困ったときは、ステータスバーを下にドラッグ!

2011年1月7日 06:00
(すずまり)
時報を使って再現してみます
発信中です

 そろそろまた防水ケータイが欲しい……そんなことを考えていた矢先、発表されたのが、「REGZA Phone」。当初は、フィーチャーフォンで機種変更しようかな、と考えていたんですが、「REGZA Phone」は、スマートフォンなのに、おサイフ、ワンセグ、spモードがついてしかも防水!! とまるで特典盛りだくさんの通販番組さながら。当然飛びつきました。

 久しぶりに我が家にやってきた防水端末。当然初日からお風呂で使います(笑)。ワンセグの受信感度も良好で、これまでより大きな画面でテレビが見られるようになりました。気になるタッチの反応ですが、液晶面を完全に濡らした状態では難しくなりますね。水がかかっても本体自体にはまったく影響ありませんが、お風呂で操作するなら、あまり水がかからないようにしたいところです。

 実は先日、お風呂で連絡帳をいじっていて、大失敗をしてしまいました。写真共有サービスの送信先のアドレスを連絡帳に登録しようと、一覧を激しくスクロールしていたときのこと。液晶をちょっとぬらしてしまったので、反応がいまひとつになったな……と思った瞬間、操作がダブルタップと見なされたのでしょうか、突如発信状態になり、どこかに電話し始めてしまったのです。

 「きゃー! ヤバイ!」と大慌てです。なんせ時間は真夜中の午前2時半。かけられたほうは大迷惑ですからね。従来のケータイなら、間違い電話をしても、発信時の「プップッ」の段階で終話ボタンを押せば、知らん顔できました。そこで慌てた私は、発信を始めたことを知るや否や、反射的に、一番右に配置されている「バックキー」(直前の画面に戻る)を押してしまいました。

 おかげで、発信画面をろくに確認できぬまま、画面は1つ前に戻ります。「発信画面はいづこへ~!?」と、焦りで混乱中の私は、さらに慌てました。「どれかボタンを長押しすると、バッチリ終話するとかそんな仕掛けがあったりして!」と3つ並んだボタンを片っ端から長押してみましたが、感触としては、発信画面から遠のく一方……。ホーム画面を表示したまま、なおも呼び出し音は続きます。とことん焦っているうちに、とうとう相手がでてしまいました。

「もしもし? もしもし?」
「間違えて発信してしまいました! 大変申し訳ありません!」

 お風呂場にこだますお詫びの声。そして、スピーカーを通じて伝わってくる相手のガッカリ感……。

 相手が電話を切ってくれたので、やっと一呼吸ついて、自分がどうすべきだったのか考え始めました。試行錯誤の結果、画面最上段の「ステータスバー」を下にドラッグして、「通知パネル」を開き、その中にある「通話中」の通知をタップすると、発信中の画面に戻れると分かりました。焦りすぎてて、そこまで知恵が回りませんでした……。

 以上が、私の大失敗。フィーチャーフォンしか触ったことがなく、初めてスマートフォンに乗り換える方は、スマートフォンの新機能を探訪する前に、発信と終話周りの操作を確実なものにすることをお勧めしたいです。「気がついたら画面が真っ暗になってた」なんてとき、どう操作したらいいか、なんてあたりも意外と大事かも。ショップに行けば、スタッフが丁寧に付き合ってくれると思います。

 ところで、あの人は誰だったんでしょう? 相手の名前は分かってるんですが、かけたはずの相手とは全然違う声でした。番号変わったのかしら(苦笑)。

発信中に、間違えて一番右の「バックキー」を押した、と仮定ホーム画面に切り替わってしまいました。ちなみにアイコンはカスタマイズしています
こんなときは、慌てず「ステータスバー」に注目「ステータスバー」を指でずるずるっと下にずらすと、「通知パネル」が開きます
「通知パネル」がひらいたら、「通話中」をタップ待ち望んでいた画面に戻ってきました!