みんなのケータイ
意外と寄れるマクロレンズが楽しいかも
【Redmi Note 9S】
2020年12月31日 06:00
以前のみんなのケータイで、シャオミ製のAndroidスマートフォン「Redmi Note 9S」のカメラ機能を少しご紹介しました。今回は、以前触れていなかった「マクロカメラ」に注目してみました。
近年、スマートフォンのカメラには複数のカメラを搭載することも珍しくなく、マクロカメラを搭載する機種もじわじわと増えてきています。Redmi Note 9Sもそのひとつで、4つのアウトカメラのうち右下のものが約500万画素のマクロカメラとなっています。
シャオミが国内で展開する上位モデルの「Mi Note 10」「Mi Note 10 Lite」「Mi 10 Lite」に搭載されているマクロカメラがいずれも200万画素なのに対し、Redmi Note 9Sのマクロカメラは500万画素と、実は上位モデルよりも高解像度のものが搭載されているのです。
しかも最短撮影距離は2cmと、かなり寄っての撮影にも対応しているというので驚きです。小さいものや狭い範囲を写すのに、かなり重宝できそうです。
このように、Redmi Note 9Sはマクロカメラも目玉と言えるはずなのですが、カメラアプリでマクロ撮影を利用するには、詳細メニューを一度開いてから「マクロ」を選択しなければならず、「Mi 10 Lite」のようにワンアクションでマクロ撮影に切り替えられない点が少し残念なように感じます。
マクロカメラで実際に撮影してみると、「こんなに寄って大丈夫?」というくらいレンズを被写体に近づけてみても、しっかりピントを合わせてくれます。
色味については、ほかのメインカメラと比較すると少し違って見えるかなという気もしましたが、現実とあまりにもかけ離れた写りになることはほぼありませんでした。強いて言うならば、本体のカラーが反射して真っ青になってしまうことがたまにある程度です。Redmi Note 9Sのマクロカメラは、いつものアングルとは少し違った写真を撮りたい場合などでも、十分使えるのではないでしょうか。