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満を持して「マイルで投資」を始める。1週間で増えた資産額を大公開!
【LG V30+ L-01K】
2019年4月29日 06:00
“おつり投資”で気軽に投資を始められるとして話題の「トラノコ」アプリ。2019年2月からはANAのマイルを投資に回すことができる「マイルで投資」というサービスもスタートした。筆者の場合、あまり使う機会がなくて有効期限切れ待ったなしのマイルも多い。ものは試し、チャレンジしてみようではないか、と思ったのだった。
トラノコというアプリ自体を利用するのも初めてなので、利用申し込みからスタートする。のだが、最初に言っておくと、必要な入力事項は1時間もあれば埋められるとはいえ、郵送されてくる情報を後から入力する必要もあり、覚悟を決めてかからないと「面倒だから後回しにしよ」となって、いつまでたっても投資ができずお金持ちになれないことになる。
なにしろ筆者は2月22日に申し込んでから、最短で作業しても実際に運用開始となったのは4月13日。2カ月近くかかってようやくなのだ。途中でぐずぐずしていると永遠に貧乏だ。なので、個人情報の入力、特定口座開設の届け出、マイナンバーと本人確認書類(免許証など)の送信はサクッとやってしまおう。それから1週間ほどで、利用開始登録を完了させるのに必要な情報が郵送されてくるので、それまでの間にファンドの選択、口座情報の登録、クレジットカード登録を済ませておく。
「おつりデータ取得設定」というものもあるが、これは、「マネーフォワード」や「Zaim」「Moneytree」、あるいはトラノコ独自の会計サービスとの連携を設定するもの。“おつり”で投資をするには、これらのうちどれかのサービスにも登録して、そのサービスで銀行口座やクレジットカードとの連携も行なっておく必要がある。
それらを完了し、最後に郵送されてきた情報を登録したら、すぐに投資して運用益でウッハウハ……かというとそんなに甘くない。筆者の場合はさきほども言ったようにそこから1カ月半くらい待たされて、やっと運用開始となった。もちろん、それまでの間に投資資金となる「おつり」や「マイル」を選択する作業は可能だ。
マイルを投資に回す場合は、1回あたり1000マイル固定。その1000マイルは500円に換算される。0.5倍というのはなかなかにしびれる換算率だ。やはり期限切れ間近の1000マイルを余らせている時に使うのがいいだろう。あと、マイル投資は1カ月に1000マイルまでという上限も設定されていて、「数十万マイル余ってるから一気にツッコむ」なんてことはできないので注意したい。あくまでも“おつり投資”なのである。
メインとなる「おつり」の投資についても説明しておこう。これは、さきほど説明した「おつりデータ取得設定」で連携して得られた支出情報をもとに、その個別の支出から最大500円までの“おつり”分を投資に回すことができるというもの。たとえば「108円のものを購入した」データがあったら、「500-108円」つまり「392円」を投資できる。
一覧に表示されるそれら“おつり”を好きなだけ選択して投資していく。あまりにもどんどん選べてしまうので、「おや?このお金の出所はどこなんだ?」と思ってしまうが、結局のところその金額分は最初に登録した銀行口座からあるタイミングで引き落とされるので、「ヒャッホー!選び放題だぜ!」なんてやってるとあとで泣きを見ることになる。投資しても良い金額分だけを選ぼう。もちろん、“おつり”とは関係なく、自分で指定した金額を投資することも可能だ。
そんなわけで4月13日から運用が始まった筆者の残高は、1週間でどうなったのか。恐る恐るの1605円という超少額投資からだったのもあるが、4月19日時点で「+1円」、実に「0.06%」の上げ幅という幸先の良いスタートを切った。泣ける。まあしかし、もし1億円投資していれば6万円ものプラスになっていたわけだから、夢がある。むしろ夢でしかない。さ、働くか。