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iPhoneに見知らぬ番号からの電話――そんなときは「iOS 18」の新機能「ライブ留守番電話」をどうぞ

 毎日というわけではないけれど、たまに発生して、「なんだろうなあ」と少しだけ悩むも、特に打つ手が思い浮かばない。そんな事柄のひとつに「誰がかけてきたのか、わからない電話」があります。

 迷惑電話対策は、いろんなスマートフォンに搭載されているのですが、多くの人が使うiPhoneにも頼もしい機能があります。それが「ライブ留守番電話」です。

 「ライブ留守番電話」は、英語ではiOS 17より利用できるようになっていた機能です。日本語では、2024年9月のiOS 18で利用できるようになりました。iPhoneの留守番電話に録音されたメッセージを文字起こししてくれるというものです。

 使い方はとても簡単。着信時に表示される「留守番電話」というボタンを押すだけ。相手が話し始めると、その内容がリアルタイムにテキスト化されるのです。設定メニューの「アプリ」→「電話」→「ライブ留守番電話」でオン/オフを切り替えられるようになっています。

機能の案内
ライブ留守番電話を使うには、着信時、右下の「留守番電話」をタップするだけ。

 筆者は今回、試しに自分で電話をかけ、iOS 18.1にバージョンアップした「iPhone 13」で試したところ、話した内容がそのままテキストになってくれました。その様子を見てから応答できますし、電話に気づかなかった場合でも留守番電話機能からその内容を確認することもできます。

リアルタイムで相手の話す内容を書き起こし
電話アプリの「留守番電話」で後から見返すこともできます

 先月の本コーナーで、筆者はPixelスマートフォンの「通話スクリーニング」を紹介したところ、同じような悩みを抱える人が多いのか、多くの反響がありました。Pixelだけではなく、また今回紹介したiPhoneだけではなく、さまざまなスマートフォンに、同じような書き起こしをしたり、あるいは「これは怪しい」と表示してくれたりする迷惑電話対策機能が用意されています。着信時にすぐ使える機能ばかりですので、「こういう機能がある」ということを知っておけば、いざというときに役立ちそうです。