みんなのケータイ

すべてスマホで完結する「みんなの銀行」に口座開設してお得ビッグウェーブに乗れたのか

 「みんなの銀行」の口座を作って、スマホの料金をそこから引き落とすようにしました。9月末ごろ、一部界隈で話題になっていたお得キャンペーンに乗るために!

 「みんなの銀行」は、2021年5月にサービス開始した、口座開設・ATMでの入出金・振込まで全てスマートフォンで済ませられる「デジタル銀行」です。紙の通帳はおろか、キャッシュカードすら発行されません。

 キャッシュカードがないということは郵便物を送ったり、受けたりすることがありません。そうしたものを待つ時間もないということでもありまして。口座を開設するのもとってもスピーディでありました。

 スマホにアプリをインストールしてから、本人確認、開設完了まで筆者の場合で約2時間ほど。いや、ホントに、あっさり銀行口座って作れる世の中になったんですね。すごいです。

 ちなみに、口座への入出金はセブン-イレブンのセブン銀行ATMで、スマートフォンのQRコードを使って行えます。電話料金の支払いに必要なお金はこれで入金してきたのですが、初めての体験でなかなか新鮮でした。

セブン銀行ATMでの入金。スマホ入出金自体は他の銀行にもありますが、筆者には初めての体験で……何度かやりなおしてしまいました。誰も後ろに並んでいなくてよかった

 ところで、本題で。筆者が今回、この銀行の口座を作った理由はふたつありまして。

 ひとつは、「口座を作るときに、他のユーザーからの紹介コードを入れると、もれなく現金1000円がもらえる」というキャンペーンを行っていたこと。

 もうひとつは同じく「携帯電話料金を“みんなの銀行DebitCard”で支払うと2022年3月分まで20%分(上限5000円)をプレゼント」というキャンペーンも行っていたのです。

 「乗るしかない、このお得ビッグウェーブに!」

 あいにくリアル知り合いに「みんなの銀行」ユーザーはいなかったので、Twitterのフォロワーの方に助けていただき紹介コードをゲットさせていただきました。

 口座開設直後に紹介コードを記入する欄が表示されるので、そこに記入すると、本当に翌々日、貯蓄口座に1000円が入金されていました。ゲットです。

 それから携帯電話料金の支払いですが。

 こちらのキャンペーンはあまりにお得だったためか、10月1日から開始されたこのキャンペーンが予想を上回る利用者が登録し、同日21時59分をもって終了してしまうということになってしまい、この原稿を執筆している現在は無効な情報になってしまったのですが……(24時間保たないって、凄いというか、なんというか)。

 とりあえず、どうやって「みんなの銀行」で携帯電話の支払いをするのか。

 みんなの銀行アプリに「バーチャルデビットカード」、つまり銀行口座にひも付けられたJCBデビットカードの口座番号があるので、それを使います。

バーチャルデビットカードの番号で、電話料金を「クレジットカード払い」にします。これで「みんなの銀行」口座からケータイ料金を支払えるようになります

 「バーチャルデビットカード」というのは、要するに、JCBのデビットカードのような物理的なカードは存在せず、番号だけがあるといったものです。

 スマホに表示されるバーチャルデビットカード番号を控えておき、携帯電話料金の支払いを「クレジットカード」にします。そしてクレジットカード番号としてスマホに表示された「みんなの銀行」のデビットカード番号を入力します。そう、銀行口座引き落としではなく、クレジットカード払いという扱いで支払いの手続きをするのですね。

 デビットカードをクレジットカードのように使う場合の注意としては、口座からの引き出しまでの期間です。クレジットカードの場合、携帯電話会社の請求からクレジットカードの締日や引き落とし日まで間がありますが、デビットカードでは請求があると即座に口座から引き落とされます。

 たとえば、筆者の場合、au(povo1.0)の9月分は10月5日に引き落とされていました。クレジットカード払いですと、たとえば10日締めで翌日4日払いとかになるはずですから期間的にずいぶん差がでますね。

筆者の「みんなの銀行」口座の出入金記録。30日の振り替え入金は紹介コードによるもの。10月5日の2つは9月分のpovoの2回線の引き落としです

 ちなみに、10月1日の21時59分までに登録した人の携帯電話料の20%分の「プレゼント」は支払い日の翌々月上旬ごろ入ってくる予定だそうです。

 わは、楽しみ。←1日21時59分までに登録してた人。