みんなのケータイ

iPhoneの容量不足も端子不足もマグネットでくっつけて解決していく
2026年1月20日 00:00
パソコンでは一般的ですが、スマートフォンではあまり使われないものにUSBハブがあります。ノートPCなどのUSB端子に接続して機能を拡張するものですが、ワイヤレスが基本のスマートフォンだとあまり使うことはないかもしれません。
ただ、ここ数日話題の「容量不足」の問題を考えても、意外に必要になってくる(かもしれない)SSD内蔵で外付けストレージとしても利用できるUSBハブが、メーカーから送られてきました。マグネット好きには嬉しいMagSafe対応でしたので、試用した上でご紹介します。
容量不足解消にUSBハブ
試用したUSBハブは、なんとなくMac miniに見える正方形に近いデザインで、特徴は背面にマグネットを内蔵していてMagSafe(Qi2)対応スマートフォンの背面に固定できる点。iPhoneだけでなく、最近のQi2対応Androidスマートフォンでもマグネットでくっつけることができます。
本体には、USB Type-C端子が3つ、USB3.0端子が1つ、HDMI端子が1つ、イヤホン端子が1つ、そしてSDカード・microSDカードスロットが1つずつ装備されています。つまり8つのインタフェースを備えたハブというわけです。スマートフォンに装着できるので、通常はUSB Type-Cが1つしかないスマートフォンのインタフェースを拡張できます。
もちろん、普通のUSBハブなので、PCで使うこともできます。USB Type-C端子が1つしかないPCやスマートフォンでも、100WのPD対応USB Type-C端子があるので、充電しながら使うことも可能です。
接続端子は、「PC IN」と記されたUSB Type-C端子に、スマートフォやPCをケーブルで接続します。付属ケーブルはスマートフォンでちょうどいい長さのフラットケーブル。そのとなりにPD対応端子があるので、必要ならば充電ケーブルを接続します。
あとは、USB Type-C端子に挿入したUSBメモリからデータを読み取るもよし、HDMI端子に接続してスマートフォン画面の映像出力をするもよし、3.5mmジャックのイヤホンを接続してゲームを楽しむもよし。
さらにSDカードとmicroSDカードのスロットを備えるので、デジタルカメラの画像を転送することも可能です。
このハブには、実はさらにもう1つ機能があり、ケースの中にM.2 2230のNVMe SSDを装着できるのです。
これによって、さらに高速大容量のストレージデバイスとして使うことができます。接続したSSDやSDカードに画像や動画のデータを退避すれば、スマートフォン本体の容量を安全に確保できます。
例えば長時間の動画を撮影したいときに外部メディアに直接記録できれば容量不足を考えずに撮影できるのですが、iPhoneの標準カメラだとすべての動画が外部メディアに記録できるわけではありません(機種によってはProRes動画は可能)。
これはスマートフォン本体でmicroSDカードに対応していないAndroidでも、標準カメラでは直接保存できないパターンが多そうです(Pixel 10 Pro、Galaxy Z Fold6で確認)。
それでも撮影後になってしまいますが、撮影した動画や写真を転送するようにすれば、容量不足に悩まされずに済みます。10Gbpsに対応したUSB Type-Cと通常のUSB端子も備えているので、外部ストレージへの転送も高速です。UHS-IIに対応しているわけではないので高速ではありませんが、SDカード・microSDカードへ転送してもいいでしょう。
何らかのバックアップアプリを用意すればバックアップや復元も簡単にできます。プロフェッショナルであれば、iPhoneの高解像度動画を長回しで撮影するという使い方もできるので、幅広いユーザーで利用できそうです。
スマートフォンでもマグネットでくっつくので比較的扱いやすく、付属ケーブルもちょうどいい長さで使い勝手も良好。MagSafeに対応したSSDやUSBハブが珍しいわけではないですが、高速なSSDを内蔵できて容量も自分で自由にカスタマイズできますし、ハブとしてもおおむね機能は揃っているので、1つ持っていると便利そうです。











