AndroidマーケットのWeb版が便利

2011年2月14日 06:00
(太田亮三)

 2月3日にニュースとして掲載したAndroidマーケットのWeb版。筆者もさっそくAndroidユーザーとして使ってみた。第一印象は、Androidマーケットの機能をキレイに移植してきたな、というもの。Web版だからさぞかし多機能になっているだろうと思ったが、Android端末で見られる情報が、パソコンからでもアクセスできるようになっているというものだった。

 大きな違いは、Android端末を複数台使い分けている場合に便利な管理機能が提供されていること。Androidでけっこう苦労するのは、買い替えや初期化などで最初の状態に戻った時、以前と同じ環境にすべくアプリを探してインストールする作業だ。どのアプリをインストールしたか、パソコン側で一覧で確認できるのはありがたい。

 端末へのインストール機能も、「え? そこまでやってくれるの?」と思ってしまうほど簡単だ。端末側である程度の操作が必要だろうと思っていたのだが、Web版でインストールを指示すると、端末へのインストールが自動的に完了する。

 

 筆者のように、日常的にパソコンのWebブラウザを利用している人なら、ふとアプリを探したいときに、やはりWeb版は便利。メールやチャットなどでアプリを教えたいときも、Web版のページがあればURLで簡単・確実に伝えられる。ひとまずはシンプルな使い勝手と端末へのインストール機能が提供されたAndroidマーケットのWeb版だが、今後の機能拡充が今から楽しみだ。