みんなのケータイ

キッズケータイを買い替えたら「+メッセージ」が大活躍

【キッズケータイ KY-41C】

 この春から小学校6年生にあがる娘のケータイをNTTドコモの「キッズケータイ KY-41C」に機種変更しました。

 来年の今頃にはスマホを持たせている予定で、今まで使っていた「キッズケータイ SH-03M」で親としては何も困っていなかったのですが、「キッズケータイ KY-41C」に買い替えるメリットをひとつつ見つけたので、急遽、機種変更することに。

 そのメリットが「+メッセージ」への対応です。

 キッズケータイなど子供向けのケータイは、従来、電話かSMSでしか連絡を取ることができませんでした。

 筆者としては困っていなかったですし、娘も「困ってない」と言っていたのですが、家族からは時々「せっかく撮った写真を送れない」や「LINEが使えたらいいのに」といった不満とも要望ともとれる声を聞くことがありました。

 コロナ禍で娘も放課後は外で遊ぶよりも自宅で過ごすことも多く、小学校にケータイの持込は禁止されているので、家族からの不満を解消するために「お下がりのスマホでLINEを使えるようにする」ということも検討していたのですが、ここにきてキッズケータイが+メッセージに対応したことで「これでいいじゃん」となったわけです。

 「+メッセージ」は、LINEなどスマホ時代に台頭した、ほかのメッセージアプリのように、スタンプを送ったり、写真や動画を送受信できます。

 写真や動画の送受信となると通信料が気になりますが、「キッズケータイ KY-41C」向けの専用プランに加入をすれば、基本料金の550円で「+メッセージ」の送受信料についても無料(使い放題)となるため懐が痛む心配もありません。

 「キッズケータイ KY-41C」では、「+メッセージ」の初期設定こそ大人が操作する必要はありますが、一度設定し、使い方を教えてしまえば、すぐに使いこなします。用事がなくても「おもしろい」や「かわいい」という理由でスタンプが送られてくるようになりました。

 また、スタンプのダウンロードは子供の操作で簡単にできますが、有料コンテンツなどはなく、すべて無料スタンプなのでうっかり課金されてしまうといったこともありません。

 「+メッセージ」にも「グループチャット」が用意されているので、娘も含めた家族のグループを作ったところ、こちらも便利で家族からも好評です。

 アプリの使い方もLINEなど他のメッセージアプリに似ているため、娘との連絡のためだけに利用している「+メッセージ」ですが、筆者が皆に使い方を教える手間も省けました。

 スタンプが使えるというだけで、ちょっとした確認の連絡に「意味の伝わりやすいスタンプ」が返ってくるようになったので、留守番やおつかいをお願いした際のコミュニケーションが取りやすくなりました。

 また、カメラで撮影した写真の送受信もできるので、たとえば「テーブルの上のお菓子、食べていい?」と、具体的に確認したいものの写真が届くのも便利です。

 スマホデビューまでの残り1年弱という短い期間しか使わない予定の「キッズケータイ KY-41C」ですが、「+メッセージ」は、LINEなどメッセージアプリ利用の練習にもなり、娘と家族との連絡も円滑に行えるようになり、かなり機種変更に満足しています。

 小さな我が子との連絡に、従来の子供向けケータイのSMSに不満を感じているお父さん、お母さんはぜひ、「+メッセージ」に対応した最新機種への買い替えを検討してみるといいでしょう。