みんなのケータイ
ついに「Galaxy Notes」の手書きメモが音声と連動! 頭出しも可能になってさらに使いやすくなっていた
【Galaxy Note10+ SC-01M】
2020年9月28日 06:00
私はいまGalaxy Note10+を使っています。シリーズ3代目になります。私がこのGalaxy Noteシリーズを愛用しているのは、美肌効果が高く、海外に行ったらシャッター音が消えるカメラ機能が気に入っているから! というのが理由の1つなのですが、もう1つ重要なポイントがあります。それはSペンと、オリジナルのメモ帳である「Galaxy Notes」の存在です。
「Galaxy Notes」の中で、仕事でとても重宝している機能が、手書きメモに録音を添付できる点。メモを書きながら同時に録音できるので、ICレコーダーを別に用意する必要はないですし、メモと音声がセットで保存できるので、本当に重宝しているのです。
この機能については「書いた筆跡をタップしたら、そこで頭出しできたら便利なのに。録音したそこから再生してくれたらいいのにな!」と思っていました。そのようなことができるデジタルペンなどもこの世に存在しますが、どうせなら取り込んでくれたらいいのにと思っていたのです。
すると先日、「Galaxy Notes」を起動すると案内が。9月9日に配信されたアップデートで「Galaxy Notes」の機能がアップデートされたようで、なんと私の願いが実現しておりました。
サムスンによれば、これは8月5日に発表された新しいGalaxy Note20シリーズから利用できる新機能だそうです。でも過去のモデルでも使えるということで、私のNote10+でも利用できているということのようです。やったね!
使うのに難しい操作は必要ありません。アプリを起動し、右上のクリップのアイコンから「音声録音ファイル」を選択。あとはペンでメモを書いていくだけです。メモ作成後に、書いた任意の文字をSペンでタップすると、その部分から再生できるようになります。これは「オーディオブックマーク」という機能だそうです。
これだけで、どれくらい仕事が効率的になるでしょうか。特に長いセミナーなどは、詳しい部分を聞き逃した箇所を一発で特定! なんてことも可能になります。
ちなみに録音された音声は、以前は1つのノートの中で録音するたびに別々の再生メニューが表示されていました。しかし、今回からは1つにまとめられ、どんどん追加されるスタイルになったようです。しかも1タップでうっかり削除してしまえるUIだったのですが、それもなくなり一安心。なお、この録音済みのオーディオだけを別途保存することもできます。
基本的に「音声付き手書きメモ」として使うことがほとんどの私としては、ノートを拡大して、小さい文字で書き込むことで広く使えることも評価したいところ。地味な変更点ですが、最初から拡大してかき込んでいくことで、縦横に広くメモを展開できるのです。手のひらサイズのホワイトボードのようなイメージで使うこともできるでしょう。
なお、実際にミーティングで使用したところ、私のNote10+では1時間ほど経過したところで、書いた手書き文字がカクカクになるという現象がありました。メモからの頭出しには問題なさそうですが、メモそのものの連続使用時間には限界がありそうです。
このほかにも、ひたすら1つページになっていたものが、入れ換え可能なページ単位になるなどページ構造が変わっていました。さらにPDFファイルをインポートしてその上に手書きで書き込みができるようになっていました。また、テキストやイメージの上に重ねて手書きで書き込みができるようになりました。
書くだけでなく、書き出しもパワーアップしたそうで、PowerPoint形式での書き出しもサポートしたようです。
願っていた機能がすべて実現していて嬉しい限り。ますます手放せなくなったのはいうまでもありません!