みんなのケータイ

日本用のスマホとしてBALMUDA Phoneを購入、おサイフ代わりに使用中

【BALMUDA Phone】

 海外渡航が自由にできない日が続いています。香港在住の筆者もほぼ1年間どこにも行けず、香港から出ることなく生活や取材活動を行っていました。

 しかし最低でも年に1度は日本に行かねばならない所用があり、2021年11月に1年1カ月ぶりに日本へやってきました。

 なお自動車運転免許証の有効期限もこの夏に切れてしまい延長申請はしているものの、日本で唯一の身分証明書となることから、この帰国に合わせて更新もすることとしました。

筆者の自動車免許証の裏面には期限延長ステッカーが重ねて貼ってある(延長申請を2回行った)。これが筆者の日本での身分証明書だ

 日本ではおサイフケータイやQR決済など、スマートフォンを使ったキャッシュレスペイメントが普通に使われています。

 筆者が普段使っているスマートフォンは香港で買ったサムスンのGalaxy Z Fold3 5Gですが、FeliCaを搭載していないため日本で電車に乗ることができません。

 香港で売っているiPhoneにはFeliCaが搭載されていますが、筆者はiPhoneは使わないため、日本で販売されているFeliCa搭載Androidスマートフォンを別途用意し、それを日本用として渡航時に使っています。

メインスマホのGalaxy Z Fold3 5Gと、日本用スマホのGalaxy S20 5G

 現在の日本用スマートフォンは2020年3月にドコモで買ったGalaxy S20 5Gですが、「スマホおかえしプログラム」で買ったために2022年2月に返却予定。そのため、別の日本用スマートフォンが必要となります。

 そこで、日本に到着後、10日間の待機期間中にシャオミのFeliCa搭載機でもオンラインで買おうと思いましたが、香港でも同型機が売っているだけにどうも物欲がわきませんでした。

 そうこうしているうち、この待機期間中にバルミューダからBALMUDA Phoneが発表され、待機明けの日に青山のバルミューダストアへ実機を触りに行きその場で購入を決定。

 価格は高いのですが香港に戻ったら目新しさで話題になるし、日本用としてサブ端末として使うならスペックも十分。翌日ストアを再訪して予約、26日に受領しました。

 ということで、筆者のBALMUDA Phoneの使い方は香港版Galaxy Z Fold3 5Gの日本での補佐、サブ用途です。

 よく「普通の人はスマートフォンは2台持たない」と言われてしまうのですが、香港と日本と韓国に拠点を持つ筆者はそもそも普通の人ではないのかもしれません(笑)。購入後、BALMUDA Phoneは普通に毎日使っています。

日本のアプリを入れて日本用として使っているBALMUDA Phone

 ちなみに、メインで使っているGalaxy Z Fold3 5Gには日本で使うアプリはあまり入れていません。

 そもそも、筆者のGoogleアカウントは国設定が香港で、日本のサービスのアプリが「このアイテムはお住まいの国ではご利用いただけません」の表示がされインストールできないものが多くあります。

 Galaxy Z Fold3 5Gに日本のアカウントを追加してもいいのですが、普段生活している香港で使わない日本のアプリを多数入れておくのは無駄。なのでGalaxy Z Fold3 5GはGoogleの香港のアカウントのみで普段使っています。

 一方、日本用のスマートフォンは日本の国設定したGoogleの別アカウントでログイン。これで日本固有のサービスは不自由なくすべてインストールできます。

 加えてメールなどはメインの香港アカウントを使うためそちらでもログインし、適時アカウントを切り替えて使っています。不便なように思えるかもしれませんが、筆者にはこのように国ごとに切り替えて使うスタイルが合っているのです。

香港のGoogleアカウントではインストールできないアプリもある(左)。BALMUDA Phoneには日本、香港、テスト用と3つのアカウントを入れている(右)

 現在、BALMUDA Phoneに入れたアプリはソニー銀行、ドコモシェアサイクル、モバイルペイメントでSuicaとPayPay、アパホテル、家の鍵(スマートキー)など。

 筆者は新しいスマートフォンを買った時に、前のスマートフォンの環境をそのまま移行しません。使う頻度の少ないアプリはばっさり切り捨て、使うアプリだけの環境にしています。

 たとえばBALMUDA Phoneには、Galaxy S20 5Gに入れていた東横インホテルのアプリはインストールしていません。なぜならここのところ泊まる機会がないからです。もしも東横インに泊まるとき(あるいは予約を検討するとき)にアプリを入れれば事足りるのです。

電車やバスに乗るときもBALMUDA Phone。ホーム画面はまだカスタマイズしていない

 ということでBALMUDA Phoneを日々使いながら、新たな日本用のスマートフォンとして仕上げているところです。BALMUDA Phoneに関しては様々な報道や記事が出ていますが、ひとまず筆者は日本で毎日使っています。2カ月後には今よりも多くのアプリを入れて活用していることでしょうね。

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