我が家で奇跡の復活を果たした懐かしのIS06
【SIRIUS α IS06】
湯野康隆
(2014/4/17 06:00)
今年小学校に入学した6歳の息子が「カメラが欲しい」と言い出した。色んな物に興味を示すこと自体は非常に良いことだが、懐具合も気になる。で、改めて息子に「スマホのカメラではどうか?」と打診したところ、それでもOKとのこと。というわけで、古くなったスマホ「SIRIUS α IS06」を活用することにした。
ただ、IS06をそのまま渡したのでは、子供の思う壺。プリセットのゲームをはじめ、小1男子には魅力的なアプリの数々が満載で、親としてはとても喜ばしい状態とは言い難い。
そこで導入したのが「キッズ・プレイス」というアプリ。あらかじめ起動を許可したアプリ以外にはアクセスできなくなるというもので、設定を変更しようとするとパスワード入力を求められ、その先には進めなくなる。筆者の場合、「カメラ」と「ギャラリー」のみ起動を許可する形にしてある。
個人的に思うのは、最近、日本でも知育系コンテンツの提供が始まっているが、そうしたアプリ以上に、保護者がコントロール可能で、安心して子供に使わせられるコミュニケーションツールの登場に期待したいところ。保護者が許可した相手とだけメッセージのやり取りができるとか、まずは家庭内で色々と試しながら少しずつコミュニケーションできる範囲を広げ、子供を育てていけるようなツールが欲しいのだ。
古くはダイヤルQ2、そしてインターネットの普及に伴い、出会い系だの何だのと様々なコミュニケーションサービスが糾弾され、子供たちをサービスから排除することばかりを進めてきたが、現代のスマートフォンというプラットフォームは、もっとポジティブな方法で子供たちを育てていける可能性を秘めているように感じるのだ。携帯電話は何のための道具かというと、ゲーム用でも知育用でもなく、コミュニケーションのための道具である。
意地でもキャップを開けない工夫
【VEGA PTL21】
湯野康隆
(2013/7/8 06:00)
とくに大きな不満も無く使用できている「VEGA PTL21」であるが、防水端末でもUSB端子がキャップレスという最近のトレンド的には若干ストレスを感じるようになってきた。まあ、防水端末の大多数がまだまだキャップ付きではあるが、キャップレス端末の手軽さを体験すると、なかなか後戻りはできない心理状態になってしまう。
充電はともかく、要するに、USB端子のキャップを開けずにデータの受け渡しなんかを手軽に行いたいわけだが、何か良い手は無いものか。その一つの解となり得るのが、ラトックシステムの「REX-WIFIUSB1」という製品である。
USBストレージをWi-Fi経由でスマートフォンと簡単にシェアできるというもので、USBメモリはもちろんのこと、2TBまでのHDDも利用でき、パッケージにはmicroSDをUSBに変換するアダプターも同梱されている。スマートフォンからの使い方は簡単で、Android端末であればGoogle Play Storeから専用アプリ「WiDrawer」をダウンロードし、Wi-Fiまわりの設定を行えば、すぐにUSBストレージの参照が可能になる。
まあ、キャップを開けたくないがために、かえって手順が増えているような気がしないでもないが、そもそもメモリカードスロットが無いiPhone/iPadやNexus 7のような端末にとっては結構便利なアイテムなんじゃないかと思う。実は、3000mAhのバッテリーを内蔵したモデル「REX-WIFISD1」も販売されており、外部バッテリーも一緒に持ち歩きたい、と考えている人には、こちらもオススメだ。
ローラー台上の退屈しのぎ
【VEGA PTL21】
湯野康隆
(2013/6/18 06:00)
先日、久しぶりにヘルスメーターに乗ったところ、体重がかなりヤバい感じになっていたので、再び自転車に乗ってダイエットに励むことにした。が、そんな矢先に梅雨入り。雨を理由にサボっているとダイエットにならないので、ローラー台を導入し、時間がある時に30分~1時間程度、ペダルをこぐようにしている。
しかし、ローラー台でトレーニングしたことがある方であればご理解いただけると思うが、部屋の中でピタッと止まったまま、ひたすらペダルをこぐというのは、退屈この上ない。どうにかして気を紛らわさないと、モチベーションが維持できないのだ。
ここで、我がスマホ「VEGA PTL21」の登場である。ハンドルのマウントキットに装着すれば、音楽や動画などで退屈をしのげる。DTCP-IPにも対応しているので、別室のBDレコーダーに録画した番組の視聴も可能だ。ちなみに、auのVEGAにプリセットされているDTCP-IPアプリが、ドコモの子会社のパケットビデオが開発している「Twonky Beam」という若干トリッキーな状況にあるというのも興味深い。
やや脱線気味なので話を元に戻すが、こうして自転車をこぎながら各種エンターテインメントを楽しんでいる際に問題となるのが、音である。ローラー台というのは、それなりに音がするものなので、VEGA本体のスピーカー音量を最大にしても、やや聞き取りづらい。仕方がないのでヘッドホンを装着しようとすると、最近のスマートフォンとしては珍しく端子にキャップが付いていたりして、これはこれで面倒くさい。
で、こんな時はやっぱりBluetoothかな、と思ったのだが、フィーチャーフォン時代は「Bluetoothでワイヤレス生活♪」という感じだったのが、3.5mmジャックが当たり前のスマートフォン時代になり、自分自身がすっかりワイヤード生活に戻っていることに気がついた。というわけで、よさげなBluetoothスピーカーを物色する今日この頃である。
スマホ1台で仕事をこなす工夫
【VEGA PTL21】
湯野康隆
(2013/5/29 06:00)
夏モデルの発表会ラッシュが続いた5月は、取材や打ち合わせで各方面に出かけることが多かった。急ぎ原稿を書く必要がある場合はノートPCを持ち出すことになるのだが、インタビュー取材などの場合、最近は紙のノートやタブレット、あるいはスマートフォンのみ持って行くことが多くなった。歳をとるにつれ実感するのだが、やっぱりカバンは少しでも軽い方がいいのだ。
元々は出先で校正作業を行うためにタブレットを持ち歩いて、取材メモは紙のノートで、というパターンだった。しかし、このところは、メモもタブレットやスマートフォンでとる機会が増えてきた。そんな時に愛用しているのが「Note Anytime」というアプリだ。iOS向けには昨秋から提供されてきたアプリなのだが、今春、Android版が登場したので、筆者はVEGA PTL21をはじめ、所有しているスマートフォンやタブレットにインストールして利用している。
Note Anytimeの良いところは、とりあえずはサッとメモしておき、テキスト変換は必要に応じて後で行うといった手書き入力の快適性はもちろん、デジタルキャビネットと呼ばれるクラウド環境ベースで、どの端末からも作成したメモにアクセスできるところだ。さらに、今どきのスマホでは、バックグラウンドでICレコーダーアプリを起動して音声を録音したり、必要な時にはカメラ機能を呼び出して撮影したり、取材ツールとしてかなり便利になってきた。
もちろん、記事を書く場合などは、キーボードに向かって文書を作成した方が早いというのも事実だが、ノートPCの脇にICレコーダーを置いてタイピングしてメモをとった場合、タイピングのカタカタいう音ばかりが録音され、肝心の取材相手の声が聞きとりづらい、なんていうこともある。その点、タッチパネルにサラサラと手書きで書き込んでいる場合、そういう無駄なノイズも少ないので実用性が高い(端末によってはマイクの位置に手がかぶらないように注意する必要はあるが)。
という感じで、カバンの軽量化に注力している今日この頃。最終的には、持ち歩くのはスマホ1台だけ、という将来を夢見ている。
使うと便利な小窓「mini Window」
【VEGA PTL21】
湯野康隆
(2013/5/9 06:00)
昨今のスマートフォンには、ちょっと触っただけでは気づきにくい裏ワザ的な便利機能がたくさん仕込まれている。マニュアルにはちゃんと記載されているが、あまりにも事務的に淡々と説明されているため、普通の人はそれを読んだだけではどう便利なのか理解できないだろうし、そもそも簡易マニュアルすらきちんと読まない人が多いという状況なだけに、各メーカーともにコストをかけて機能を実装したわりには誰も知らない、使わないという残念な事態が散見されるのだ。
筆者が現在使用している「VEGA PTL21」にも、そんな裏ワザ的な便利機能がたくさん用意されている。
例えば、「mini Window」機能。一言で説明すると、音楽プレーヤーや動画プレーヤー、テキストメモの小窓を別のアプリの起動中に重ねて表示できる機能である。店頭のパンフレットやパンテックのWebサイトなどでも紹介されている機能なのだが、前回ご紹介した「VEGA Motion」は比較的きちんと使い方の説明があるのに対し、mini Windowについては詳細マニュアルを読まないと呼び出し方すら分からない可能性がある。
で、どうやって呼び出すのかというと、画面下部の「ホームアイコン」の右側にある「履歴アイコン」をタップすると、「ミュージック」「動画」「テキストメモ」の3つのアイコンが現れるので、それを選択するだけ。まあ、使っているうちに気がつく場合もあるのだろうが、もう少しアピールしてもらいたいところだ。
実は、この手の小窓機能、最近は他社製の端末にも搭載され始めているのだが、それぞれ呼び出し方も異なれば、呼び出せる機能のバリエーションも異なる。こうしたマルチウィンドウ機能は、Android OSの標準機能として用意されたものではなく、各メーカーがそれぞれ頑張って搭載しているというのが実態で、結果的に使い方もバラバラ、サードパーティもそれ用のアプリを開発できない、というような状況になっている。
当初は端末メーカーにとって差別化のポイントとして活用できていた機能ではあるのだが、多くのメーカーがこの機能を実装し、さらにパソコン同様の大画面を装備したタブレット端末も売れ始めているので、Googleには、もうそろそろOS側にマルチウィンドウ機能を標準搭載することを検討してもらいたいところだ。
なにげにイケてるVEGA Motion
【VEGA PTL21】
湯野康隆
(2013/4/16 06:00)
先日からパンテック製のAndroid端末「VEGA PTL21」を使い始めた。正直、auの冬モデルのラインナップの中でも地味な端末ではあるのだが、実は結構イケてるんじゃないかと思えてきたのだ。
当初、Android 4.0を搭載して発売されたVEGAだが、4月4日、Android 4.1にアップデートできるようになった。auのラインナップでは、「HTC J butterfly HTL21」や「INFOBAR A02」が4.1搭載端末として登場しているが、4.0から4.1へのアップデートサービスが提供されたのはVEGAが最初。従来であれば、Androidの素の状態に近いからじゃないか、という話もできたのかもしれないが、今回のVEGAについてはおサイフケータイやNFC、ワンセグなどもしっかりサポートしており、他社(とりわけ国内メーカー)にももう少し頑張っていただきたいところだ。
さて、話を本題に戻すが、VEGAと言えば、端末に触れずに操作できる「VEGA Motion」。この機能をONにすると、赤外線センサーを利用し、端末の上で手を動かすことで各種操作が行えるようになっている。OSを4.1にアップデートした後は、さらにカーソル操作をシミュレートできる「フォーカスタイプ」の操作方法が追加された。
実際使ってみてどうなのかというと、まあ、普通に使うぶんには画面をタッチした方が早くて快適だし、端末に触れずに何やら怪しい動きをしている変な人に見えてしまうというマイナスポイントは否定できないのだが、特定の利用シーンにおいては、確かに効果を発揮する。
中でも気に入っているのが、「画面再点灯」機能。筆者の場合、食事中なんかによくそういうシチュエーションになるのだが、ニュースやSNSをチェックしながら食事をしている時、しばらくすると画面が消えてしまい、あわてて電源キーを押してバックライトをつけなおす、なんていうことがある。そんな時、VEGA Motionのこの機能をONにしておけば、ハエを追い払うかのごとく端末上にひょいと手をかざすだけでバックライトを再点灯させられるのだ(ただし、端末起動時にロックナンバーなどを設定している場合には、この機能は利用できない)。
過度なMNP優遇策が続く状況下、一括価格5~8万円というauのLTE端末のラインナップの中にあって、3万円台半ばで購入できるというのは、とりわけ既存のauユーザーにとっては非常に大きな魅力となり得る。そろそろ夏モデル発表の時期なので、在庫が残っていればの話ではあるが……。
MIRACH IS11PTのメモ機能をチェック!
あっという間に立春も過ぎ、暦の上ではもう春。とはいえ、まだまだ凍えるような寒さが身に染みる今日この頃です。コタツでゴロゴロしていたい衝動にもかられますが、やることだけは盛りだくさん。忘れてはいけないことを付箋紙に書いてパソコンの脇にペタペタ貼っていたのですが、次第にPCまわりが悲惨な状況になってきました。そこで、備忘録がてらMIRACH IS11PTのメモ機能を使ってみることに。
MIRACHには「手書きメモ」、「便利メモ」、そして「音声メモ」といったさまざまなメモ機能がプリインストールされています。それぞれシーンに応じた使い分けができそうですが、まずは「手書きメモ」を起動。こちらは画面を画用紙に見立て、そこに指でメモをとるという、極めてシンプルな機能です。とりあえずの走り書きには使えるかもしれませんが、慣れていないぶんキレイに書くのが難しく、もともと下手な字がさらに酷いことに。あまり使い道がないのでは……と思いきや、線の太さやカラーを自由に選べることを発見。急に絵心が掻き立てられ、暫し夢中で落書きしてしまいました。
手書きメモ | 手書きメモ(カラー選択) |
さて、ふと我に返り、メニュー画面に再び戻って……お次は「便利メモ」を選択。こちらは「手書きメモ」以上にさまざまな機能が備わっているのが魅力です。テキスト入力も、キーボードを数パターンから選ぶことができ、日本語入力やローマ字入力はじめ、韓国語、中国語、ポルトガル語などの言語にも対応していて、その名の通りなかなか“便利”。そして、誇るべきMIRACHならではの手書き入力機能、「La La Stroke」を使えるのが特筆すべき点。前にもご紹介しましたが、こちら、スイスイ文字を認識してくれ、漢字変換もタップひとつで行え、ノーストレスで文字を書き進めることができる、優秀な機能。「走り書き」にはうってつけのツールです。
便利メモ(La La Stroke) | 便利メモ(韓国語) |
音声メモ |
最後に「音声メモ」もチェックしてみることに。アイコンの「カセットテープ」のイラストが懐かしさを誘います。立ち上げてしまえば使い方は至ってシンプル。中央の丸印をタップすれば録音がはじまり、レコーディング中を示す「Rec」の文字が点滅しはじめます。終了時には四角印をタップすればOK。録音した音声はリストに保存され、再生するだけでなく、メールに添付して送信することもできます。取材時のインタビュー内容をいち早く関係者に共有したい時などに使えそう。また、着信音にも設定できるので、お気に入りの曲をちょっとメモ(録音)しておいて、着メロとして使ってみても良いかもしれません。
以上、なんだかんだ試してみましたが、当初の目的であった「TO DO LIST」を作るのであれば、結局はタスク管理の専用アプリをダウンロードするのがベストなようです。
MIRACH IS11PTで写真撮影!
2012年初のレポートということで、ちょっと遅くなりましたが……明けましておめでとうございます。今年も自分らしいケータイの楽しみ方を発信できればと思っていますので、引き続きよろしくお願いいたします。さて、昨年から持ち歩いている、シンプル&ユーザーフレンドリーなスマートフォン「MIRACH IS11PT」、年末から年始にかけても何かと活躍しました。やはり、イベントが多い時期に活用頻度が更に高くなるのは、何と言ってもカメラでしょうか。というわけで今回は「MIRACH IS11PT」のカメラ機能に迫ってみたいと思います。
まず基本的なスペックから。カメラの画素数は500万画素とiPhone 4と同レベル。撮影ライトはもちろん、オートフォーカス撮影、手振れ補正機能などを一通り備えています。連続撮影は4連写、そしてズームは9段階/最大4倍まで可能となっていて、日常生活の記録としての撮影だったら全く不自由なく使うことができそう。そこで、実際にMIRACHで写真を撮り、最近新調したiPhone 4S(800万画素)と比較してみることにしました。
被写体は、ピンク色が鮮やかに映えるプリザーブドフラワー。カメラの設定で、ホワイトバランスや露出なども調整できるのですが、今回は「自動」を選択し、MIRACHにすべてお任せです。さっそくバラの花びらメインにとらえ、カメラマークをタップすると、一瞬でオートフォーカスがなされ、はっきりとした彩度の高い写真が撮れました。同じ条件で撮影したiPhone 4Sの写真と比較すると……後者のほうが自然な色合いで、実物の色彩を正確に再現しています。いろいろと設定を変えて試してみたのですが、MIRACHではいずれも実際よりぐんと鮮やかな色彩に。性能としてはiPhone 4Sに軍配があがるのでしょうが、鮮やかな発色を求めるのであれば、MIRACHはかなりオススメです。
MIRACHで撮影した写真 | iPhone 4Sで撮影した写真 |
MIRACHで撮った写真はもちろん、SNSやメールで簡単に共有することができます。写真をタップすると右下にでてくる「メニュー」から「共有」を選択すれば、前回レポートしたau one Friends NoteはじめFacebook、Eメール、Gmailを利用して、すぐさま写真を公開したり送ったりすることが可能。編集機能は「回転」や「トリミング」程度ですが、ここは楽しく写真編集できるアプリがマーケットにたくさんありますから、スマートフォンのカメラの初期機能としては十分といった印象です。
写真共有設定 | 写真編集画面 |
ちなみに今回とったバラの写真、せっかくなので壁紙に設定してみました。2012年、華やかな気分で幸先のよいスタートが切れそうです。
壁紙に設定 |
MIRACH×au one Friends NoteでSNSを快適に
今年も残すところあと10日強。年末に向けてのカウントダウンが始まりつつあります。年末は例年どおり実家に帰省する予定。ふるさとに帰ると、師走の慌ただしさが嘘のような和やかな時間が流れ、リラックスできる反面……すこし時間を持て余してしまうことも。そんな時、ちょっとつぶやいてみたり仲間の様子を確認したりと、気軽に情報発信&収集ができるTwitterやFacebookは、頼れるコミュニケーションツールになること必至です。
そんな訳で、年末年始に備え、お馴染み「MIRACH IS11PT」でSNSを試してみることに。興味深いのは、「au one Friends Note」という無料アプリ。これはTwitterやFacebook、mixiなどの人気SNSをまとめて管理できるという優れもので、複数のSNSを操る人には結構便利なはず……と、思い立ったが吉日。MIRACHにはバージョンアップ前の「jibe」がプリインストールされていたので、まずはマーケットから「au one Friends Note」をダウンロードしてみました。
さて、ホーム画面に登場した「Friends Note」のアイコンをさっそくタップし起動させます。そして、SNSのアカウント登録画面へ進み、自分が利用しているサービスのアカウントを次々登録すれば準備完了。最初はちょっと面倒ですが、この作業さえクリアすれば快適なSNSライフが待っているはず! まずは頻繁に使うFacebookを登録してからmixiを同期。そして、Twitterにアメブロ……。こうしてみると自分がこんなにも色々なネットワークコミュニティに参加していたのだということに改めて気づかされます。
ホーム画面 | アカウント登録画面 |
さて、登録が終わってタイムラインをタップしてみると……自分が使っているSNSの情報がすべて同じラインに表示されるではありませんか! あれこれ色々なアプリを立ち上げることなくそれぞれの情報をスッキリ一元管理でき、とっても便利。
そして「au one Friends Note」のもう一つの魅力は、『ぐるなび』や『じゃらん』などの各種サービスと連動していること。位置情報や条件を入力すれば、それぞれの情報ソースから目的に適ったレストランを抽出してくれるのです。忘年会シーズン、急遽お店を探さなきゃいけないときに、この機能は重宝しそう。その他にもGoogleトークなどのチャットやEvernoteなどのストレージサービス、そしてSekai KameraのARなど、様々なサービスを一度に利用できるのには、あっぱれ、です!
レストラン検索画面 | 検索結果画面 |
2012年は「au one Friends Note」を見習い、錯綜している情報や人間関係(!?)を整理整頓&一元管理し、新たな気持ちで新年を迎えたいと思います。
AQUOS PHONE IS13SHにスイッチ!
約4カ月ほど、愛用したG'zOne IS11CAに代わり、いつも首から提げているauの端末は「AQUOS PHONE IS13SH」にスイッチすることにした。発売日の11月18日に機種変更をしたので、すでに3週間近く使っている。
なぜ、AQUOS PHONE IS13SHにしたのかというと、前回のエントリーでも書いたように、この冬のauのラインアップがちょっと選びにくく、手堅い選択肢を選んだというのがホンネ。くり返しになるけど、+WiMAXは速い半面、バッテリーをかなり消費するし、おサイフケータイのない機種は何かと困るし……という話。仕事上、au版iPhone 4SもWindows Phoneも買ったけど、ボクとしてはちょっとメイン端末にできない感じ。ちなみに、こういう話は妙なタイミングで重なるもので、前回のエントリーが掲載された日、NTTドコモのREGZA Phone T-01Dが即日販売停止になるし(現在は再開)、その後、auでもっとも期待する人が多いと言われていた「ARROWS Z ISW11F」の発売予定が越年しそうな時期になってきた。富士通東芝さん、頑張らないと!
【2011/12/12 14:58 お詫びと訂正】
初出時、「『ARROWS Z ISW11F』の発売予定が越年」としていましたが、同端末の発売予定時期は2011年12月中旬以降です。お詫びして訂正いたします。
試行錯誤の結果、選んだAQUOS PHONE IS13SHだけど、G'zOne IS11CAからのデータ引き継ぎで手こずったものの、概ね、気に入って使っている。データ引き継ぎで手こずったのは電話帳やメールで、microSDカードや赤外線通信なども使ったけど、思うように転送できないデータがあった。結局、内容があまり変わってないこともあり、電話帳はもうひとつ前のG'zOne TYPE-Xから転送したけど、この先、スマートフォン同士の機種変更が増えてくると、こういうところの引き継ぎやすさというか、いかに従来機種のデータを簡単に読み込めるかも気になってくるかもしれない。
AQUOS PHONE IS13SHの方は三種の神器&防水対応ながら、スリムなボディに4.2インチという大画面がうれしい。端末の動作についてはホームアプリの動きが若干、気になるものの、アプリケーション画面やブラウザなどの動作はサクサク。IS03から継承したメモリ液晶も便利だし、エコ技による電池の持ちもこれまでのスマートフォンに比べれば、十分にロングライフ。ちなみに、ひとつ宣伝をさせてもらうと、12月9日には本誌でもおなじみの著者陣といっしょに執筆した「できるポケット au AQUOS PHONE IS13SH スマートに使いこなす基本&活用ワザ150」が発売されているので、そちらもご覧いただけると幸いです、ハイ(笑)。
メインで使うAQUOS PHONE IS13SH(左)と国際ローミングで使うMIRACH IS11PT(右)。こうして並べてみると、どちらもだいぶ地味な感じかも…… |
いい感じで使いはじめたAQUOS PHONE IS13SHだけど、仕様面でひとつだけ困ったのが国際ローミングがGLOBAL PASSPORT CDMAのみという点。これからのシーズン、旅行や出張など、海外での利用が続くため、GLOBAL PASSPORT GSMが利用できないのは結構、困る。au ICカードを差し替えて使うフィーチャーフォンも検討したんだけど、海外で利用するときもスマートフォンの方が何かと便利なので、PANTECH製「MIRACH IS11PT」を用意することにした。
MIRACH IS11PTを選んだのは、GLOBAL PASSPORTで利用できるネットワークがCDMA2000方式、GSM方式に加え、UMTS方式(W-CDMA方式を含む)でも利用できるからだ。詳しくは本誌のニュース記事を参照して欲しいけど、欧州圏はUMTSネットワークが充実しているので、そっち方面に行くときはきっと活躍してくれるんじゃないかと期待している。もちろん、海外ダブル定額の対象にもなるので、出発までに「GLOBAL PASSPORTアプリ」をダウンロードして、ちゃんとセットアップしておかないと。
意外と使える「MIRACH IS11PT」の卓上ホルダ
「分かりやすくシンプルなスマートフォン」を謳っている、auのパンテック製スマートフォン「MIRACH IS11PT」。フィーチャーフォンに近い操作感で、スマホ初心者でも安心して使うことができ、かなりユーザーフレンドリー。機械オンチな私でさえ、すぐに慣れることができました。
MIRACHと卓上ホルダ |
ちょっと面白いなと思ったのは、auのスマホでは珍しく「卓上ホルダ」が付いているところ。最近あまり手にする機会がなかったので、何だか逆に新鮮です。やはり、どこか郷愁を感じさせてくれるのが、この端末のニクいところ。さて、卓上ホルダといえば「充電」という用途を一番に思い浮かべますが、このMIRACHのホルダ、充電以外にも幾つか便利な使い方があることが判明したので、ここでご紹介したいと思います。
まずはシンプルに時計として。「別にに他のケータイでも時計代わりになるでしょ」と思われるかもしれませんが、MIRACHをこの卓上ホルダに設置すると、かなり本格的。私の部屋には大きな壁掛け時計がないので、いつもパソコンや携帯で時間をチェックしていたのですが、小さい文字を見るためにわざわざ画面に近寄るのは、ちょっと面倒です。その点、このMIRACHに大きく時間を表示して、卓上ホルダに固定さえすれば、通常のデジタル時計として活躍してくれます。もちろん目ざまし時計として枕元におくのも良し。防水なのでキッチンに置いてタイマーとして使用するも良し。卓上ホルダがないと、どこかにポイっと携帯を置きっぱなしにして、どこだどこだ、と探すハメになるのですが……こうして時計として使っていればそんな情けない状況に陥るのも回避できます。
さらには保存されている画像を流して、デジタルフォトフレームのような感覚でも楽しめます。内蔵のmicroSDカードを入れ替えれば、MIRACHで撮影したもの以外の写真も鑑賞でき、部屋の中でいろいろな思い出に浸ることができるのです。初回の記事で、「使いやすくシンプル」という観点から、この端末を「両親にもススメたい」と書きましたが、まさに両親や祖父母へのプレゼントにうってつけかも。見て楽しめる家族写真が保存されたmicroSDカードをセットして贈れば、写真をみたり、通話したり……とコミュニケーションがさらに密に取れるようになるに違いありません。ご家族と離れて暮らしている人にはなおのことオススメです!
時計表示 | フォトフレーム表示 |
今年のクリスマスは、遠方に住む大切な人にMIRACH IS11PTをプレゼントしてみてはいかがでしょうか?
「MIRACH IS11PT」で国際感覚を身につける?!
前回からレポートしているauのAndroidスマートフォン、「MIRACH IS11PT」。フィーチャーフォンに近い操作感で使用できる「シンプルモード」や、Android初の「重ね書き手書き文字認識」機能を搭載している、ユーザーフレンドリーな端末です。
そして先日には記載しなかったもう一つのポイントは……国際的に活動する人に便利な機能が各種取り揃えられていること。私は、そんなに頻繁に海外へ行くわけではありませんが、今後インターナショナルなライフスタイルを目指すために(?!)、ちょっとチェックしておきたいと思います。
言語選択画面 |
まず、海外での通信について。ミラクのグローバルパスポートは、auのCDMA、GSMに加えて、これまでauで採用されていなかったUMTS(W-CDMA)にも対応しています。UMTS対応エリアでは最大7.2Mbpsのデータ通信が可能というから、海外でもかなり快適に利用できそう。また、多言語機能もなかなか充実していて、日本語、英語、韓国語、中国語(簡体字・繁体字)、ポルトガル語の5カ国語に対応し、各国の言語でのメニュー表示と文字入力ができるようになっています。欲を言えば、フランス語やイタリア語など欧州圏の言語がもう少し充実していれば……とも思うのですが、しゃべりもしないのにそんなワガママ、おこがましいですよね。英語をはじめ、中国語や韓国語……いろいろなバージョンを試していると、なんだか少し外国語ができるようになった錯覚に陥るから不思議。まずはここから新たな言語をマスターしてみてもいいかもしれません。
メニュー画面(中国語) | 設定画面(ポルトガル語) |
単位換算 |
そしてもう一つ便利なのが「単位換算」機能。重量、温度、面積、速度、長さ、容量において、換算前の単位と数字、そして換算したい単位を選択するだけで瞬時に表示してくれます。例えばアメリカの天気予報がピンとこなくても、この機能を使えば、華氏で表した気温、例えば華氏77度をすぐさま摂氏25度に変換してくれるのです。マイル、フィート、ポンド、オンス、ガロン……もうどんな単位が現れようとも、MIRACHさえ携えていれば怖くありません。
以上、国際人に便利な機能にちょっと着目してみましたが、あとはAndroidマーケットで通貨換算アプリをゲットすれば完璧。MIRACHをお供に、ニューヨークにでもひとっとびしたいものです。
「MIRACH IS11PT」にシフトチェンジ!
(左から)MIRACHとiPhone 3GS |
背面 |
この秋は、新たな仕事が舞い込んできたり、思いがけない再会があったりと、なんだか目まぐるしい変化が続いています。そういう時期こそ、気持ち新たにケータイもシフトチェンジ! というわけで、今までお世話になった「IDEOS」から、auのAndroidスマートフォン「MIRACH(ミラク) IS11PT」に変更することにしました。カラーはシンプルで艶やかなブラック。前回のIDEOSではカラフルなカバーを存分に愉しんだので、ここはひとつシックなイメージに路線変更し、ちょっと大人なケータイライフを過ごしたいものです。
さて、まずはスペックのチェックから。手にすっぽりおさまるほどコンパクトなIDEOSと比較してしまえば、多少サイズは大きくなりますが、手持ちのiPhone 3GSと並べてみると、見た目のサイズは殆ど変わりません(若干長さがあるくらい)。しかも重さは123gとiPhoneよりも軽く、女性でも無理なく片手で使うことができそうです。カメラの有効画素数は500万。更に防水なので、台所や洗面所にも安心して持ち運べるのが個人的には嬉しいポイントです。
MIRACHの仕様を一通り確認したところで、さっそく起動させてみました。この端末の一番の特長は、「はじめての方でも安心」と謳っているように、とにかくシンプルな操作性。スマートフォンに慣れていなくても、扱いがスムーズにいくように、実に色々な工夫が盛り込まれているのです。その一つの試みがMIRACHならではのユーザーインターフェイス「シンプルモード」です。このフィーチャーフォンに近いメニュー画面を見ただけで、違いは一目瞭然! これだったら、慣れない方や年配の方でも、臆することなくスマホデビューができるはず。両親にも自信を持って薦められそう!
メニュー画面【通常モード】 | メニュー画面【シンプルモード】 |
手書き入力画面 |
そして、もう一つ特筆したいのが、Android初の「重ね書き手書き文字認識」という機能です。確かにタッチパネルでの文字入力は慣れるまでちょっと苦労しますが、手書き入力機能があれば心強いですよね。とはいえ、かなり達筆(?)な私の文字を正しく認識してくれるのか気になってしまい、さっそく手書きで文章を綴ってみたところ……書いている側から、次々とテンポよく文字を認識してくれ、これまでになかった操作感でスイスイ入力ができるではありませんか! これにはちょっと感動。スマホ初心者であれば重宝すること間違いなしです!
あれこれ操作しているうちにMIRACHともだいぶ仲良くなってきました。世の中やauホームページはiPhone 4Sの話題で持ち切りですが……、分かりやすくて、ユーザーフレンドリーなMIRACHの魅力に、これからさらに深く迫ってみたいと思います。
がっかりせずにサイト検索
フィーチャーフォンで使い慣れたサービスがスマートフォンでは利用できない――そんなことを心配しているユーザーも未だ少なくない。実際、使えなくなってしまうサービスがまだまだあるのも事実だが、1年前と比べると、随分と状況が改善されてきたように思える。
クリノッペ |
キャリアの公式サイト以上にスマートフォン対応が進んでいるのが、ソーシャルネットワークサービス関連のゲームを中心とした各種サービスだ。中でも多数のゲームをスマートフォン向けに投入しているのが、グリー(GREE)。Androidマーケットを「グリー」で検索すると、ズラリとゲームが並ぶ。「ハコニワ」「モンプラ」が単体のアプリとして提供されているほか、「GREEマーケット」というアプリをダウンロードすれば、「クリノッペ」のようなGREEの定番ゲームもプレイできる。
個人的に愛用しているのが、「将棋 by グリー」や「麻雀 by グリー」といった定番ゲーム。特にCPUが強いとか、何か特殊な要素があるとかいうわけではないのだが、オフライン環境でも問題なく動作するので、地下鉄通勤の片道30分程度の乗車時間でプレイするにはちょうど良い。何より無料だし。
結局、フィーチャーフォンからスマートフォンに端末を変えたところで、やってることが大して変わっていないのが悲しい気がしないでもないが、双方で同じように利用できるという安心感は何物にも代えがたい。
ちなみに、アプリを出してはいないものの、三菱東京UFJ銀行やみずほ銀行などはスマートフォン版サイトを用意して、オンラインバンキングサービスを利用できるようにしているし、徐々にではあるが、スマートフォン向けサービスが充実してきている。アプリを検索しても見つからない、という場合は、普通にサービス提供元のサイトにアクセスしてみると答えが見つかることもあるのだ。
将棋 by グリー | 三菱東京UFJ銀行 |
スマートフォンと相性がいい複合機
DCP-J515NとIS06 |
自宅のプリンターを買い替えた。長らく「PIXUS MP790」(キヤノン)を使っていたのだが、FAXを使うこともほとんど無いし、場所も取るし、今回は無線LAN対応の複合機としてはリーズナブルな価格帯の「DCP-J515N」(ブラザー)を購入した。
最近のプリンターには、カメラ付きケータイを意識してか、メモリカードや赤外線通信経由でのダイレクトプリント機能がわりと当たり前のように付いているが、このモデルにはメモリカードスロットがあるのみ。ケータイ連携はイマイチじゃないかと思うかもしれないが、実はスマートフォン(Android/iPhone)向けには、専用アプリを利用することで無線LAN経由でプリントする機能が用意されている。
それはそれで便利なのだが、筆者がそれ以上に便利だと感じるのが、このスマートフォン向けアプリがスキャンにも対応しているところ。筆者の場合、スマートフォンからダイレクトプリントする機会は皆無に等しいが、ちょっとした資料やチラシの類をメモとしてスキャンして、持ち歩きたいと思うことがよくある。これを家庭内で、なおかつPCレスで簡単にできてしまうのはうれしい。
ちなみに、このPCレスのスキャン機能はメモリカードスロット経由でも利用できるので、メモリカードの抜き差しが少々面倒だが、フィーチャーフォンの場合はこちらを活用するという手もある。
年に一度、年賀状の印刷にしかプリンターを使っていないという方も、こういう使い方ができる複合機が存在するということを頭の片隅に入れておいて損はないだろう。
スカパー!の冊子をスキャンしてみた | JPEGかPDFでメモリカードに保存できる |
IS06でF1を楽しむ
待ちに待った2度目のIS06のアップデート。これで@ezweb.ne.jpのEメールが利用でき、au one Marketにもアクセスできるようになった。おサイフケータイやワンセグのように、ハードウェア面でどうにもならない機能以外は、一通り最新の状態になったと言えるだろう。
何気にうれしいのは、これに付随して絵文字が使えるようになっているところ。グローバルな視点で言えば、絵文字みたいな機種依存文字なんて使うな、ということになるのかもしれないけど、まあ、そもそも日本語がグローバルに通用しているわけでもないし、日本人同士のケータイメールで絵文字を使わない方がコミュニケーションに支障をきたすのではないかと思えるくらいだ。
さて、そんなわけで普通に使えるようになったIS06だが、今回はモータースポーツファン向けのアプリを1つ紹介しよう。「Formula1.com 2011」というアプリだ。
すでにCar Watchにもレビュー記事が掲載されているので、詳しくはそちらをご覧いただきたいが、F1のラップタイムをリアルタイムに確認できる、いわゆるライブタイミングアプリである。従来、PC向けに無料で提供されていた同サービスだが、これがAndroid端末のほか、iPhoneやBlackBerryでも同じく無料で利用できるようになった。
F1好きの筆者は、できる限りスカパー!で生中継を見るようにしているのだが、金曜日の練習走行は仕事中なので見ることができない。そんなときでも、このアプリがあれば、セクターごとのタイムを確認して「この週末はこのチームの調子が良さそうだな」とか、どこでもチェックできるのだ。
そんなF1ファン向けのアプリだが、アプリ内にVodafoneのロゴがあったりするところもケータイマニア的には見逃せないポイントだ。
au one メールを有効活用
メイン端末をIS06からSH006に戻して約1カ月。そろそろIS06に戻してもいいかな、と思いつつも、余震が来るたびに、もうしばらくSH006のままで行こう、と思いとどまっている。
SH006をメインにしているとはいえ、IS06を全く使わないかというと、そうではない。やはり、一度スマートフォンの便利さに慣れてしまうと、なかなか後戻りできないのも確かだ。とりわけ、仕事関連のメールやらカレンダーやらの環境をIS06用に構築してしまった後では、SH006で全てを完結するのは難しい。そんなわけで、両端末を併用する日々が続いている。
一旦、IS06に完全移行していた際には、@ezweb.ne.jpのEメールが受信できないため、「au one メール」に転送をかけるようにしていた。SH006であれば、メールボタンを押して「Eメールメニュー」を表示し、「メール設定」→「その他の設定」→「au one メールへの自動保存」と辿り、この機能を有効にすればいい。あとは、IS06側でGmailアプリを起動し、「アカウントを追加」でau one メールのメールアドレスとパスワードを入力すれば、通常のGmailと同じように@ezweb.ne.jp宛のメールを受信できるようになる。
ちなみに、au one メールはiPhoneなど、他のスマートフォンとも同じように同期できるし、もちろんパソコンからだってアクセスできる。IS06も4月に予定されているバージョンアップで@ezweb.ne.jpのEメールの送受信に対応することになっているが、複数のデバイスを使っているヘビーユーザーには、それ以降も活用できるオススメの小技の一つだ。
IS06でau one メールにアクセス。件名の頭には転送であることを示す絵文字が入っているため文字化けしている | 同じメールをSH006で受信 |
iPhoneでも同じように確認できる | BlackBerryでも |
スマートフォンがフィーチャーフォンに学ぶべきこと
11日に発生した東北地方太平洋沖地震で被災された方々には、心よりお見舞い申し上げます。
筆者は東京のオフィスで接客中だったのだが、これまで経験したこともないような揺れの大きさに驚いた。その後、会社近くの公園に一時避難し、途中で仕事を切り上げ、徒歩で帰宅することになった。筆者は以前、au端末で利用できる「災害時ナビ」を試す記事を書いたことがあるので、帰宅経路や帰宅にかかる時間などは把握していた。しかし、今使っているIS06にはそのような機能はなく、ワンセグや緊急地震速報なども利用できない。
(左から)IS06とSH006 |
普通に生活している時はIS06も大変便利に使えるのだが、いざこうした事態が起きたときには、正直、ちょっと心もとない。災害時ナビはともかく、ワンセグや緊急地震速報に対応したスマートフォンもあるにはあるが、やはり電池の持ちなどを考えると、フィーチャーフォンの優秀さが際立つ。
筆者は帰宅後、以前使っていたSH006を引っ張り出して充電。SIMカードを差し替えて、しばらくこちらを使うことにした。
たかがケータイ、されどケータイ。スマートフォンがフィーチャーフォンに学ぶべきことは、まだまだたくさんあると感じた。
成長するIS06に不思議な愛着
2月16日のアップデートにより、Cメールの送信ができるようになり、さらに今まで使えなかったアプリも利用できるようになったIS06。それまでSIMカード無しの状態で使ってきたが、ここでいよいよ本格的に乗り換え。長年愛用しているメイン端末のストラップもIS06に装着した。ストラップ穴が小さいので取り付けにかなり苦労したが……。
今回のアップデートでは、Cメールの送信機能の追加に加え、Skype auやjibeといったauの公式アプリも利用可能になった。これらのアプリを利用するかどうかは各自の判断だろうが、それまで使えなかったアプリがちゃんと使えるようになるというのは素直にうれしい。
実は、それ以外にも他のAndroid端末ではダウンロードできるのに、なぜかIS06ではダウンロードできなかったアプリも多かった。たとえば、サイボウズの「KUNAI Lite for Android」もその一つだった。今回のアップデート後には、ちゃんとダウンロードできるようになっている。そのほかにも「えっ、何でダウンロードできないの?」と思っていたアプリが使えるようになっているので、過去に苦い思いをしたIS06ユーザーは改めてAndroid Marketにアクセスしてみるといいだろう。
アップデートで進化を遂げたIS06だが、4月には@ezweb.ne.jpのEメールやau one Marketも利用できるようになる予定。2カ月に一度のペースで成長するIS06に妙に愛着がわいてくるのであった。
アップデートが待ち遠しいIS06
キビキビと動くIS06だが、前回「いろいろと足りないものがある」と書いたように、やっぱりこの機能は必要だよな、と思うものがいくつかある。それは、おサイフケータイでもなく、ワンセグでもない。コミュニケーションの基本、Cメールと@ezweb.ne.jpのEメールだ。
というのも、以前からプライベートでauを使い続けてきたこともあり、家族内ではCメールを頻繁に利用している。現時点でもCメールの受信はできるが、届いたメールに返信することができないため、どうしてもこれが円滑なコミュニケーションの妨げになってしまうのだ。@ezweb.ne.jpのEメールについては、別のアドレスに転送することもできるので何とかならないでもないが、やはりCメールの送信非対応というところが痛い。
おそらく、それまでauを使っておらず、新規契約で使い始めるぶんにはさほど影響は無いのだろうが、機種変更でIS06を購入しようと考えているユーザーにとっては要注意。Cメールの送信については2月中、@ezweb.ne.jpのEメールについては4月までにアップデートにより対応するとされているので、それらのサービスを多用しているユーザーは、少し様子を見てもいいだろう。
そうは言っても今すぐ使いたい、というユーザーは、au ICカードを従来使っていた端末に戻して、IS06は無線LANのみで利用する、という手もあるだろう。実は筆者も今のところはこの使い方。いきなりスマートフォンをメインに使うのには少し抵抗があるという方が、そうやって少しずつ端末に慣れて行くのも悪くない。
早くアップデートされないかなぁ。
無線LAN環境下ならau ICカード(SIMカード)無しでもほとんどの機能を利用できる |
この冬、筆者が選んだauのAndroid端末
昨年来、業界的には“スマートフォン祭”な状況なわけだが、筆者の場合、本コーナーではずっとSH006について書きつつ、時折、CAR NAVITIMEやNetWalker、N-08Bといった変化球で繋いできた。とはいえ、さすがにこの路線で引っ張るのもどうだろう、と疑問を感じるようになったので、ここらで端末をメインストリームのAndroid端末にスイッチしようと考えた。
auで言えば、IS03がまず最有力候補で、これから発売となる防水対応のIS04も捨てがたい。しかし、筆者が選んだのは、意表をついて(というとメーカーに失礼かもしれないが……)「SIRIUS α IS06」だ。
なぜ筆者がワンセグにもおサイフケータイにも対応していないIS06を選んだのか、疑問を感じる読者も少なくないだろう。しかし、現時点においては、IS03もIS04もOSのバージョンがAndroid 2.1で、仕事でGoogle Appsを利用したい、と考えると、2.2以降の端末が必要となるため、auのラインナップの中ではIS06しか選択肢が残されていないのだ。
さらに大きなポイントとしては、IS06のサクサク感がある。仕事柄、いろんなAndroid端末に触れる機会があるが、その中でもIS06のキビキビとした操作感はiPhoneのそれに近いものがあり、Android端末特有のストレスを感じることが少ないのだ。当然、普段使いの端末は快適であったほうがいい。また、IS03が138g、IS04が149gであるのに対し、IS06は109g。サイズもコンパクトで手になじむ。
ということで、次回以降、IS06について書いていきたい。まあ、いろいろと足りないものがあるのも確かだが、実はこいつ、隠れた名機だと思う。