みんなのケータイ

Galaxy S22 Ultraを買いました!

【Galaxy S22 Ultra SCG14】

 今年の夏モデルは、久しぶりにGalaxy Note……おっと違った、Sペン内蔵のGalaxy S22 Ultraを買いました。

Sペン内蔵のGalaxy S22 Ultra。待ち望んだ人も多かったのではないでしょうか

 au版を購入し、端末代金は17万8820円。恐ろしく高額ですが、Xperia 1 IIを使って2年になったので、端末購入補助プログラム(今は「スマホトクするプログラム」。ちょいちょい名称が変わっていて、私が契約したときの名称を忘れてしまいました……)の特典を利用すれば、Xperia 1 IIの支払いは終了するなと思って決断したわけです。もちろん、今回もスマホトクするプログラムを利用した分割払い。実質負担は10万7180円になる予定です。

 ちなみに、Xperia 1 IIはディスプレイに盛大なキズを付けていましたが、最大2万2000円の支払いが課せられることもなく、無事引き取ってもらえました。Galaxy S22 Ultraはauオンラインショップで購入したのですが、その流れの中で旧端末の引き取りを申し込むことができました。

 Galaxy Noteを最後に使ったのが思い出せなくて「みんなのケータイ」をチェックしてみたところ、2018年の「Galaxy Note8」がおそらく最後です。それから4年経ってS22 Ultraを手に取ると、なんということでしょう、そんなに大きく感じません。

 ディスプレイは6.8インチ、重量は229グラムあり、確かに大きなスマホなのですが、「Pixel 6 Pro」と並べてみるといい勝負。また、私の周囲にはもっと大画面のGalaxy Z Foldを持っている人も数人いるので、S22 Ultraはすでに普通の大画面スマホ。4年の間にNote並みの大画面スマホがこれほど増えるとは。Noteシリーズは中止といわれるのも納得できるというものです。

Pixel 6 Pro(右)と比べてみると、大きさはほとんど変わりません

 早速、Galaxy S22 Ultraを使い始めたわけですが、良いです、本当に良い。普段は「最近はミッドレンジ端末もサクサク使えるよねー」とか言っていますが、さすがGalaxyのフラッグシップモデル、ひと味違う体感です。サクサク、ヌルヌルなのは当たり前で、うまく表現できなくて申し訳ないのですが、何をしても少しの引っかかりもストレスもありません。超気持ち良く使えます。

 最大の特徴が内蔵Sペンですが、昔「こんなにさらさら書けるなんて!」と感動したそのままの書き味。メモは手書きが一番速い人間なので、ペンを抜いてすぐロック画面にメモできる「画面オフメモ」がやっぱり便利です。また、ノートパソコンを膝上で使うのはちょっと苦手なので、机のない発表会会場でのメモ、タッチ&トライ時のメモにも重宝しています。

 取材中のメモといえば、少し広い会議室で発表会が行われた際、S22 Ultraのカメラの光学3倍と10倍がばっちりハマったときがありました。「光学10倍なんて使うときがあるかな」などと思っていた私ですが、スライドの投影は3倍、登壇者は10倍で、ファインダー上のボタンをタップして切り替えながら撮るのがとても便利でした。30分近く、ずっとカメラを起動していたので本体は結構熱くなりましたが、止まることはありませんでした。

 また、憧れていた道端のネコの撮影にもとうとう成功しました。遠くからでも10倍でかなり寄れるので、ネコに近づいて逃げられる確率がかなり減ると思います。

5メートル以上は離れていたネコを光学10倍で撮影
何倍か忘れましたが、同じネコにデジタルズームで寄ってみました。ちょっと下寄りになっちゃいましたが、画質はとてもきれいです

 写真の仕上がりは、これまでのGalaxyと同様、自然です。個人的には若干、鮮やか過ぎる色合いを好む傾向がありますが、GalaxyやXperiaのような、見たままを再現するカメラも好きです。何を撮っても「え、この色は……」となることがなく、安定感があります。

鮮やかですがわざとらしくない

 夜景を撮るのをうっかり忘れてしまったのですが、発表会で試し撮りさせてもらった月には感動しました。手持ちでも望遠鏡で見るような月が撮れます。月なんてそんなに撮らないでしょ? とおっしゃるアナタ、そんなことはありませんよ。スーパームーンだのピンクムーンだのブルームーンだの十五夜だの月食だの皆既月食だの、SNSにどんなにたくさん月の写真がアップされていることか。私も夜、帰宅するときには月を時々撮影します。次の満月をS22 Ultraで撮るのをとても楽しみにしている私です。