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キャッシュレスしないけどAQUOS sense4の「Payトリガー」が便利

【AQUOS sense4】

 AQUOS sense4には、「Payトリガー」があります。名前の通り「〇〇Pay」系のアプリをレジ前でさっと起動するための機能です。任意の決済アプリを登録して、本体正面の指紋センサーを長押しするだけでアプリが起動するので、レジ前での振る舞いがよりスマートにということですね。

 だいたいキャッシュで支払う筆者は正直、あまり使ってこなかったのですけど、最近便利だなと思うようになってきました。

 というのも最近、あまりの運動不足に危機感を抱いた筆者は、仕事が終わった後に近所のウォーキングをはじめました。が、仕事が終わるのはまず間違いなく陽が沈んでから。「アフターファイブ」とか「5時から男」とか無縁です。

 さらに筆者家周辺って信じられないほど真っ暗なんですよね。ごく普通の住宅街なんですがありえないくらい街灯が少なく、そこそこ不気味。

 場所によっては足元に何があるかわからないほどなので、スマートフォンのフラッシュを懐中電灯として使っているのですが、本物の懐中電灯ばりにパっと明かりが着けば便利と常々思っていたのですが、Payトリガーで実現できました。

「設定」の中の「AQUOS便利機能」の中で設定できる
「指紋センサー」から「Payトリガー」を選択

 Payトリガーは、名前こそ「Pay」としていますが、実際にはいくつかのプリイン含め、自分でインストールしたさまざまなアプリを登録できます。ここに適当な懐中電灯アプリを設定して、闇夜のウォーキング時に指紋センサーを長押しすればさっと足元が明るくなるわけです。

Payトリガーからもアシスタントの起動ができる模様。おサイフケータイアプリはなぜ「その他」なのだろうか

 本音を言うと、端末の純正機能として備わっているフラッシュライト機能をこれに登録できれば言うことなしなのですが……。一通り触ってみましたが、それはできない模様。いつかアップデートで対応してもらえないでしょうか。

 さらに、AQUOS sense4は、電源ボタンの長押しでも任意のアプリを起動できる機能が備えられているので、指紋センサーを使用するPayトリガーと合わせて2つのアプリをクイックに起動できますね。

「便利な操作設定」から電源ボタンの設定ができる
一番左が音量ボタン。アシスタントキーが電源ボタンとの間に挟まれている

 暗算ができない筆者は、電源ボタンに電卓を登録しています。

 Android黎明期には、「戻る」や「ホーム」「メニュー」なんかは物理ボタンが設けられていましたが、いまやすっかりオンスクリーンキーが当たり前に。最近では、指紋センサーも画面内に搭載されるなど物理ボタンの類はどんどん廃される傾向にある印象です。ボタンがない=物理的な故障が減るので、それはそれで好きなんですけど、画面を見ずとも手探りでも操作できるボタンってやっぱりいいな、と思うのでした。

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