【GALAXY Note SC-05D】

5インチスマホの中でまだまだGALAXY Noteがいい理由

2012年8月30日 06:00
(甲斐祐樹)

 予約当日に瞬殺されましたコラボスマートフォン「L-06D JOJO」の発売日であります今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

 GALAXY Note以来、すっかり5インチサイズの魅力にとりつかれている私ですが、つい先日発表されたNTTドコモ秋モデルには、残念ながら5インチサイズの新端末は存在せず。国内においては全キャリア含め、5インチクラスの端末はNTTドコモの「GALAXY Note」「ELUGA power」「Optimus Vu」の3機種のみという状況が続くこととなりました。

 L-06D JOJOの予約に失敗したからというわけでもありませんが、せっかくなので国内有数の5インチスマートフォンのスペックを比較してみました。

 5インチサイズのスマートフォンを利用して感じたのは本体サイズの重要さ、中でも「本体幅」のフィット感。GALAXY Noteの83mmというサイズは、片手でぎりぎり操作できる絶妙のサイズだと感じています。

片手でぎりぎり持てるサイズのGALAXY Note

 Optimus Vuは幅90mmとGALAXY Noteよりも大きく、片手ですべて操作するというよりも両手でしっかり操作する、どちらかというとタブレットに近いサイズ。一方、ELUGA powerは本体幅が70mmで、実は4.8インチ液晶の「GALAXY S III」よりも1mm小さいサイズ。こちらはむしろディスプレイの大きいスマートフォン、という位置づけでしょうか。

 対応機能ではOptimus Vuが、おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線通信、防水と国内向け機能をほぼ網羅している点で他機種よりも一歩リード。残り2機種はELUGA powerがおサイフケータイと防水、GALAXY Noteがワンセグと、好みによって分かれるところです。

 電池消費の激しいスマートフォンにおいて、ある意味機能以上に重要なのがバッテリーの持ち。バッテリー容量を見るとGALAXY Noteが2500mAhと大容量バッテリーを搭載しており、LTE待受も約310時間と唯一300時間超えを達成しています。Optimus Vuは2000mAhのバッテリーを搭載しているものの、取り外し不可のためバッテリーを取り変えることができないのがややネックでしょうか。

 決してL-06D JOJOが手に入らなかった悔しさのあまりではありませんが、それぞれ比べてみるとスマートフォンとタブレットの中間サイズであるGALAXY Noteに対して、タブレットよりのサイズ感で機能を充実させたOptimus Vu、スマートフォンサイズで大画面化を実現したELUGA powerと、サイズごと棲み分けがされている5インチサイズのスマートフォン。こんな記事を書いている間にも、新モデルの話があったり、現行モデルのOSのバージョンアップという話があったり、GALAXY Noteはまだまだ現役で活躍してくれそうです。

 そして、発売当日を迎えたドコモオンラインショップでのL-06D JOJO予約状況は果たしてどうなりますことか……。