録画も動画再生も手軽に
動画・ワンセグに注力したBRAVIA Phone U1では、ワンセグの録画データの再生に加えて、ソニー製レコーダーと連携した「おでかけ転送」の動画を楽しめるのが特徴。通勤・通学時に使うともなれば、手軽に利用できるかどうかは重要なポイントになる。
いきなり余談だが、BRAVIA Phone U1は2009年の秋に発表された端末の中でも比較的新しいソフトウェアを搭載している。メール関連の機能が改善されていることは以前お伝えしたが、ワンセグチューナーアプリも改善されており、具体的には選局中にサブメニューを展開できるようになっている。電波受信環境にもよるが、選局中にほとんど操作できなかったこれまでと比べると、操作しやすい印象だ。
ワンセグの録画機能自体は、同時期に発売された機種と大きく変わらない。ワンセグ視聴中に手動で録画するか、番組表サービスから登録して予約録画を行える。録画予約はカレンダーのスケジュールに登録されるので、削除する場合はこちらから行う。
録画したワンセグのデータは、アイコンメニューの「TV」にある「ワンセグ録画データ」から視聴できるが、どうせなら、画面を表向きにして閉じると起動する「メディアランチャー」から使いたい。横画面専用のUIとなっているが、本体およびmicroSDカードのワンセグ録画データを一覧でき、たくさんの動画が保存されていても、サムネイルがあっというまに表示され視覚的に探しやすいのも気に入っている。
「メディアランチャー」を使う理由は、ワンセグの録画データだけでなく、「おでかけ転送」でレコーダーから転送した動画や、LISMOの動画それぞれに、メディアランチャーというひとつのアプリでアクセスできるのが便利だからだ。また、「おでかけ転送」のデータは未視聴の動画に「New」マークが付き、レジューム再生機能にも対応するなど、日々の利用に配慮されているのも嬉しい。