みんなのケータイ
Googleレンズ/iPhoneカメラの翻訳やマップのARナビ……海外渡航でスマホが役立ちまくりだった件
【Pixel 7 Pro/iPhone 13】
2023年3月9日 00:00
2月下旬~3月上旬にかけて、取材でスペインを訪れていました。手にしていたのはPixel 7 ProとiPhone 13です。
25年ほど前にもいわゆるバックパッカーとして訪問したことはありましたが、当時は、観光ガイドの書籍を手に、街につくや地図を買って行きたい場所を調べ、乗り換えに四苦八苦……でしたが、今回はもうスマホ1台でめちゃくちゃ便利に過ごせたわけでして……。
たとえば、公共交通機関での乗換ルートの検索はGoogleマップ一択。筆者が訪れたバルセロナは、地下鉄、バス、郊外列車いずれもGoogleマップで示される時刻表よりも1~5分程度、結構な割合で遅れてはいましたし、同じホームで待っていても全く異なる方向の電車がやってくることもありましたが、Googleマップ上では、「この行き先の電車に乗りなはれ」「出口はこう書いてるところな」と案内してくれるので、迷わずに済みます。出口を出てから、どちらへ行くべきか、というのも、Googleマップのライブビュー機能でARによる案内がとてもスムーズでした。
観光地や食事で便利だったのは翻訳機能。AndroidならGoogleレンズ、iPhoneなら標準のカメラ機能がお便利です。場所によっては英語での案内ももちろんあるのですが、かざすだけで翻訳してくれる、というのが本当に楽ちん。定番中の定番な機能でしょうけども、これはスマホならではの体験です。
個人的には、今回、そこそこ長期の滞在だったため、一度、コインランドリーを利用する必要があり、そこではスペイン語の案内しかなかったので、スマホの翻訳機能にかなり助けられました。
この翻訳機能、GoogleレンズとiPhoneのカメラ機能での翻訳、どちらが便利かといえば……個人的にはiPhoneに軍配です。カメラだけでいいというわかりやすさ、そして観光中の場合、記録しておきたいものを撮るという自然の行動のなかで、テキストがあれば翻訳してくれるという流れがよかったのです。
スマホ時代になって10年以上になるわけですが、便利な機能は最初から用意されていたわけではなく、この数年で使えるようになってきたもの。もちろん機能によっては国内旅行でも役立ちますし、普段の生活のなかでも、あまりいかない場所でのライブビューは重宝します。コロナ禍も明けて、どこかへおでかけする際には、これらの機能をぜひご活用のほどを!