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「タッチ決済」が使えない? シャオミ製スマホの不思議な仕様

【Mi 11 Lite 5G】

 最近は国内での知名度も上がってきたシャオミ製の5G対応スマートフォン「Mi 11 Lite 5G」を購入しました。

Mi 11 Lite 5Gを買いました

 おサイフケータイ・5G対応で4万3800円という価格もさることながら、薄さは最薄部で6.81mm、重さは159gという薄型軽量のボディも大きな魅力です。また、90Hzのリフレッシュレートに対応しているため、ブラウジングなどでも快適に利用できます。

 カメラに関しても画面で見る分にはおおむね実用的で、動画撮影時の手ブレ補正が強力なのも好印象です(まあ、動画はそんなに撮影しませんが)。ただ、暗所など苦手なシーンも多く、AIカメラを有効にすると彩度をマシマシにした「イマドキのスマホ」的な画に仕上げられてしまうなど、少し残念なところも目立ちます。とはいっても価格帯を考えれば十分でしょう。

作例はすべてAIカメラをオフにしていますが、それでも緑が強めかな……という印象

 このように褒められるポイントも多いのですが、一部、設定を知らないと困ってしまうような独特な実装も見受けられます。具体的には、「おサイフケータイ(FeliCa)は使えるのに、NFCによるタッチ決済が使えない」という現象が発生します。

おサイフケータイにもしっかり対応しているのですが……?

 普段、モバイルSuicaやiDといったFeliCaの機能だけを使っていると気が付かない部分ではあるのですが、Mi 11 Lite 5Gでは使う決済方法に応じて設定の変更が必要なのです。

 切り替えは「設定」アプリ内の「接続と共有」→「セキュアエレメントの位置」から可能で、おサイフケータイ(FeliCa)を使う場合は「埋め込みセキュアエレメント」を、「タッチ決済」を使う場合は「HCEウォレット」を設定しなければなりません。

「セキュアエレメントの位置」を変更しないとNFC決済(タッチ決済)が使えない

 初期状態では埋め込みセキュアエレメントが選択されているので、おサイフケータイしか使えません。そして、この設定を変更してもFeliCaかNFCのどちらか片方しか使えないというのは変わらないのです。

 これではGoogle Payアプリでタッチ決済を有効にしていても、店頭で使えずレジ前でもたついてしまうことにもなりかねません。

この設定を見落としてしまうと、「メインカードにも設定しているのになぜ!?」なんてことになりかねない

 この仕様は同じくシャオミ製の「Redmi Note 9T」でも例外ではなく、なぜかシャオミ製のスマートフォンだけ、おサイフケータイとタッチ決済を両立できない仕様になっています。他のメーカーではまず見ないので、なぜこうなっているのか非常に謎。可能であれば、今後登場するモデルではぜひ改善していただきたいところです。