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米国で「Galaxy Z Fold4」を500ドル引きで入手した

【Galaxy Z Fold4】

 夏から秋にかけての新製品ラインナップで、特に気になっていたのが「Galaxy Z Fold4」だ。見た目は前モデルとほとんど違いのないマイナーアップデートだが、Googleが大画面や折りたたみスマホ用に開発したという「Android L」を搭載した初めてのデバイスというのが大注目なのであった。

 実際に日本のサムスン電子広報さんにグローバル版をお借りして試してみたところ、結構、使えることがわかった。これまでGalaxy Z Foldシリーズを3世代にわたって購入してきたが、4世代目も早く自分のものとして使っていきたい。

 最近は日本でのGalaxyの販売も、キャリアの発表会に引っ張られることなく、グローバル発表に近い日程で発表、発売されるようになってきた。今年は9月8日に発表となり、9月29日に発売だ。

 そんななか、アメリカ取材用の回線として契約しているMVNOである「Google Fi」が「Galaxy Z Fold 4を500ドル引きで販売しまっせ」という魅力的なオファーというかメールを送ってきた。他社からのMNPだけでなく、既存のユーザーも対象という。

 アメリカでの販売価格は1799ドルであったが、1299ドルで購入できるということで、早速オーダーをかけ、なんとか日本に持ち込むことができた。

 そもそもGalaxy Z Fold シリーズは20万円を超える。さらに最近の円安基調もあって、かなり高額になることだろう。しかし、今回は500ドルも割り引かれたことで、17万円台で購入することができた。日本でも割引規制を解除してくれたら、ハイエンドなスマホがふたたび売れることだろう。

 ちなみに購入したGalaxy Z Fold4はnanoSIMとeSIMでの運用が可能であった。なぜか、Google FiにプラスチックSIMカードが同梱されていたので、こちらでアクティベーションし、eSIMは発行しやすい楽天モバイルを入れてみた。

 とりあえず、この構成で渡米して、Galaxy Z Fold 4を使っている。Google Fiは5Gでつながっているようで快適だ。ライターの鈴木氏も書かれているように、アメリカで使っていないと国際ローミング機能が遮断され、日本で使えなくなってしまう。こうして、時々、アメリカに来ないことにはデータ通信が復活してくれないのだ。

 Galaxy Z Fold 4、今回は純正ケースも使い勝手が良く、Sペンを収納しつつ、キックスタンドにもできる設計となっている。こちらも早く手に入れたかったので、BestBuyで購入してしまった。

 Galaxy Z Foldシリーズ、使い勝手は格段に上がっているだけに、あとは「手に入れやすい割引施策」が必要なんだろうと思う。