みんなのケータイ

クラウドファンディングな紫外線クリーナーで、年末のスマホ大掃除に着手

【iPhone 11 Pro】

 師走の忙しい最中、よりにもよってインフルエンザに罹ってしまいました。幸いにも処方された薬がよく効いて熱はすぐに下がったのですが、結果的に一週間ほどお休みをいただくことになりました。

 お休みの最終日には布団を干したり、シーツを洗濯したり、いろいろと触れたものをアルコールで拭いて除菌したりと、部屋にこもったウイルスを駆逐すべく大掃除を敢行。ようやくさっぱりすっきりしたので、その様子をSNSに投稿しようとiPhone 11 Proのフリップカバーを開いたら、そこには指紋でベッタベタのディスプレイがありました。

 そういえばスマホのディスプレイって雑菌の温床だっていうよなぁと思いつつ、いつも箱買いしている個包装のメガネ&スマホクリーナーで拭いてみたのですが、ディスプレイから指紋は消えたものの、これで本当に菌を排除できたのかちょっと不安が残ります。かといって除菌クリーナーやアルコールでゴシゴシ拭くのは、表面のコーティングを傷めそう。こういうときは、石けんで丸洗いできるスマホがうらやましく思えますね。

スマホをセットしてフタを閉じるだけ。Galaxy Note 10+も余裕で入るゆとりのサイズです

 そうこう考えるうち、そもそも拭くのはディスプレイだけでいいのかとか、複数台あるほかのスマホはどうかなどといろいろ気になってきて「ムキーッ」となり、この際持っているスマホをみんなまとめて、クリーニングすることにしました。その手段としてこの機会に試してみることにしたのが、以前クラウドファンディングで支援し、届いたものの放置したままになっていた「PHONESOAP」という製品。石けんで丸洗いできないスマホも、特殊な紫外線(UVC)を照射することで除菌(不活化)できるとうたうガジェットです。

 使い方は簡単で、ACアダプターをコンセントにつないで中にスマホをセットし、フタを閉じて10分待つだけ。中では特殊な紫外線が前面、背面、側面にむらなく照射され、99.9%除菌ができるとのこと。USB-AとUSB-type Cのコネクタも備えていて、除菌しつつスマホを充電できるようにもなっています。早速iPhone 11 Proを投入してみましたが、フタを閉じると青いランプがついて、消えたら終了というあっけなさ。終了後、取り出してみても、同時に充電をしていた場合は別として、ほんのり温かくなってるなんてことも一切ありません。

ケーブルを通せる仕様になっていて、クリーニングしながら充電することもできます

 誤って光が目に入らないようにとの配慮でしょうが、途中でフタを開けたらその瞬間に切れるしくみなので、紫外線が照射されている様子も目視では確認できません。

フタを閉じるとランプが灯って紫外線が照射されます。残念ながらその様子を目視で確認することはできません

 残念ながら手元に菌を検査できるようなキットもないので、本当にきれいになっているのかどうかは確認しようがないのですが、それでも気持ち的にはかなりすっきりすることができます。今後はクリーナーで表面の指紋などを落としつつ、「PHONESOAP」で除菌することで二重の安心感が得られそう。この冬は、帰宅したらうがい、手洗い、PHONESOAPを習慣にしたいと思います。

背面にはUSB-AとUSB-type Cのコネクタがあり、ここにケーブルを挿してスマホを充電することができます。