みんなのケータイ

「Galaxy Z Fold3 5G」はアフターコロナ時代だからこその価値を体験できる

 緊急事態宣言も明け、仕事環境も少しずつ、以前に戻りつつある。この1年半、記者会見はもっぱらオンラインであり、記者会見開始の1分前までにパソコンの前に座り、アクセスすれば良かった。

 リアルの新製品発表会などの場合には開始時刻の30分前に開場する場合、その30分前から並んでいたりもした。始まる前に1時間、発表会で1時間、自宅に帰るのに1時間弱というように、「発表会は半日仕事」が当たり前の状況であった。

 それがオンラインなら前後の移動時間がかからない。下手をしたら、参加している記者会見の終了直後に、次の企業の会見に参加するということもできる。

 しかも、上半身はちゃんとした格好(それでもTシャツだったりするが)だが、下半身はスウェットだったりと、身なりを気にしなくていいのもありがたかった。

 リアルの記者会見が増えてくると、やっかいなのが1日のなかでオンラインとリアルの会見が混在してくることだ。朝~晩までオンラインだけなら自宅にこもっていれば良いし、リアルだけであれば、街中を移動し続ければ良い。

 しかし、オンラインとリアルが混在すると、オンライン会見を見るために、どこかに場所を確保する必要がある。さらにスケジュールが詰まっていたりすると「オンライン会見を見ながら、次のリアル会見の場所に移動する」といったことも必要になってくる。

 アフターコロナを迎え、逆に結構、やっかいな働き方を余儀なくされているのだ。

 そんななか、結構、便利に使えるのが「Galaxy Z Fold3 5G」だ。

 特におすすめしたいのが純正ケースで、カバーのところにベルトがついており、画面を開いたときに、外側のカバーをベルトに引っかけることができ、本体を斜めに保持しておくことができるのだ。

 これによって、大画面でオンライン会見や、NetflixやDAZNなどの映像コンテンツをじっくりと視聴することが可能なのだ。プレゼン資料が登壇されるイベントなどは、やはり大画面で見られた方がありがたい。「スマホよりも大画面、タブレットよりも携帯性に優れる」のが「Galaxy Z Fold3 5G」の利点だ。

 ただ純正ケースを使うとインカメラが下の方に来てしまい自分の写りが良くなったりする。自分が会議などに参加するときは、本体を少し折り曲げて、インカメラが上半分に来るように使うと良いだろう。

 万が一、オンライン会見の途中で移動しなくてはいけない、あるいは移動中にオンライン会見に参加したと言うときは、本体を閉じた状態で、外側のディスプレイでアプリを起動し、視聴すれば良い。片手でGalaxy Z Fold3 5Gを握りながら、ヘッドフォンで会見を聞きながら、てくてく歩いて移動できてしまう。こうした使い方はWi-Fi環境を必要とするノートパソコンでは難しく、持ち歩きしやすく、かつセルラー通信ができるスマートフォンのほうが最適だ。

 これまで「Galaxy Z Fold3 5G」は「なんせ高価なんで傷をつけたくない」ということで、あまり持ち歩いていなかったが、オンラインとリアルの併催が増えるなか、これからは手放せない取材ツールになるかも知れない。