みんなのケータイ

 au WALLETのカードが手元に届いて2週間ほどが経過した。カードが届いたからと言って、CMのようにサイフを投げ捨てていないが、確かにサイフを出す機会は減ってきた気がした。

au WALLETのアプリ

 au WALLETが届いてまずやったのは、アプリでの残高確認だ。届いたらすぐにキャンペーンの1000円がチャージされていたかと思ったら、なぜか0円となっていた。しかし、翌朝確認してみたら、ちゃんと1000円に増えていた。

 次にやったのが、じぶん銀行からのチャージだ。2万5000円をチャージして、まず5%分をゲット。6月10日になって、10%還元キャンペーン分の2500円がチャージされていた。

 カードを発行し、チャージするだけで、こんなにも現金が還元されるなんて、KDDIはなんて太っ腹なんだ。これまでMNPによるキャッシュバックに大盤振る舞いしていたが、au WALLETであれば、auユーザーすべての還元されるのは正しい方向だと思う。確かに“田中プロ”が「カードを作らないと損」と言い切るだけのことはある。

 もちろん、auショップに行って、「ウェルカムガチャ」もやってきた。1日1回、月3回までという制限があるが、6月は5ポイント、10ポイント、5ポイントで終わってしまった。ガチャだけしにauショップに行くのはちょっと気が引けるが、7月も通おうと思う。

 これまでは、おサイフケータイが使えるコンビニなどで電子マネーを使ってきたが、クリーニング店などでは現金払いを余儀なくされてきた。しかし、そういった店でもクレジットカードが使えるので、6月からau WALLETで支払うようになってきた。

海外でも支払いにチャレンジ

 6月1日からアメリカ・サンフランシスコ、11日から韓国・釜山への出張があったので、現地でも使ってみた。

 コンビニでミネラルウォーターやビールを購入したり、飲食店での支払いにも使ってみたが、全く問題なく利用できてしまった。au WALLETはマスターカードの仕組みを使っており、日本でも海外でもマスターカードのクレジットカードとして表向きは処理されている。海外では、クレジットカード払いが一般的であり、何の疑いをもたれることなく、au WALLETで決済できるのだ。

 支払後、アプリで確認すると、利用店舗が「MasterCard加盟店」という表記になっているのだが、数日経過するときちんと店名が表記されるようになる。また、換算レートがすぐに把握できるというのは、クレジットカードとは違う利点と言えそうだ。

 海外出張となると、あらかじめ現金を両替しておいたり、クレジットカードを使うのが一般的だ。海外のコンビニなどで買い物をすると、やたらと小銭が増えてしまい、また使うのも面倒だったりする。現金は関連レートや手数料で損することもあり、クレジットカードは使いすぎが不安になる。

  au WALLETの場合、海外で4%の決済手数料が必要のため、それはそれで損することもあるので、注意が必要だ。しかし、現金、クレジットカードに加えて、au WALLETという選択肢ができたことで、便利で最も損しない決済手段をその都度、選べばいいだろう。

 au WALLETがさらに便利だと感じたのが、スマホアプリで決済履歴が確認できるだけでなく、ウェブサイトからはCSVファイルがダウンロードできるようになっている点だ。

 今はプライベートでしか使っていないが、将来的には別回線でもう1枚、仕事用のau WALLETカードを発行し、仕事の経費管理をこれでやろうかとも思っている。KDDIにはできれば、別デザインのカードも作って欲しい。