みんなのケータイ

年齢を重ねた大人のためのスマホ「motorola razr 5G」をahamoで使い始めてみた

【motorola razr 5G】

 筆者にとっては初めての折りたたみスマートフォンとなる、「motorola razr 5G」が我が家にやってきました。一昨年のCESで前モデルに触れて以来、日本上陸を待望していた製品。パッケージからもう格好良くて、テンション上がりまくり。早速、毎日パカパカやっております。

昨年のCESで初めて前モデルの「motorola razr」(写真)に触れて以来、待ち焦がれていました

 折りたたみって当たり前かもしれませんが、ストレートなスマホに比べて持ち運びが超ラクです。たとえばこれまで、スマホをポケットに入れるときは常に、ディスプレイ面を内側にするようにしていました。

 外側に向けたディスプレイがポケットに入れたほかのものや、ポケット越しに何かと当たって傷つくのを避けるためです。

 ずっとそうしてきたので、もうそれが当たり前になっていたのですが、「motorola razr 5G」を使うようになって、いちいちスマホの向きを気にせず、ポケットに放り込めるってなんてラクなんだろうと実感しています。しかもジーンズの前のポケットでも、パーカーの前の三角ポケットでも、しっかり収まって飛び出す心配なし。ガラケーではずっと折りたたみ派だったので、まるでガラケー時代に戻ったみたいです。

「motorola razr 5G」のパッケージ。ここまで凝ったパッケージも、最近では珍しいです

 “フィーチャーフォン時代に戻った”といえば電話の切り方も、閉じて切るという懐かしいスタイルに戻りました。閉じて切ってポケットに放り込む。なんだか自分まで、あの頃に戻ったような気分になるから不思議です。まぁ実際には年齢はしっかり積み重なっているわけで……。実は「motorola razr 5G」がいいなと思ったそもそものきっかけも、年齢と無縁ではありません。

 もともと持ち運びしやすいコンパクトなスマホが好きで、最近まで「Palm Phone」や「Rakuten mini」を使っていたのですが、いよいよ小さなディスプレイで文字を読むのが厳しいお年頃になってきました。一度大画面に慣れると元に戻れなくなるというのは本当にその通りで、大きいディスプレイはめちゃくちゃ見やすくて快適です。

 一方で最近、どうも親指が疲れるなぁと思っていたら、鍼灸師の友人から「スマホの使いすぎではないか」と指摘を受けました。大画面を無理に片手操作しようとして、親指をぐいぐい伸ばした結果、軽い腱鞘炎になってしまったようです。

 詳しくはまた追々紹介していこうと思いますが、「motorola razr 5G」には6.2インチの折りたたみディスプレイとは別に、外側に2.7インチのタッチ操作可能なサブディスプレイがあり、ここで大抵のアプリが使えます。つまり、メールやメッセンジャーがきているか確認するのに、いちいち折りたたみを開かなくていいということ。一方で受信したらその中身はもちろん、大画面で読むことができます。頻繁に行う操作はコンパクトなサブディスプレイで片手でささっと。見えにくい文字は大画面でじっくり。もう断言しちゃいますが、これはまさに年齢を重ねた大人のためのスマホです。

「ahamo」のアプリもサブディスプレイで利用可能。料金やデータの使用状況が確認できます

 さて、筆者の「motorola razr 5G」はSIMフリー版なのですが、新サービスを試したいという思いもあってahamoで運用しようと決めていました。いろいろあってメイン回線をahamoにできなかったので、新規で申込みをしたのですが、よほど申込みが殺到したのでしょう。受付開始日に手続きをしたのに、SIMカードを受け取るまでに2週間以上待つことになりました。ようやく届いたので、これからいろいろと試していこうとワクワクしています。ちなみにちょっとスクロールは多くなりますが、ahamoのアプリも一応サブディスプレイで使えました。データ残量のチェックだけなら、これで十分かもしれません。