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Find Xの高画素インカメラで自撮りに挑戦してみたが……

【OPPO Find X】

「写真」モードで「AI」をオンにして撮影。肌目が補正されて、実際よりもキレイに写る

 OPPOのスマホは、インカメラの性能が高く、きれいに自撮りできることをセールスポイントとしています。Find Xのインカメラは有効画素数が2500万画素。顔の特徴をAIに分析するビューティーモードを備え、さらに“3Dライティング技術”によって、背景をぼかすことも可能。「A.I.インテリジェント3Dカメラ」という、すごい名前が付いています。これは、使わないともったいないですよね?

 というわけで、筆者はそもそも自撮りを楽しむ趣味はないのですが、旅行先などで、なるべく撮ってみるようにしました。まずは、自撮りの作例をご覧ください。

夜間に「AI」をオンにして撮影。背景はやや白飛び気味になったが、顔は明るく撮れた
「ポートレート」モードで撮影。背景がぼけて、自分が際立つ写真になった
「ポートレート」モードは、好みの3Dライティング効果を選んで撮影できる。撮影後に効果を変更することも可能
夜間に「ポートレート」モードで撮影。バランスよい明るさで撮れたように思う

 カメラの画質を見てもらうためとはいえ、自分の顔を晒すのは気持ちいいものではありませんね。というか、ほとんどカメラ目線になっていないし、表情は固いし、つくづく自撮りって難しいなぁと思います。Find Xのインカメラはものすごくいいカメラのはずなのですが、僕の写真では伝わらないですよね? そこで、若い部下にも撮ってもらいました。

「AI」オフで撮影。オートでも十分きれいに撮れる
「AI」をオンにすると、肌がよく明るく写り、肌理も整った
「AI」オフで撮影
「AI」をオンにすると、肌の荒れた部分などが補正された。被写体が男性であることを認識し、自然は肌色をキープ

 こうして見ると、AIによるビューティ補正は、やりすぎ感がなく、非常に実用的な印象です。複数人で撮っても、人それぞれを補正してくれるのか? それも試してみました。

「AI」オフで撮影
「AI」をオンにすると3人全員の顔が補正された
「カスタム美化」の設定画面

 なお、Find Xのインカメラには「カスタム美化」といって、自分の顔を3Dカメラでスキャンし、顔の輪郭や目の大きさ、鼻の高さなど、手動でビューティ補正の度合いを設定できる機能もあります。

 自撮りに慣れた女性が、この機能を使えば、おそらく理想的な顔が作れるのだろうと思います。ですが、筆者が試してみたところ、ここには載せられないような、宇宙人みたいな奇怪な顔になってしまいました。

 Find Xの「A.I.インテリジェント3Dカメラ」は、素晴らしいカメラだと思います。きっとそうです。そうに違いないです。が、筆者には使いこなせません(汗)。というよりも、おっさんは自撮りをする必要はないでしょう。自分で見ても楽しくはないし、見せる人もいないし、見らせられても困るでしょうし(笑)。実際、最近はインカメラは顔認証にしか使っていません。

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