みんなのケータイ

ようやくゲットした「Galaxy S20 5G SC-51A」、光学ズームはなくなったけれど……

「Galaxy S20 5G SC-51A」

 前回のみんなのケータイに「Galaxy S20 5G SC-51A」をドコモオンラインショップで予約したことを書いてから、しばらく受け取れない状況が続いていたのですが、4月に入ってようやく端末の受け取りに成功しました。

 契約自体は済んでいたものの、受け取りのタイミングに苦労したということもあり、3月中の5Gデビューを果たすという願いは残念ながら叶いませんでしたが、5Gはキャリアによらず利用できるエリアがまだ限られている状況です。

 まだまだ日常的にどこでも使えるといったモノではないので、5Gを体験するには最寄りの基地局にお伺いし、電波を浴びさせていただくといった手順が必要な状況です。エリア展開については今後に期待するとして、しばらくは5Gギガホの文字通りの使い放題を活用したいと思います。

Galaxy S20 5G SC-51Aのカメラを試してみた

 今回は5Gではなく、より日常的に使うであろうカメラを試してみました。

 Galaxy S20のカメラはアウトカメラが約1200万画素(超広角)+約1200万画素(広角)+約6400万画素(望遠)のトリプルカメラで、インカメラは約1000万画素のものが搭載されています。

 メインカメラの構成をよく見てみると、広角レンズの画角は約79度、望遠レンズの画角は約76度とほぼ同じ。Galaxy S20でズーム撮影する時は6400万画素カメラで得られる画像の中心部を切り出すという、いわゆる画質の劣化しないデジタルズームを利用したハイブリッドズームに変更されました。前モデルのGalaxy S10と異なり、光学ズームがなくなってしまったため、この点だけが少し残念に感じました。

ズーム倍率変更ボタンは0.5倍、1.0倍、3.0倍の3つが用意され、いずれかを選択すると他の倍率も選べるようになる。もちろんピンチイン・アウトで滑らかに倍率を変更することもできる
20倍以上にすると画面の隅にどこを写しているかがわかりやすく表示される。ただズームは10倍くらいまでが実用範囲という印象

 とはいえ、実際に撮影してみると、特に編集せずそのまま共有しても問題ないと思える仕上がりなのは変わらず、いつものGalaxyだなという安心感を感じられるものでした。なお、以下の作例は親類宅(誰も住んでいない)に用事があり、その近所で撮影したものです。ナイトモードの仕上がりはGalaxy S10とは少し違った印象を持ちましたが、暗部を明るく写すという点では基本的に満足です。

標準状態で撮影
超広角(0.5倍)で撮影
標準状態で撮影
ナイトモードで撮影

 電池の持ちについてはGalaxy S10よりもかなり持つ印象です。バッテリー容量が増えているので当然といえば当然ですが、外出中に充電する機会が減ることは間違いなさそうです。しばらくは遠出する機会もなさそうなので、外出や外食を気軽にできるようになったらいろいろな場所で撮影してみたいところです。