Androidの電子マネー対応度をチェック
モバイルWAON |
おサイフケータイ対応と銘打ちながらも肝心のサービスがそろっていなかったAndroidですが、ここに来てWAONに続き、Edy、iDと電子マネー対応が一気に進み始めました。
おサイフケータイ対応Androidと同時にサービスを開始したモバイルWAONは、メニュー画面が半角カナだったり、ボタンにショートカット用の数字が割り当てられていたりと、携帯電話向けアプリを移植したようなイメージ。その分、今まで携帯電話でできたことは一通り可能で、モバイルWAON対応端末の1つとしてAndroid端末が追加された、という印象。
一方、EdyはAndroid用にメニューを一新。残高を表示できるウィジェットや、チャージ金額が1000円を切ると通知してくれる機能に加え、履歴からチャージ金額をTwitterに投稿できる機能、EdyのFacebookページを「いいね!」できる機能など、今までのEdyにはなかった機能が盛り込まれています。
その代わりまだAndroidではできないことも多く、機種変更のデータお預けやEdy受け取りに加え、パスワードを忘れた場合の対応も3月まで利用できないというちょっと怖い状態。また、Mobile EdyやEdy to Edyなどの機能は8月予定とのことで、Edyを本格的に使えるのはもうちょっと先のことになりそうです。
NTTドコモの「iD」も2月7日から始まりましたが、これが携帯電話とスマートフォンの2台持ちにはちょっと厄介。というのも、iDの説明ページを見ると、NTTドコモのクレジット「DCMX」で利用している場合、機種変更手続きにはFOMAカードを入れ替える必要があるとのことで、携帯電話で使っているiDの設定をそのままAndroidへ移行できないのです。
ドコモショップで相談したところ、2台持ちの場合やはり同じDCMXを2台には設定できないとのことで、Androidには上限1万円までで携帯電話料金として支払える「DCMX mini」を設定。電池があまり持たないAndroidにおサイフケータイすべて預けるのも怖かったのでとりあえずはこれでよしとしますが、今後は1枚のDCMXで複数端末設定できるようになるといいですね。
まだ対応が始まったばかりで機能が追いついていない部分もありますが、それでもAndroidでおサイフケータイが使えるようになったのは嬉しい限り。あとは毎日の通勤でもっとも利用しているモバイルSuicaの対応を楽しみに待ちたいと思います。
Edy | |
DCMX |