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「AQUOS sense6」と「AQUOS sense5G」を並べて見比べてみる
【AQUOS sense6】
2021年11月29日 00:00
シャープの「AQUOS sense」シリーズの最新モデルとして発表された「AQUOS sense6」。
先日発売されたSIMフリーモデルにひと足先に触れる機会を得たので、手元にある「AQUOS sense5G(ドコモ版)」と並べて見比べてみることにしました。
そっくりのようで少し異なる見た目
sense6とsense5Gの背面に注目してみると、デザインはそっくり。筆者の手元にある2台の場合はカラーや背面のロゴで判別できますが、そういった違いがなければ一瞬見分けがつかないかも……?
背面に関してはsense5Gの洗練されたデザインを踏襲した、と見ることもできそうです。
ちなみに、sense6のサイズは152×70×7.9mmで、sense5Gのサイズは約148×71×8.9mm。縦は少し長くなりましたが、厚さは1mm薄くなりました。
端末の側面に目を移すと、まるで兄弟のような両者にも若干の違いが見られます。
最も目立つ点は、イヤホンジャックの位置でしょうか。sense5Gでは上部にあったイヤホンジャックが、sense6では下部に移動しています。個人的にはイヤホンジャックが上にあるほうが好みなのですが(なんとなく)、このあたりは人によって意見が分かれそうです。
大きくなったディスプレイ
ディスプレイのサイズは、sense6が約6.1インチでsense5Gが約5.8インチ。画面に表示できる情報量が多くなり、ブラウジングもより快適になりました。
上部のノッチの形状はほぼ同一ですが、下部は指紋認証用の物理センサーの有無が大きな違いに。sense6では画面内指紋認証が採用され、sense5Gのような物理センサーがなくなったため、表示領域が広くなっています。
また、sense6ではIGZO OLEDディスプレイが「sense」シリーズで初めて採用されました。画面表示やスクロール感に関しては、また別の機会にご紹介できればと思います。
大型化したのに軽くなっている!
端末本体もディスプレイも大きくなって、バッテリー容量は4570mAhで共通。となれば、sense6のほうがsense5Gよりも重い……と考えるのが自然でしょう。
ところが、sense6はsense5Gと比べて20g以上軽くなった、というのが個人的に最大の驚きポイントです。
sense5Gは約178g、sense6は約156g。それぞれを両手に持ってみるとこれが結構大きな違いで、「大きいほうが軽いぞ……?」と少し混乱しました。
「sense」シリーズのデザイン性はそのままに、主に重量の部分でsense6はsense5Gから進化を遂げたという印象を受けました。先にも書いたとおり、今後は使用感などもお伝えしたいと思っています。