Nokia N9で着せ替えを楽しむ

2011年11月29日 06:00
(山根康宏)

 この冬にはWindows Phone端末が複数登場する予定のNokia。そのためMeeGo OSのNokia N9の販売国はアジアとヨーロッパの一部だけとなっており、購入できる国はあまり多くない。筆者の居住する香港でもN9の販売はスキップ。そのためアクセサリ類の入手はできない状況だ。

 スマートフォンを買ってからの楽しみの一つは、本体に取り付けるケース・カバー類を選ぶことだろう。素のまま持つのもいいものだが、ちょっと気分を変えたいときなどはデザインや色とりどりのカバーを買って取り付けたいもの。日本でも量販店では今やカバーが何十種類も販売されており、本体を買ったあとは「さて次はカバー」という流れが一般的になりつつあるかもしれない。

 筆者のNokia N9もカバーをいろいろと試したいのだがマイナーな機種では数が出てくることは望めないだろうなぁ、と思って中国の深センに行ったところ、携帯アクセサリー屋に山のようにN9のカバーが売られているではないか。実は中国ではNokia N9の販売が始まったところで、現時点の最上位・ハイエンドモデルということからNokiaが大々的に販売を行っているのだ。実際、現地のNokiaストアへ足を運んでみると、その場でN9を購入している客が必ずいるほど人気になっているようだ。

 そのためアクセサリー屋やカバー屋に行っても、iPhoneやGALAXYに混じってNokia N9のカバーがちらほらと売られているようなのだ。種類はそれほど多くはないものの、シリコン製、TPU製、プラスチック製など素材もいろいろ。カラーは多いものなら10色くらいと着せ替えを楽しむには十分なほどのものが販売されている。N9の本体カラーは現在、黒、ブルー、ピンク、白の4色があるものの、国によっては全色は販売されていない。どの色も魅力があるだけに購入時は悩んでしまうだけに、本当なら純正で多数のカバーを出して欲しいところだ。

 元がプラスチックの素材を生かしたすっきりしたデザインのN9だけに、カラフルなケースをつけるのも意外と似合うもの。今回は3タイプ5色ほどを買ってきて、毎日の気分で付け替えている。iPhoneのケースほどの種類は望めないだろうが、それでもこれだけ多数のものが販売されているのならばしばらくは飽きそうにない。