Nokia N9とLumia 800
Nokia N9の販売国が広がらないまま、Nokia Lumia 800が発売となった。このLumia 800はWindows Phone 7.5を搭載したNokia初めての製品。この冬のNokiaの本命端末であり、Lumiaは同OS搭載機種の愛称だ。Nokiaの製品型番は3桁の数字となったが、その前に着く愛称でOSを区別、BelleがSymbian、AshaがJava系のSeries40 OSとなる。
Lumia 800は11月にヨーロッパで発売が始まり、その後アジア各国にも続々と投入が始まっている。筆者の居住する香港でも、販売初日となった12月12日の夜8時(800の型番に合わせて、8:00販売開始)には市内にあるNokiaストア全店舗で販売イベントが行われた。さすがにiPhoneほど人は集まらなかったものの、それでも繁華街の会場には数百人の香港人が集まり、芸能人も駆けつけるなど盛大なイベントだったようである。
Lumia 800(左)とNokia N9 |
N9とLumia 800を比べると、本体のデザインはほぼ同一で、カメラボタンやフラッシュの位置、ディスプレイサイズが異なるくらいだ。N9のデザインは「エレガント」と評判が高いようだが、それを引き継いだLumia 800も外見は他社のWindows Phoneや、Nokiaの他製品と大きく差別化された「唯一無二」の存在と言える。OSは異なるものの、N9の持ちやすさや操作のしやすさはLumia 800にもしっかりと引き継がれているように感じる。
ということでMicrosoftの本気も感じられるWindows Phoneの最新製品であるNokia Lumia 800をこれから使っていこうと思う。Windows Phone端末は日本でも出ているため、アプリやサービスも日本語に対応したものが少しずつ出てきている。iOSやAndroidほどでは無いものの、日本語での活用もそれなりにできそうで楽しみだ。