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使い始めて1年半の「iPhone 12 Pro」のバッテリーが無償交換になった

 愛用している「iPhone 12 Pro」のバッテリーがとにかく持ちません。

 発売日から使い始めてちょうど1年半が経ち、だいぶバッテリーも劣化してきたのか朝にフル充電で出かけても、昼過ぎには50%を切ることも珍しくなく、最近は「もうバッテリーがなくなりそう」が口癖になっていました。

 もちろん外出先でバッテリーが空っぽになってしまっては困ります。

 なので普段使っているカバンには、それぞれカバンのサイズに合わせモバイルバッテリーを1つ以上入れてあり、だいたい朝から出かけた日は午後になるとケーブルに繋がれた「iPhone 12 Pro」を操作しています。

 ただ、だんだんと暖かく……いや、暑くなってきた今日この頃、服装も薄着になってきたためポケットも少なく小さくなっているので、モバイルバッテリーに繋いで使うのも冬場に比べて、おっくうです。

 そこで思いついたのがiPhoneのバッテリー交換。

 今まで1年ごとにiPhoneを買い替えていたので、ここまでバッテリーが劣化して交換をお願いするという発想がありませんでした。

 バッテリー交換は有償です。とはいえ、Apple Care+に加入している場合、iPhoneのバッテリー交換は条件を満たせば無料になることがあります。その条件とは「Apple Storeの診断ツールで交換が必要と判断されたとき」となり、とりあえずApple Storeに行ってみるしかありません。一説では、iPhoneの設定からバッテリーの状態を確認し、最大容量が新品状態の80%を下回っていれば無償交換とも言われています。

 ですが、筆者の「iPhone 12 Pro」は最大容量が85%の表示。

 これだと無償交換にならないのかもと思いつつ、実利用で信じられないほど早くバッテリーが減ってしまう状況なので、きっと交換されるだろうとApple Storeへ行ってきました。

 ちなみにApple Storeの予約ですが、コロナ禍で入店人数の制限や同じ予約枠内での対応人数の制限が行われ取りづらい印象がありましたが、現在はだいぶ緩和されているようです。

 「きっと再来週とか、少し先じゃないと都合のいい時間の予約は取れないんだろう」と予約ページを開いたところ、直近の週末のほとんどの時間が空いていました。

 Apple Storeに着いた後はGenius Bar(ジーニアスバー)の受付を済ませ、バッテリー交換希望であることを伝えるとすぐに診断ツールでチェックが行われます。

 上にも書いたように、筆者の「iPhone 12 Pro」のバッテリー容量はまだ新品の85%。劣化しているとはいえ、交換が推奨される80%以下にはなっていません。

 ですが診断の結果「極端に短時間で大きくバッテリー残量が減っている記録がある」とのことで、無事にバッテリーを無償で交換してもらえることになりました。

 バッテリー交換にかかる時間は約1時間ほど。時間になったらApple Storeへ戻って受け取り完了です。
 「iPhoneのバッテリーを交換する」というありふれた話ではありますが、iPhone上で確認できるバッテリーの最大容量の値に関係なく、バッテリーの持ちが悪くなってきたと感じたら、一度、Apple Storeに相談してみるといいかもしれません。筆者のように最大容量以外の診断結果で交換となる可能性は大いにあり得ます。

 また少し前に比べApple StoreのGenius Barの予約も取りやすくなっているため、iPhoneに限らずApple製品のトラブルで困っている場合は一度相談してみてはいかがでしょうか。