みんなのケータイ
「2画面」ならではのカメラ機能三選
2020年6月9日 06:00
前々回で、G8X ThinQは普通のスマートフォンと比べてもカメラ性能が高いという話をしましたが、2画面スマホのG8X ThinQは、1画面ではできないカメラ撮影も可能です。今回は意外に便利な2画面スマホを使った撮影機能を紹介します。
サブディスプレイをバリアングルに
G8X ThinQの2画面モードでカメラを起動した場合、通常はスマートフォン側にのみカメラの画面が表示されますが、カメラ上部のアイコンをタップすることで、ケース側のサブディスプレイにもカメラ画面を表示することができます。
一見すると「同じ画面が2つ見えてどうするんだ?」と思われるかもしれませんが実はこれが地味に便利。
サブディスプレイは角度を自由に変えられるため、サブディスプレイ側をバリアングルディスプレイのように活用できるため、被写体を真上から撮る、高いところの被写体を手を伸ばして撮る、という時に、画面を見ながら撮影することができます。
撮影した写真をすぐに確認
サブディスプレイはカメラだけでなくギャラリーを表示することもできます。ガジェットレビューなどに必要ないわゆる「ブツ撮り」だけでなく、観光や食事などプライベートで写真を何枚か撮る時も「いまの写真はちゃんと撮れたかな?」という確認を撮影しながら行なえます。
同じことを1画面でやろうとすると、マルチタスクを繰り返してカメラとギャラリーをいききする必要があり、微妙にストレスを感じてしまうことも。撮影と確認がまとめてできる2画面はストレスを感じず撮影に集中することができます。
被写体側でカメラの映りを確認
G8X ThinQのアウトカメラは、ケースをひっくり返すとケース部分がカメラを覆ってしまい撮影ができなくなってしまうのですが、インカメラなら当然ながら撮影が可能。しかもインカメラを使う場合、カメラの画面をサブディスプレイに表示しつつ、インカメラを被写体に向けることで、被写体がカメラの映りを確認しながら撮影することができるようになります。
アウトカメラはメインカメラが1200万画素、超広角が1300万画素に対して、インカメラは3200万画素と画素数だけで見れば圧倒的に上。ズーム機能こそ使えないものの、被写体に合わせて写真を自動で補正してくれるAI機能もそのまま使えるので、メインカメラに勝るとも劣らない写真がインカメラでも撮影できます。
カメラで撮ってもらう被写体側としても、自分がどのように映っているかを確認してポーズが撮れるのが便利。また、小さい子供を撮影するときも、「自分が映っている」画面を見せることでカメラを見てくれていい写真が撮れる、という隠れた効果もあります。
カメラ性能そのものが非常に高く、2画面を活用することで1画面ではできない撮影が実現できるG8X ThinQ。5GモデルとしてNTTドコモやソフトバンクから新騎手も出たことで2画面人口がじわじわと広がっていることをうれしく思いつつ、これからも勝手に2画面エヴァンジェリストとして2画面の良さをアピールしていきたいと思います。