ちょっとずつ進化しているiコンシェル
2009年10月20日 11:00(関口聖)
「iコンシェル」は、ドコモの2008年冬モデルから導入されたサービスだ。電話帳お預かりサービスと一体化している同サービスだが、よくよく確認してみると、iコンシェル内でも「iスケジュール」「インフォメーション」など、コンテンツが分類されている。たとえば、ドコモが提供する路線情報や交通情報、災害情報は「インフォメーション」と呼ばれるコンテンツで、スポーツ新聞が提供する阪神タイガースの試合情報や雑誌社提供の新作映画封切り情報は「iスケジュール」と呼ばれるコンテンツだ。
それがどう違うのか、一番わかりやすいのは「待受画面で通知されるかどうか」という点だった。iコンシェル開始時~最近までは、インフォメーションは“ひつじのしつじ(マチキャラ)”が吹き出しで通知してくれ、iスケジュール用コンテンツはカレンダーにいつの間にか追加されるというものだ。自然と、インフォメーションコンテンツばかり目にしてしまい、iスケジュールのほうは更新すら気づかないこともあった。
ドコモでは今冬モデルでもiコンシェルを進化させる方針を明らかにしている。リコメンド機能の拡充はもちろん、インフォメーション/iスケジュールの見やすさ、わかりやすさや、グーグルカレンダー/サイボウズなど外部スケジュールとの連携など、細かな部分も今後進化してほしい。