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「Pixel 3 XL」のタイムラプスで花火を撮影してみました

【Pixel 3 XL】

 夏の風物詩と言えば花火。グーグルのAI技術がふんだんに盛り込まれた「Pixel 3 XL」を使う筆者にとって、花火もまた、撮りたかった被写体のひとつです。

Pixel 3 XLのカメラ(標準モード)で撮った花火

 と、撮った写真をお見せするのはさておき、今回、筆者が試したのはタイムラプスでの撮影です。撮影するときには、それなりに時間を掛けつつも、観るときにはほんのわずかな時間で終わってしまう、早回しの動画を撮影する機能です。

 個人的には、空や、人・車の動きを撮影して楽しむといった使い方が多いのかな? と思っていたタイムラプス撮影。実はこれまで他のスマートフォンやデジタルカメラを含め、ほとんど使ったことがありませんでした。

 ところが、この8月、花火を鑑賞中、ふと思い出したのです。今春、「Pixel 3 XL」のカメラにタイムラプス機能が追加されていたことを。

【Pixel 3 XLのタイムラプスで撮影】

 というわけで、それまで使っていた静止画撮影から、「その他」→「タイムラプス」を選んで録画をスタート。画面上には、通常速度のほか、5倍(50秒の撮影→10秒の再生)、10倍(100秒→10秒)、30倍(5分→10秒)、120倍(20分→10秒)と速度を選べるボタンが表示されています。

 1時間半(90分)の花火大会を1分足らずで観てみたい気持ちも多少ありましたが、手持ちでしたので、肉体的な限界を考え、5倍(50秒→10秒)を選び、いざ撮影スタート。2分ほどの撮影で、およそ25秒の花火動画を作ってみたのです。

 鑑賞してみると、キビキビと打ち上がり、あっさりと散っていく花火の姿は、これまで観たことのなかったもの。これは面白い! と感じる一方、花火の魅力でもあるはかなさや風情が失われたようにも思えるかも……。

 ちなみに手持ちでの撮影でしたが、大きな手ブレは感じさせません。Pixel 3シリーズのカメラ機能については、主に静止画撮影でAI技術が駆使されているとの説明でしたが、グーグルが公開した「Pixel」のヘルプページでは、タイムラプス撮影でもきちんと手ブレ補正が効くとのことで、歩きながらでも大丈夫と太鼓判を押してくれています。花火だけではなく、普段からいろんな場面で撮ってみて、より面白い動画にちょっとチャレンジしたくなりました。