 SH005を使っていて「やっぱり便利だよなぁ」と感じているのが「名刺リーダー」だ。「ケータイ Watch」の読者諸氏には今さら説明するまでもないだろうが、シャープ製ケータイの十八番機能のひとつで、名刺をカメラで読み取って、そのままアドレス帳に登録できる機能だ。

 この「名刺リーダー」を初めて使ったのがいつだったかは記憶が怪しいのだが、数年前よりも着実に認識精度が上がっているように感じている。ちょっと暗いかなぁ……という状況でもしっかりピントが合うし、読み取り結果を見ると、お! すごい! 完璧だぁ~と感心してしまう。他メーカー製のケータイにも、似たようなOCR機能が搭載されていることがあるが、認識に時間がかかったり、トホホな結果が表示されたり、個人的には積極的に使いたくなることがなかった。

 久しぶりにシャープ製ケータイをプライベート用のメイン端末として使うようになって、カメラメニューの「名刺リーダー」の下に「情報リーダー」という項目があることに気づいた。雑誌などに載っている情報を読み取れる機能だとは知っていたが、これまでに使ったことはなかったのだ。

 実際に「横浜ウォーカー」で紹介されていた店舗データの部分をパシャリと撮影して試してみたのだが、なかなかいい。一定の書式がある名刺とは異なり、雑誌記事はデザインがまちまちだ。「名刺リーダー」に比べると、認識精度が劣ることは否めない。撮影する範囲に、住所や電話番号以外の文字列(例えば、おすすめのメニュ