みんなのケータイ
マンガアプリが充実しすぎていて困る
2018年12月10日 06:00
最近、マンガアプリにハマっている。自分でも問題があると思ってしまうくらい使っている。無限に時間が潰せる。もう自ら使用を制限せざるを得ないくらいだ。それだけマンガアプリが充実している。
家ではiPad mini 4をほぼ電子書籍用とし、寝床において寝しなにダラダラとマンガを読むのに使っている。iPad miniの画面サイズはマンガを1ページ単位で表示するのにちょうどよく、本体サイズ・重量もギリギリ片手持ちしやすいコンパクトさだ。プロセッサは2014年のApple A8とやや時代遅れだが(いまだに現行モデル扱いなのは問題があるとすら思う)、電子書籍用途であればそれほどストレスは感じない。
筆者はKindle Oasisも持っていて、Kindleで買った書籍はそちらで読んでいる。しかしスマホ・タブレット向けのマンガアプリはKindle Oasisでは読めないので、iPad mini 4を使うことの方が多い。そのくらい、スマホ・タブレット向けのマンガアプリが充実している。充実しすぎている。
筆者のマンガライフを大きく変えたのは、今春リリースされた講談社のアプリ「コミックDAYS」だ。筆者はもともと月刊の「アフタヌーン」と週刊の「モーニング」も読んでいたのだが、コミックDAYSでは両誌の最新号を月額720円で読める。デジタル版と紙版では掲載作品などに一部違いがあるようだが、それでもアフタヌーンだけでも毎月700円、モーニングは毎週370円だったところが月額720円になるのは、かなりお得なサービスである。
そしてコミックDAYSの月額720円プランだと、ほかにも「ヤングマガジン」「イブニング」「Kiss」「BELOVE」が読める。おかげで、筆者はもともと読んでいなかったヤンマガとイブニングも、コミックDAYSを使うようになってから毎号読むようになってしまった。
さらに最近追加された月額960円の上位プランに切り替えると、先の6誌に加え、週刊少年マガジンなどの7誌が読めるようになる。筆者はこれ以上は読み切れないので、上位プランは契約していないが、「good!アフタヌーン」や「別冊少年マガジン」あたりがラインナップに追加されたら危険である(饅頭怖い理論)。
あとコミックDAYSにはオリジナル新作・旧作リバイバルの無料掲載もあり、こちらも楽しみにしていたりする。最初の数話と最新話だけを曜日ごとに無料連載していて、気に入った人はコミックスを買ってね、というスタイルだ。最近はこのスタイルの無料マンガサービスを出版社自身がWebサイトやスマホアプリでやることが多い。
集英社系のアプリでは、「ジャンプ+」を読んでいる。「週刊少年ジャンプ」を月額900円で定期購読できるアプリでもあるが、それだけでなく、オリジナル作品やリバイバル作品が最新話だけ無料公開する形で連載されている。筆者は定期購読プランは購入していないが、無料連載だけで、それぞれの曜日ごとに1〜3作品くらい読んでいる。オリジナル作品は質・量ともに無料とは思えないくらい充実している。
小学館系では「マンガワン」を読んでいる。こちらは最新話無料タイプではなく、12時間ごとに4話分のポイントが回復し、それを消費してエピソードごとに読んでいく、ポイント消費タイプだ。裏サンデーなどからのオリジナル新作も読み応えがある作品が多く、リバイバル連載も渋い名作がチョイスされていて、こちらでも曜日ごとに1〜3作品くらい読んでいる。
出版社系以外のマンガアプリだと、「ニコニコ漫画」も読んでいる。ニコニコのドワンゴと言えばカドカワグループだが、こちらではカドカワ系に限らず、さまざまな出版社のマンガが公開されている。最新話無料掲載のスタイルで、連載されている作品数が多いので、読もうと思えばいくらでも時間が潰せてしまう。
ほかにもスマートフォン・タブレット向けのマンガアプリは、ここでは紹介しきれないくらいたくさんある。探せばどんどん新しいマンガアプリが見つかり、読みたい名作や自分の好みに合った新作が見つけられる。危険だ。いくらでも時間が潰せる。あまりに危険すぎる。
あまりに危険なので新しいマンガアプリを開拓しないようにしている……のだが、この記事を書くためにApp Storeを検索して小学館の「サンデーうぇぶり」を見つけてしまった。こちらはサンデー系に特化した内容で、同じ小学館系アプリでもマンガワンとはだいぶ違う。無料連載もそこそこあるので、これはまた読み応えがありそうだ……あぁ、また読むモノが増えてしまう!