みんなのケータイ

ダイヤが乱れたときには公式アプリ

 日ごろから公共交通機関をよく使う筆者は、自身の端末に複数社の公式アプリをインストールしています。

 普段は乗り換え案内のアプリケーションでルートの検索を行うことができますが、ダイヤが乱れたときなどは時刻表が当てにならないということも多くなってしまいます。

 公式アプリは各社がこぞって配信していますが、なかでも小田急の公式アプリには配信開始時にちょっとだけ話題となった機能があります。

小田急アプリ(Android版)

 それは「行先表示LIVE!」というもので、新宿駅だけでの提供となりますが、駅に設置されている発車時刻を表示する電光掲示板の画像を表示するというものです。

 新宿駅は始発駅なので、優等列車に確実に着席したいという場合はホームで電車が到着するのを待つことが多く、どのホームの列車が先に発車するのかというのは重要なポイントです。

 ダイヤの乱れていないときは、乗り換え案内アプリの時刻表機能などでも発車番線を知ることもできますが、ダイヤが乱れていると、たとえば発車順番が入れ替わったり、一部の列車が間引かれ、運転取りやめになったりと、時刻表の並び順どおりに列車が発車しないことがあります。

 そんなときに「行先表示LIVE!」機能を使用すれば、わざわざ駅で電光掲示板の設置されている場所に戻ることなくどの列車が先に発車するのかを確かめることができます。

一見、時刻通り正しい順番で並んでいるようには見えますが、21時2分の唐木田行きは運転取りやめになり、電光掲示板に表示されていません。

 なんでこんなものが用意されているのか、とはじめは疑問に思ったのですが、実際にダイヤが乱れているときに使ってみると、確かに役に立つ機能だと感じました。