みんなのケータイ

試してわかった、Pixel 5「シネマティック撮影」の面白さ

【Pixel 5】

 10月に発売された「Pixel 5」はこれまでのシリーズと同じく、グーグルのAI技術を存分に活用したカメラが魅力の一台です。

 そのカメラで一番大きな変化といえば、超広角カメラを搭載したこと……なんですが、個人的に「なんだろうこれは」と気になった(というか、どんな機能なのか想像がつかなかった)ものは、「シネマティック撮影」でした。

 グーグルがハリウッドの映画監督から学んだ内容などを反映させて「シネマティック撮影」などの補正機能を盛り込んだとのことでしたが、説明だけでは、頭の上にはてなマークが浮かぶ一方。

 ところが実機で試してみたら、あらま、これはなんということでしょう……! と単純明快に理解できたのです。というわけで、実際の動画をご紹介。

 手ブレをオフにした通常撮影と、シネマティック撮影をオンにしたものを見比べると一目瞭然。手持ちで、夜道をテクテク歩きながら撮っただけ。撮影のタイミングや場所、移動の仕方(歩き方)を等しく同条件にする、といった厳密な比較検証ではなく、あくまで「普段使い」な環境下での撮影でしたが、ブレの度合いがぜんぜん違う。そして「シネマティック」と名付けた理由も納得。この安定感、いわゆるステディカムに近しい雰囲気ですよね。

 在宅勤務が増え、外へ出る機会が少なくなっていましたが、この機能を使うために、ちょっとお散歩タイムを増やしたくなります。夜の散歩も、星空を2倍ズームと夜景モードで撮ったら、これが結構いい具合に撮れていて、満足度が上がります。

手持ち、望遠2倍、夜景モードで撮影

 ちなみにすでに本誌でも、太田百合子さんが本コーナー「みんなのケータイで」その体験を紹介していただいてますし、三井公一さんによるレビューもご用意しておりますので、ぜひご覧ください。

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