ソフト更新で「003SH」が快適になった点

2011年2月10日 06:00
(津田啓夢)

 先日、「『003SH』のソフト更新予告、電池や通話機能が改善」というニュースを掲載した通り、「003SH」のソフト更新が始まった。このソフト更新で津田の「003SH」は、さらに快適になったようだ。

 今回のソフトウェア更新は、電池持続時間や通話音質などの改善などが目玉となっている。「003SH」のバッテリー容量は1390mAh。昨年11月に発売されたauの「IS03」(1020mAh)よりも大きく、ドコモの「LINX 3D SH-03C」(1400mAh)に近いものとなっている。しかし津田が使用する限りにおいて、体感的なバッテリーの消耗度は「IS03」とあまり大差は感じられていなかった。今回のアップデートでバッテリー周りが改善されるので、素直に喜びたい。

 ソフト更新による変化をもっとも体感している点は、実はバッテリーでも通話品質でもなくて、なんだかアプリの動作が快適に感じる、という点だったりする。上記の改善ポイント以外にも、細かいバグの修正などが含まれているので、そのせいかもしれない.
3G回線へ繋がるまでが快適になっているようだ。

 たとえば、Twitterクライアントアプリ「Seesmic」の場合、起動するとまず通信して差分のデータをダウンロードするのだが、差分情報が表示されるまでが短くなった。同様にTwiiter連動アプリ「FilMeee」についても、通信を使った認証が早く終わるようになった気がする。劇的な変化とは言い難いが、通信系のアプリをよく使う人は体感できるのではないだろうか。

 なお、今回のソフト更新によって、端末ソフトウェアのビルド番号は「S1400」になる。人によっては何度かソフト更新する必要があるので、充電しながら作業することをオススメしたい。