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韓国のダイソーで出会った200円の保護フィルムを試す

【Galaxy S10】

 筆者の所有する「Galaxy S10」、保護フィルムは出荷時のものを購入時から使い続けていたのですが、しばらく使っているうちに端っこの方からだんだんと剥がれはじめてしまいました。最近では指が浮いたフィルムに引っかかってしまったりと、見た目も操作感も悪くなってきたので、フィルムを貼り替えることにしました。

Galaxy S10の出荷時から貼り付けられているフィルムが剥がれてきてしまうようになった

 Galaxy S10では、はじめから保護フィルムが貼り付けられていることはよく知られていますが、販売されている純正の保護フィルムと同じものが貼り付けられているため、最初にどの保護フィルムを買うか悩むことなく使用を開始できるのは地味に嬉しいところです。

 とはいっても、フィルムは使い続けていると指の滑りが悪くなったり、剥がれてきてしまったりすることが当然あるので、フィルムを貼り替える機会がやがて訪れてきます。

韓国のダイソーで2000ウォン(約200円)で購入してきた保護フィルムのパッケージ

 次に貼り替えるなら純正のフィルムを使おうとずっと思っていたのですが、以前韓国でダイソーに立ち寄った際に購入していたGalaxy S10用の保護フィルムを試してみることにしました。

 韓国のダイソーで販売されている保護フィルムの価格は2000ウォンで、日本円では約200円です。日本国内の100円ショップで販売されているようなスマートフォン向けアクセサリーはほとんどiPhone向けですが、韓国の100円ショップではさすが韓国といいますか、Galaxyシリーズに対応するアクセサリーも大量にラインアップされています。

韓国のダイソーのスマートフォンアクセサリーコーナーのようす

 200円程度で買えるこのフィルム、カーブした画面にもしっかり貼り付けられるTPU素材を採用しており、画面内の指紋認証にも対応するというので驚きです。Galaxy S10向けの保護ガラスは販売されていませんでしたが、そのほかのGalaxyの曲面ディスプレイに対応する保護ガラスは5000ウォンと、500円ほどで買えてしまうので、とりあえず試しに買ってみるかと手を出して失敗してもほとんど痛手にならないのは嬉しいですね。

パッケージ内容は一般的

 パッケージ内容は保護フィルムとクリーニングクロス、プラスチックカードと一般的。カメラ部分はしっかりくり抜かれていますが、純正のものよりは直径が少しだけ大きいように感じられます。

 大まかな位置決め後、貼り付け作業を進めます。フィルムがやわらかいので、気泡を押し出す際に力を加えすぎるとフィルム自体が伸びてしまう場合があり注意が必要です。

位置を合わせてみた。サイズはピッタリ
貼り付け完了。気泡は少しならしばらくすれば抜けていく。わざと明るく撮影したので、フィルムの厚みや手触りが予想できるのではないでしょうか

 純正のフィルムと比べると、ダイソーの保護フィルムはかなりラバー感があり、指紋も目立ちやすい印象です。安いので仕方がないと言ってしまえばそれまでなのですが、指紋認証は問題なく動作するので、次のフィルムを買うまでの繋ぎなど、画面を一時的に保護しておく分には十分実用できるように感じられます。

日本人だらけとしてよく知られている明洞(ミョンドン)駅のそばにもダイソーが。8階建てで大きいのだが、5階までしか営業していなかった

 ちなみに、韓国のダイソーでもUSBケーブルや変換アダプター、スマートフォンスタンドといったアクセサリーなど、売られているものは日本と大きく違いがありません。また、商品の価格帯も日本とほとんど変わらず100~500円相当で購入できますが、100円相当を超える商品の割合が日本よりも少し多いように感じられました。

スマートフォンアクセサリーはかなり充実している
日本のダイソーで販売されているものも

 たとえば、韓国企業として知られるアイリバー製のType-Cケーブルが2000ウォンで購入できたり、エレコム製のOTG対応Type-C変換コネクターが3000ウォンで購入できたりと、有名ブランド名を冠した商品が多く販売されており購入後も比較的安心して使えそうです。

 韓国で購入した200円相当の保護フィルムの出来は値段なりでしたが、韓国のダイソーはどこの店舗も品数が比較的豊富で価格も日本とあまり変わらないため負担なくショッピングを楽しめるのではないでしょうか。現地でしか見られないスマートフォングッズも多いので、ご当地グッズとして買って帰るのもいいかもしれません。